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クラシックギターCDコミュのブリリアントのギターCD

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ナクソスと並ぶ廉価盤レーベルの雄、ブリリアントからはギターCDも多く出ています。最初の頃は他レーベルの録音の焼き直しがほとんどだったのですが、最近では自社録音も増え、興味深いCDを次々に出しています。値段もCD1枚あたり500円程度とナクソスの半分程度で非常にリーズナブルです。
ギターではジュリアーニに力を入れているようで、ゆくゆくは全集を狙っているのではないでしょうか。期待が持てます。
現在発売、もしくは発売予定のギターCDは以下の通りです。
詳しい内容については少しずつ紹介していきたいと思います。

ブリリアントのギターCD

BRL92892(2枚組) ボッケリーニ/ギター五重奏曲全集(ロセリ)
BRL92269(8枚組) カルッリ/ギターとピアノフォルテのための作品全集(サラチーノ&パルンボ)
BRL 6486(2枚組) イベール/室内楽曲全集(フランセン、レイケ)
BRL 7562(4枚組) ロドリーゴ/作品集(モレーノ、マリオッティ、ロペス、ルイス)
BRL99178 クラシカル・シンフォニー(アムステルダム・ギター・トリオ)
BRL 6216(2枚組) ギター協奏曲集(モレーノ、ザプカ)
BRL99047     ギター協奏曲集(ザプカ)
BRL99276(3枚組) ギター協奏曲集(ゼレンカ)
BRL92452(2枚組) ロマンティック・ギター・デュオ(ピータース、ドュモルティエル)
BRL 6478(2枚組) ロマンティック・ギター(ベンケー、ディアス)
BRL 0959(2枚組) スペイン・ギター作品集(レンドル、ザプカ)
BRL 7615(2枚組) C=テデスコ/ギター協奏曲全集(フェリーチ、ミケーリ)
BRL92156 グリーンスリーブス(ドルイ)
BRL93086 バリオス/ギター作品集(Voorhorst)
BRL92621(2枚組) ジュリアーニ/ギター協奏曲全集(マッカーリ、プリーセ)
BRL93381(3枚組) ジュリアーニ/ギターデュオのための作品全集(マッカーリ、プリーセ)
BRL93686(3枚組) ジュリアーニ/ロッシニアーネ&ポプリ作品全集(マッカーリ、プリーセ)
BRL93898(2枚組) ソル&コスト/ギターデュオのための作品全集(マッカーリ、プリーセ)
BRL 8886(5枚組) ジラルディーノ/超絶技巧練習曲全曲(ポルケッドゥ)
BRL 9131 ブローウェル/ソロ・ギターのための作品集(カルーソ)
BRL93902(2枚組) ロッシーニ(ジュリアーニ編)/セミラーミデ(エリアス)
BRL 9088 マキシモ・ディエゴ・プホール/ギター二重奏曲全集(ミルト、ビジャダンゴス)
BRL 9125 D.スカルラッティ/ギターによるソナタ集(アッタデモ)

コメント(196)

ロワイエ:ギター二重奏曲全集

ロワイエは、軍人としての活動と演奏家、作曲家としての活動を交互に行っていました。しばらくの間、ギターの世界から忘れ去られていましたが、近年、19世紀初めの最も重要なギター・デュオの作曲家として再び脚光を浴びています。(輸入元情報)

【収録情報】
ロワイエ:
● 3つの協奏的ニ重奏曲 Op.31
● 6つの二重奏による夜想曲 Op.37
● 3つの協奏的ニ重奏曲 Op.34
● 協奏的ニ重奏曲 Op.44
● 6つの協奏的ニ重奏曲 Op.35
● 協奏的幻想曲 Op.33
● 12のワルツ Op.32
● 6つのやさしいセレナード Op.36
● 12のワルツ Op.23

 アントニオ・ルゴロ(ギター)
 アンジェロ・ジッロ(ギター)

 録音時期:2017年5月〜2019年12月
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
20世紀イギリスの作曲家によるギター曲集

20世紀のギター・レパートリーには、いくつかの国の流派が見て取れます。このディスクは、曲の量と質の点で最高とされるイギリスの作曲家4人の作品を集めています。スタイルは全く異なる作品ですが、ギターが持つ繊細さや、エキゾチックな色彩感といった魅力を保ちながら、他のソロ楽器に引けを取らないレベルまでギターの音楽を磨き上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
● バークリー:ギターのための4つの小品
● スコット:ギターのためのソナチネ
● バークリー:ギターのためのソナチネ Op.52-1
● ブリテン:ダウランドによる夜想曲 Op.70
● バークリー:ギターのための主題と変奏 Op.77
● ウォルトン:ギターのための5つのバガテル

 アンドレア・ディエチ(ギター)

 録音時期:2020年7月
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ロンカッリ:ギター曲全集

イタリアのベルガモの貴族の家に生まれたルドヴィコ・ロンカッリ。収録された9つのソナタ(組曲)『スペイン・ギターのためのカプリッチョ』は、近年注目を集め始めたバロック・ギターの最初の曲集のひとつと考えられています。当時を思い起こさせるバロック・ギターを使用した演奏は大きな魅力。主題の統一感が印象的で素晴らしい作品です。(輸入元情報)

【収録情報】
ロンカッリ:
● ソナタ第1番ト長調
● ソナタ第2番ホ短調
● ソナタ第3番変ロ短調
● ソナタ第4番ニ長調
● ソナタ第5番イ短調
● ソナタ第6番ヘ長調
● ソナタ第7番ニ短調
● ソナタ第8番ハ長調
● ソナタ第9番ト短調

 ベルンハルト・ホフシュテッター(バロック・ギター)

 録音時期:2019年8月
 録音場所:ドイツ、ブランケンブルク
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
レバイ:ヴィオラとギターのための作品全集

ギターの歴史の中で、作曲家で室内楽に注目したというのがレバイです。「オーボエやクラリネットとギターの組み合わせのほうが、ピアノとの組み合わせよりもはるかに魅力的に聞こえることを発見して喜んだ」と言われています。600曲以上のギター曲を作曲し、その多くが室内楽曲でした。そのレバイがヴィオラの魅力に目覚めて完成した作品集。20世紀のウィーンのヴィオラのレパートリーで希少性から重要視されている作品集です。(輸入元情報)

【収録情報】
レバイ:
● ソナタ ニ短調
● ショパンのワルツOp.34-2
● 小さな現代舞踏組曲
● 3つのロシア民謡
● 抒情組曲

 デュオ・インペリアル
  ジョエル・インペリアル(ヴィオラ)
  ギルバート・インペリアル(ギター)

 録音時期:2020年2月
 録音場所:イタリア、ベルナレッジョ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
サインス・デ・ラ・マーサ:ギター曲全集

20世紀におけるスペイン・ギターの最大の功労者であるエドアルド[1903-1982]とレヒーノ[1896-1981]のサインス・デ・ラ・マーサ兄弟の作品全集です。レヒーノは演奏家としても成功を収め、ロドリーゴのアランフェス協奏曲の献呈者であり、同曲の世界初演を行った人物としても有名です。またエドアルドは指導者、作曲家として活躍しました。スペインの民族音楽の伝統を継承しながらも、印象派やジャズの影響を受けそれらを融合させた豊かな響きが特徴的です。同じ時代に同じ国、同じ家族に生まれた兄弟が、対照的な表現でギターの多様性を示した優れた作品集です。(輸入元情報)

【収録情報】
レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ:
● アレグリア
● ザパテアード
● カンティレーナ
● セギディラ - セビィラーナ
● スケルツォ
● 前奏曲 - 練習曲
● ソレア
● ロンデーニャ
● 4つのオリジナル作品(I. Baile de Munecas/II. Meditacion/III. Recuerdo/IV. Minueto)
● 練習曲 イ短調
● ペテネーラ
● ラ・フロンテーラ・デ・ディオス(I. Albada y Paisaje/II. meditacion/III. Idilio/IV. Romancillo de Maria Belen)
● 犠牲
● 練習曲 - スケルツォ
● カスティリアの歌
● エル・ビート

エドアルド・サインス・デ・ラ・マーサ:
● 迷宮
● 組曲『プラテーロと私』
● ボレロ
● 3つのギターのための小品
● 前奏曲
● Anoranza Lejana
● 信頼
● ギター讃歌
● ロートレック讃歌
● ハイドン讃歌
● ハバネラ
● クレオールの祈り
● 夢見る小道
● アルバの鐘

 サルヴァトーレ・フォルトゥナート(ギター)

 録音時期:2020年夏
 録音場所:ローマ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
スペインのバロック音楽集とメキシコ民謡集

