孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】米国NBC等報道「イスラエル情報機関が、米国が「ソ「」司令官暗殺を助けた」。

「ソ」がシリアからバグダッド行き飛行機に乗るのを、イスラエル情報機関が確認。イスラエル紙も報道。ソ将軍暗殺は、イランの米軍基地攻撃で一応決着、イスラエルが関与したことになると新たな火種。
2020-01-14 08:202

「イスラエル情報機関が、米国がソレイマニ司令官暗殺を助けた（Israeli intel helped the US assassinate Soleimani）」

A１　事実関係１英国デイリー・メイル紙

暴露・イスラエルの情報機関が、どの飛行機で（シリアから）イラクに行くかを知らせることで、米国がソレイマニ司令官暗殺を助けた。

・イスラエル首相ネタニヤフが唯一同盟国で殺害について知らされた人物、

・一月三日、イランのトップの将軍ソレイマニはダマスカスから飛んできて、バグダッド空港を出た所で、米国の空爆で殺された。ダマスカスの密告者がCIAにどの飛行機にソレイマニが乗るかを伝え、それをイスラエル情報機関が確認した。

・イスラエル・首相ネタニヤフが暗殺計画を事前に知っていた外国の指導者である。

・ネタニヤフは事前にポンピオ国務長官と話した。

A-2　イスラエル紙伊エルサレム・ポスト「「イスラエル情報機関が米国がソレイマニ司令官暗殺を助けた（Israeli intel helped the US assassinate Soleimani）」「米国NBCニュースがイスラエルの情報機関がソレイマニ暗殺を助けたと報じた。

A2　事実関係　イスラエル・ハーレツ紙「イスラエルの情報機関がソレイマニ殺害を助けた、と報道。

A-3　FARS(イラン系報道機関)

「報道：米国はイラン司令官暗殺計画でイスラエル情報機関を利用（Report: US Used Israeli Intelligence in Assassination Operation of Iranian Commander）テヘラン・FNA

　NBCはカギとなる情報を米国に渡すことで、イスラエルは軍事作戦に参画したとの名前を特定できない情報を報じた。イスラエル情報はシリア空港での通報者がソレイマニがどの飛行機に乗るかを確認するのに役立った。

　ニューヨークタイムズ紙はネタニヤフ首相がポンピオ国務長官と話し、暗殺を事前に知る唯一の同盟国であった。

・指名を明らかにしない米国高官はNYTにソレイマニ暗殺を少なくとも２０１８年７月から検討していたと述べた。新聞によればイラン国内での暗殺は困難なので、シリア、イラクなどでの暗殺を考えていた。

・ボルトンが５月に暗殺を公に提言した。
B:評価
　ソレイマニ将軍暗殺は、イランの米軍基地攻撃で一応決着した形をとっているが、イスラエルが関与したことになると新たな火種。