第２１回ふみまろ歌会★OｎLineコミュの⑫髪色を少し落とした宿題の提出先はもうないのにね

よろしくお願いいたします。

コメント(14)

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みやまさんの疑問を読んで、
違う風に感じました。

髪色を少し落とす＝黒っぽく落ち着く＝大人っぽくなると読んだので。

だから、優等生にならなくていいのに、何故かきちんと宿題を提出しようとする自分がいる。みたいに感じた。

わたしは｢少し｣が難しいです。

髪色を具体的にというのは、
面白いかもしれませんね。

[8] mixiユーザー 06月04日 13:21

「夏休み」の言葉がなくてもじゅうぶんに夏の終わりを連想できるお歌だと思いました。

自分には２通り読めました。
ひとつは、主体はもう学生ではない大人の女性なのだけれど、夏の終わりに髪色を落としたことで、学生時代に想いを馳せている。

もうひとつの読みは、学校を退学してしまい後悔している。
卒業なのか退学なのかでは意味がまったく違ってしまいますが、「～もうないのにね」の「ね」がどことなく寂しそうで、退学読みもありかなと思いました。

[9] mixiユーザー 06月04日 23:04

髪色を少し落とした宿題の提出先はもうないのにね

みなさんおっしゃるように、宿題の提出先とは学校のことでしょう。もう卒業あるいは退学してしまったから、髪色を落とす必要はないのにそうした。この歌の心情はおそらく、学校を懐かしんでいるということではないかと思います。

髪色を落とすのは夏休みが終わって新学期が始まるから？
冬休みや春休みでは短すぎて髪を染めるまではいかない？

この歌の表現だけで夏を表すには少し弱いかなという気がします。

そもそも「宿題の提出先」という表現、これはおそらく作者としては、上手い表現ができたと思ってらっしゃるかもしれないけれど、私に言わせれば回りくどいですね。

また、最後の終助詞「ね」ですが、これは他人に対して共感を求める時などに使う語です。
ということは、ここには髪色を落とした主体以外の第三者がいるはずです。

誰なの？？わかりません。

私はこの「ね」の使い方にはあまり賛同しかねます。9番の歌にも「ね」がありますが、こちらは相手がいて物語が立ち上がると思うので、これは成功していると思います。この二首の「ね」を比べてごらんになるといいと思いますよ。

[11] mixiユーザー 06月05日 19:59

髪色を少し落とした宿題の提出先はもうないのにね

ひとりごとでもわりと私は「のにね」「ね」と言うほうかもしれません、自分の母もそんな感じだったなと思いますが、これはどうでもいいのですが。
でも、ひとりごとで「ね」を使うときも、何となく相手（特定の人ではない何か頼りになるものとか耳を傾けてくれるものとか）を想定して言っていますね。
なんとなく、客観的になりたいときに「ね」って言っている気がします（と、今気付きました）。

どこかがちょっと唐突な言葉のような気がしていたのですが
みなさんの評を読んでいてだんだん沁みて来ました。
宿題の提出先である先生のことを何となく好きだった、とか、
そういう淋しさも含まれているのかな。
ざわざわした思いや、かえれないせつなさを伝えるときの、「髪色」や「提出先」や「少し」という言葉の選び方が上手だと思います。
「宿題」が自分にとっては突飛な感じだったのかな。

[14] mixiユーザー 07月09日 00:32

遅ればせながらたくさんのコメントありがとうございました！
「夏」を入れずに「夏」を感じさせられたらなぁとぼんやり思っておりましたが、ぼんやりは伝わった様子(笑)

「ね」の使い方など、自分では気づかなかった点が見えてきました。

ありがとうございました☆

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