スペインの作曲家サンティアゴ・デ・ムルシア[1673-1739]とガスパール・サンズ[1640-1710]の音楽に、スペインのバロック音楽に酷似したメキシコ伝統の民族音楽「ソン・ハローチョ」を組み合わせたオリジナル・プログラムです。この音楽は、伝統的なバロックの舞曲の形式と同じ和音とリズムのパターンに従っているのが特徴です。
この録音では、バロックとハローチョの2つの音楽を同時に演奏し、伝統的なメロディーで歌われる「ソネ」(16世紀から17世紀のスペインやメキシコでの特定の音楽のジャンル)にバロック・ギター・コレクションのオリジナル曲を使用するという、斬新なアプローチを試みています。
スペイン・バロック時代のギターのためのタブラチュア譜面と、当時の大航海時代にスペインから世界中に渡って行った音楽(現在も当時のスタイルのギター伴奏と歌の形で残されています)とを、メキシコの民謡を1つの曲として組み合わせたものです。2つの曲名が一緒に表記されていますが、最初の曲が伝承されたメキシコ民謡、次がスペインのギター独奏曲の曲名となっています。民族や文化、音楽が「異国の地へ向けて歩み始めた時代」を思わせる音楽集です。(輸入元情報)

【収録情報】
サンティアゴ・デ・ムルシア/ガスパール・サンス/ソン・ハローチョ(ヒメネス編曲)

● 「La Bruja」 サンス:ハカラス(Jacaras por la E)
● 「La Carretera」 ムルシア:クンビース(Cumbees)
● 「Los Juiles」 ムルシア:ハカラス(Jacaras por la E)
● 「Siquisiri」 ムルシア:ハカラス(Jacaras de la Costa)
● 「Los Chiles Verdes」 ムルシア:タランテラス(Tarantelas por la E)
● 「La Lloroncita」 ムルシア:不可能なこと(Los Ympossibles)
● 「Maria Chuchena」 ムルシア:ホタ(La Jotta)
● 「El Gallo」 ムルシア:フォリア・ガレガス(Folias Gallegas)
● 「Fandanguito」 ムルシア:ファンダンゴ(Fandango)
● 「Aguanieve」 ムルシア:ザランベクス(Zarambeques o Muecas)

マリア・クリスティーナ・キール(歌)
クリシュナソル・モレーノ・ヒメネス(バロック・ギター)、他

録音時期:2020年9月
録音場所:ドイツ、ミュールハイム
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ラルフ・タウナー:ギター・ソロ作品集

音楽一家に生まれたラルフ・タウナー[1940-]。7歳の頃からディキシーランドやスウィングを演奏するようになりました。カール・シャイトに4年間クラシック・ギターを学び、後にスタン・ゲッツやソニー・ロリンズなどの著名なミュージシャンと共演しています。主な楽器はクラシック・ギターと12弦ギターで、ギターとその音色の可能性に対する個性的なアプローチは、ピアニスティック、あるいはオーケストラのようだと評されました。民族音楽やインドの古典様式、前衛ジャズの影響を受け、自由な即興演奏などの要素を取り入れた音楽スタイルで、非常に影響力のあるレコーディングを行ってきました。(輸入元情報)

【収録情報】
ラルフ・タウナー:
● Always by Your Side
● Anniversary Song
● Turning of the Leaves
● The Reluctant Bride
● Green and Golden
● Another Life
● The Pendant
● Point of View
● Hermia's Galliard
● When the Fire Burns Low
● Maddalena Variations

 アドリアーノ・セバスティアーニ(ギター)

 録音時期:2021年2月
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
サルデーニャの肖像〜新しいギター音楽集

サルデーニャ・ムービング・アーツ・フェスティバルのアーティスティック・ディレクターのクリスティアーノ・ポルケッドゥが現代ギター界を代表する作曲家に新作を委嘱しました。そこに参加した作曲家の作品を集めた録音集です。
太陽と海、感動的な自然、そして豊かな民族文化を持つ音楽の島であるサルデーニャへの想いをテーマにしています。作曲家による音楽のスタイルはそれぞれ異なりますが、ポルケッドゥの尽力により芸術性の統一が図られた世界初演作品集となりました。
ボーナスCDが付録されますが、3枚組価格となります。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● デュージャン・ボグダノヴィチ[1955-]:サルデーニャのリチェルカーレ
● フランコ・カヴァローネ[1957-]:アニメ・ジェメンティ
● アルフレッド・フランコ[1967-]:森の中の笛
● ケヴィン・スィアーコズ=レナルト[1988-]:Innedda Innedda
● スィアーコズ=レナルト:組曲『ジュゼッペ・ビアージへのオマージュ』

Disc2
● レオ・ブローウェル[1939-]:Dialogo del Olivo y el Nuraga
● エドアルド・ダドーネ[1992-]:アルズーラ練習曲
● アンジェロ・ジラルディーノ[1941-]:サルデーニャ組曲
● クリスティアーノ・ポルケッドゥ[1975-]:ソナタ第3番より『Il Rito del Fuoco』

Disc3
● ボグダノヴィチ:Tumbas de sos gigantes
● エルマンノ・ブリニョーロ[1981-]:Raighinas
● カルロ・フランチェスコ・デフランチェスキ[1959-]:3つの小品
● マーク・デルプリオラ[1959-]:Fantasia Nuorese
● フランチェスコ・モリッツ[1972-]:Attitus
● ロベルト・ピアーナ[1971-]:Contos de Foghile
● ピアーナ:サルデーニャの肖像

ボーナスCD
● ステファニア・マサラ[1979-]:サルデーニャへの旅

クリスティアーノ・ポルケッドゥ(ギター)
マリア・ルチアーニ(ギター)
フランチェスカ・アペッドゥ(フルート)

録音時期:2020年7月〜2021年6月
録音場所:イタリア
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ジラルディーノ:スペインに触発された作品集

今年(2021年)80歳を迎えるジラルディーノは、イタリアのギター界の重鎮であり、最も注目されているギター作曲家です。モーツァルトからメシアンまで、あらゆる時代の作品と現代音楽を融合させる独自のスタイルは、地中海の暖かさを想像させ、人間性や生命への想いが感じとれます。
 このディスクには、ジラルディーノがスペインを感じて作った自身の重要で充実した3作品が集めてあります。演奏者のアントニオ・ルゴロが、ジラルディーノの想いを受け止めるべく、詩的で情緒豊かなこれらの作品を見事に演奏しています。(輸入元情報)

【収録情報】
ジラルディーノ:
● グァダルキビルのソナタ
● 超絶技巧練習曲より
 第2番「La luna y la muerte」
 第4番「Elegia di marzo」
 第6番「Soledad」
 第9番「Fantasia」
 第18番「El rosario」
 第19番「Jondo」
 第21番「Leyenda」
 第23番「Noche oscura」
● アンドレス・セゴビアとの対話

 アントニオ・ルゴロ(ギター)

 録音時期:2021年2月、8月
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


【追記】ジラルディーノは2022年1月に亡くなられたようです。
ブリテン:ギターと歌による作品集

偉大なギタリストであるジュリアン・ブリームを念頭に置いて書かれた3つのギター作品集です。そのうち『イギリスの歌】『中国の歌』は高声部のための歌曲で、ブリテンが長年ピアノ伴奏者として活動を共にしたピーター・ピアーズを意識して作られました。もちろん初演はブリームとピアーズによって行われています。また収録されている『ノクターナル』はダウランドの作品の主題としたもの。ダウランドの原曲も収録しています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ブリテン:民謡編曲 第6集『イギリスの歌』
2. ダウランド:来たれ、深き眠り
3. ノクターナル Op.70〜ダウランドの『来たれ、深き眠り』による
4. ダウランド:夢
5. ブリテン:中国の歌 Op.58

 ドゥイリオ・メウッチ(ギター)
 マルチェッロ・ナルディス(テノール:1,2,5)

 録音時期:2020年2月
 録音場所:イタリア、ナポリ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
シャンド:ギター作品集

演奏者のアルベルト・ラ・ロッカが「ギターのための最も偉大な作曲家の一人」と尊敬しているアーネスト・シャンドの作品を集めた1枚。初録音の作品も含まれています。
死後、忘れ去れてしまったシャンドですが、現存する220の作品をみると、独創性に富み、惹きつけるメロディを紡ぐ才能を持った作曲家であることがわかります。これらの作品はシャンドが自ら演奏するために作曲されたものと言われており、本質的にロマンティックなスタイルで、大胆な転調やモード奏法を取り入れています。それらは、後にヴィラ=ロボスによってもたらされたギター音楽の革命的な特徴となる印象主義の根幹となっています。感傷的なメロディと色彩豊かなハーモニーによって、独特のビクトリア調の雰囲気を醸し出している音楽です。(輸入元情報)

