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日記マイミク♪コミュの祭りだ♪わっしょい♪

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コミュ内全体

企画イベントのトピックです
\(^_^)/


作品以外のコメントを禁止します。


載せても削除しちゃいます
(^ε^)


楽しいイベント参加者達の作品をお楽しみ下さい♪
(≧▽≦)ゞ


作品に対してのコメントは別トピックの『お祭りコメント箱』をお使い下さいね(=^▽^=)


イイね!はバンバン付けちゃって下さい♪


コメント(17)

『なりすまし』

act・1




…ん


…ふあぁ…眠うぅ…。


そか…。未来と昨日…ん〜と?…ああ、飲んでて…


「麻〜衣!ほら!もう起きて!」

「ん…。ん〜おはよ」







少し開けた窓。


昨晩の冷気がゆっくりとわたしを触わる。


ようやく開けた瞼の隙間からカーテンが少しはためく度、チラチラと陽が射して眩しい






「はい。お目覚めのクラムチャウダー」
「んゎ〜ありがと!さっすが我が友よ。分かってるぅ♪」




コミュで出逢った頃、ハンネで呼び合ってたのが懐かしいよ。


今や飲み友だもんなぁ






「麻衣。昨日の記憶ある?結構、飲んだでしょ?」

「…う〜ん正直、最後の方は…未来に何か言われたよね…?」




結局、未来んちに転がり込んだのは…まあ…分かる。


わたしの部屋と違って綺麗な部屋だしぃ

このベッドもふわふわだしぃ




「まっくさんがなりしましかも?ってコトだよ今日行くんでしょ?彼のトコ?」

「あ゛〜それか!ムリ、ム〜リ〜!つか未来、その悪趣味止めなよぉ」






普段は清楚系のエンジニア。裏の顔はハッカーなんて…聞いた時驚きまくった。

けどさぁ〜




「…行かない!急に押し掛けちゃ迷惑だもん!」




すると、未来はしたり顔で下から覗き込んで来た



「イイの?自分だけが、まっくさんの特別なマイミクだと思ってるでしょ?」

「ニッキーさん。知ってる?」

「…誰?」

「謎のもう一人のマイミクさん。プロフフォトなし。日記も呟きも誰かとのやり取りも無いの。」

「あるのはマイミクがまっくさんって事実と彼の紹介文」




初耳!!




「ちょっ、何それぇ?!聞いてない!」

「だから8ヵ月も付き合って聞いてないってコトも、逢ったコトすら無いのも変だって昨日言ったじゃない」

「だからって住所まで…!」

「今や、なりすましなんてゴロゴロ居るの!実際、彼が女か男かも分からないよ」




なりすましか…。


匿名性の強いmixiならではなのかなぁ?

人は結局、誰かや何かになりすましたいんじゃない?


そして。


わたしは何になりたいのだろう?






『好きなんでしょ?』


…ズルいよ未来。その言葉にわたしは逆らえない


好きはわたしの最後の砦。


天秤が行動へと傾く音が聞こえたー。


ACT2

車窓からは傾いた陽がチラチラと私の顔に射し込んだ。

ガタガタ揺れる車体は、この先の想像しても仕切れない、でも間違いなくやってくる現実。それに臨む私の心情を表しているかの様だった。


「ニッキーさんだっけ、捨てアカだったってオチとかじゃないの。」


射し込んでくる陽をかわす様に舞衣に顔を向けて聞いてみた。


SNSー

ソーシャル・ネットワーキング・シムテム。

2004年頃から普及したインターネット回線を使ったコミュニケーションツールだ。人はそこで言葉や写真を使って自身を表現し、人はそれを受け取る。人はそこで良くも悪くも繋がる。人はモニターを眺めるが、そのモニターの先には人がいるのだ。

