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鬼ノ目音楽館コミュの音楽制作に必要な知識の総まとめ用トピ

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大体のトピでは長文に長文を連ね、簡易的にメモするという観点からは
大幅に外れたものになっていますが、こちらは普段の長文とは全くの逆のトピです。

・基本箇条書き。

・必要な事だけ書く。

・注意事項だけ書く。

・基本的に文章は一行。

・関連項目や繋がりのあるものは、出来るだけ続けて書く。バラバラに配置しない

・しかし複数に分かれると見づらいので、書くべきことは一度に書く。

・何か新たな追加があれば前の文章は消す(探すのに手間取るようではメモではない)

・文字数制限(2000文字)を超えた場合に限り、前の文章を残して新しいメモを作る

・書くこと・消すこと、どちらにも躊躇しない。躊躇した分だけ時間をムダにしたものと思え
※但し、外出先・仕事場や携帯からの書き込み時においては
メモする→後からまとめ書き直し→削除でも良い

↑こんな感じで音楽制作的に必要な事を一行でメモするだけのトピです。
主に、実際に作業をする際に非常に有用である事などをメモしていきます。

コメント(11)

まず、どの調で作るべきか?どのモードを使うべきか?どのジャンルにするべきか?
などを先に考えましょう。作っている人間から見れば「移調したらどの調でも同じ」に見えますが、
それは「作っている側だからそう思う」だけです。聞く人の視点から見れば、考えられないものですし、
【その調が全て】なわけですから。ここで手を抜く事は、既に、その曲は駄作になることになる。
ある意味、曲を作る以上に気を抜いてはいけない部分でもありますね。(歌ものを作る場合は特に)

************************************

C/ハ長調 「光、永遠、単純、勇壮・子供の世界、終わりのないもの」
         「単純明快で、あまり深刻な表現やテーマには不向き」

Am/イ短調 「慰めのない孤独・優しさや悲しさ・嘆く・品位のある・落ちついた」

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G/ト長調「単純に楽しいこと、和やかな田舎の人、誠実、軽快、ユーモラス、男性的」
        「甘い喜ばしさを表す・人を引きつける雄弁な性格を強く持つ・真面目な表現にも、
         活気のある表現にもよく適している」

Em/ホ短調「なまめかしき悲しさ・非常に考え込んでいる・深く沈んでいる・悄然としている」

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D/ニ長調「騒ぎや楽しげなもの、好戦的なもの、鼓舞・祝祭的なもの、お祭り騒ぎ」
        「崇高な精神、神がかり的なもの」

Bm/ロ短調「宗教的で清楚、受難、メランコリック・不吉・奇異で不快・死を考えさせる」

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A/イ長調「飽きのこない楽しさや底抜けの明るさ・鬱憤の晴れたあと」
        「陽気で牧歌的・輝かしくはあるが非常に攻撃的」
        「気晴らしよりは、嘆き悲しむような情念の表現に向いている」

F#m/嬰ヘ短調「大いに憂愁のこもった・悩ましげで恋に夢中になっている」
            「孤独な厭世的なものを有している」「激情的な曲が多い」

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E/ホ長調「天上の神聖なる響き・神の声・天や神を連想させる・人智を超えたもの」

C#m/嬰ハ短調「過去の記憶・思い出と悲愴・青春」

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B/ロ長調(変ハ短調は基本的に使われない)
「重々しい、宗教的な、厳粛な空気や緊張感・重い沈黙・絶望的な」

G#m/嬰ト短調・A♭m/変イ短調(クラシックでは後者の方が使われる)
「幻想・生命・神秘」・「短調の中では最も煌びやかである」

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F#/嬰ヘ長調・G♭/変ト長調(これらはどちらも使われる)
「混沌・煉獄・破滅を眺める・孤独・哀愁・悲壮」

D#m/嬰ニ短調・E♭m/変ホ短調(通常は後者を主に使う※嬰ニはダブルシャープが付くため)
「悲愴・深い哀愁・失恋・不安」・「現在ではポップスなどにもよく使われる調」

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C#/嬰ハ長調・D♭/変ニ長調(どちらにも問題はないが、なぜか変ニ長調の方が使われている)
「荒々しい・闘争・ケンカの後・勝負・己の信念を貫く」

