磐船鉄道コミュのガーデンレイルウェイへの誘い

随分むかしに、「鉄道模型趣味」を眺めていると、アメリカのオッサンの記事が目に止まった。自宅の庭にラージスケールの模型の線路を敷き、ダイヤ運行を楽しんでいる。集電不良対策として、B型、つまり動軸が2軸の機関車では、重連運行が基本とある。機関車の自作もやっている。

雑誌「とれいん」が創刊された頃、LGBが紹介されて、前述のガーデンレイルウェイがLGBをベースにした記事であることを知った。

日本でもガーデンレイルウェイなるものが存在することは知っていたが、それは日本型のHOで、庭に敷設した線路が水で腐食して起こる接触不良やカエルの乱入との戦いなどが、ストーリーになっていた。屋内より恵まれたスペースが魅力的だが、庭と一体化したガーデンレイルウェイには至っていないと思った。

デフォルメされたLGBの車両が庭の植木や花壇を縫い、虚像と実像が倒錯する感覚こそが、その醍醐味だと感じた。Nゲージの小型レイアウトすら持てない少年だったが、ガーデンレイルウェイの夢は、しっかり心に刻み込まれた。

写真は雑誌“Garden Railways”

ガーデンレイルウェイに魅せられた少年は何とか大学にもぐり込んで、下宿もさせてもらいながら、クラブに勉強に打ち込み、就職にもかろうじて、ありついた。いい女にも恵まれて、じっくり付き合って結婚した。楽しい新婚生活も送り、子供も授かった。この間鉄道模型には全く触れることがなかった。

コメント(2)

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[2] mixiユーザー 05月16日 19:11

ほ～！
これは3線式Oゲージのライオネルですね。
アメリカには、これのマニアがいっぱいおりました。
音声を聞いていませんが、
これを屋外でやるのは、結構きついでしょうね。

LGBの凄いところは、水中を走るのは無理でしょうが、全天候性なのです！
試す気にはなりませんけど。
LGBのクラブで教えてもらったら、結構常設の庭園鉄道を持っておられる方がいました。
ち

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