誰でも簡単にアカウントを取得する事が出来、そして、簡単に捨てる事が出来る。

アカウントを取得したのは良いが、結局、何もやらずに放置してしまうケースは少なくない。

舞衣は携帯の画面に目を落としたまま私の問いかけに答えてくれた。


「うん。私も最初はそんなとこだと思って気にも留めなかったのよ。でもね。ほぼほぼ毎日ログインしてるの。21時くらいが多いみたい。」


あ…


そう言えば、まっくさんもその時間に活動してる事が多いかも。


そんな私の表情を漏らさず舞衣は読み取ったらしく


「ね。」


と、目配せしてくれた。


「19時くらいには最寄駅に到着よ。いくらなんでも帰っていきなりログインしたりしないだろうし、せっかくだから何か食べていこうよ。」

舞衣の言葉は明るかった。

そして、携帯の画面を私に見える様に傾けた。


食べログだった。

mixiじゃなかった。


昨日のお酒がまだ残っていた昼間は、何も食べる事が出来なかったので、それはちょっと楽しみだし、緊張もほぐれた気がした。


その途端にまるで、サブレーでも食べた後みたいに口の中が乾いている自分に気がついた。


その後は舞衣とは取り留めのない話しをしていた。


傾いた陽が地平線に消えた頃、私達は電車を降りた。

でも、私の心はガタゴト揺れていた。





ACT3

駅で未来と別れた私は、いつもの一本道を歩いている。
駅を降りてすぐにある帰り道にある少し長い一本道。

月が出始めてる時間の今。

この一本道の先は真っ暗だ。

人生にはいくつもの選択肢がある。
じゃないとこの一本道の先みたいに真っ暗だ。
そんな事を考えながら一本道を歩いていると後ろから声を掛けられる。

結途(ゆいと)「おーいexclamation ×2麻衣exclamation ×2
麻衣「結途exclamation & question

幼馴染の結途だった。
この男は私の弟的な存在だ。


私は結途と向き合い言い放つ。

麻衣「おーいお茶みたいな呼び方しないでexclamation ×2
結途「はexclamation & question普通に呼んだだけじゃんexclamation & question選ばれたのは綾鷹じゃんexclamation & question
麻衣「綾鷹は濁りないからねexclamation & questionあんたは濁りたっぷりだけどexclamation ×2
結途「全然濁ってねえよexclamation ×2老舗のプロ10人に聞いても俺は濁ってねえって言われるわexclamation ×2
麻衣「で?何?」
結途「お前に聞きたい事があるんだexclamation ×2
麻衣「何分?私、急いでんだけど。3分ならいいよ」
結途「ちょっexclamation & question3分って俺の扱いカップラーメンexclamation & question
麻衣「文句あんの?アイドルの握手会の剥がしみたいに10秒にする?」
結途「10秒って番宣かよexclamation & question
麻衣「はーい。後、2分43秒ね」
結途「ちょっexclamation & questionじゃあ、本題に入るわexclamation ×2全部で3つexclamation ×2
麻衣「なんか、仕事の報告みたいな言い方ね。先に用件の数言うなんて」
結途「その方が終わりが見えて聞いてくれるだろexclamation ×2じゃあ、一つ目exclamation ×2ここらへん、最近変質者でるから気をつけろよexclamation ×2
麻衣「変質者はあんたじゃないの?」
結途「ちげーよexclamation ×2クマのマスクを被った変質者が出てるって話」
麻衣「最近、流行りの雨の日に出るカエルマスクの男じゃないの?」
結途「ちがうわexclamation & question小栗旬主演で実写映画化されてるけど違うわexclamation ×2むしろ、俺が小栗旬になってカエル男と戦うわexclamation ×2
麻衣「無理exclamation ×2あんたと小栗旬じゃ天と地の差。で?二つ目は?」
結途「お、おう。最近、ライン返してくれないけど・・」
麻衣「既読はしてるでしょ?返すの面倒くさいから返してないだけ。残りの時間も短いし最後は?」
結途「これは、相談なんだけどさ。」
麻衣「相談?」
結途「幼馴染を好きになりましたexclamation ×2でも、その幼馴染には好きな人がいますexclamation ×2俺はどうすれば良いんだexclamation & question
麻衣「えっexclamation & question

人は、突然、選択肢を迫られた時にどうすれば良いのか分からなくなる。

この一本道のように選択肢が無ければ幸せなのかもしれないとこの瞬間の私は思った。
ACT4

心臓がまだバクバクしている。

タバコの煙を吐くのと一緒に、深いため息をつく。


もっと早く自分の気持ちに気づいていれば…


後悔ばかりが押し寄せてきた。


小さい頃から側で見てきたアイツが、恋をしていることはすぐにわかった。

止めようと思えばできたはずなのに、それをしなかったのはなぜなのか自分でもわからない。

俺には見せない顔をもっと知りたかったのか…


俺には決して見せない顔…


黙って去ればよかったのかもしれない。



……どっちが?