A#m/嬰イ短調・B♭/変ロ短調(読譜が複雑怪奇なため、変ロ短調が主に使われる)
「陰鬱・陰湿・恐ろしい・ドロドロしている」

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A♭/変イ長調「闇・冥界・夜・黒い世界・決断・恐怖・緊迫・強大な力」
           または「墓の調性であり、死、墓、朽ち果てること、審判、永遠」

Fm/ヘ短調「陰鬱・陰湿・恐ろしい・ドロドロしている」
         「表向きでは温和で落ち着いていると同時に、深く重苦しく、
          何かしら絶望と関係があるような死ぬほどの深刻な心の不安を表す」

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E♭/変ホ長調「英雄・神聖なる愛・保守的な心・壮麗な姿勢・深い愛情」
          「残酷さや厳しさを表す」・「真面目で、しかも訴えかけるような性質を持つ」

Cm/ハ短調「悲劇的で不幸な愛、悲痛、深刻」
         「並はずれて愛らしく、同時にまた、悲しい調」

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B♭/変ロ長調「愛・元気よさ・陽気・可愛さ・希望・優しさ・魅力的・甘美」
           「壮麗で楽しい」・「非常に気晴らしに富んでいる」

Gm/ト短調「絶望に打ちひしがれた悲しみ」
         「最も美しい短調」・「死を予感させる」

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F/ヘ長調「柔らかな・潤った・春のような・おとなしい・落ち着いた・温かな陽気・自然の優しさ」
        「この世で最も美しい感情を表現する事が出来る調」

Dm/ニ短調「厳粛さや敬虔さを表す」・「信仰深く穏やかであるとともに、高貴で心地よく満ち足りた性格」
         歌劇や宗教曲では、人間の激昂する場面や恐怖、修羅場を表す
         「怒りの調」として多く用いられ、人間を表す象徴となる

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まず調を決めたら、次は「どのモードで作るか?」です。これも調と同じくらい重要です。

メジャー系

★アイオニアン(メジャースケール) (主音から見て、全てが長音階と完全音階であるスケール)
☆1 2 3 4 5 6 7         (主音・長2度、3度、6度、7度、そして完全4度、5度、8度)

★リディアン
☆1 2 3 #4 5 6 7 (長調の4番目の音を1つ分上にあげる)

★ミクソリディアン
☆1 2 3 4 5 6 ♭7 (長調の7番目の音を1つ分下にさげる)

★イオニアン#5
☆1 2 3 4 #5 6 7 (長調の5番目を1つ分上にあげる)

★リディアン#2
☆1 #2 3 #4 5 6 7 (長調の2番目と4番目を1つ上にあげる)

★ハーモニック・マイナー・パーフェクト5th・ビロウ・スケール(フリジアン・メジャー・スケール)
☆1 ♭2 3 4 5 ♭6 ♭7 (長調の2番目・6番目・7番目を1つ下げる)

★リディアン♯5 (長調の4番目と5番目を1つ上にあげる)
☆1 2 3 #4 #5 6 7

★リディアン♭7 (長調の4番目を1つ上げ、7番目を1つ下げる)
☆1 2 3 #4 5 6 ♭7

★ミクソリディアン♭6・スケール
☆1 2 3 4 5 ♭6 ♭7 (長調の6番目と7番目を下げる)




マイナー系

★エオリアン(マイナースケール)
☆1 2 ♭3 4 5 ♭6 ♭7 (3番目・6番目・7番目を1つ分下にさげる。これがマイナーの原点。
                     ※ ○短調と名の付いている調は、最初からこの状態です)

★ドリアン
☆1 2 ♭3 4 5 6 ♭7 (短調の6番目を1つあげる)

★フリジアン
☆1 ♭2 ♭3 4 5 ♭6 ♭7 (短調の2番目を1つ分下げる)

★ロクリアン
☆1 ♭2 ♭3 4 ♭5 ♭6 ♭7 (短調の2番目と5番目を1つ分下げる)

★ハーモニックマイナースケール
☆1 2 ♭3 4 5 ♭6 7 (短調の7番目を1つ分あげる)

★ドリアン#4
☆1 2 ♭3 #4 5 6 ♭7 (短調の4番目と6番目を1つ上にあげる)

★ロクリアン♮6
☆1 ♭2 ♭3 4 ♭5 6 ♭7 (短調の2番目・5番目を1つ下げ、6番目を1つ上げる)

