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Think much of life.コミュの2011/03/10 ちばわん 愛護センター清掃ボランティア参加

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色々とバタバタしてしまって、レポートが遅くなりましたが。。。

続けます!


今回は3月10日に参加した「ちばわん」さん主催の、千葉動物愛護センター清掃ボランティアの参加レポートです。

参加者は私を含めて5名。
そのうち3名は今回が初参加でした。

私は初めての愛護センター清掃だったのですが、ちばわんさんはもうかなり前からこのボランティア活動をしているそうで、ご一緒した方でも常連の方もいらっしゃいました。

センターは千葉の清里インターから車で約20分弱。
なかなかこうやって一般人に内部を公開しつつボランティアを受け入れているセンターは少ないのです。ほとんどは正直ほとんどが立ち入りできないような感じで、結構暗い。


愛護センターという言葉を聞くと、それを知らない人は、人と一緒に原っぱを駆け回る犬がいるイメージを持つかもしれませんが。
先に説明をしておきます。

愛護センターでは。
捨て猫や捨て犬、迷子犬。
飼育放棄した飼い主からの引き取り。
などで集まってくる動物の検疫を行い、一定期間預かります。もちろんそれまできちんと餌もやり、散歩も世話もし、きちんと預かります。
その期間内に、迷子犬であれば飼い主が迎えに来たり、新しい飼い主と出会えれば、センターから出て愛情を受けます。

しかしそれ以外、期間を過ぎた子たちは、どうなるのでしょうか。
実は悲しいですが殺されてしまうのです。

そうやって全国で毎日600匹の動物が、処分されます。

はい。






愛護センターの人たちの仕事は大変そのものです。
精神的にも、体力的にも。
動物が、本当に好きじゃなきゃ勤まらないのです。

仕事で辛いことがあると、動物たちに話を聞いてもらう職員さんもいるそうです。。
それくらい動物が好きなのに、殺さなければならない。


愛護センターで事実処分をされているという事で、世間からの誤解による批判や苦情のまとになりやすい。しかし、本当に批判されるべき場所は別なのです。

毎日600匹殺さなければならない。

逆にいえば、毎日600匹以上の動物が捨てられ、迷子になり、飼育放棄をされるという事。

無責任な飼い主による、無責任な購入、無責任な管理による、無責任な繁殖の結末がそこにあります。


とまあ。説明が長いですね(笑)


とにかく大変な仕事を体験してきました。

ボランティアが清掃する場所は検疫棟の中の一部屋です。
そこにゲージが10個ほど並び、色々なわんちゃんがいます。
超可愛い!!!
のですが検疫前。

私たちはビニール製のカッパや手袋・帽子などで完全防備した姿で臨まなければなりません。
その上すべての行動に消毒が付きまといます。

掃除しては消毒し、を繰り返します。

ゲージ内の清掃は、誰か別の人がわんちゃんを抱っこし、その間に行います。
この抱っこ、実は「人間を好きになってもらうためのリハビリ」なのです。

センターに来る子達のなかには、人間にひどい仕打ちをされて入ってきた子たちもいます。
そんな子たちにとって、人間は脅威。
だから抱っこがとても重要です。
大体掃除を終わるころには、みんな少しだけ慣れてくれるそうです。
それがまた可愛いかった。


同じ棟に、また別の大きな部屋が4つほどありました。
こちらには、検疫を終え、命のカウントダウンを迫られている子達がいました。
順に右にずれていき、最後には俗にドリームボックスと呼ばれるガス室に・・・
そこで殺されるのです。
入りたての子たちは元気であるのに、そこに入る直前の子たちは悲しいほどにおとなしい。
動物たちにもわかるのか、すごく心が痛みました。。



毎日毎日こうやって繰り返される悲劇。
ボランティアという形で、そこに何か貢献をしたいと思って今回は参加をしたのですが。
もちろん、わんちゃん達に綺麗なところで過ごしてもらいたいし、素晴らしいことだと思うのですが。
それで感無量になって、悲しいわんちゃん達をみて、心を痛めるのも、たいせつなことだと思うのですが。

私は、

ボランティアの終わり掛けに、犬の引き取り依頼をしている飼い主さんを見ました。
ボランティアの終わり掛けに、迷子犬を保護してきたトラックを見ました。


それはそれは自己満足のような気がして。






なぜなら、どんなにゲージを綺麗にしても、どんなに心を痛めても、センターに来る子達の数は減らないと思ったのです。

ボランティアもそこで終わりでなく今以上に、どうしたら悲しい子たちが減るのかを考えてほしいと思いました。
どうしたら、もっと世の中の人たちが知って感じてくれるのか。

それを少しでも行っていくことが、本当の姿なんだと思った取材でした。

(記事:ウーウェン)

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