とにかく事は動き出した。

俺は軽蔑されるかもしれないが、もうどうにでもなれだ!



ふとスマホが光った。

相手は画面を見なくてもすぐに麻衣だとわかる。

そしてそれが俺あてではないことも。


俺は少し罪悪感を感じつつmixiを開いた。



時刻は9時過ぎ。


俺が別人になる時間だ。



『なりすまし』ACT7


肉処ノーエプロン

名前の通り肉専門店である。
アツアツの鉄板の上で豪快な油を飛ばしながら出てくる重厚なステーキが人気の店である。
焼き加減は全てシェフの気まぐれの為、レアが出てくるのか、ミディアムなのか、はたまたウェルダンなのか…



だがそれがいい



食べればわかる。どの焼き加減も絶品なのだ。

しかしながら飛んでくる油を気にしてエプロンを付ける神経質の方には少し入りづらい店である。

そしてここの店のもう一つの売りは食べ方を自分で選べる事にある。
各テーブルには様々な種類の調味料やソースが用意されている。
一般的なステーキソースからポン酢、醤油、わさび、シェフに頼めば大根おろしも別皿無料で出てくるのだ。


そんな店に今日も彼女は来ている。


???『うお!なんという事でしょう!肉っ!肉っ!肉っ!今日のお肉はロースにっくっ!本日の焼き加減は〜…』

慣れた手つきで重厚なロースステーキにメスをいれる。

切り口からほんのり赤いロースが彼女を出迎える

???『…おおお。み、み、ミディアムレアでは無いか…!外は茶色く健康的なボディ!中は社会を知らぬ初心(うぶ)なハート!まるで処女ではないかっ!しかしこの娘…中をパックリ開けられながらもジュージューと健康的な音を出しやがって、くくくこのドスケベ肉め!今私が貴様の初めてを奪ってやるぞっ!』

彼女は一口サイズに切ったロースステーキをソースをつけずに口へ運んだ。

???『んんまァァァァア!!口に入れた瞬間広がる肉の旨み!歯で噛むのが惜しいくらいの柔らかさ!それでいてしつこくない脂!貴様は本当にロースなのかっ!おい、答えるが良い!このっ!このっ!』

そのままの勢いでメスをすすめ二切れ用意し、塩に付け口へ、ニンニク醤油に付け口へ運ぶ

???『し、し、塩が!塩が旨みを引き立てるぅうううう!ニンニクが!ニンニクが初心なハートに野生の心を植え付けるぅうううう!』


???『んんまァァァァぁあい!!』


前途、このお肉好きな彼女こそが
mixi内ハンドルネーム『にっくー』こと
『牛飼 ミクニ』である。
歳は27歳未婚、周りが男に焦り結婚していく中彼女は肉に惚れ

『歳を取ると脂がしんどくなる。その前に世界の肉に出会うのだ。』

と迷言を残し、貯金を崩しながら旅をしている。

独自の切り口から肉専門のブログを書いている彼女は自らの日記を『肉記』と表し
今後、絶大な指示を遂げるのだがそれはまた別のお話。





そう、彼女は本作に全く関係の無い女性である。
そんな彼女の居る店の前に見慣れた女性が何やら考え事をしている。


麻衣である。


麻衣(はぁ〜なんでこんな事に…)


ーーー1ヶ月前ーーー


未来『マックとにっきーのなりすましの件だけど、勘違いだったわ。でもやっぱりマックはダメ。私が男紹介してやるから諦めな。』

麻衣『えっ!?どうしたの急に…男なんて別に欲して無いよ〜w』

未来『でも何もしなけりゃアンタ忘れないでしょ…』

麻衣さん『…え?どうしたの?』

未来『…なんでもなーい!実は私が男と遊びたいのよねー!でも2人きりだとなんかアレじゃない?だから麻衣ちゃんも来てくれたらなーって』

麻衣『もーう!それならそうと最初から言ってよねー!いきなりトーン低いからビックリしちゃった。』

未来の雰囲気に押され麻衣は誘いを了承した。


勿論、そんな話は未来の嘘である。
嘘をついてでも2人を、いやマックのマイミクほニッキーから離す理由があったのだ。


その後、未来は嘘を現実にする為に動き、今に至る


麻衣(はぁ〜、あった事も無い人といきなり合コンなんて不安だな〜)