★スーパーロクリアン♭7(短調の2番目・5番目・7番目を1つ下げる)
☆1 ♭2 ♭3 4 ♭5 ♭6 ♭♭7
これらが決まったら作曲を始めましょう。
また、どの曲がどの調とモードで作られているか?
どんなコード進行を使っているか?などの概要と構成音を必ずメモしましょう。


★作業前の準備運動
・今から作る曲の調やモード・和音・コードを軽く弾いて体を慣らしておく
・その曲で使っているコード進行や流れなどを再度確認する

・メロ・コード・アレンジ・歌詞のどれを先に進めて行っても良い
・確固たるメロディ・歌などが頭にある場合は自分で歌って録音したものをMIDI化する方法も使う


★メロ(歌部分)作成のポイント
・2和音を鳴らしながら作る
・または単音進行での流れを作り、後からハサミで切って主旋律を作る

・その曲調や流れがイメージと合致するかどうか?は常に検討を重ねる
・出来上がったらトップノートのみを取り出す(2和音鳴らしで作った場合)

・イメージから作る場合は、まずそれに見合う調から探す
・録音からMIDI化した場合は、その調性が適切かどうか?をまず考える。(絶対クセがある)


★コード進行作成のポイント
・弾くのは適当でいいが、弾く際に録音は必ずしておく
・遊びながら作るくらいでも良いが、くれぐれも必ず録音しておく(重要な事なので2度・・・)

・意味があるコード進行からチョイスして、それを曲の雰囲気に合うオリジナルに作り変えていく
・常に「何の意味や雰囲気を持つ音の並びと重なりなのか?」を意識しておく

・転回や組み合わせは無限大なので、あらゆる音の分け方を視野に入れておく
・そのプロジェクトで使う調と機能と和音構成はCubase側のノートパッドにて常に表示しておく


★歌詞作成のポイント
・思い浮かんだフレーズは突拍子の無いものでもメモしておく
・普段使わない言葉や文章に躊躇しない

・背景やイメージに関係する単語などを書き出して短編の物語を先に作っても良い


★アレンジのポイント
・コード進行はまず最低限考える+必ず「ウン・タン」を先に考えて付ける
・目に見えないコードの事も考える+「ウン・タン」とベースを先に考える。
・それらを見るために必ずトラックを色分けして同時表示し、全体の構図を見ながら作る。

・クローズボイシングの状態(つまりコード)をオープンボイシングの状態でも理解しておく。
・ボイシングの意味と効果などを歌詞やイメージと照らし合わせながら選び、オープン化する。

・必要な部分に音を置き、不必要な部分はさっさと無音化(削除)してしまう。(コード名は覚えておく)
・音の役割をハッキリさせた上で、その役割を時々交代させることも考える
・フレーズの種類で勝負することは曲をぼかしてしまうのでNG

・曲に見合ったフレーズを2,3考えて、後はそれの使い回しや変化形でよい
・但し、イントロ・間奏に関しては、その限りではないが、どのみち代表フレーズの変化形
・ボーカルとの接触(特にM7)や、ボーカル側の機能とのセッションを常に意識して作る


★ミキシングのポイント
・それぞれのトラックは「MIDI操作用」と「エフェクト用」の2トラックに分けてmixする
・違う音源同士を掛け合わせる事も考える
・音の遣いは兎も角、ジャンルの特徴はしっかりと残しておくようにする(これはアレンジでも同じ)


★ボカロのポイント
・トラックやA/B/Cメロ毎に歌唱プロパティは変える
・無調性の状態で最大の結果を出す方法を模索してから調整する

・弄る順番はVEL・BRI・GEN・PITの順
・最終調整はDAW側での加工の事も先読みして考えておく
☆頭に思い浮かんだ主旋律の一部再現と調の判別

フィル手前1小節(AメロBメロ終了部分や、
またはサビの前や最後)のいずれかを
脳内からコピーしてノート化。
その終止の形態から、頭の中に思い浮かんだメロディーの調を特定する。

まず、闇雲に頭の中から全てのメロディーを
ノートとして再現しようとするのではなく、
キチンと調と曲の流れを理解してから再現をすること。
(この段階でノートパッドに調の構成や機能などをメモしておく)

(実際に、頭の中のメロディーを全て書き出してから
調や流れを確認しているようでは時間が数倍かかる上に
その後のリズム+コード+進行の作成の段階で、
更に数倍の時間が掛かる。貴重な時間を捨ててるようなもの)

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