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創作が好きだ!小説写真アート他コミュの『最後の一撃』研究会 創作が好きだ!出張所。 〜Finishing-Stroke laboratory〜

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ども、副管理人のかーるです。

皆さん、『最後の一撃』という言葉を知ってますでしょうか?ミステリ好きならご存知かしら。
いわゆる『とどめの一撃』。
転じて、最後の一行で意外な真相を明らかにするミステリのテクニックのことを指します。

実は私、この『最期の一撃』とか『衝撃のラスト』とか大好きで。
本の帯や映画の予告に『最後の1分(一行)を見逃すな』とか書かれちゃってたら、もうまっさきに飛びついちゃうタイプなんです。

代表的な作品としては、やはりアガサ・クリスティの『アクロイド殺し』。
最近では百田尚樹の『幸せな食卓』なども売れていましたよね。
映画であれば『セブン』や『ユージュアル・サスペクツ』『SAW1』『メメント』『バタフライ・エフェクト』『アザーズ』といった作品がほぼこれに当てはまると思います。

正直、この手法はそのほとんどがミステリ、もしくはホラー作品に多用される事が多いのですが、そこでふと思ったんですよ。
それは単に『使いやすいから』使われてるんじゃないか、実は他のジャンルでも使ってみたら結構イケるんじゃないか、って。

そこで、さっそく自分ところの日記でいくつか書いてみたんです。
ですが、そんなそんな『最後の一撃』にふさわしいネタが出てくるわけ無くて。
それに、やっぱり大好きな手法なんで、『読者』としてたくさん読んだり見たりしてびっくりしたいんですよ。

で、いろいろ考えた挙句。
私が勝手に発足して遊んでる『最後の一撃』研究会の出張所をこのコミュに設置して、皆さんに作品を持ち寄ってもらったり、映画や小説でオススメの物があったら紹介してもらったりしようかな、と思いまして、今回は企画にはせず、自由に書き込んでもらいたいとトピックにしてみました。

というわけで、皆さま。
ここで挙げていただきたいのは、

・ラスト一行(もしくはラストシーン)でそれまでの物語全てがひっくり返る物語作品

ただこれだけです。
この条件に見合うものであれば、書いた(描いた、撮った、録音した)ものをアップしてもらっても、おすすめの小説や映画や漫画を紹介してもらっても、何でもOKです。

基本私が勝手に自作をアップしたりおすすめ映画や小説をアップしていくと思いますので、
「あ、これがOKなら、こう言う映画もあるよー」
とか、
「試しに書いてみました」
とかありましたら、遠慮なく書き込んでやってくださいまし(^−^)

というわけで!

コメント(87)

>>[37]

ふと、神林長平の火星三部作を思い出しました。
「完璧な涙」

あれよりも、救いのないラストシーン。
確か80〜90年代に、SFに終末ブームがあったような気がします。あのころの雰囲気を感じました。
>>[48]
真っ先に頭に浮かんだのは、「猿の惑星」です。
しかし、それはあまりにありきたりなので、このような結末にしました。
実際、われわれが滅亡後の宇宙船の中にいるとしたら、
絶望感から救うために、地球の存在をアピールするのではないでしょうか。
いつかは帰れる場所として。
>>[50]
人間は変わらない、というのはしかたがないんでしょうが、
せめて砂漠の辺境にいるのなら、違ったことをさせてみたい。
と、いいながら、仕事をめぐってのトラブルと考えれば、今の現実世界とどれほどちがうのか。
書いていて、それは自分ながら気になります。
はあい、というわけで本日も軽めの一発を(笑)

【『Finishing-Stroke laboratory』】マジでヤバい!【Part9】​

mixi(日記):
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=33130006&id=1925163596
pixiv:
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3703047
note:
https://note.mu/muturonarasaki/n/n92a7ef311468
はあい……何だかよく分からない話が出来ました(´;ω;`)
暇な人だけどうぞ(´;ω;`)ノ