未来『なーに暗い顔してんのよ!』

麻衣『わっ!ビックリした〜』

未来『お待たせ〜w』

白のタートルネックのセーターにベージュのジャケット、黒のパンツに赤いヒール

麻衣『わぁ〜未来、気合い入ってるねー』

未来『あったりまえじゃない!なんたって相手はあの東大の男の子よ!何がなんでもゲットしなきゃ!それに今日が成功すれば次はネズミーランドに行く約束まで取り付けてるのよ!…なのに…アンタは…また…』

白の毛糸のニット帽に白のトレーナー、茶色のダッフルコート、下は花柄のロングスカート

未来『夜中にコンビニ行くのとは違うのよ!全く…!』

麻衣『…えへへ。』

その後、作戦会議を行いながら待ち合わせ場所へと向かう2人


待ち合わせ場所で男と合流し、今宵の戦場へと足を運んだ。


席に着き、各々がドリンクを頼んだ後、男が仕切る

???『えー、今日は未来ちゃんどうもありがとう!まずは自己紹介だね!俺はジョージ!コイツはアキナ!小学校からずっと同じでそのまま2人で東大へ〜』

アキナ『そうそう!ジョージとアキナっつって長い付き合いで、もはや2人で1人よ!』


ガリ勉東大のイメージを振り払うような爽やかで地元じゃ負け知らずと言わんばかりの自己紹介に麻衣の緊張もほぐれた。


未来『凄い!仲良いんですね〜!私は未来でこの子が麻衣っ!私達はmixiで知り合って気付けば親友に〜』

麻衣『麻衣です!宜しくお願い致します!』


快調のスタートで始まった合コンは勢いを落とさぬまま続いていく



麻衣『凄いな〜東大。勉強でお忙しいのに今日はありがとうございます。』

ジョージ『そうでもないぜ〜。東大って言ってもやってる事は他の大学生と変わらないよ〜。』

アキナ『そうそう、ジョージなんて毎週末バイトしてるもんな!』

麻衣『えー!平日は学校で土日にバイトってお休み無いじゃないですかー!』

未来『ふふふ、麻衣ちゃん…聞いて驚きなさい!実はジョージ君は!あのネズミーランドでバイトしているのよ!』

麻衣『ええええ!あの夢の国!ネズミーランドで!あっ、だからネズミーランドなのか〜』

アキナ『え?なになに?ネズミーランドがどうしたの?』

麻衣は先程の未来が話した約束の話をした。

ジョージ『成功したらかー。そんなの無くても全然行くよー!そもそも成功って何を持ってして成功なんだよ〜』

麻衣『確かにっ!』

未来『ちょっと麻衣〜!』

麻衣達のテーブルは終始賑わっていた


アキナ『でもアレだな〜この4人で行くとなると寂しいな〜。ジョージのアレが見れないのは…』

未来『なになにっ?ジョージのアレって?』

アキナ『いやさーコイツ、園内ではブーさんの格好してるんだけど、それがまたコミカルで面白いのなんのw』

ジョージ『おいアキナ!恥ずいだろっ!』

麻衣『ブーさんってあのブーさん!?ハチミツ大好きな?』

ジョージ『ハーチミーツた〜べた〜いなぁ〜』

麻衣『うわっ凄い!本当にブーさんだ!』

ジョージ『ハッハッハ!まぁ、着ぐるみの中じゃ声は出さないけどね〜』

未来『え〜見てみたーい!ね!麻衣!今度2人で先に行っちゃおうよ!』

アキナ『はいはい!はい!それなら俺もついていくぅー!』

楽しい時間が過ぎるのは早く気が付けば23:00を回っていた。
麻衣『あっ!ヤバイ!もうこんな時間!未来!帰らなきゃ!』

未来『らーに言ってんろよ〜これから二軒目れしょ〜!』

麻衣『ダメだよ〜明日も仕事でしょ〜』

すっかり出来上がった未来に呆れながらも連れ帰ろうとする麻衣。

未来『らーんねんれした〜。らしたは未来ちゃんは有給をろっているのれす!』

