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護憲リベラリスト、かく語りきコミュの「よど号犯」、日野原氏訃報に接し:「人を犠牲にする『大義』に大義はない」

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孫崎享のつぶやき
「よど号犯」、日野原氏訃報に接し:「人を犠牲にする『大義』に大義はない」
2017-08-22 09:2618





「よど号犯」現在彼らが考えていること:「日野原先生への追慕…一粒の麦、・・・もし死なば」

「かりはゆく」(2017年8月10日号)の一部転載

・7月18日日野原先生の訃報を受け、驚いた。。日野原先生は、人生の師、恩人とも言える方だった。

・強く印象に残っているのは、「(人質)解放後」(日野原氏もハイジャックの人質の一人であった)の羽田空港で記者会見された時の先生の言葉だ。記者の、機内でのハイジャック犯への恐怖体験についての質問に先生は「いやあ、彼らは学生だったからね・・・」と私達が狂暴な犯罪者ではなく理性的な学生だったと記者の誤認をたしなめるような回答をされた.私達からすれば、「よき理解者」というのが強く刻まれた先生の人物像だった。

 歳月は流れて、「よど号」ハイジャック闘争三十周年を迎えた二〇〇〇年の春、国内で記念の集会が持たれることになった。「よど号」関係者の話を聞くことになって、第一の白羽の矢が立ったのが日野原先生だった。「よき理解者」の印象が強かったからだ。ところがこの時の先生が語られた言葉が私達にとって大きな衝撃となった。

 ハイジャック当時の感想を求める支援者の質問に先生はこう答えられた。

「あの事件は、乗客にとっては、精神的、肉体的トラウマになっているんですよ・・・・」

 この先生の言葉は正直言って、予想外のものだった。「よき理解者」から都合のよい「印象記」を聞きだそうという私達の「スケベイ心」を見通されたのかも知れない。私達は頭を殴られたような気がした。乗客を人質として盾にとる方法は間違っている事、それは人民観の問題だと頭では総括したつもりだった。しかし心の隅では「乗客に迷惑はかけたが、多くの共感者、理解者にすらなってくれた」といった気持ちがどこかにあった。先生の一言は、ハイジャック闘争正当化の根拠を乗客であった先生から得ようとした私達の誤った心に鉄槌を下す大きな衝撃だった。

 先生は、金浦での長時間の「よど号」機内で、私達の持参した書籍の中から、「カラマーゾフの兄弟」を所望され読まれた。後にその時の心境を語られている。

「本を開くと、冒頭の言葉が目に飛び込んできた。『一粒の麦、地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、もし死なば多くの実を結ぶべし(ヨハネ福音書一二章二四節』

  機内へ強行突入があれば私は死ぬかもしれないが、その死は何かの意味を持つのではないか・・・・。先の二つの言葉と、文庫本を膝の上にして、私のキモチは少し楽になったのです」

 当時の私達は自分の「大義」のために乗客を死の淵に追いやることに鈍感であったし、さらに「犠牲を強いる」ことを「仕方のないことだ」と許す自己中心的な考え方があった。そして赤軍派総括以降もその残滓が一層されていなかった。

 それが「乗客の理解を得られて、結果はさほど悪くなかった」という思いに表現されていったのだ。

 ハイジャック三〇年後のこの痛恨の体験を契機に私達は、自己中心、思い上がりを少しでも許す甘い考えの迷路を絶つ自己批判が必要なことを痛感した。その初歩的なものとして得たのが「人を犠牲にする『大義』に大義はない」という総括だ。

 先生はといえば、「よど号」ハイジャック体験以降の命は「神から与えられた命」であるとされ、「これからの人生は与えられたものだ。誰かのために使うべきだ」とされた。そのような方であったからこそ、日野原先生はかけがえのない教訓を残して下さった人生の師、恩人として生涯、私達の心に生き続けていくだろう。

参考:よど号ハイジャック事件(ウィキペディア)

A概要: 1970年3月31日、羽田空港発板付空港(現福岡空港)行きの日本航空351便(愛称「よど号」)が赤軍派を名乗る9人(以下、犯人グループ)によってハイジャックされた。犯人グループは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ亡命する意思を示し、同国に向かうよう要求した。よど号は福岡空港と韓国の金浦国際空港での2回の着陸を経た後、4月3日に北朝鮮の美林飛行場に到着。犯人グループはそのまま亡命した。

運航乗務員を除く乗員と乗客は福岡とソウルで順次解放されたものの、運輸政務次官山村新治郎が人質の身代わりに搭乗し、運航乗務員と共に北朝鮮まで同行した後に帰国した。

実行犯グループ、吉田金太郎・岡本武・田宮高麿の3人は北朝鮮国内で死亡したとされる。また柴田泰弘と田中義三の2人は日本に帰国した後に裁判で有罪判決を受け、服役。柴田は刑期満了による出所後の2011年6月23日大阪市内のアパートで、田中は2007年1月1日に服役中にそれぞれ死亡した。現在、北朝鮮にいるのは小西隆裕・魚本公博・若林盛亮・赤木志郎の4人

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コメント(3)

「よど号ハイジャック事件」あれから、もう47年ですか・・・早いものです。
あの頃、共産国、北朝鮮は、赤軍派や、帰還した朝鮮人の人たちには、理想の国、だったのでしょうね。
政府も、新聞も、そんな宣伝をしてたのかな?

それにしても、人を犠牲にする大義に、大義はない」との日野原さんのお言葉は、重いですね。
>>[1]

「イイネ」にあつく感謝申し上げます。

日野原先生のスケールの大きさ。私も見習いたいと思います。

北朝鮮の問題は、簡単にあれこれ言えないと私は思います。戦後共産党でもっとも勇敢に民主化闘争を戦い抜いた朝鮮民族。
六全協で朝鮮民族は日本共産党の方針で一国一民族で朝鮮に帰国したひとや日本に残ったひとたち。
日本共産党はかなりはやい時期から北朝鮮を批判し、赤軍派は日本共産党とは全く異なる思想でした。

北朝鮮の専制主義や家父長制など大きな問題は抱えています。しかし、古代中世近現代と侵略されつづけてきた歴史をたどると、たやすくテキトーなことは言えません。
沈黙と饒舌。
昔のソ連も今の北朝鮮も中国も「言論の自由」すらない「刑務所」みたいな国家であることを考えると

日本という「自由主義陣営」がどれほど素晴らしいか理解しやすい対比ですね。

東ドイツの人たちなんて東西合併で自由主義陣営に入って大喜びですね。

当のソ連国民もロシアになって大喜び!!

共産主義、社会主義って狂産主義ってくらいですね。


共産主義、社会主義イコール   「粛清」ですよね。

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