【収録情報】
シャンド:ギター作品集

Disc1
● ツィガーヌ Op.66
● 愛の夢 Op.57
● 6つの小品より第4曲『前奏曲と即興曲』
● 伝説 Op.201
● 6つの小品より第6曲『物思い』
● アンダンテ・エスプレッシーヴォ Op.60
● 地の精 Op.77
● シャンソン
● むなしい後悔 Op.112
● アンダンテ・カプリース Op.65
● ワルシャワ風マズルカ Op.204
● 敬虔なアンダンテ Op.87
● フィリス - ガヴォット Op.200
● 夏の歌 Op.95
● 葬送行進曲 Op.89
● バレエの情景 Op.72
● 夕方の静けさと子守歌 Op.58
● ロココ風ガヴォット
● さようなら Op.117

Disc2
● 叙情的な曲 第1番 Op.97
● 叙情的な曲 第2番 Op.104
● 叙情的な曲 第3番 Op.111
● ハンガリー舞曲 Op.96
● 炉端で Op.202
● アイルランド幻想曲 Op.59
● ピクシーズの行進曲 Op.16
● 3つのやさしい小品 Op.56
● 夜の夢 Op.54
● 右手のための練習曲(Op.41より)
● 練習曲(Op.2より)
● 練習曲(Op.19より)
● 繰り返しの練習曲(Op.43より)
● メロディ - 夜想曲 Op.51
● 古風な舞曲 Op.88
● 嘆きと歌 Op.70
● 精霊の踊り Op.205
● 別れ Op.10

Disc3
● 即興曲 Op.108
● 忘れられたメロディ Op.116
● 断章
● 序奏とシャンソン Op.220
● ロシア風マズルカ Op.21
● 子守歌 Op.99
● 伝説の舞曲
● 思い出 Op.53
● ガヴォットと瞑想 Op.69
● 行進曲 Op.91
● ディヴェルティメント Op.6
● マズルカ Op.36
● 枯葉 Op.129
● 舞曲カプリッチョ Op.28
● アンダンテ Op.86
● 凱旋行進曲 Op.109
● 夜の歌
● 優雅な舞曲 Op.29-2
● 永遠に

アルベルト・ラ・ロッカ(ギター)

録音時期:2013年〜2021年
録音場所:イタリア
録音方式:ステレオ(デジタル)
アンジェロ・ジラルディーノを讃えて

アンジェロ・ジラルディーノの生誕80周年を記念して新録音された一枚。ジラルディーノはパガニーニ、タレガ、ブローウェルなど数多くの作曲家・演奏家を輩出したギタリストの高貴な血筋を受け継いでいます。このディスクは、クラシック・ギターを中心にした独奏曲とオーケストラとの協奏曲作品を集めています。
 ジラルディーノに師事し、熱心な解釈者で多くの作品に取り組んでいるポルケッドゥ[1975-]による演奏です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ジラルディーノ:
1. 超絶技巧練習曲より(Soledad/Omaggio a Sergeij Prokof'ev/Noche Oscura/Paesaggio Ligure/Les Arbres Rouges/Aubade)
2. アンドレス・セゴビアとの対話
3. 受胎告知
4. イコノスタス
5. 静かな歌
6. 7つの前奏曲より(アストゥリアナ/パガニーニ)
7. 2つのイタリア人の肖像より『マルタの騎士』

Disc2
8. オリエナ協奏曲
9. ギター組曲『サルデーニャ』
10. Contemplatio in Caligine

ポルケッドゥ:
11. 孤独のメタモルフォーゼ

 クリスティアーノ・ポルケッドゥ(ギター)
 ヴァッレ・ダオスタ交響楽団(8)
 ルチアーノ・コンディーナ(指揮:8)

 録音時期:2021年5月〜6月
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

*ジラルディーノは2022年1月に80歳で亡くなりましたので、図らずもこのCDが追悼盤となりました。
ジュリアーニ:フルートとギターのための作品全集

イタリアのギタリストで作曲家のジュリアーニは、当時の流行のメロディや有名な行進曲、アリアなどに基づく作品で多くのヒット作を残しました。特にフルートとギターのアンサンブルでは多くの演奏者が魅力的に感じ、人気を後押ししたとされています。古典的な抑制のきいた純粋な作品で、軽快さのなかに美しい落ち着きがあります。
ジュリアーニはベートーヴェンが敬愛したドイツ人フルート奏者、ヨハン・セドラツェクと親交を深め、ウィーンやイタリア各地で多くの演奏会を開いています。そのフルートとギターによる、初めてまとめられたこの曲集に収録された作品は2人の共演のために書かれたもので、2人の名人芸と叙情的な才能が巧みに生かされています。
演奏者のフルート奏者ルッジェーリとギタリストのメシルカは、ブリリアント・クラシックスにおいて、アメリカの20世紀音楽を集めたアルバムでも素晴らしい演奏を聴かせており、今後の活躍が期待できるコンビです。(輸入元情報)

【収録情報】
ジュリアーニ:フルートとギターのための作品全集

Disc1: THE ELEVATED STYLE
● 大二重奏曲 Op.52
● 6つの変奏曲 Op.81
● 大二重奏曲 Op.85
● 変奏曲 Op.84
● カタラーニ夫人による変奏曲 WoO G&F(V)5
● La biondina in gondolettaによる変奏曲
● ポプリよりロンド『恋する乙女たち』
● やさしい小二重奏曲 Op.77

Disc2: SERENADES AND DIVERTIMENTI
● セレナード Op.127
● 大セレナード Op.82
● 18の夜のディヴェルティメント Op.86

Disc3: CHAMBER MUSIC
● 大ポプリ Op.126
● やさしく愉快な小品 Op.74
● 大ポプリ Op.53
● 歌劇『タンクレディ』によるポプリ Op.76

Disc4: ARRANGEMENTS AND TRANSCRIPTIONS
● 大二重奏曲 WoO G&F(V)1
● 行進曲による編曲集 WoO GF(V)2
● ヨーゼフ・マイセダーのポロネーズ第2番 WoO GF(V)4
● ロッシーニの歌劇『セミラーミデ』の『悲しいうめき声』による四重奏曲 Wo0 GF(V)5(フルートとギターのための再構成版)
● 12のレントラーとコーダ Op.75

ダニエレ・ルッジェーリ(フルート)
アルベルト・メシルカ(ギター)

録音時期:2019年10月、2020年2月、8月
録音場所:イタリア、パドヴァ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
セルゲイ・ルドネフ:ギター作品集

ロシアのギタリストで作曲家のセルゲイ・ルドネフの作品集です。ルドネフはアコーディオン科を卒業し、ギターを学びました。その後、軍楽隊に所属し、演奏者として様々な楽器に取り組み、副指揮者を務めています。80年代にはロックやジャズ・グループのディレクター、様々なシンガーの伴奏者、編曲者として幅広く音楽活動をしています。ロシアでは国を挙げて認められた音楽家で、ロシアン・ギターにおいてルドネフの地位は大変高いものになりました。バリオス、タレガ、ヴィラ=ロボスなどと肩を並べる存在として世界中のギター・プレイヤーに親しまれています。
真摯でロシア文化への限りない思いと、クラシック・ギター、7弦ギターの発展史に関する深い知識、ギターと作曲の革新性、民俗音楽から現代音楽まで、様々な音楽スタイルで突出した作品センスが光る音楽家です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● ロシアの民謡と舞曲
ロヴシャン・マメドクリエフ(ギター)

● Oh, You, The Night
● Trinity
● Creeps And Curls
ディミトリー・イラリオノフ(ギター)

● On The Murom Road
● A Young One’s Path
● Monotonously Ringing Little Bell
● In The Mountains Of Dagestan
● We Went On A Boat Ride
● Poor Girl
アイヌール・ベグートフ(ギター)

● Not For Me
● Evening Bell
ウラジミール・ミトヤコフ(ギター)

● Like Two Doves on an Oak Tree
● Nothing in the Field
● To The Road I Go Alone
● Oh, Samara-City
セルゲイ・ルドネフ(ギター)

Disc2
● 献呈
ロヴシャン・マメドクリエフ(ギター)

● ビバ・マエストロ
● マルセル・ダディ
ディミトリー・イラリオノフ(ギター)

● Alphine Mazurka
● Strokes To The Portrait
● Tribute To Barrios
アイヌール・ベグートフ(ギター)

● In Expectation
● 白鳥の歌
● ソナチネ
ウラジミール・ミトヤコフ(ギター)

● White Grand Piano
● Wind-Up Toy
● ロマンス
● イタリア奇想曲
● A Bygone Day
セルゲイ・ルドネフ(ギター)

Disc3
● Music of different Moods
ロヴシャン・マメドクリエフ(ギター)

● Night Cafe
ディミトリー・イラリオノフ(ギター)

● 練習曲=幻想曲
● 蜃気楼
アイヌール・ベグートフ(ギター)