【『Finishing-Stroke laboratory』】上を向いて歩こう。【Part10】

mixi(日記):
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=33130006&id=1925227227
pixiv:
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3707857
note:
https://note.mu/muturonarasaki/n/n68c532f4f31e
>>[43]
面白かった! 色々納得しちゃいました♪。
でも、この人、色々わかって手紙出してるかな、それとも天然さんなのかなあ、と想像してると楽しかったです♪。
面白い作品、有難うございました♪。
どもっ。
今日もまた勢いで書いてみました。
勢いなので、他意はありません。
痴漢ダメ、ゼッタイ。

【『Finishing-Stroke laboratory』】駅員さん、痴漢です!【Part11】

mixi(日記):
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=33130006&id=1925370165
pixiv:
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3717958
note:
https://note.mu/muturonarasaki/n/n63ffd22f8b29
ここまで皆さんの作品を拝見させていただいて、この技法を巧みに使う資質は優れた短編を書く資質と共通するのではないかと強く感じました。アイデアそれ自体で勝負するというか、余分なものをまといつかせず骨組み自体をいかに鍛え上げるかが出来栄えに大きく影響する。僕がなぜ短編を書けないかがよくわかったような気がします。
ただ、そういう作品群であるがゆえに、ひとつの場にこうして集めて読むのが個々の作品にとっていいことなのかどうかは正直疑問に思いました。意外性・予想外という要素に強く依存するものであるだけに、それ単独で、あるいは全く傾向の異なる作品と並べて読んだほうが効果としては引き立つのではないか。なにしろ技法自体の宿命として何度も読み返すことでより深く味わうという傾向のものにはなりにくいだけに、初めて読むのにいかにふさわしい環境を作品のために準備できるかは大きいのではないかとも思いました。
そんなわけで、あえてこの技法を活かせているかとの観点から見れば問題外の代物を1つ投下しておきます。少なくともこのお話の直後に掲載される作品にとっては、格好の引き立て役になることと思いますので。
「なげやりな破滅」〜 ワゴン売りRPG小話 〜

                         M某


「ちょっと待てえっ!」

 叫ぶMF氏にちらりと視線を投げかけると、M某氏は駄々っ子を前にした大人みたいなため息をついて答えました。
「なんだ?」
「なんだもなにも、なんでおまえが著者なんだ。書くのは俺で、おまえは話の中ってのが決まりってもんじゃないか!」
「たまには交代したっていいじゃないか。外見は酷似してるって決めたのはおまえだぞ。そもそもおまえの名前もマイミクさんにここへ召喚されたとき、ろくに考えもせずいいかげんに決めただけじゃないか。電脳空間の中ででたらめに作られた名前ってことではいっしょだろ? 違いもへちまもあるもんか。マイミクさん方だってどっちがどっちかわかりゃしないって」
「いやその人様にわかるかどうかって問題じゃなくてだな。この世には守られるべき秩序というものがっ」
「秩序なんて知ったことか。おまえに任せてなんかいられるか。人を散々いままでオモチャにしやがって。あげくの果てに今度はゲーム店の投げ売りワゴンから拾ってきた怪しげなRPGの中に俺を放り込もうって魂胆だろうが、とうとう仏罰が当たったってわけだ。観念するんだな」

 MF氏はなにやら横綱級のびくともしない自信に満ちあふれたM某氏の、控え目にいっても肉付きが良すぎる、つまるところは自分と寸分違わぬ姿をまじまじと見つめました。

「……えらく勝ち誇っているじゃないか。そのくそいまいましい自信のもとはなんだ?」
「取説読んだか?」
「老眼で細かい字なんか読めないってことぐらい知ってるだろうが!」
「だから100円ショップで虫眼鏡を買ったんだろうが。いつも肝心なところで詰めの甘い奴だ。まあ俺も同じだから人のことは言えんが。キャラクターメイキングのページ読んでみろ」