アキナ『ははは、麻衣ちゃん明日仕事なら後は任せて先帰っていいよ。未来ちゃんは責任持ってちゃんと面倒みるから』

麻衣『えーでも…』

ジョージ『俺も明日は朝から学校だから、アキナあと任せていい?』

アキナ『いいよいいよ。気を付けてね。ちゃんと麻衣ちゃん送ってあげろよ!』

麻衣『いや、でも…未来ぅ』

ジョージ『麻衣ちゃん早く!無くなるよ終電!』

未来を心配する麻衣だったが、アキナを信じて任せる事に



《2番ホームより〇〇行き最終列車が発車します》


ジョージ『ほらほら!麻衣ちゃん早く!』

麻衣『乗りまーす!その電車乗りまーす!』



ガタンゴトン…ガタンゴトン…



麻衣『はぁ〜間に合ったー』

ジョージ『ギリギリセーフだったね。今日は楽しかった!ありがとね!』

ジョージは爽やかに続けて言った。

ジョージ『いやーでも家が近くて良かったね!こんな時間に女の子1人だと危ないからね!アキナにも言われてるし近くまで送るからね!』

胸の前で両手でガッツポーズを取るジョージ

ジョージは麻衣の家の一駅離れた場所に住んでいることは合コン中にわかっていた麻衣はジョージの爽やかさに甘える事にした。


駅を降り歩く2人


今日の合コンの話や今度のネズミーランドの話で盛り上がる2人


麻衣『未来大丈夫かなー。』

ジョージ『大丈夫大丈夫!アキナは介抱上手だから』

麻衣『そうだよね!なんかあってもアキナ君が居れば大丈夫そう!最近変質者も多いって言うけどアキナ君なら倒せそうだもんね。』

ジョージ『はははっ!確かに!アイツが居たら手は出せないな〜』

麻衣『手は出せないって言い方だと、まるでジョージ君が変質者みたいじゃない!はははっ、あ…でもジョージ君はブーさんだから本当にクマのマスクの変質者だったりして〜…』


ジョージ『そうだよ。』


麻衣『またまた〜ジョージ君は冗談が好きなんだから〜』

ジョージ『そうだよ。僕が変質者だよ。』

ジョージの声のトーンが変わる

夜風とは違う冷たさが麻衣をつつんだ。


続くぅうううッ!!







《次回予告!》
ども!にっくーこと牛飼ミクニです!
私が重厚ロースステーキと戯れてる間にトンデモない展開にっ!
冷たい目に映る怯えた麻衣の顔!その目に映る真実は!
ねぇ!ジョージ君!それは冗談だよね!冗談っていってぇえええ!

次回!なりすまし!ACT8
『熊になりすます男』

見なきゃ君のロースを焼いちゃうぞッ☆
ACT8

『熊になりすます男!?』



ゝ躬 ミクニの肉記

番外編 熊の肉はどんな味!?



10月丸日

今夜もノーエプロンに行く事にしよう。
今の所、あの店より美味しい肉を出す店に出逢えていない。
しかも味付けがシェフの気まぐれの為まだコンプリートしきれていないのだ。
そろそろ殿堂入りかな?


空腹は最高の調味料というし、遠回りして長い一本道から行こう


暗い夜道を歩いていると…

ロースにしたら美味しそうな若い男と、やや脂の乗った女の子が仲良さげに話しながら歩いて来た。

聞くつもりはなかったけど…選ばれたのは綾鷹とか言ってる?

まぁ、私に選ばれたのはノーエプロンだけどね♪
だんだん距離が縮まり会話がはっきり聞こえてきた。

えっ?!
愛の告白ですかぁ?

歩くスピードをかなり落として聞き耳を立てる私。


今夜の肉ディナー、ワインのお供はゴシップネタ♪
シェフに話しかける材料を確保。



道が暗いせいか…


2人の世界に入っているのか?
私の存在に気付いていないようなので…ノロノロ歩いて最後まで話を聞いた。


劇チーン♪
そうよ!こうでなきゃ!人の不幸は蜜の味。

さーて、今夜の肉は一段と美味しくいただけるわね!

