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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュのトランプ大統領の政治スタイルは、国内政策、対外政策いずれも絶えず敵を作り。煽り、関心を高め支持を維持する狙い

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【孫崎享のつぶやき】
トランプ大統領の政治スタイルは、国内政策、対外政策いずれも絶えず敵を作り。煽り、関心を高め支持を維持する狙い。約一年半北朝鮮を敵視。首脳会談で軟化。今、対中批判を強化。「アメリカを再び強化」スローガンでは中国批判は当然の流れ。NYT記事紹介。
2018-08-21 07:53


A:事実関係

NYT記事「北朝鮮との緊張緩和後、トランプは新たな敵、中国への(攻撃)目標を強化している(After detente with North Korea, Trump increasingly takes aim at a new foe ― China)
(ホワイトハウス担当記者David Nakamura)

・トランプは18カ月北朝鮮を一番の安全保障上の脅威とみなしてきたが、中国に関心を移し、対決的姿勢をとり、専門家は危険なシフトとみなしている。
・貿易戦争をエスカレートから中国の海上進出に対抗する国防費増強とシフトし、中国では、米国は中国の勃興を抑え込もうとしているとのコンセンサスが作られつつある。
・昨年トランプは“良き友”(“good friend”)習近平との調和を目指したが、先週、中国の軍事力を国防省内での“宇宙軍”創設の理由とし、土曜日には中国を米国選挙への外国勢力の影響の中にいれた。

 トランプは、ロシアを攻撃しているバカ者たちは中国という別の方向を見なければならないと書いている。
・トランプ及び彼への助言者たちは、中国という共産国は有害な勢力で直接の競争相手で敵であって、より過激的な手段で止めなければならないという見解に達した。ワシントンの政治分析者達で共有されている考えでもある。
・政治分析者達は、対中政策はパリ協定 (気候変動)、イラン核合意等国際的なイニシアティブで中国との協力を求めたオバマ政権と大きく乖離するとしつつも、未だ、明確な戦略がないとしている。
トランプは、上記二つの合意から離脱している。
・Bonnie Glaser(戦略国際問題研究所中国専門家)は「この政権は中国を競争相手とみなすことで一致しており、中国との間でより効果的な競争戦略を持てるかに焦点が移っている」と述べている。先週木曜日の閣議でトランプは北朝鮮への経済圧力を緩和し、習慣性オピオイドを米国に溢れさせていると攻撃した。
・トランプは選挙期間中中国に激しく攻撃していたが、昨年春フロリダに招待して以降、攻撃を弱めていた。

 トランプは北朝鮮に対する中国の協力を求めていた際、中国を“為替操作国”と非難するのを控えていた。しかし、シンガポールでの米朝首脳会議で金正恩に約束を守らせることが
つまずくや、大統領は北京に対して気難しくなってきた。
・北朝鮮との関係が不安定な緊張緩和に入る中で、大統領は中国を都合の良い政治的引き立て役とみなしている。
・こうした戦略が有効であるかには疑問がある。すでに双方は関税課税合戦を繰り広げている。貿易戦争はアメリカの産業界に不安を掻き立てている。
・昨年出された文書では中国はアジアでの米国の指導力に取ってかわろうとしているとみなしている。
・専門家たちは、言葉上の厳しさにもかかわらず、中国の拡大を止める説得力ある戦略は描き切れていないと見ている。オバマ時代のTPPは中国進出に対抗する砦とみなされたが、トランプの撤退で、アジア諸国は米国の介入に不安を持っている。
・トランプ政権はエネルギー、インフラ、デジタル商業へ1.13億ドル($113 million)の投資を発表したが、何十億ドルをばらまく中国の一路一帯構想の前では色あせて見える。

コメント(1)

日本の安倍総理は、いまごろ、経済的には、中国に接近を図ろうとしているが、うまくいくだろうか?
他のTPP諸国は、対中政策をどうでるのか?
TPPは中国拡大政策を阻止するアメリカの作戦であったが、これからは、中国と提携を深めるのでは?

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