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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの広原盛明さん ポスト堺市長選の政治分析(その1

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ポスト堺市長選の政治分析(その1)〜関西から(116)〜

広原盛明(都市計画・まちづくり研究者)

 随分長く『リベラル21』への投稿を休んでしまった。「申し訳ありません」の一言に尽きる。でも、決してズル休みをしていたのではない。堺市長選を“天下分け目の大戦(おおいくさ)”だとみなす橋下維新共同代表と同じく、一介の「橋下ウォッチャー」である私も(正反対の立場から)危機感を共有していたので、「枯れ木も山の賑わい」とばかり堺市長選にブログで参加していたのである。

 選挙戦は時々刻々と変化する。だから選挙情勢をリアルタイムで伝えようとすれば、ブログを毎日書かないと情勢に追いつけない。そんなことで、『リベラル21』をしばらく休ませていただき、自分のブログ(「広原盛明のつれづれ日記」)に集中することにしたのである。もし選挙中の模様を詳しく知りたい方がおられれば、拙ブログを読んでいただければ幸いと思う。

 今日10月6日は、堺市長選の投開票日からちょうど1週間目にあたる。マスメディアの報道もほぼ一段落し、選挙結果についても各紙の論評が出尽くした感があるので、ここで二番煎じをするつもりはない。むしろ、市長選後の大阪市議会や市役所内部で現在進行中の出来事を中心にして、「ポスト堺市長選」の情勢を追ってみたいと思う。いわば、堺市長選後の橋下維新の崩壊過程に関する政治分析である。

 まず、大阪市議会では「橋下維新包囲網」がより鮮明な形となり、その包囲網が日増しに狭まって行く様子がありありと読み取れるようになった。この変化は、すでに堺市長選と同時並行的に始まっており、選挙期間中にも大阪市議会の「反橋下勢力」と堺市長選の「反維新勢力」が実質的に連動して選挙戦を戦ってきた。維新は、大阪の地方議員や全国の国会議員を総動員して堺市長選に臨んだが、反橋下勢力の方でも大和川(大阪市と堺市の境界)を越えて大阪と堺が手を組んで戦ったのである。

 こうした状況をみると、今回の堺市長選は「大阪都構想」を争点とする首長選であったが、それは単に都構想に関する政策対決にとどまらず、都構想に包含される地域挙げての橋下維新に対する対決戦でもあった。堺市が「大阪都構想」への参加を拒否することは、大阪で目下進行中の都構想を阻止することにつながるだけに、都構想反対派は堺と大阪の区別なく総力を挙げて橋下維新と戦ったのである。その意味で、堺市長選は1地方自治体の境界を越えた「大阪都」レベルでの選挙戦だったのである。

 目下の大阪市議会における最大の対決点は、維新に属する市議会議長の不信任可決にともなう議長辞職問題である。この問題は、議長が自分の政治資金パーティーに市立高校吹奏楽部を呼びつけて演奏させたことに端を発している。教育活動の一環である市立高校のクラブ活動を、あろうことか市議会議長が自分の政治資金パーティーのアトラクションとして私物化したことが問題になり、9月26日、自民・公明・民主の3会派の賛成で議長不信任が可決されたのである。大阪市議会での議長不信任は、市政始まって以来の珍事(不祥事)であり、しかもそれが公明主導で実現しただけに、公明の豹変ぶりがひときわ注目されることになった。

 なぜなら、公明(19人)は橋下市長当選以来の市議会与党であり、今年5月30日には慰安婦発言問題等を理由にした野党3党(自民17人、民主9人、共産8人)が共同提案した「橋下市長問責決議案」を、大阪維新の会(33人)とともに反対して葬った実績があるからである。その公明が今度は率先して議長不信任案の可決に回ったのだから、市民が驚いたのも無理はない。もし公明が今後維新との間に距離を置く姿勢に転ずるとなれば、定数86人の大阪市議会では維新は「少数与党」となり、全ての案件が通らなくなる可能性が生まれる。


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