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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 今日の台湾・ウクライナ問題の基本構図

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【孫崎享のつぶやき】
今日の台湾・ウクライナ問題の基本構図:2000年頃、米国の一極支配=「世界全体が実質的な米国勢力圏に」→米ルールで行動を強要。逆らえば、公然たる体制変革も(鳩山政権)。→中露が反発。米指導者壮大な野心持っても、実現する手段少→大きな結果は期待できず、
2022-02-17 07:547


1:冷戦終了から今日までの国際秩序の基本構図

1991年、ソ連が崩壊して今日まで、国際政治は目まぐるしく変化してきています、
約、30年に及ぶ変化を正確に把握している人はそう多くありません。

 この中、最も的確に把握しているのは、ハーバード大学教授のグレアム・アリソン(1940年生まれ)でしょう。キューバ危機を分析した『決定の本質』で学術的地位を固め、第一期クリントン政権の政策担当国防次官補となり、ハーバード大学ケネディ行政大学院の初代院長です。その影響力は卒業生を見ても明確です。日本の政治家では自民党の茂木敏充、林芳正、齋藤 健、小林鷹之、野党では立憲民主党の藤末健三、国民民主党の玉木雄一郎、財界では日本製鉄社長橋本英二、朝日新聞の橋本英二等が在籍したのをみてもそのすそ野の広さが判ります(米国では、戦略国際問題研究所(CSIS)やコロンビア大学も日本の政治家を受け入れていますが、こちらはより政治色の強い人選です)。

アリソンの説く国際政治構造の変化(論文を図式化したもの)

・冷戦―(米国圏、ソ連圏という)勢力圏の構築。
    勢力圏とは:他国が服従することを求めるか、支配的影響力を行使できる空間

・冷戦の終結とはー「世界全体が実質的な勢力圏になったこと」

・今:「大国間競争の時代」―中国とロシアは、アメリカの利益と衝突するとしてもパワーを行使

問題は「アメリカの新しい役割が何であるか」をうまく定義できていないこと
今後この役割は大幅に強い作なっていくはず。ワシントンの指導者は今後も壮大な野心を表明し続けるかもしれないが、実現する手段が少なくなれば、大きな結果は期待できない、

出典:「新しい勢力圏と大国間競争」アリソン(1940年生まれ。。ハーバード大学ケネディ行政大学院の初代院長)

 アリソンはツイッターで次の説明をした。「一極(支配)は終わった。それと共に、各国は米国指導の秩序の中で、ただ、米国に割り当てられた役割を果たすだけという幻想も終わった。複数の勢力圏があり、その全てが米国の物でないという事実を受け入れるべきだ。


コメント(2)

まったく同感です。ソ連崩壊以降の、アメリカ一極支配の幻想を、見直し、捨てて、新しい世界観を構築すべきです。日本は、その中で、果たす役割あり。海洋国の代表として、唯一の被爆国として!!
>>[1]
私も同感です。日本のあるべき道はそれだと思います。

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