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ABA石川 全体コミュの相談コーナー

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調査研究委員の竹田です、組合の相談コーナーとしてこのミクシィを使って仕事上の困難な事や失敗、疑問や情報交換を致します、事前に調査研究委員と青年部とで別のブログを使って、試験的に行っていたものを掲載しておきます、視てください。

(質問)
高張力鋼鈑パネルの、中、大面積の鈑金の時、延びた個所のひずみ(ぺこん、

ぱこん)を直すのに時間がかかり、難しいです、早く直すのに良い方法

または、良い工具などが有りましたら、教えてください、お願いします。

(この難題対してのコメント)
(1)高張力鋼板パネルの鈑金は確かに難しいかと思いますが、パネルの特性などを理解していけば意外と簡単に直る場合もあります。
今回の質問は伸びたパネルのペコペコをと書きこんでありますが作業を進めてからのペコか作業にかかる前の損傷のペコなのかが解らないので作業にかかる前の心構えから私なりのやり方を書きます。

(作業にかかる前に)
・パネル全体をしっかり見て弾性変形、塑性変 形をまず見分ける。
・パネルの裏を確認して手が入るか、ドアだっ たらシールを切ったりと確認する。
・直す道具を選ぶ(ハンマー、ヤスリハンマー、当て盤、ス タッド、ドーリー、デントツール、ハンダな                   ど)
・頭の中で、イメージして直してみる。(これ 大事、何も考えずに凹んでる所から直してい くと間違いなく時間がかかります。)

これらは、どんな作業をする時でも同じです。(フレーム修正も)

パネルを見て端の固い所をまず直して、ラインなどがあったらラインを出す。 そして面の塑性変形の部分を直していく 弾性変形はその時点で直っています。 弾性変形を間違えて叩くとペコがでかくなります  絞りはスタッドの電磁か高温ドライヤー、ガスバーナー(バーベキューで使うやつ)これ以外と上手く絞れます。裏も焼けずに  冷却は水かエアーで冷ますかでも絞り方が違ってきます。 とにかく色々なやり方があります。

最後に大丈夫な所を叩いてしまい面積を大きくしたり、スタッドで出しすぎたり、絞りすぎたりと間違いをして直すのに遠回りして時間がかかりすぎたりペコつかせる事が多いと思います。

答えになってないかも知れませんが、鈑金は奥が深いので、考え、問題意識を持って一日の作業をして腕を磨きましょう。

(2) 高張力鋼板のパネル鈑金は、上手な鈑金屋さんと下手な鈑金やさんの違いは、塑性変形と弾性変形の見極めの差が違うだけで、叩く前にしっかり見極めが大事です。
次に、何度も言いますが、何処から着手するかです、順番は、ワン、ツウ、スリー、の順ですね、順番を間違えると直る物も直らない、直りますが、時間が掛かります。
パネルにあまり熱を掛けないのがコツかな?
絞り作業で水で冷やすより、エアーの方がベストです、水で急冷すると高張力鋼板の分子が崩れ硬化する。

(3)最近スタッドを多く使うようになったと思います、こうすればどうだろうと思ってやって見たらすごく良かったので紹介します、にぎりハンドようのプーラーの台座の部分を小さな穴にして引き出します、この時電圧は極弱くタイマーは短くします、にぎった時すこし出たら外れるぐらいです、そうすることで延びる範囲を小さくして、鉄板の焼けも少なく、ぺこん、ぺこんもなりにくいです、厚手の平鉄に穴を開けて両面テープで付けるだけです、写真を載せます。

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