● The Bright Night
● Ukrainian Towel
● Dreams
● Latin American Etude
● To My Friends
● Island of Hope
ウラジミール・ミトヤコフ(ギター)

● Forget-Me-Not Flower
● Caravan
● Cossack Rhapsody
● Take Three
● Autumn Sketch
● Greetings From Odessa
● Moulin Rouge
セルゲイ・ルドネフ(ギター)

録音時期:2021年1月〜3月
録音場所:モスクワ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ヴィオッツィ:ギター独奏作品全集

1912年イタリアのトリエステに生まれたヴィオッツィ。バルトークの影響を受けたと言われますが、楽器や声のための作品を中心に、地元の伝統によって形作られた音楽を残しています。1964年にオペラを成功させるなど生涯を通じて劇場のための音楽で成功を収め、多数上演もされました。
 このディスクには、ギターのための幻想曲で有名となったヴィオッツィの、3楽章のソナタ、組曲などを収録。実験的な手法と、印象主義的なムードを併せもつ独特のギター曲となっています。(輸入元情報)

【収録情報】
ヴィオッツィ:
● ギターのためのソナタ
● Racconto
● 幻想曲
● Itinerario
● 変奏組曲
● 半音階の練習曲

 アンドレア・ガッロ(ギター)

 録音時期:2021年6月
 録音場所:ミラノ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ギターのための練習曲全集〜ニャターリ、ミニョーネ

ニャターリはポピュラー音楽の要素を取り入れ、クラシック音楽とポピュラー音楽の境界を曖昧にしながら作曲を行いました。1950年代、ギター音楽の中で最も重要で最も多作なブラジル人作曲家として名を馳せています。壮大な楽曲、予想外の和声的進行、無限のインスピレーションを特徴とし、独自の音楽として人気があります。
 一方、フランシスコ・ミニョーネ[1897-1986]も同じくブラジルの作曲家。膨大な数の作品を残しています。こちらもポピュラー音楽から掘り下げた、並外れた技巧と素晴らしい構成の音楽を残しています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ニャターリ:
● ギターのための10の練習曲
● 3つの演奏会用練習曲
● 小組曲
● ブラジリアーナ第13番

Disc2
ミニョーネ:
● ギターのための12の練習曲

 アンドレア・モナルダ(ギター)

 録音時期:2021年11月
 録音場所:イタリア、モルフェッタ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ブレッサン:ルネサンス・ギターのための作品全集

グレゴワール・ブレッサンによる1553年パリで出版されたギター専門のシリーズ第4巻です。唯一現存する作品で4部作20曲の作品集です。アロンソ・ムダーラやミゲル・デ・フエンリャーナらのルネサンス期のギター曲とともに、演奏面において、技術力や表現力が魅力の音楽集です。ルネサンス・ギターにおいては、当時からブレッサンは名声を博していたとされ、今回新たな研究を踏まえて録音されました。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブレッサン:ギターのためのタブラチュア集 第4巻(20曲)

 L'Alouette
 Fantasie, des Grues
 Verba mea
 Voulant honneur
 Fantasie Nr. 2
 Cum invocarem
 Le cherche autant amour
 Fantasie Nr. 3
 Beati quorum
 Au temps heureux
 Fantasie Nr. 4
 Super flumina Babylonis
 Qui souhaitez
 Fantasie Nr. 5
 Helas mon Dieu
 Un meisnagier viellard
 O passi sparsi
 In exitu Israel
 Fantasie Nr. 6
 La guerre, faitte a plaisir

 フェデリコ・ロッシニョーリ(ルネサンス・ギター)

 録音時期:2021年7月
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ブソッティ:ギター作品全集

シルヴァーノ・ブソッティは、イタリアの現代クラシック音楽の作曲家であると同時に、画家、舞台装置・衣装デザイナー、オペラ演出家、作家、学術教師と多くの場で活躍しています。作曲家としては、ヴェーベルンや後のジョン・ケージの12音技法に影響を受けています。また『サドによる受難劇』や『ロレンザッチョ』など私生活を反映した図形楽譜を作品に用いた例もあります。第二次世界大戦後、フィレンツェの芸術家集団として活躍した作曲家でもあり、歴史的な前衛芸術から派生した芸術の共感覚を追求するなど、音と視覚の相互作用で実験していました。
 ギタリストのアルベルト・メシルカは、生前のブソッティと密接な関係にあり、この新録音は偉大な巨匠と思想家へのオマージュとして録音されました。(輸入元情報)

【収録情報】
ブソッティ:
● Ermafrodito
● Ultima Rara
● “Giacchi lu tempu rigidu” by Don Ciccio Gueli
● Popolaresca
● Rara
● Tramontana
● Nuvola Barocca
● A piece for Guitar by Toru Takemitsu

 アルベルト・メシルカ(ギター)
 ルカ・スカルリーニ(声)

 録音時期:2021年11月
 録音場所:イタリア、トレヴィソ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
アントニオ・ルイス=ピポ:ギター作品全集

グラナダに生まれのアントニオ・ルイス=ピポは、少年時代にギターを習い始めますが、同時にピアニストとしての練習も行いました。1948年、フランク・マーシャル・アカデミーに入学。ここは、グラナドスの弟子で、アリシア・デ・ラローチャをはじめとするスペインのピアニストを育てたフランク・マーシャルにちなんで名付けられた由緒あるところです。ラローチャに師事し、ホセ・セルコスのもとで作曲を学びます。その後、パリに留学し、アルフレッド・コルトー、ブランシュ・バスクレ・ド・ゲラルディ、イヴ・ナットらに師事しています。スペイン民謡の要素を、ルイス=ピポ自身の独特な音楽言語と、スペイン文化を統合し、調性音楽とモード、自由な無調の半音階を使用し、それらをうまく組み合わせ音楽を作り上げています。
 ミケーレ・ディ・フィリッポは1994年生まれの若手ギタリスト。デイヴィッド・ラッセル、アドリアーノ・デル・サル、ステファノ・パラミデッシ、アルトゥーロ・タッリーニ、アンドレア・パーチェ、クリスティアーノ・ポーリ・カペッリら著名なギタリストに師事。また作曲家としても知られており、主にギターのための音楽を作曲しています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ルイス=ピポ:
● ソナタ『タクシーで』
● 6つの歌と踊り
● レキロリオ
● 前奏曲とトッカータ
● カント・リブレ・エ・フローレオ

Disc2
● 8つの前奏曲
● 前奏曲 第2集より
● ティエントによるティエント
● アントニオ・デ・カベソンへのオマージュ
● 3つのエスタンシア
● ラウデス
● 哀歌
● 秋の小品

 ミケーレ・ディ・フィリッポ(ギター)

 録音時期:2021年9月
 録音場所:ローマ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ジョン・W・デュアート:ギター作品集 第1集

ジョン・デュアートの作品を単独でリリースするにあたり、演奏者のベルフォール・ギター・デュオは、デュアートの息子クリストファーとの綿密な打ち合わせを繰り返し、過去の作品や未録音の作品を中心に選曲し、大変有意義な1枚をここに作り上げました。それぞれの作品は、異なる特徴を持っていますが、一貫していえることは、演奏への器用さを求め、協調性を持って演奏することを要求していることです。
 第1集となる今回は、イギリス民謡を主題とした組曲、ピエール・ファレーズのシンプルな主題と和声を引用した組曲、ギターのコンクールの課題曲しても取り上げられる作品や、スペインのピアニストにちなんだ作品なども含まれています。どこを聴いてもちょっと面白いギター音楽。この後も継続してデュアートの作品集が登場する予定です。(輸入元情報)

【収録情報】
デュアート:
● イギリス組曲第2番 Op.77
● 古風な組曲 Op.47
● 歌と舞曲 Op.117
● バディネリ Op.32a
● 舞踏曲 第1番 Op.71
● 舞踏曲 第2番 Op.87
● 変異 Op.58&Op.58a
● Sans Cesse Op.34

 ベルフォール・ギター・デュオ(アントニオ・デ・イノチェンティス、ニコラ・モンテラ)

 録音時期:2020年8月、2021年4月
 録音場所:ナポリ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
バッハ:ギター編曲集

ロシアのクラシック・ギタリストの先駆者、アルカディ・イヴァンニコフによる新録音。バッハのリュート作品と、イヴァンニコフ自身が編曲した作品を収録しています。
 バッハが実際にリュートを弾いたという確証はありませんが、楽器の音に興味を持っていたことは明らかで、ヨハネ受難曲や追悼頌歌(BWV.198)でのリュートの微妙な使い方が見て取れます。リュートを特に意識して書かれたと思われる4つの組曲の中の、ホ短調 BWV.996とハ短調 BWV.997(ここではイ短調に移調)を録音。収録曲の選曲にもこだわりが見られます。4弦のヴァイオリンから6弦ギターへの適合を容易にするため、編曲においても細かな調整を行うなど、編曲者、演奏家として良法を模索しています。
 バッハの最初の妻マリア・バルバラの突然の死を悼んで作曲されたと思われる崇高なシャコンヌで幕を閉じるニ短調パルティータは、バッハのピアノ以外の独奏楽器のための最も深い作品であり、ロシアの名手によるこの曲集のクライマックスにふさわしいものと言えるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:
● 前奏曲 フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
● 組曲ホ短調 BWV.996
● 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003

