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知らない誰かに捧げる詩コミュの【タイトル】芸術家

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コミュ内全体

ボクは思ったんだ。繰り返すことの意味を。何をって言われたら、まさに「命」という的確な言葉があるんだけど

色も形も肌触りすら分からないのに、どうしてだろう、なんでだろうな、こうも容易く口に出せるのは。

それほどまでに密接に、どれほどまでに濃密に、浮力さえも無意味な程に想いたっぷりと、詰まってる「命」をボクはここで、この瞬間に終わらせようと白線の内側で

お辞儀でもするかのように行儀よく、つま先揃えて立っている。



ありがとうの言葉よりも、ごめんなさいの言葉が血を廻る。

ボクの視界から青が溢れて、今まさに空の色が白へと変化してく。

「雲が世界から消えちゃった」



いつだってボクら生きてく度に選択を迫られる

苦しむことよりも、痛むことを選び

悲しむことよりも、涙することをボクは選んでく

頬を伝う冷たい雫は、何を想って流れたものか分からない。

この「命」に初めて色をつけるボクはまさに芸術家(アーティスト)、そうは言っても評価はされない

「ああ、そうですか」って瞼を閉じて、黒がボクを優しく包み込む



ボクは思ったんだ。死ぬという終えることの意味を。つまりは生きるの反対って言えば分かりやすいのかな。

子供のつくり方を教えてくれる学校も、どうしてだろう、なんでだろうな、教えてくれない正しい死に方。

テレビや映画で撃たれては、崖っぷちから突き落とし、時にはナイフで時にはロープで豊富な方法、富んだ欲望にまみれ、ベタにボクは飛ぼうとしてる白線の内側で

小さくも歴史的一歩になるように、右足をゆっくり持ち上げる。



ごめんなさいの言葉よりも、許してほしいが支配する。

ボクの視界から白の家出、空も雲も無色透明に変化してく。

「あれ、白線は何処だっけ」



いつだって人は生きるという旅に出ていくんだ

怒ることよりも、恨まれることを選び

切ないことよりも、凄惨なことを選んでく

頬を伝った冷たい雫は、誰よりも先に渇いた足下を湿らせる。

この「命」に価値を見出そうとしたボクはまさに芸術家(アーティスト)、そうは言っても換算出来ない

「ああ、そうですね」って乏しい知性ごと、黒がボクを優しく包み込む



正解なんてのはなくて、求めてく模範解答。きっと回答用紙にボクの終わりを記したら、神様は大きく0点と書くんだろう。

でも次こそはって、今よりももっと、誰よりもずっと笑ってられるように、今は敢えて間違った選択を。



いつだってボクら息する度に吐き出す二酸化炭素

苦しむことよりも、痛むことを選び

悲しむことよりも、涙することをボクは選んでく

頬を伝う冷たい雫は、何を想って流れたものか分からない。

この「命」に初めて色をつけるボクはまさに芸術家(アーティスト)、そうは言っても評価はされない

「ああ、そうですか」って瞼を閉じて、黒がボクを優しく包み込む



足りない色を捻り出しては、「違う」ことを他人(ひと)と共有

瞼に残った緑色、出損なった哀の色

揺らいだ気持ちの、裏の裏の裏を読もうと必死必至必須

裏切った気持ちと友達になった今のボクはもうここからいなくなる

この「命」でまたここに生まれてきたら何か違うのかな、淡い期待は苦い気体となって空を泳ぐ

それが最後に幻を見せるように、もう一度空を青く染めた



キミは類を見ない類稀なる勘違いと、想像を絶する程の鈍感さを兼ね備えた、史上最強最高部類類人猿と認定します。

なんて、そんな表彰されたくて、ボクはここだと思う白線の向こう側へ、ジャンプする。

赤く染まった塊にまとわりつくのは後悔と誤解が少々、きっともう一回ボクは思うんだ。繰り返すことの意味を。

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