「……キャラクターの名前はひらがな四文字まで。ただし濁点は一文字になりますだぁ? 21世紀の今の世にこんなファミコン黎明期みたいな馬鹿げた話が……」
「なにを甘ったれたことを! 安売りワゴンこそは良識も常識も通用しない真の人外魔境、これぞ浪漫なぞと常々吠えているのはどこの誰だ? とにかくおまえには、端っから選択の余地なんかなかったってわけだ。諦めるんだな」

 M某氏がゲーム機の電源を入れるやいなやMF氏の太った姿は電子の霧へと分解され、電脳空間の中に入れ子状に発生したもう一つの仮想空間へと吸い込まれてゆきました。
 かたんかたんという音に気づいてあたりを見回したえむえふ氏は、めまいに襲われ思わず呻きました。
「……うう、デッサンが、デッサンが……」

 そこは村の道端でした。昔のRPGによくあった王道の展開に一応従ってはいるようでした。けれども足元で遊んでいる子供の姿ときたら! 大きなビー玉らしきもので遊んでいるのですが、丸くなければならないはずのその玉がひどく歪んでいるせいで、滑らかに転がれずに音をたてているのでした。子供のいるえむえふ氏にはなじみの深い、描いた本人は丸のつもりなのに画力と結果が追いついていないことを示すその形を見れば、足元の子供が落書きをむりやり立体化したような姿をしていることになんの不思議もあるはずがありませんでした。ひどい肩こりを感じていたえむえふ氏は、形も歪んでいれば大きさも揃っていない、付いている場所さえずれている自分の手足を見て深々とため息をつきました。

 すると歪んだ建物が両側に建つ道のむこうから、人影がひとつ近づいてきました。着ているものから判断する限り女性のようでしたが、本当はすごい美人なのかもしれないと思ったえむえふ氏が、せめてこれは子供の落書きじゃなくてピカソみたいな天才が原画を描いたんだとでも思わないと残念すぎるなどと考えているうちに、相手は気の毒なほど若い声で話しかけてきました。

「ご購入いただきありがとうございました。お客様は最初のプレイをベリーイージーモードで開始されましたので、本作の特徴を簡単にご説明いたします」
 ああこれは解説キャラかとえむえふ氏が思う間にも、天才しか思いつかない造作の娘は言葉を続けました。

「ごらんのとおり本作は3DタイプのRPGです。プレイヤーの目的は青竜の鱗、白虎の牙、朱雀の羽、玄武の甲の四つを入手することで、期限までに破滅のオーブの力を封印し世界を救うことでございます。なお、すべてのアイテムの出現場所は冒険を開始した時点でランダムに決定されていますので、何度でもプレイを楽しむことができます」
「それはつまり、朱雀や玄武の出る位置もランダムってこと? だったら四方を司る霊獣をわざわざ採用した意味なんか……」

 いいかけたえむえふ氏の言葉は、相手の顔を見たとたんに雲散霧消しました。こんなゲームを作る相手に良識も常識も期待するほうが間違っていると思い知らせるだけの破壊力が、眼前のものには明らかに備わっていました。

「……せっかくだから、ベリーイージーモードについて訊いていい? やっぱりマップとかが小さくてクリアが簡単ということなのかな」
「それだけではありません。四頭の霊獣も含めたモンスターは全て眠っていますから、わざわざ叩き起こしたりしない限り戦闘も発生しません。このモードに関する限り、経験値ゼロでのクリアが充分可能な作りになっております。じゃまに思われるのでしたら、武器も防具もお持ちになる必要はありません」
「それはまあ結構なことだが、それじゃハードルは期限だけってことかな? これはリアルタイム?」
「いえ、マップを歩く歩数をカウントしております。もっと上のモードではリアルタイム制になりますが」
「期限はどうやって設定されるの?」
「スタート時にプレーヤーに歩数を選んでいただきますが、このモードではマップの升目の総数以下の数値は選べないようになっております。そして不慣れなプレーヤーの無駄足に配慮いたしまして、実際の数値にはさらに余分がランダムに加算される親切設計でございます。ちなみにこの加算される値はプレーの緊張感を削がぬよう、プレーヤーにも隠されております」

