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リリー賞コミュの第11回精神障害者自立支援活動賞

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2015年3月20日

第11回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)が発表されました。

統合失調症などの精神障害者2組の「当事者部門」・支援者・団体などの「支援者部門」の2組計4組が受賞しました。

エントリーは当事者部門53件、支援者部門39件でした。

このトピックで受賞者のみなさんを紹介していきます。

コメント(4)

「当事者部門」受賞

槇野 綾さん(大阪府大阪市)


オペラ歌手として世界各地でリサイタルを行う国際的オペラ歌手、うつ病を発症したのは2004年に1児をもうけてからアメリカにてうつ病を発症。シングルマザーとなり、日本に帰国。そのあと、音楽療法を取り入れた「NPO法人なでしこ」にて、2013年4月、音楽療法担当職員となる。関西二期会オペラ公演を両立させながら音楽療法の重要性を当事者とコンサートなど地域で交流活動を行っている点が評価されての受賞。

うつ病でのリリー賞受賞は初めて。音楽では2人目の快挙。今回の受賞では個人は槇野さんだけとなりました。実績と音楽療法という両軸での活動に大いにこれからも期待したいです。
[当事者部門」受賞

いこいの場ほっとハウス(京都府宇治市)


1992年4月、双極性障害などの当事者4名が集い、町なかで精神障害者が安心して過ごしているいこいの場を開設。フリースペースに毎日20〜30名が集まって、安心して過ごせる場を提供。利用者の体調に合わせて、訪問や弁当配達、緊急入院などにも付き添って、病状を医師に伝えるなど、地域と共に精神障害者が安心して暮らせる場所提供を23年にわたり継続してきたことが高く評価されての受賞。

京都では初めてのリリー賞受賞。こういう活動は継続してきたことへの評価と言うリリー賞ならではの受賞。メンバーの一人が、どこでもこういうことはできるということを伝えていましたので、今後もこういういこいの場が全国に増えることを期待しております。
「支援者部門」受賞

NPO法人 多摩草むらの会(東京都多摩市)


1997年精神障害者の家族会から発足。グループホームの設立を皮切りに、レストラン「畑deきっちん」の経営にて、メニューの豊富なレストランとして精神障害者と職員合わせて約540人にものぼり、農園や弁当の製造販売なの多角的に経営を行う。そこで就労経験を通して社会に出る当事者が増えており、事業に収益性を求めながら地域に即した精神保健福祉活動の充実をはかってきた点が高く評価されての受賞。

またまた東京での受賞。レストランは目黒の大きなビルにあり、売り上げも好調であることから、規模の大きさも受賞の決め手となりました。リリー賞はこうした仕事の関連にも焦点を当てているのも最近の傾向にあります。支援者部門は身近な活動も評価になるので、こうした受賞には期待したいところです。
「支援者部門」受賞

NPO法人 こころ・あんしんLight(兵庫県尼崎市)


こころの不調・病気を抱える子どもの家族会および支援者会として、2009年2月「こころ・あんしんLight」(通称:こあら)を設立。こころの相談電話として活動開始。2012年『はーとトンネル』という思春期精神保健福祉教材づくりを制作。3年後に完成。これらの教材を通じて、学校などでこころの不調や病気についての知識を知ってもらう啓発活動を展開。精神疾患による子どもたちが、病気の理解を得ながら学校生活が送れるように、啓発や支援の活動を続けてきたことが評価されての受賞。

兵庫県からの受賞は2組目。専門家も加わっての教材作りや、こころの不調をわかりやすい啓発活動を学校などで行うなど、子どものこころの不調にいち早く気づくことの重要性を知ってもらうなど、支援者部門にふさわしい受賞となりました。今後の活動に期待したいです。

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