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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 米国は二階幹事長にどう対応するか。

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二階幹事長は『月刊日本』11月号。「(米は習近平来日に批判的に)常に米言う通りにしなければならないという、そんな情けない日本であっては困ります」7月CSIS論評で、対中国友好をとる二階幹事長、今井補佐官を批判。
2020-10-29 06:3410
(1)日本の外交政策の舵取りで、今最も難しいのは日中関係であろう。
 一方において、中国の経済の量質が世界最大になりことが現実性を帯びてきたこと、日本経済の発展にはこれとの連携が欠かせないとみられること、他方において米中関係が緊迫していることで、米国が対中包囲網を敷き、米国は日本に対し、これへの参加を強く求めるとみられることである。(2)安倍首相の姿勢、及びこれを引き継ぐとした菅首相の姿勢からすれば、米国の主導する対中包囲網の一員になることが避けられないとみられる。
(3)ただここに二階幹事長の動向が関与してくる。
 二階幹事長は、『月刊日本』11月号「いま角栄先生ならどう考えるか」で次の発言している。
―二階幹事長は中国の習近平主席の訪日実現に向けて取り組んできました。新型コロナウィルスの影響によって習氏の訪日は延期になっていますが、今後の見通しを教えて下さいー
 お出でいただける環境が整えば、早い機会にお越しいただきたい。このように考えています。
 日本と中国はしっかり向き合っていくことが大事だとされてきましたが、これからはただ向き合うだけに大事だとされてきましたが、これからはただ向き合うだけにとどまらず、お互いに協力し合い、国際社会で自らの実力や実績に相応しい行動を取るべきだと思います。
−アメリカは習近平来日に批判的だとみられています。日本の一部にも、アメリカに遠慮してか、習近平来日に反対する声があります。
 アメリカは外交的にも経済的にも最も仲良くしていかなければならない国であることは間違いありませんが、常にアメリカの言う通りにしなければならないという、そんな情けない日本であっては困ります。
 日本は日本の独自の道があるはずです。
 私もしかるべき時期が来れば、アメリカや中国を含め、同志とともに外国を訪問したいと考えています。
(4)過去の歴史を見ると、日本が米国より前で中国との関係を改善しようとする際、主導する政治家が排除される動きがあった。
 ・田中角栄
 ・鳩山由紀夫、
 ・小沢一郎
(5)ワシントンの有力シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は「日本における中国の影響力」と題する調査報告書を作成し、7月末に公表した。
 ・二階は自分の故郷にある動物園のためにパンダを5頭も中国から買ったことがある。2019年4月には、安倍首相の特使として習近平と会談し、アメリカにはアメリカの意見(考え方)があるにもかかわらず(=それを無視して)(regardless of the United States’ opinion)、日本は「一帯一路」に協力すると提唱した。
・二階は、習(習近平)の国賓訪日を主張した。
・日本の対中援助関係は、中国への影響力の始まりだとも捉えられている。自民党の二階幹事長は、習近平の国賓招聘や一帯一路を擁護し提唱するだけでなく、かねてから対中対外援助を擁護してきた。ODA(政府開発援助)とは、OECDによって「開発途上国の経済発展と福祉を促進することを主たる対象とする政府援助」と定義されている。
・首相補佐官で経済産業省官僚だった今井尚哉は、ビジネス的立場から、中国や中国のインフラプロジェクトに対する姿勢をよりソフトに(友好的に)するよう、安倍首相を説得してきた。
・今井は二階とともに強力なグループを形成していて「二階今井派とも呼ばれている。
・経済産業省出身の今井尚哉補佐官は、日本の安全保障戦略の一環として経済問題を提起してきた重要人物である。
(6)今後米国が二階幹事長にどう対応するか注目される。

コメント(1)

またまた、CIAのお出ましで、スキャンダルで二階つぶしかな?

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