「……つまり、よっぽどドジを踏まない限り、マップをくまなく歩いてアイテムを5つ集めさえすればクリアってわけか。こりゃのどかでいいや。お散歩気分だなあ。これでグラフィックがもう少しまともだったらいうことないんだが」
「グラフィックはお客様のモード選択しだいでございます」
「はあ?」
「上のモードへのモチベーションに配慮いたしまして、難易度につれてグレードアップする仕様になっております」
「……要するに、怠け者は報われないってことかな? 技術力の使い方を間違っているような気もするが……。まあいいや」

 とりあえずマップさえちゃんと歩いてアイテムを集めていけばいいことがわかったえむえふ氏は、左右の長さが違う翼を器用に羽ばたかせて空を飛ぶ小鳥の声に耳を傾けながら、およそ世界を救うなどという大それた設定とはかけ離れた気楽さで歩き始めたのでした。なにしろ左右の足の長さも形も違うので足どり軽くというわけにはいきませんでしたが、いくら文字通りいいかげんを絵に描いたような姿となったえむえふ氏とはいえ、その姿さえもまだ神経の大ざっぱさに追いついていない以上、気にするはずもないのでした。

……が!
「なんだこれはっ!」
 あげてしまった大声に目の前のまっ赤な鳥の不細工な巨体が身じろぎしたのに気づき、えむえふ氏はあわてて自分の口を抑えました。しかしその大きさの不揃いな両の目は、眠りこけている朱雀の前のものをただまじまじと見つめるばかりでした。

 最初に見つけた「青竜の鱗」は、なんだかスコップの先っぽを青く塗っただけのしろもののような気が確かにしましたし、次に見つけた「玄武の甲」はどう見ても習字に使う硯そっくりの形に見えました。とはいえあまりにひどいデッサンの歪みのせいで、えむえふ氏にもそう断じるだけの確証が持てなかったことは事実でしたし、村人たちもやれ青竜の鱗を持ち帰った勇者だの玄武の甲を手に入れた英雄だのといってくれている以上、偽物などではないのも確かなようでした。

 けれど続いて見つけた「白虎の牙」は、その歪んだ形にもかかわらず、えむえふ氏には縦から見ても横から見ても象牙で作った大きな印鑑(しかも明らかに模造象牙)のようにしか見えませんでした。まっすぐであるべき形がひん曲がっているせいで目の前で大口を開けて寝ていた巨大な虎の牙に似ているといえば似てはいましたが。むろんえむえふ氏とて不細工ではあるものの強大であることに疑いを差し挟む余地などない霊獣に喧嘩を吹っかけるほど分別がないわけではありませんでしたし、その後会った村人についぼやいてしまったときも「そりゃあベリーイージーモードですから」といわれては返す言葉などありませんでした。でも、えむえふ氏の胸中に「いくらなんでもこれはひどいんじゃ?」という思いがさすがにわきあがったのも当然のことでした。

 そして、ついにここで見つけた「朱雀の羽根」は……。

 真紅の霊鳥どころか明らかに白色レグホンのものとしか思えぬ白い羽根を赤い染料で塗り固め、羽の軸の部分に小さなビニールパイプで金色の止め針を固定したそれは、えむえふ氏にとっては何十年も前の小学生時代から秋になるとおなじみのものでした。いくらデッサンが崩れていようと、その特徴そのものが指し示す正体に議論の余地などありませんでした。
「……共同募金の赤い羽根じゃないか」