Disc2
● 組曲ハ短調 BWV.997
● 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
● 前奏曲ニ短調 BWV.999

 アルカディ・イヴァンニコフ(ギター)

 録音時期:2017年12月
 録音場所:モスクワ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ギターによるスペイン・ルネサンス期の音楽集

演奏するジュゼッペ・キアラモンテは、2020年にヨハン・カスパール・メルツの『幻想曲』を録音して、ブリリアント・クラシックスでデビューしました。温かみのある音色、そしてかつて「ギターのリスト」と呼ばれた作曲家の音楽を蘇らせるという冒険心で、多くのギターの専門誌からも絶賛されました。
 今回は、16世紀のメルツに相当すると思われる作曲家、ルイス・ミラン[c.1500-1561]を取り上げます。1536年に出版された「エル・マエストロ」はビウエラのための音楽集で、スペイン最古の器楽曲・伴奏曲集であり、スペインで最初のギタータブ譜の印刷物です。収録曲の『幻想曲』は、楽器で即興演奏を行い、その後に紙に書き留められたといわれており、作曲する楽器の性質そのものから発展した音楽です。また『6つのパヴァーヌ』はヨーロッパ北部の同名の舞曲に似ていますが、より憂いを帯びているのが特徴です。
 一方、ルイス・デ・ナルバエス[c.1500-1555]の作品は、より複雑なポリフォニーを備えていますが、ミランに比べれば控えめな表現と感じられます。
 この2人の作曲家のおかげで、ビウエラは16世紀のスペインで人気を博し、ギターの発展につながったと言えるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
ミラン:
● 幻想曲 第21番
● 幻想曲 第10番
● 幻想曲 第1番
● パヴァーヌ第1番
● 幻想曲 第11番
● 幻想曲 第2番
● パヴァーヌ第2番
● 幻想曲 第12番
● 幻想曲 第3番
● パヴァーヌ第3番
● 幻想曲 第4番
● パヴァーヌ第4番
● 幻想曲 第5番
● パヴァーヌ第5番
● 幻想曲 第14番
● 幻想曲 第13番
● パヴァーヌ第6番
● テント第4番

ナルバエス:
● 幻想曲 第2番
● 皇帝の歌
● 幻想曲 第3番
● 『クラロス伯爵』による変奏曲
● 幻想曲 第5番
● 幻想曲 第6番
● 『牛を見張れ』による4つの変奏曲
● 『牛を見張れ』による3つの変奏曲
● 低音上の対位法

 ジュゼッペ・キアラモンテ(ギター)

 録音時期:2021年10月、12月
 録音場所:イタリア、ゴルラ・ミノーレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Cuatro Argentinas〜プホール:ギター作品集

マキシモ・ディエゴ・プホールは、アルゼンチン、ブエノスアイレス出身。タンゴが盛んなブエノスアイレスのナイトクラブで演奏家としてのスキルを磨きました。デュオ、トリオ、カルテットで演奏し、タンゴ音楽のあらゆる作品に取り組みました。演奏家として作曲家として、初期段階から、プホールは伝統的なアルゼンチン・タンゴと正式な学術的概念の融合をめざしていました。ヴィラ=ロボスとレオ・ブローウェルの作品を徹底的に研究するなど、ギターという特殊な楽器を音楽的に自身の作品に取りこみました。アルゼンチンの独特なギター音楽の世界。メランコリー、ノスタルジア、官能、情熱、怒り、愛といった永遠の感情を糧とする叙情的な表現が見事な作品集です。
 演奏者は、現代ギリシャのギタリストの中で、最も才能と創造性に恵まれたひとりであるゲオルゲ・トッシキアン。1981年にピレウスに生まれました。ブリリアント・クラシックスでリリースしたアルバム、ヤン・ティエルセンの編曲作品集が好評発売中です。(輸入元情報)

【収録情報】
プホール:
● アタウアルパ・ユパンキの主題による変奏曲
● あるタンゴ弾きの死への哀歌
● ソナチネ
● プラタ組曲第1番

 ゲオルゲ・トッシキアン(ギター)

 録音時期:2022年2月
 録音場所:アテネ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:グリーティング・カード

カステルヌオーヴォ=テデスコは、1953年から1967年にかけて53曲の器楽アンサンブルのための作品を書き、『グリーティング・カード』と名づけました。このうち21曲はギターのための作品です。作曲者が「アルファベット・ピース」と表現したように、それぞれの音とアルファベットを組み合わせた上下2つの半音階から派生する明確な主題を中心に構成されています。主題の配列は、献呈者の姓名に依存し、連弾の基本原理と同じような関連性を持たせました。この作品は、演奏家、友人や知人の肖像画のようなもので、それらは、それぞれ愛情に満ちた響きをもった音楽となっています。
演奏は、クリスティアーノ・ポルケッドゥ。「新世代の音楽家にとって中心となる存在」と評論家に一目置かれるギタリストです。カーネギー・ホールでのリサイタルなど積極的な演奏活動を行い、またブリリアント・クラシックスのディスコグラフィも拡大中です。(輸入元情報)

【収録情報】
カステルヌオーヴォ=テデスコ:グリーティング・カード

Disc1
カステルヌオーヴォ=テデスコ:
● セゴヴィアの名によるトナディーリャ
● ジークフリート・ベーレントの名によるロンデル
● ブルーノ・トナッツィの名によるハバネラ形式の前奏曲
● 高橋 功の名による短歌
● ユージン・ロビン・エスコヴェードからユージンへの子守歌
● エノスの名によるアゾレス諸島の歌
● マリオ・ガンギの名によるシチリアの歌
● クリストファー・パークニングの名による小バラード
● レイ・デ・ラ・トッレの名によるサラバンド
● オスカー・ギリアの名によるロマンス
● パーセルへのオマージュ

Disc2
● クトル・ガルシアの名によるキューバの歌
● アリリオ・ディアスの名によるベネズエラの歌
● エルネスト・ビテッティの名によるアルゼンチンの歌
● マヌエル・ロペス・ラモスの名による練習曲
● ルッジェーロ・キエザの名による教会からのアリア
● ローリンド・アルメイダの名によるブラジル南部の名
● 松田二朗の名による日本画
● アンジェロ・ジラルディーノの名による天使の飛行
● アーネスト・カラブリアの名によるカラブリアの歌
● ユージン・ディノヴィの名によるタランテラ

アンジェロ・ジラルディーノ[1944-2022]:
● カステルヌオーヴォ=テデスコへのオマージュ
● 地中海ソナタ

クリスティアーノ・ポルケッドゥ(ギター)

録音時期:2021年12月〜2022年4月
録音場所:イタリア
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ボグダノヴィッチ:『季節の前奏曲』全集

デュージャン・ボグダノヴィッチは旧ユーゴスラビア出身で、現在最も優れたギター作曲家、ギタリストです。アルベルト・ヒナステラを師とし、権威あるジュネーヴ・コンクールで優勝。世界各地で幅広く活動しています。ボグダノヴィッチの作品は、クラシック、ジャズ、エスニックが融合したもので、強い表現力と感情を持った個性的なスタイルが特徴です。この録音は、春、夏、秋、冬の4つの季節にちなんだ48の前奏曲全曲を収録。季節ごとにそれぞれ12の前奏曲でまとめられています。
 演奏者のアンジェロ・マルケージは「最高の技術的熟練を誇る深遠な演奏家」として広く賞賛され、ブリリアント・クラシックスからは、ジラルディーノのギター協奏曲やソナタや小品集などリリース。いずれもギター・ファンを中心に高い人気を誇っています。(輸入元情報)

【収録情報】
ボグダノヴィッチ:『季節の前奏曲』全集

Disc1
● 12の『春の前奏曲集』
● 12の『夏の前奏曲集』

Disc2
● 12の『秋の前奏曲集』
● 12の『冬の前奏曲集』

 アンジェロ・マルケーゼ(ギター)

 録音時期:2021年6月、7月
 録音場所:イタリア、パレルモ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:イタリア時代の独奏ギターのための作品全集

