[保管庫]コミュの大地･坤儀

いわゆる宇宙と定義されている最寄の所からでさえも､

大地･坤儀を瞰下したとき､

きっと今の有りとあらゆる悩み（贖罪意識、潰されそうなほどの虚無感）なんて､

チッポケになってしまうんだろうな｡

元々チッポケなんだからさ､

僕もルチマンサンの感情も｡

　

コメント(2)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 07月29日 03:23

　
「巨大冷蔵庫」

日常会話の九分九厘は記録などされず風化する。

しかし文字というやつは当時のテンションのまま､まったく不変に残っている。

いつでも巨大冷蔵庫から人(自他)の非を取り出せる。いつでも無反省な過失や敗北をたたきつけられ、陰口も批判も争いも、半永久的にずっと冷凍保存され、有形のまま残っている。

目に留まらなくとも、この平面世界のどこかに必ず存在しているということは、強迫観念として忘却することなどできやしない。漠然とした悔恨を抱えながら。

文字は人を殺せる。この真っ平らな全体主義国家──文字の隷属みたいなものだ──のような世界で、

密告が推奨され秩序の崩壊した「国」は、歴史の証明どおりなら滅びる運命だ。

指先ひとつで空がぴかっと光ったあと、

築き上げた文字の楽園は一瞬にして

　無

になってしまうだろう。

　

[2] mixiユーザー 07月29日 03:24

　
「天使の小便」

人の不幸の上に成り立つ幸福など絶対にありえない｡

嘘で築かれた幸福などないのと同じように｡

人を欺き保身のための讒言が誰かの舌を切ったとき､

背中併せの天使は殺される｡

白の視界は汚れる､ただの男好きの犬に薄汚れ､

残酷な食事と残酷な優しさと残酷な嘘に殺される､

そして空から堕ちる天使の小便に溶けた街と人々は､

現実に還るだけ､ただ現実に｡

　

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