 ついに集まった四大霊獣の守護アイテム。ひどすぎるデッサンと正体に由来する当然の結果としてどうにもガラクタにしか見えぬ品々を手にしたえむえふ氏がにわかに感じたのは、こんなので本当に帰れるのだろうかという不安でした。確かにクリア条件はいとも容易に成し遂げられつつあり、マップの残りもあと僅か。このままマップを埋めてさえいけば、あとは「破滅のオーブ」を見つけてゲームを無事にクリアできるはずでした。

 けれども、この世界のあまりにもなげやりな作りそれ自体が、本来いいかげんで楽天的なえむえふ氏にさえ不安を感じさせずにおかないのでした。なにかとんでもない足の掬われかたをするんじゃないか。その思いは予感の域をはるかに超えて、もはや確信めいたものへとただ変わりゆくばかりでした。そして……。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 ついにマップの最後の地点に辿り着いたえむえふ氏は、予感が現実になった事実を前にただ呆然と立ちつくしていました。

 目の前には黒檀の台座が置かれていました。そして四方にある窪みはえむえふ氏が集めた四大霊獣の守護ガラクタ、もといアイテムに明らかに対応していました。デッサンが狂っているせいで完全に合っていたわけでこそありませんでしたが、四つの品々はでたらめに配置された四大霊獣が本来対応するべきだった方位にいまやきちんと鎮座していました。
 けれど、その四つの品々の中央に置かれなければならないはずのオーブは見出せないままでした。そして空っぽの窪みの形が、本来なら丸くなければならないはずのものの歪んだ形状それ自体が、えむえふ氏に絶望的な真相を知らしめたのでした。

「……あの子供のビー玉、あれが破滅のオーブだったなんて! いくらランダム配置だといっても、まさかいきなりスタート地点に最終アイテムが出てくるなんて馬鹿な話が……っ」

 約束された歩数はマップの升目数プラスアルファ。えむえふ氏に残されていたのはスタート地点に取りに行ってさらにここまで戻ってなどこられるはずがないと知りつつも、歩数が尽きるまでただ歩くという選択肢だけでした。そしていいかげんすぎる作りのゲームの罠にまんまと引っかかった己のうかつさを呪う太った中年男がいくらも歩かないうちに、たちまち世界は暗転し、えむえふ氏もろとも虚数空間へ消えてゆきました。からっぽになった仮想空間にはもはや、ひらがな四文字に義理立てしたとおぼしき半角八文字を目一杯使い切ったおなじみの語句が浮かび上がっているばかりでした。


                        GAMEOVER
>>[62]
うむ、それについては私もいろいろ考えましたが、結果的に「発表の場はここだけではない」のだから、気にしないことにしました(笑)
だいたいそれを言ったら,百田さんの「幸福の食卓」はあれ程売れなかったでしょうしね。
確かにアップすればするほどハードルは上がるでしょうが、それもまたほら、「研究会」らしくて良いかと思います(笑)

っと、お作は昼休みの楽しみにさせてもらいますねん。
とりあえず今はコメントまでに(⌒▽⌒)
かーるさんのニヤリに負けました。
研究会参加させて下さい。

自分も最後の一撃を書いてみたいと思います。
宜しくですー。(^.^)(-.-)(__)
>>[66]
ううむ、……ううむ。
確かにこれは、『最後の一撃』よりもむしろ、ネタそのものを愉しむ作品っすね(笑)
作品そのものは楽しかったんで良かったっていうか大笑いしたんですが(笑)

うん、このセンス大好きだわ(笑)
>>[68]
さあ来ましたね( ̄ー ̄)ニヤリ
っていうかこう言う企画を引っ張り出してきたら、ホラー好きなトベルトさんなら食いついてくると思ってたんですがねぇ……( ̄ー ̄)ニヤリ

というわけで、これは期間や最大作品数とか設定してないんで、思いついた時にでもぜひ。
トベルトさんオススメのWeb小説とかあったら、それもぜひ教えてちょヽ(=´▽`=)ノ
タイトル『そして部屋は静かになる』


オワリダ、シネーーーーーーーーーーーーーヤメロ!