歩くスピードを通常に戻して、なんとなく右にに目をやると




電柱の影から何かを見つめる熊がいた(°_°)



人の不幸の蜜の香りに誘われて動物園から脱走したの?
いやいや。比喩だし。匂いはないはず。


そして熊もまた私に気付いていない。

熊の肉ってどんな感じ?

という思いが頭をかすめたが…
相手は獰猛な動物。気付かれたら大変!
急にダッシュして追いかけられても困るので、ガン見しながら…少しずつ離れて行く。


緊張の一瞬。クマの全身を観察してみよう。

ん?
クマ、洋服着てる? ???

それに少し小さいような。



立ち止まってよく見てみると

熊の頭被り中年女でした。


イカツイ体。で、男みたいだけど…
よく見たら女なのよね。
多分。


なりすましてるの?熊に?それとも熊になりすます男になりすまし?!
アレで!?


もー今夜のネタはゴシップやめて、熊ったおばさんで決まり!

広い駅前通りに出て私はノーエプロンのドアをくぐった。







「送信完了。あーお腹すいたぁー」


▲縫奪ーの鍵付きDiary☆



10月棒日。晴れ。



月の綺麗な夜でした。

愛しの結途が家を出たので私はオペラグラス片手に、彼から25m距離を置いて一緒に出かけました。




彼は今宵も私に気が付いていないよう。


距離があるせいか、道が暗いせいか、オシャレな熊の剥製(頭部)をかぶっているからか…


なんだか別人になりすました気分でした。



スリル満点。こっそり彼の後を追いかける森のクマさんの気分。



自慢ですが私はその昔、柔道で県大会に出場した、猛者なのです。
後ろから見らた男だよ!と未だに人々に褒めていただいております。


彼が振り向いたら、木に登れば本物と間違えるかしら?
など想いを巡らせていた時のこと。


彼が若い女と合流したのです!
そしてあろうことか!その女に愛の告白をしたのです。


私と言うものがありながら何たる事でしょう!


ドキドキしながらもオペラグラスで、私はその女の顔を見てやりました。


なんと、その女は彼の幼なじみの麻衣ちゃんでした。



幼稚園の頃から、鈍臭くて、センスのかけらも無い女の子だった気がします。

確か…お泊まり保育でオネショしたわよね?あの子?






嫌よ嫌!母さんそんな女の子と結婚なんて認めませーん!

しかし、こんな事を言うと、愛しい息子に嫌われちゃうかしら?









最近は、電話にも出てくれない事が多く。


メールも数ヶ月前からmixiとやらで
ニッキーとかいう名前にさせられて、暗号文でのやりとりを強要されているのだもの。


それはそれで、彼の恋人になったようで悪い気もしないけれど…



一々変換表を見ながら打つのは少し大変だったりします。


愛しの結途から「大の大人の男が、しょっちゅう母親とメールなんかして、マザコンだと思われたら困るだろ!」

と言われたので、仕方ないですね。

お母さん!お母さん!と私の後を尾け回していた頃が懐かしく思えます。


日記の途中ですが、愛しい息子からメールが来ました。


mixiメール


「今 何してる?」



なんという事でしょう。私の事を気にしてるのですか?さっきまで一緒に月夜の散歩をしたではありませんか?それ以上に何が知りたいのかしら?

一瞬、浮かれてしまいました
が…

早速、変換表(受信メール編)を見なくてはなりませぬ。


〆 何してる?→実家でご飯食べるから用意しておいて


⊆笋靴あ体調悪いから、おかゆ作って来て


I屋に来ない?→オレのいない間に、部屋の掃除しておいて




ぐみに行く?→冷蔵庫のビールが空だから、チャージしておいて


イいづ卦い世輸洗濯物たまったから、洗っといて



,世ら、ウチに来るのですね!?

