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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュのトランプの中東政策

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【孫崎享のつぶやき】

バーレーン、サウジ、エジプト、ア首連が5日、カタールと国交断絶発表、同時にトランプはカタールの過激派資金提供を非難し、この動きを自分のサウジ訪問の成果とツイート。だがカタールにはアメリカ中央軍が駐留。軍事的に重要な相手

2017-06-07 08:402



AP通信などによると、中東のバーレーン、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)の4カ国が5日、カタールと国交断絶すると相次いで発表した。

A:事実関係

 4カ国は、カタールからの外交官の引き揚げや、航空・海上交通の遮断を行うとしている。サウジはアラブ諸国が軍事介入しているイエメン内戦からカタールが部隊を撤収するだろうとしている。バーレーンは断交の理由について「メディアを使って、イランとつながりのある武装テロリスト組織を支援し、バーレーン国内で破壊活動や混乱を広げている」などとしている

B:解説

・カタール国は、中東・西アジアの国家。首都はドーハ。アラビア半島東部のカタール半島のほぼ全域を領土とする半島の国。ペルシア湾(アラビア湾)に面する。南はサウジアラビアと国境を接し、ペルシャ湾を挟んで北西はバーレーンに、北はイランに、東はアラブ首長国連邦(UAE)に向かい合う。

 したがって地理的に、ペルシア湾の極めて重要な位置にある。

 天然ガスは世界シェアの1.2%。カタールの天然ガス輸出先は第1位が日本で全体の約21%、第2位が韓国で約18%、第3位がインドで約15%

・アメリカ中央軍が駐留し、首都ドーハ近郊に司令部の一つアッサイリヤ基地がある(約一万人の米兵が滞在)。

・米国との結びつきが強く、コーネル、ジョージタウン、ノースウエスタン等6大学がある。

・こうした米国と強い結びつきのあるカタールにどうして、米国と緊密な関係のあるサウジなどが国交断絶という行動に出たのか。

・ここにトランプが関与している

・彼のツイートを見てみよう。

「私の中東訪問で、イスラム過激イデオロギーへの資金影響は行われるべきでないと指摘した。指導者はカタールを指した。見ていろ(During my recent trip to the Middle East I stated that there can no longer be funding of Radical Ideology. Leaders pointed to Qatar - look!)」

「サウジ訪問が成果を見せたのは素晴らしい。彼らは過激派への資金提供に強硬措置を取るといった。カタールを念頭においていたこれはテロの恐怖に終止符をうつ始まりだ(。So good to see the Saudi Arabia visit with the King and 50 countries already paying off. They said they would take a hard line on funding...」「...extremism, and all reference was pointing to Qatar. Perhaps this will be the beginning of the end to the horror of terrorism!」

・カタールが過激派へ資金提供しているということは、長く言われていた。

 しかしこうした資金提供はカタールに限らない。サウジの王家関係者も行ってきている。

・トランプの動きは、米国務省、国務省と異なる動き。

  ドーナ・シェル・スミス駐カタール大使は「資金提供問題で進展があった」と述べている。

 さらに米国国防省はトランプの動きにあっけにとらわれている。

マティス国防長官はカタールを4月訪問し、タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長と会談している。国防省はマティス訪問に対して、米・カタール間の戦略的パートナーシップを強めたと発表している。

・カタールとサウジなどとの対立は2011年のアラブの春から顕著になり、カタールが「イスラム同胞団」に資金提供していたことにサウジなどは強い不満を有していた。

(本解説はNYT記事等を基礎においている)

C:評価

・カタールは「アラブの春」等において、反政府派に資金提供をして、これで、サウジ、エジプト等の反カタール機運が強化された。

・他方米国はカタールに中央軍基地を有している。米国にとってカタールは中東において最も重要で、友好関係を有さなければならない国である。

・したがって、米国国務省や、国防省はサウジ・エジプト対カタールの緊張関係を減ずるための努力を行った。

・トランプの動きは、米国の国益を害するだけでなく、国内的にも国防省、国務省の強い反発を招くこととなる。

コメント(3)

確かに、トランプは、アメリカないの軍産勢力とも戦っている。でも、今の行動は、結果として、軍産に協力している。
>>[1]

「イイネ」に厚く感謝申し上げます。
 
すーちゃんさんのご見解は見事な分析と感じました。クリントンは当選したら、アメリカの軍産複合体の代理。しかし、トランプは娘婿に籠絡されて、イスラエル軍産複合体の手に落ちたと有識者の分析を読みました。
すーちゃんさん

「イイネ」に深く感謝もうしあげます。

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