カステルヌオーヴォ=テデスコは、20世紀前半のイタリアで最も成功した、注目すべき作曲家のひとりです。新古典主義の影響を受けている作風は、鮮やかで、華麗で、時折奇妙な不協和音を含み、強くリズムを刻み、受けのしやすいメロディに溢れています。第二次世界大戦前にハリウッドに移住し、200本以上の映画音楽の作曲を行ったことでも有名です。また世界で活躍していたギタリスト、アンドレス・セゴビアと出会うことで、ギターのための曲も書くようになり、ギター音楽は彼の全作品の中で最も充実した部分を占めるようになりました。
 この録音は、作曲家が1939年にアメリカに亡命する前にイタリアで書かれたギター独奏のための作品全集で、素晴らしい旋律と真のイタリアの雰囲気を持つ音楽が収録されています。(輸入元情報)

【収録情報】
カステルヌオーヴォ=テデスコ:
● 世紀をわたる変奏曲 Op.71
● ソナタ ニ長調 Op.77『ボッケリーニへのオマージュ』
● 悪魔的奇想曲 Op.85『パガニーニへのオマージュ』
● タランテッラ Op.87a
● 花咲くオレンジ Op.87b
● 『すてきなタバコ』による変奏曲 Op.95

 アントニオ・ルゴロ(ギター)

 録音時期:2016年8月、2017年7月、2018年7月、2020年10月
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル)
ギターによるバッハ作品集

現在、私たちが知っているようなギターは、バッハの時代には存在していません。バロック・ギターと呼ばれるものはありましたが、ドイツでは普及していなかったようです。それに近い楽器でバロック・リュートをバッハは所持していたようですが、演奏はしていなかったと考えられています。
 バッハの音楽は「不滅の音楽」と言われるように、どのように演奏されても編曲されても本質的な音楽は失われません。このアルバムは、現代のギターで演奏するために編曲された有名な作品ばかりを集めています。
 ブリリアント・クラシックスで多くのギター曲をリリースしているアッタデモによる新録音です。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ/ルイジ・アッタデモ編:
● 前奏曲(無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007より)
● トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
● シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
● アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より)
● アリア(管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068より)
● ラルゴ(協奏曲ヘ短調 BWV.1056より)
● ガヴォット(無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012より)
● ガヴォット(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006より)
● シチリアーノ(無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001より)
● シチリアーノ(フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV.1031より)

J.S.バッハ/デイヴィッド・ラッセル編:
● 主よ人の望みの喜びよ

 ルイジ・アッタデモ(ギター)

 録音時期:2022年
 録音方式:ステレオ(デジタル)
ギターのためのバッハ編曲集

J.S.バッハの作品は、近年、数多くの編曲や改作が行われています。1960年代以降、ギターのレパートリーには、現代の6弦ギターに最も近い楽器であるリュートのために書かれたバッハの作品が多数加えられています。
1717年から1723年のケーテン時代、ライプツィヒ初期に主に教育目的で作曲された作品のいくつかは、ギターの豊かなダイナミクスと、ポリフォニックな響きを生かすことができた名作品です。この時期に書かれた鍵盤楽曲では、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのクラヴィーア曲集とアンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア曲集が代表曲としてよく知られています。これらの曲集には、バッハの家庭生活や音楽に対する教育面などの生活感を垣間見ることができます。これらには後に『インヴェンション』や『シンフォニア』、クラヴィーア曲集第1巻、『フランス組曲』に収録されることになる曲が数多く含まれています。
ギタリストのステファノ・カルディは、これらのチェンバロ曲の多くを独自に編曲・録音しました。有名曲としてよく知られた作品が多数収録されています。多くのバッハ弾きのギタリストへ向けて、ドイツ・バロックの巨匠の偉大な才能に触れる機会となるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
● 前奏曲 BWV.936、BWV.934、BWV.937、BWV.938、BWV.940、BWV.939、BWV.942、BWV.999(ヨハン・ペーター・ケルナー コレクションより)
● アングレーズ、メヌエット、トリオ(フランス組曲第3番 BWV.814より)
● アルマンド(フランス組曲第4番 BWV.815より)
● フゲッタ ハ短調 BWV.961
● メヌエット I、II(パルティータ第1番 BWV.825より)
● 前奏曲 BWV.926、メヌエット BWV.841、BWV.842、前奏曲 BWV.924、シンフォニア第6番 BWV.792、前奏曲 BWV.930、シンフォニア第5番 BWV.791(ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集より)

● ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル[1690-1749]:メヌエット『シュテルツェル氏のパルティア』(J.S.バッハのメヌエット・トリオ BWV.929)
● テレマン:クーラント(J.S.バッハの組曲 BWV.824より)
● C.P.E.バッハ:2つの行進曲(J.S.バッハのアンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集より行進曲 BWV Anh.122、BWV Anh. 124)
● クリスティアン・ペツォールト[1677-1733]:メヌエット(J.S.バッハのBWV Anh.114/115による)
● 不詳:ポロネーズ BWV Anh.119、メヌエット BWV Anh.113、BWV Anh.120、BWV Anh.116、BWV Anh.132、ミュゼット BWV Anh.126

ステファノ・カルディ(ギター)

録音時期:2022年5月
録音場所:ローマ、E45スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
19世紀の女性作曲家によるソプラノとギターのための音楽集

19世紀、サロン音楽は芸術や文学の新しい潮流を示すために不可欠なメディアでした。それらは18世紀のサロン音楽から受け継いだ明確な女性の優位的な動きもあり、貴族や女性貴族が文化社会を支配していたため、室内楽やサロニエール・オペラ、あるいはピアノ曲をギターやハープなどの他の楽器で編曲したものを聴くことができました。この録音は、19世紀のサロン音楽の雰囲気を再現するために、女性作曲家に焦点を当てまとめた好企画盤です。
ソプラノのクリスティーナ・バヨン・アルバレスは、母国セビーリャの高等音楽院で学び、現在は演奏活動を中心に行っています。ギターのヘスス・ピネダは、アンドレス・セゴビア・コンクールなどの国際コンクールでの受賞歴もあり、今後の活動が期待されるアーティストのひとりです。(輸入元情報)

【収録情報】
ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド[1821-1910]:
● アイ・リュリ!
● Aimez-moi ma mignonne
● L’Absence-Cana Espanola
● マドリード
● 漁師の歌『哀歌』 VWV.1139
● カディスの若い娘たち

マリア・マリブラン[1808-1836]:
● Le retour de la Tyrolienne
● 『叙情的なアルバム』より(La voix qui dit: je t’aime/La Bayadere)

イザベラ・コルブラン[1784-1845]:
● イタリア語による6つの小アリアより第2曲『Quel cor che mi prometti』
● イタリア語の小アリアによる6つのカンツォネッタより第6曲『Mi lagnero tacendo』/第3曲『Benche ti sia crudel』

ポーリーヌ・デュシャンジュ[1778-1858]:
● Celle qui voudrait m’aimer
● ギター
● Le bouquet de bal

ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル[1805-1847]:
● 修道女
● 白鳥の歌

クララ・シューマン[1819-1896]:
● どうして他の人たちに尋ねようとするの
● あなたが美しさゆえに愛するのなら

クリスティーナ・バヨン・アルバレス(ソプラノ)
ヘスス・ピネダ(ギター)

録音時期:2021年12月
録音場所:スペイン
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ラウロ:ギター作品集

アントニオ・ラウロはベネズエラ生まれ。幼い頃より父親から音楽の手ほどきを受けています。カラカスに移り住んでから本格的にピアノと作曲を学びます。しかし、当時ベネズエラで人気があり多くのコンサートを行っていたアグスティン・バリオス=マンゴレの音楽に出会い、ギターに専念することを決意し、その後、優れたギタリスト・作曲家となりました。ラウロは、1938年にベネズエラ人として初めてクラシック・ギターの正式な勉強を終えると同時に、声楽とギターのトリオを組んで南米各地を演奏するなど、ポピュラー・ミュージシャンとしてのキャリアも積んでいきます。
ラウロは政治に熱心な一面を持ち、熱烈な民族主義者でもありました。華麗でリズミカルなメロディと、いわゆるポリリズムの一種でもあるヘミオラや拍子、テンポの変化を多用するのが特徴のベネズエラ・ワルツに魅了され、ベネズエラの伝統的な音楽様式を研究するようになります。
1951年、ラウロは民主主義の言動から投獄されましたが、作曲活動は止めず獄中でギター・ソナタとベネズエラ組曲、それにギターとオーケストラのための協奏曲という代表作を書いています。ギターのための作曲において、ベネズエラのポピュラー音楽とヨーロッパの伝統的な複雑な形式を融合させることを目指したわけですが、それらは非常に魅力的でメロディアスな作品であり、精神と魅力に満ち、楽器の特徴を捉えた見事な音楽ばかりです。
イタリアを代表するギタリスト、クリスティアーノ・ポーリ・カペッリによる音の美しい演奏。ブリリアント・クラシックスでは、ガンギ、タンスマン、カルレバロ、カステルヌオーヴォ=テデスコなどのアルバムを録音し、多くのギター・ファンに高い評価を得ています。(輸入元情報)

