加藤肇：前向き!!投信ゼミナールコミュの｢思考回路｣つぶやき:20200601

＞ドル円見通し

●円高材料揃う。
(1)先週の108円台トライ失敗で上値の重さ確認。
(2)日米間の金融政策余力。
・追加緩和余地の乏しい日本
・追加緩和余地の大きい米国
(3)米国景気の先行き不透明感。
(4)米中対立激化懸念。
・トランプ政権…対中制裁措置発動警告
(5)朝鮮半島や中東・香港を巡る地政学的リスク。
(6)Covid19の2次感染リスク。
・経済活動再開伴う2次感染リスク拡大
(7)日本経済の先行き不透明感。
・｢やってる感｣先行の政策
などなど
ドル売り・円買いを想起させる材料は引き続き沢山残っている状況です。

●特に
(1)米中対立激化を巡るやり取り。
・米国による対中制裁
・中国による報復措置の発動
(2)人民元相場の基準値動向。
・中国当局…米国を牽制する目的の
人民元安容認姿勢
→世界的な通貨安競争への思惑
→円買い促進の可能性

●要警戒