バンッーーーーーーーーーーーーーーバスッ、グアッ

サヨナラーーーーーーーーーーーーーーーーーバタリ

カツンカツンカツンーーーーーーーーーーーーーーー

ギイィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バタン!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーズル
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーズルズルーー
ーーーーーーーーーーーーーーズルズルーーーーーー
ーーーーーーーーーーズルズルーーーーーーーーーー
ーーーーーーズルズルーーーーーーーーーーーーーー
ーーズルズルーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ズルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ズルッベチャッズルッーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガチャリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コ、ロ、スーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロススコロスウウウウウ!!!

バタン!!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーFin

自分が今回考えた最後の一撃は、『余韻』です。
昔の映画のように『余韻』のある物語を書いてみました。
…もっとも、どんな話しなのかは皆さんの創造力次第、となりますけどね。
>>[71]

うわ、まさかこう来るとは思いませんでしたΣ(゚Д゚)
『最後の一撃』というと、どうしてもハンマーで殴られたような衝撃を想像するだけに、
これはまったくの予想外。
まさか真面目に、語り手すらも『そして誰もいなくなった』とかびっくりですΣ(゚Д゚)

さすがトベルトさん。
挑戦的やねぇ( ̄ー ̄)ニヤリ
>>[69] かーる様おはようございます。
文字どおりご笑覧いただけたようでなによりです♪
>>[73] コメントありがとうございます。
昔の映画は静かなシーンが多く、観客も登場人物と一緒にいるような錯覚を覚える事が多々ありました。

今回小説でそれを少しでも再現できたのは、とても嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。(^.^)(-.-)(__)
>>[74] 最後の一撃は静かに確実に、かーるさんにぶつける事ができました。イェイ!
地味にあの書き方は縦書きでも通用するんですよね。
その場合は『上から見た視点』で物語が進みます。

またポン、と思い付いたら書いてみようと思います。
オススメのWeb小説か…昔は良く読んでたけど今は無いのが殆どなんですよ。

遊戯王小説 〜King of banditto〜は閉鎖しちゃったしな…。あ、今は書いてないみたいですけど小説家になろうのsparkさんの小説、『シャープペンシルを武器にする』という小説が面白いですよ。
http://ncode.syosetu.com/n9369c/