こんな事なら、幼なじみビッチと遭遇する前に勇気を出して声をかけるべきでした。




もう日記なんて、書いている場合ではありません!久しぶりに最愛の息子が私の手料理を食べたいと言うのですから。


今日は腕によりをかけて、結途の大好きなラーメンを作ります。
マルちゃん星麺か…
裸王か…


背脂はトッピングしなければならないので、ラーメン屋さんにも寄らなければなりません。


慌ただしい夜になりそうです。


クマった2人?!



お酒がまわり。ご機嫌の未来は呟いた。


いまぐぉ〜ろ あの2人ぅあぁ
クマったこちょになってるくわぁしらぁ〜〜

(↑今頃、あの2人は困ったことになってるかしら?)


うふふ



アキナは泥酔の未来の肩に手をまわしながら…質問した。

未来さんと僕もクマったことになりたいの?



すると未来はふらついたのか、意図的にか

するりとアキナの腕から抜けて

聞いていないのか…聞こえないふりなのか…質問には答えず



続けて 呟いた。



あーんな ムシュコンろ ブァバア〜〜つきの おとこなんかに
まいぅおー 渡しゅわけには
いかないんらからぇー

(あんなムスコン※のババア付きの男なんかに麻衣を渡すわけにはいかないんだからー!)


※ムスコン…息子を異性として見て、溺愛して止まない母親たちのこと※



アキナ!
あしゃまで 飲ましゅからねぇ〜!




と言いながら、細い腕でアキナの胸ぐらを掴み



「魔の巣」と書かれたBARらしき場所へと吸い込まれて行った。


い覆蠅垢泙for






麻衣は、震撼した!
全米かっ!?

って…1人ボケツッコミしている場合では無い。

_:(´ཀ`」 ∠):


どっどうしよう。




窮地に追い込まれた時は
慎重に動かないと命取りになりかねない!


冷静に。


熊の格好をした変質者。

変質者だが…殺人鬼ではない。

多分。
露出狂?




そもそも、本当に彼が熊?
ブーさんなら、変態熊でなく
ブーさんの変態って噂にならない?


それに、真っ先に疑われるような事する?
頭の良い東大生が?





麻衣はカマをかけてみることにした。


未来ならどうする?
未来になりきろう!


私は未来、私は未来、私は未来…………………………………………………



キター
♪───O(≧∇≦)O────♪
未来モード発動!



ありもしないメガネを中指でおしあげる仕草を見せつけ


インテリ風に切り出した。



「私。趣味で、時々色々なデータベースに侵入して情報収集するんだけど…

オリ円タル乱ドで、着ぐるみの紛失っていまだかつてないのよ…

あそこ、セキュリティ厳しいし。本当ににあなたが、熊の変態?」



冷ややかな目線を送ると
彼の目が一瞬泳いだ。


「目が泳いでますよ。ジョージ君」



「謎は全て解けた!」


あっキャラ間違えた…


















時間、驚愕の最終回!


stop座AIDS
愛は地球を救う!

麻衣は自分をすくえるのか!?
はたまた、玉砕し…
情事を重ねることになるのか!?






諸々の行方はネット投票にて決定!











か?