【収録情報】
ラウロ:ギター作品集

Disc1
● アナ・クリスティーナ
● 3つのヴェネズエラ風小品
● アナ・フロレンシア
● 4つのヴェネズエラ風ワルツ
● アングストゥーラ
● カローラ
● クエカ・チレーナ
● 組曲『デュアルテへのオマージュ』
● エル・ニーニョ
● エル・マラビーノ
● エル・ネグリート
● マリア・カロリーナ
● マリア・ルイサ
● ロマンツァ
● ソナタ

Disc2
● グアレナスのひょうたん
● ラ・カティラ
● ヴェネズエラ組曲
● トリプティコ
● ベネズエラの童謡による変奏曲
● 4つの練習曲
● カンシオン
● 山の花々
● ラ・ガティーカ
● たそがれ
● メレンゲ
● モモティ
● ネリー
● 夜想曲
● オリエント
● パサーヘ・アラグエーニョ
● パヴァーナ
● ペトロニーラ
● ヴィルジリオ
● セイス・ポル・デレーチョ

クリスティアーノ・ポーリ・カペッリ(ギター)

録音時期:2022年6月〜9月
録音場所:スイス、ルガーノ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
パガニーニ:ギター四重奏曲全集 Vol.1(3CD)
第4・5・6・8・9・11・12・15番
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)
アルベルト・メジールカ(ギター)、他

ギターが好きだったパガニーニは15曲のギター四重奏曲を作曲。内容はヴァイオリンの名技的な部分があったりオペラティックな部分があったりと多彩で、しかも全編が親しみやすいメロディーで彩られています。
 この全集企画は、ギター奏者のアルベルト・メジールカが、ヴィオラ奏者のヴラディミール・メンデルスゾーンとの公演後の食事の際の会話の中から生まれたもので、メジールカ自身がライナーノートも執筆するなど力が入っています。メンデルスゾーンは残念ながら2021年8月に急死してしまいますが、初動時の尽力に感謝し、録音はメンデルスゾーンの思い出に捧げられています。
 主役のヴァイオリンは、以前メジールカと心地良いデュオ・アルバムを制作していた元ブロドスキー四重奏団のダニエル・ローランド。
デ・ムルシア: ギター音楽
ミゲル・アレハンドロ・ヌニェス・デルガド (バロック・ギター)

スペイン女王マリア・ルイサと駐スイス特使のアンドリアーニに仕えたスペイン・バロックの作曲家、サンティアゴ・デ・ムルシアのギター作品集。楽譜発見のゆかりの地でもあるメキシコ出身のギタリスト、デルガドが見事なテクニックで複弦5コースのバロック・ギターを操り、フォリアの哀愁からタランテラのかき鳴らしまで、気持ちの良い音で収録されています。
アノニマス・ナポリ歌曲集
レティツィア・カランドラ(ソプラノ)
ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

清楚で澄んだ声から妖艶な声まで幅広い表現力の持ち主レティツィア・カランドラが、ギター伴奏でナポリ古謡を歌い上げたアルバム。
すべて作者不詳の伝承歌で、古代から19世紀にかけてナポリの人々に歌われてきた表情豊かな作品が21曲収録されています。最後の「ロー・グラチアーノ」は、ナポリ湾の魚たちの愛と喧嘩の物語を早口で歌った楽しい曲。
カランドラは長年に渡ってナポリの歌の研究と紹介に取り組んでおり、これまでにリリースしたナポリ関連アルバムも高い評価を受けています。
ジョン・W・デュアルテ[1919-2004]
管弦楽曲と協奏曲
ギターのための作品

◆「チューダー朝の幻想」Op.50 23:04
1. 第1楽章「タワー・ヒル」 5:11
2. 第2楽章「落葉(あたりいちめん緑の庭で)」 11:32
3. 第3楽章「ジグ」 6:21
アントニオ・デ・イノチェンティス(ギター)
ベルフォート室内管弦楽団
ジャン・ルイージ・ザンピエーリ(指揮)

4. ◆「次の市の日」 2:09
ニコラ・モンテッラ(ギター)
ベルフォート室内管弦楽団
ジャン・ルイージ・ザンピエーリ(指揮)

5. ◆「ルーム島のクイリン」 5:20
アントニオ・デ・イノチェンティス(ギター)
ベルフォート室内管弦楽団
ジャン・ルイージ・ザンピエーリ(指揮)

◆協奏四重奏曲 Op.22 18:45
6. 第1楽章 デチーゾ 3:58
7. 第2楽章 コンテネレッツァ 6:05
8. 第3楽章 ジョコーゾ 4:17
9. 第4楽章 コン・ブリオ 4:25
アントニオ・デ・イノチェンティス(ギター)
ベルフォート室内アンサンブル
ハンナ・ペロウン(ヴァイオリン)
ヴァージニア・スレーター(ヴィオラ)
リチャード・ジェンキンソン(チェロ)

◆陽気な協奏曲 Op.101 25:39
10. 第1楽章 7:14
11. 第2楽章 11:54
12. 第3楽章 6:31
ニコラ・モンテッラ(第1ギター)
アントニオ・デ・イノチェンティス(第2ギター)
ベルフォート室内管弦楽団
ジャン・ルイージ・ザンピエーリ(指揮)

【録音】
2022年8月2日、ロンドン、ハムステッド、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル(オーケストラ作品)、8月4日、ロンドン、ハーロウ、セント・ジョージズ・ヘッドストーン、(協奏四重奏曲)
ファビオ・ヴァッキ (Fabio Vacchi)[1949- ]
ギターのための音楽全集 (Complete Music for Guitar)

◆ギターと弦楽四重奏のためのノットゥルノ・コンチェルタンテ五重奏曲 (Quintetto Notturno Concertante for Guitar and String Quartet)[2012] 31:51
1. 第I楽章 15:08
2. 第II楽章 16:43

ギター: アルベルト・メジールカ (Alberto Mesirca, guitar)

クァルテット・マンフレーディ (Quartetto Manfredi)
ヴァイオリン: ジョヴァンニ・クラウディオ・ディ・ジョルジョ (Giovanni Claudio Di Giorgio, violin)
ヴァイオリン: ソフィア・ボルザン (Sofia Bolzan, violin)
ヴィオラ: マッテオ・テレンツィオ・カネッラ (Matteo Terenzio Canella, viola)
チェロ: ジャコモ・グレスパン (Giacomo Grespan, cello)

3. ◆ギター独奏のための「プリン」 (Plynn for solo Guitar) [1986] 2:50
4. ◆ギター独奏のための「アポクリフォ」 (Apocrifo for solo Guitar) [2000] 2:50

ギター: アルベルト・メジールカ (Alberto Mesirca, guitar)

◆フルートとアンプリファイド・ギターのための組曲 (Suite for Flute and amplified Guitar) [1971] 7:04
5. 第I曲 1:28
6. 第II曲 0:42
7. 第III曲 1:17
8. 第IV曲 1:17
9. 第V曲 2:20

フルート: ダニエレ・ルッジェーリ (Daniele Ruggieri, flute)
ギター: アルベルト・メジールカ (Alberto Mesirca, guitar)

◆コントラルトとアンサンブルのための「フロー・マイ・ダウランド」 (Flow my Dowland for contralto and ensemble) [1994] 19:13
10. 「静かな夜から」 (From silent night) 5:39
11. 「眠れ、道ならぬ想い」 (Sleep, wayward thoughts) 2:02
12. 「すべての思考は目であったのか」 (Were every thought an eye) 1:50
13. 「彼女は私の過ちを許すことができるだろうか?」 (Can she excuse my wrongs?) 3:02
14. 「フロー・マイ・ティアーズ」 (Flow my tears) 6:40

声: リヴィア・ラード (Livia Rado, voice)
トレブル・フルート: ダニエレ・ルッジェーリ (Daniele Ruggieri, flute in G)
バス・クラリネット: アニカ・バーケ (Annika Baake, bass clarinet)
ファゴット: ヤコポ・フランチェスカート (Jacopo Francescato, bassoon)
ヴィブラフォン: フランチェスカ・ミウッツィ (Francesca Miuzzi, vibraphone)
ギター: アルベルト・メジールカ (Alberto Mesirca, guitar)
ハープ: クリスティーナ・チェンタ (Cristina Centa, harp)
ヴァイオリン: ジョヴァンニ・クラウディオ・ディ・ジョルジョ (Giovanni Claudio Di Giorgio, violin)
ヴィオラ: マッテオ・テレンツィオ・カネッラ (Matteo Terenzio Canella, viola)
チェロ: ジャコモ・グレスパン (Giacomo Grespan, cello)
指揮: フランチェスコ・ディ・ジョルジョ (Francesco Di Giorgio, conductor)

