ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ホーム > コミュニティ > 学問、研究 > ニコラウス・クザーヌス > トピック一覧 > 何故、今、ニコラウス・クザーヌ...

ニコラウス・クザーヌスコミュの何故、今、ニコラウス・クザーヌスなのか?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コミュ内全体

まず実存哲学者のカール・ヤスパース(Karl Jaspers)はクザーヌスを重視していた。

また仏教学者の故河波昌先生はクザーヌスを重視しておられ、仏教学者でありながらクザーヌス学会の理事を務めておられた。そして河波先生は日本ヤスパース協会の理事でもあられた。

仏教学者の河波先生がクザーヌスを重視しているのに(仏教徒のお弟子ならともかく)キリスト信徒の弟子であるわたくし耶蘇善財が読んでいないのでは河波先生の衣鉢を受け継ぐことはできないだろうと考え、将来読もうと決めた。
だからラテン語の勉強を始めた。今は文法を学んでいる段階である。


河波昌先生が仏教学の講演で言っておられた台詞の中に、
「西洋近代はクザーヌスからやらないと分からない。デカルトからでは分からない」
というものがあったのを覚えている。

またあるときは、

「あなた方若い人たちはヤスパースと言っても、カントとかキェルケゴールとかそういうところばっかりで、プローティヌスとか(恐らくクザーヌスも=耶蘇善財註)そういうところからちゃんとやってないでしょ?」
と言われたこともある。
決して忘れてはならないと思って時々思い出しては反芻することにしている。

さあ、クザーヌスについて知っていることを語り合いましょう。
だれも書かないとそのうち私一人の勉強用メモの場と化してしまうかもしれません。

コメント(4)

ヤスパースやプロティノスは少しかじったことがあるけれど、ニコラウス・クザーヌスはまったく読んだことがありません。
とっつき易い著書はどれでしょうか。
>>[1]
先ずは哲学史で概観してから、次に概説書を読まれるのが良いのでしょうけど、クザーヌス自身の著作としては、とっつきやすいかどうかは兎も角、やはり日本語の翻訳の入手が容易な、
・『学識ある無知について』平凡社ライブラリー、1994年。と、
・『神を観ることについて(他二遍)』岩波文庫、2001年。
と言うことになりましょうか。

つまりこれらを読みやすくするために概説書を何冊か読むと。
特にヤスパースは、"Die großen Philosophen"(『大哲学者たち』)という著作の中で何人もの思想史上の著名な人物の「その人と思想」を書いていますので、そういったものは参考になるかと思います。その中には河波先生が重視なさったPlotin(プローティヌス)も含まれていますよ。

ただ急いで付け加えますと、ヤスパースの『ニコラウス・クザーヌス』は確かに理想社のヤスパース選集には収録されていますが、出典は『大哲学者たち」ではなく、Karl Jaspers : Nikolaus Cusanus, Pieper, München,1964.という単体の本になっているようです。まぁ概説書ですから翻訳で読んでも良いんですけど。論文にでも引用する時は別ですが。
>>[2]

丁寧にお手ほどきいただきまして、どうもありがとうございます。
最初の1冊をどういうものにするか、少し考えてみます。
古代と近世は中世という媒介が無ければつながらない道理です。ところがいわゆる「暗黒の中世」観というのは本家ヨーロッパでも戦前までは広く行き渡っていたようです。エチエンヌ・ジルソンの「カトリック哲学」などによってようやく研究が盛んになったようです。

わたしは西欧政治思想における「個人」概念のルーツを追跡する中で、八木雄二『「ただ一人」生きる思想』などで中世哲学の重要性を教えられました。この本によりますと、ハイデガーの実存哲学は近世哲学に対してスコラ哲学の復権を企てるものだそうです。デカルトにしても神学に忠実なのは言うまでもないわけで、八木先生もそう書いておられます。
上記ジルソンの初期の研究でも、<デカルトの定立した概念がいかに中世に定立された概念に依拠しているかを文献を詳細に比較して分析した『スコラ哲学=デカルト哲学索引』 (Index scolastico-cartésien) >(Wikipedia)があるそうです。

さてクザーヌスですが。
15世紀なんで中世末期に属します。ジルソンの『中世哲学史』は14世紀のマイスター・エックハルトまでで、クザーヌスは取り上げられていません。
わたしは「無限半径の円は直線と一致する」という話に魅かれてちょっと読んだことがある程度です。
「対立の一致」はヘーゲルを連想させます。ソ連派(スターリン主義?)の哲学者・岩崎允胤が『知ある無知』を訳してる(共訳)のは知ってましたが、おそらくそういう関心からか、と思わせます。

いまちょっと調べだんですが、Wikipedia「マイスター・エックハルト」によれば、エックハルトの影響を受けている思想家としてクザーヌスとヘーゲルが挙げてあります。その辺手がかりになりそうです。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ニコラウス・クザーヌス 更新情報

ニコラウス・クザーヌスのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。