ACT9

『真実ってなに?』


そこは夜の街でもひときわ暗く人の目に着かないような場所にあった。
一見何の店だか分からないような建物の入り口に小さく書かれた

BAR『魔の巣』

怪しい外観ではあるが中に入ってみれば昭和レトロ感たっぷりの落ち着いた店。
その店では騒がしく話す女と聞き役と言うか絡まれているといった男が延々と話していた。

アキナ「未来さんもう帰ろうよ、飲み過ぎだよ」

未来「あ〜いぃっえんお〜まぁまらやない」
訳 なに言ってんの!まだまだじゃない

アキナ「もうしゃべれてないって」

アキナは帰るタイミングを探しながら時計を気にしていた。

未来「あによ〜、そんないかえいたいならかええあいいえよ〜」
訳 なによー、そんなに帰りたいなら帰ればいいでしょー

そんな会話が繰り返される中、未来がしくしくと泣き出した。

あ〜、今度は泣き上戸かよ。

そしてしっかりとした口調で話し始めた。
未来「なによ〜、みんな麻衣のことばっかり気にしちゃってさー」

アキナ「どうしたの?麻衣ちゃんとなんかあったの?」


未来「なにも無いわよ。ただね〜…」




アキナ「ただ?」




未来「私も…麻衣のことが好きなのよ」


どう返していいのか分からない言葉に空気が固まった。

未来「ねぇ、これから麻衣のところに行くからつきあってよ!
もう今日中に言わなきゃ気が済まないわ!」

面倒な事にまきこまれたアキナは何も言葉を発することが出来なかった。

つづく。

「いや〜、今夜はおそくなっちゃったな〜」

結途は友達と遅くまで飲んでいて終電を逃してしまった。
ビンボーな結途はタクシーにも乗れずしかたなく歩いて帰っていた。

酔った頭ではあったがいつもと同じようにmixiを開いて
今日の麻衣の発信をチェックしていた。

それは結途のアカウントでも行い、

その後はセカンドアカウントである”まっく”でも。

今日も麻衣はまっくに対してラブラブなコメントを送っている。

それを見るたびに高揚する気持ちと心苦しい気持ちが葛藤していた。

そして自宅までもう少しの所に来た時に…



『なんだ?』


目線の先には暗闇で怯える女と…クマ?

ん?


んん??


クマ!

あぁ!あれが最近噂になってるクマの変質者か!
よく見るとすでに下半身が出てる〜〜〜( ̄▽ ̄)

女性は助けを求めていたが恐怖のあまり声を出せないようだった。


結途の心の中の熱い魂が燃え始め
心の中では子供の頃に見たヒーロ戦士物のテーマソングが流れ始めた♪

チャンチャンチャチャーーーーーーン♪

結途『おい!待てよ!』←キムタク風に。
最近ヒーローの再放送を見た結途は自然とその言葉が出てきた。
そしてモノマネも♪

急いで駆け寄ってクマの前に立ち
結途「おまえなにやってんだよ!」



「結途!」


クマと一緒にいた女性が麻衣だと気づく。


結途「麻衣?おまえなにやってんだよ?」

麻衣「なにって…助けてよ」

結途「クマと知り合いなの?」

麻衣「えっ、知り合いと言うか、さっき知り合って」

結途「それで?」

麻衣「みんなで飲んでて送ってもらって…」

結途「なんで変態クマとこうなんの?」

麻衣「それは…クマに聞いてよ!」と麻衣も逆ギレ気味。

そして結途は振り返って
「おい、クマ!お前こんなとこで下半身出してなにやってんだよ!」

クマ…じゃなくて
ジョージ「いや…その…」
そう言いながら衣服を戻すジョージ。

そんな困った感たっぷりのジョージの目に遠くから歩いてくるアキナの姿が見えた。

つづく。

ジョージ「やべ〜」

遠くから近づいてくるアキナを見てジョージは走り出した。

結途「待てよ!」

結途の言葉が響くなかジョージの姿は見えなくなった。

そして入れ違いに麻衣と結途、二人残されたところにアキナがやってきた。

麻衣「アキナくんどうしたの?」

アキナ「未来ちゃんと飲んでたんだけど急に未来ちゃんが麻衣ちゃんに話があるからって言いだして一緒に来たんだけど途中で酔っぱらって寝ちゃってさスマホで地図見ながらやっとここまで来たんだよ」

そういって後ろにおんぶしていた未来を見せた。

麻衣「そうなんだ、ごめんね、未来はうちに泊まってもらうから」

アキナ「そう、助かるよ」

麻衣「結途、今日の事はちょっと内緒にしておいてくれる?」

結途「ん?わかったよ、でもなんかあったらすぐ言えよな」

そして未来を麻衣の部屋に送ったところでみんなと別れ麻衣も今日の事を考えながら眠りについた。



そして翌日の朝。




…ん


…ふあぁ…眠うぅ…。


そか…。未来と昨日…ん〜と?…ああ、飲んでて…


「未〜来!ほら!もう起きて!」

「ん…。ん〜おはよ」

少し開けた窓。


昨晩の冷気がゆっくりとわたしを触わる。

「未来。昨日の記憶ある?結構、飲んだでしょ?」

「…う〜ん正直、合コンが終わった所までは…どうやってここに来たんだっけ?」



わずか数日前にもあった同じような一日の始まりが不思議と心地良く感じられる朝だった。



おわり。








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