【録音】
2021〜2022年、イタリア
フェルディナンド・レバイ: ヴァイオリンとギターのための音楽全集

【曲目】
CD1
1. ◆ シューベルト「野ばら」による変奏曲 [1953] 6:50
◆ 新リサイタル小品集 [1949] 10:58
第1部 6つのオリジナル曲 5:58
2. 第1曲 穏やかに 1:04
3. 第2曲 均等に 0:51
4. 第3曲 ア・ラ・スケルツォ 0:45
5. 第4曲 穏やかに優しく(子守歌のように) 1:33
6. 第5曲 情愛深く(民謡のように) 0:47
7. 第6曲 穏やかなワルツのテンポで 0:58
第2部 民謡 5:00
8. 第1曲「壊れた指輪」 0:43
9. 第2曲「眠りの精」 1:02
10. 第3曲「悲しみと喜びの」 0:42
11. 第4曲「誠実な愛」 0:41
12. 第5曲「お兄さん元気」 0:57
13. 第6曲「稲が芽生えた」 0:55
14. ◆ 「マリアはいばらの森を歩いた」による変奏曲 [1948] 4:27
◆ 2つの無言歌 [1943] 6:08
15. 第1番 イ長調 3:05
16. 第2番 ト短調 3:03
17. ◆ 古いドイツ民謡による変奏曲[1942] 6:00
18. ◆ ボレロ[1943] 2:26
19. ◆ 古いクリスマス・キャロル"エサイの根より"による変奏曲[1948] 5:40
20. ◆ ワルツ 2:21
21. ◆ ヨハン大公の歌による変奏曲[1953] 8:09

CD2
◆ ソナタ ハ短調[1942] 21:31
1. 第1楽章 穏やかな行進曲 6:24
2. 第2楽章 俗歌「そしてハンスは歩き回る...」による変奏曲 6:50
3. 第3楽章 スケルツォ 3:58
4. 第4楽章 ウェーバー流の陽気な「無窮動」 4:19
◆ 小組曲[1944] 11:13
5. 第1曲 サラバンド 2:03
6. 第2曲 サラバンドの変奏曲 1:49
7. 第3曲 ガヴォット〜ミュゼット 3:02
8. 第4曲 メヌエット 4:19
◆ ソナタ ホ短調 [1942] 23:47
9. 第1楽章 アレグロ、マ・ノン・トロッポ 6:59
10. 第2楽章 ケルンテン民謡「私は大丈夫。何事もなかったかのように…」による変奏曲 3:52
11. 第3楽章 メヌエット 5:20
12. 第4楽章 ロンド 7:36

CD3
フェルディナンド・レバイによる編曲
◆ ベートーヴェン: 12のドイツ舞曲 [1939] 19:08
1. 第1番 0:42
2. 第2番 1:38
3. 第3番 1:40
4. 第4番 1:44
5. 第5番 1:42
6. 第6番 1:45
7. 第7番 1:42
8. 第8番 1:41
9. 第9番 1:43
10. 第10番 1:34
11. 第11番 1:34
12. 第12番 1:43
13. ◆ バッハ: アンダンテ(イタリア協奏曲より) 4:23
14. ◆ ヘンデル: メヌエット 2:51
15. ◆ リュリ: ガヴォット 1:38
16. ◆ シューベルト: スケルツォ 4:39
17. ◆ バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲ホ長調 1:57
18. ◆ ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第1番〜主題と変奏[1952] 8:00

【演奏】
ピエルカルロ・サッコ(ヴァイオリン)
使用楽器: ヨーゼフ・シュタイナー(1715年頃、アウクスブルク)、弦: コレリ

アンドレア・ディエチ(ギター)
使用楽器: ホセ・ルイス・ロマニリョス(1989年)、弦: サヴァレス

【録音】
録音: 2023年1月14日、15日、21日、28日、イタリア、ガルラスコ、アンジェロ・スタジオ
エンジニア: フィリッポ・ベンティヴォーリオ
ダウランド:メランコリー、ブリテン:ダウランドによる夜想曲 パスカル・ボエル

ジョン・ダウランド [1663-1726]
◆ メランコリー
1. ファンタジー [P1a] [4:15]
2. もっとも気高く偉大なデンマーク王クリスティアヌス4世のガリアード [P40] [3:01] 2.
3. 憂鬱のガリアード [P25] [2:42]
4. ハンズドン夫人のパフ [P54] [1:43]
5. ディゴリー・パイパー大尉のガリアード [P19] [2:43]
6. フォーローン・ホープ・ファンシー [P2] [3:40]
7. フェルディナンド・ダービー伯爵のガリアード [P44a] [3:04]
8. 最も神聖なエリザベス女王のガリアード [P41] [1:18]
9. ファンシー [P6] [2:56]
10. 名誉あるエセックス伯爵のガリアード [P42a] [1:57]
11. タールトンのライゼレクション [P59] [1:33]
12. ダウランドの最初のガリアード [P22] [1:51]
13. ファンシー [P73] [3:28]
14. フォーチュン [P62] [2:14]
15. ウィロビー卿のおかえりなさい [P66a] [1:04]
16. ミニャルダ [P34] [3:37]
17. 空想 [P5] [2:28]
18. ダウランドさんの真夜中 [P99] [1:23]
19. ラクリメ [P15] [6:21]

ベンジャミン・ブリテン [1913-1976]
◆ ジョン・ダウランドによる「夜想曲」 Op.70
20. 瞑想するように [2:50]
21. 非常に興奮して [1:04]
22. 休みなく [1:34]
23. 不安げに [1:25]
24. 行進曲のように [1:33]
25. 夢見るように [2:24]
26. 優しく揺れて [1:28]
27. パッサカリア [8:02]

 パスカル・ボエル(ギター)

 録音:2022年12月7〜9日、フランス、パリ
ジョルジュ・ミゴ[1891-1976]
ギターのための作品全集

CD1
◆ 「クロード・ドビュッシーへのオマージュのために」 (1924) (手稿譜からの新版) 11'27
1. I. 前奏曲 4'40
2. II. パストラーレ 3'55
3. III. 後奏曲 2'52

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

◆ ギター・ソナタ(1960) 18'18
4. I. 前奏曲 4'43
5. II. アラント(溌溂と) 4'48
6. III. アンダンテ・グラーヴェ 3'02
7. IV. フィナーレ 5'45

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

◆ 「ピエール・ムサリー«喜びと不安»による3つの歌」 (1969) (声とギターのための) 12'49
8. I. 「踊りの歌」 5'19
9. II. 「覚えやすい歌」 3'57
10. III. 「ロンド」 3'33

 原璃菜子(ソプラノ)
 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

 録音:2022年7月27日、11月2〜4日、イタリア、トリエステ、517 サン・ヴィート、スタジオ・ダルテ
CD2
◆ 「2台のギターのための前奏曲集」 (1961) 06'45
1. I. 「グラシエラ・ポンポニオの名にかけて」 2'41
2. II. 「ホルヘ・マルティネス・サラテの名にかけて」 4'01

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)
 ニコラ・モンテッラ(第2ギター)

◆ 2台のギターのためのソナタ (1962) 28'05
3. I. 前奏曲 6'29
4. II. まるで2人の踊りのように 8'05
5. III. アンダンテ 5'44
6. IV. フィナーレ 7'47

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)
 ニコラ・モンテッラ(第2ギター)

◆ フルートとギターのためのソナタ (1965) 19'22
7. I. 前奏曲 5'44
8. II. グラーヴェ 5'37
9. III. 終結 8'01

 フランコ・アスコレーゼ(フルート)
 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

 録音:2022年12月27日、2023年3月2日、イタリア、サレルノ、ノチェラ・スペリオーレ、INLレコード・スタジオ
イダ・プレスティ[1924-1967]
2台のギターのための音楽全集

1. ◆ ハンガリー人の女8'30
2. ◆ プレリュード 4'57
3. ◆ タランテラ 4'53
4. ◆ アヴィラの踊り 5'23
5. ◆ スペイン 9'04
6. ◆ バガテル 7'46
7. ◆ ジプシーの踊り 2'49
8. ◆ エチュード第1番 3'41
9. ◆ 母への子守唄 6'15
10. ◆ 歌とゲーム 3'15
11. ◆ エチュード第2番 4'09
12. ◆ セレナーデ 5'29
13. ◆ ニューイヤー・ワルツ 3'13
14. ◆ 幻想的エチュード 7'32

 サルヴァトーレ・フォルトゥナート(ギター)
 ファビオ・ペルチバッリ(ギター)

 録音:2022年、イタリア、ジェンツァーノ・ディ・ローマ

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