多分これでリンクできた筈。出来なかったらゴメンね。



    死神探偵

 僕の名は和島耕三郎。高校生探偵だ。
 彼女は前葉らみゅ。幼馴染で僕と同じクラス、ルックスは抜群。典型的なキラキラネームで、親の顔が見てみたいところなんだけど、僕は彼女のご両親とけっこう面識がある。いわゆるイイナズケというやつで、お義母さんは早大を首席で卒業したという話だし、お義父さんは市役所勤めでらみゅの戸籍登録の書類処理も自分でやったとあちこちで自慢しているらしい。何の自慢だか、名探偵の僕にもよくわからない。
 僕が名探偵なのは、自慢できる。警察からも捜査協力の依頼が来ることさえある。ぶっちゃけ、今までに数えきれないほどの事件を解決してきている。いちいち全部覚えていられないぐらいに。
 難解な密室殺人を解決するためには、ちょっとしたコツがある。柱や壁の小さな傷を、逐一よく観察することだ。すると、二回に一回はセロテープをはがした跡とテグスでこすった跡が残っているのだ。内側からしかかけられないドアのカギも、犯行現場から離れた屋上で発見された凶器の謎も、死体が移動して死亡推定時刻が狂わされていることも、証拠映像を残したビデオカメラの遠隔操作も、たいがいセロテープとテグスでつじつま合わせができてしまう。あと、一番ありえなさそうな人物が、たいがい犯人だ。死体の運搬に力が必要なようなら、一番小柄な女性が犯人だ。関係者全員がガラの悪い連中だったら、一人だけ善良そうなのが犯人だ。友人の集まった豪邸で夫が殺されれば、犯人は妻だ。たいがい、そんなもんだ。僕は実際そうやって、警察お手上げの難事件をその場で30分以内に解決してきている。
 それと影では、死神探偵、なんて呼ばれていることも知らないわけじゃない。名前だけで、おっさん探偵、とか呼ばれることもあるけれど、それは今は関係ない。いいかげん慣れてきたけれど、どういうわけか、僕の行く先々で殺人事件が起こるのだ。まるで、僕が殺人事件を引き寄せているかのように。
 今日も県警のオッチャンに誘われて、とある芸能人のパーティーに来ているのだけど。案の定、らみゅの悲鳴が女子トイレの中から響き渡った。女子トイレだもんだから、県警のオッチャンは踏み込みを一瞬躊躇していたが、僕はちょっとドキドキしながら女子トイレに入って行った。そこでは、らみゅが両手で口をおさえて、震えながら開け放たれた個室の中を見つめていた。女子トイレだから全部個室、という男子の僕には光景がちょっと新鮮。
「へえ、女子トイレって、こうなっているんだ」
「耕三郎くん、人が、死んでる」
「だろうねー」
 これで、紙がないだの、排水が詰まってるだの、そういうことで絶望して悲鳴を上げていたのなら、僕はもっと驚いたことだろう。こういう時はたいがい、人が死んでいると相場は決まっているのだ。それも、謎の死を遂げていて、関係者はそこらへんにいるのだ。
 まずは県警のオッチャンにお願いして、関係者を女子トイレに集めた。髭のプロデューサーから、派手な衣装とトーテムポールみたいな髪型の妙齢大女優から、無表情無個性無特徴のADから、バラエティ豊かな映像が集結。この状況なもんだから、女子トイレは事実上、一時的に使用不能に。
 だれかが小声で、死神、と言ったのを、名探偵の僕の聴力は聞き逃さなかった。気にもしなかった。
 ただ、僕が手掛けた事件は必ずしも人が死ぬわけではない。がきんちょ探偵団がからむと、大事な指輪がなくなって、猫が持って逃げていただの。女の子が謎の失踪をしたと思ったら、珍しい花を摘みに行っていただけだの。
 そうこうするうち、女子トイレの入り口で順番待ちの女性たちから苦情が来始めたので、場所を移すことにした。らみゅは女子トイレに残る。なにせ、トイレに用事があったから入ったところ、第一発見者になってしまったという流れだから、もう限界だったらしい。誰もいなくなってから、個室に入った。
 ほかの関係者たちと一緒に、僕もイベントホールのほうへ移動した。そこで県警のオッチャンは、もういちど最初から状況の整理を始める。まるでほかに誰か聞いている人に説明するように、わかりやすく解説してくれている。
 その時だった。
「耕三郎くん! そこの廊下に、死体が!」
 扉が開いて、らみゅが顔を出して叫んだ。
 僕は、ふと気づいた。がきんちょ探偵団のほのぼの事件のとき、子どもが苦手ならみゅは一緒に来たことがない。

 そうか。
 死神は、らみゅだったのだ。


 おわり

>>[78]
うまいです! 名探偵ものの、お約束ですよね♪。
>>[78]
ミステリならばこれでは不合理でしょうが、そこはそれ。
ミステリの常識を斜めから皮肉ったような一撃でした。わーい(嬉しい顔)
>>[81]

成長しない小学生やら、なにもかも謎という何が謎なのかさえわからない謎の組織やら。不思議は一杯です。
>>[82]

名探偵が行く先々で次々に事件が起こって、なにもかも収拾がつかなくなる、という話を以前から書きたかったんです。それが、こんな形で達成するとは。
>>[85]
仕事さぼっちゃ、だめーーーー!?
面白かったです♪。

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