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映画レビューアーフォーラムコミュの【ネタバレ有り】『ジョーカー・ゲーム』[日本公開: 2015年1月31日 ]

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●Introduction
 第30回吉川英治文学新人賞などを受賞した柳広司の小説を原作にしたスパイサスペンス。もう一つの第2次世界大戦前夜という架空の時代を舞台に、ある機密文書をめぐって各国諜報(ちょうほう)員を相手にし烈な争奪戦に挑む日本人スパイ嘉藤の姿を描く。監督は、『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠。『俺俺』などの亀梨和也をはじめ伊勢谷友介、深田恭子と豪華な顔ぶれが結集する。亀梨が繰り出す体を張ったアクションに加え、大規模ロケを敢行したシンガポールのエキゾチックな街並みも見ものだ。

 架空の第2世界大戦前夜。陸軍士官学校で学ぶ嘉藤(亀梨和也)は、規律に反したことで極刑に処されるところを、結城(伊勢谷友介)なる謎の男に救われる。彼は諜報(ちょうほう)組織のD機関を設立した人物で、嘉藤の卓越した頭脳や身体能力を見込んでスカウトする。数々の厳しいテストをクリアしてスパイとなった嘉藤は、人類の歴史を変えかねない発明について記された機密文書ブラックノート奪取を命じられる。それを求めて魔の都と呼ばれる都市に潜入した彼の前に、リン(深田恭子)という女が出現し……。
[日本公開: 2015年1月31日 ]

コメント(1)

『ジョーカー・ゲーム』を早速見てきました。★★★★☆というところでしょう。
 前半のドンデン返しがつづくスパイ頭脳戦はよく練られていて、見応えあり。外国スパイに加えて本来味方であるべき旧陸軍の頭が固い高級将校たちをギャンフンと言わせる展開は痛快でした。「若いアイドルファンの動員を意識して作られていますが、大人の鑑賞にも耐えるレベルです。特にオープニングのクレジットシーンは、スタイリッシュで一気に作品世界に引き込まれました。 
 後半は、キーアイティムである新型爆弾の情報がかかれたブラックノートを巡り、英国諜報部と激しいバトルアクションになります。
 入江悠監督の演出は、ジャッキー・チェン監督・主演の「プロジェクトA」を意識していて、路地裏での自転車チェイスが見ものです。
 ここでスパイとして完璧な才能と腕力を見せつける主人公の弱点が露呈してしまう展開がよかったですね。
 新人スパイだったはずの主人公が余りに短時間で、頭脳明晰で驚異的運動能力をもつ一流のスパイとして活躍するのは、違和感を感じるほどだったのです。
 優しすぎるのが弱点という新人スパイらしさをで思わず自分にハニートラップを仕掛けてきたリンというフリーの女スパイを助けようと行動してしまうのですね。

 リンが監禁され、バイオレンスにさらされる場面が含まれていました。両手が、天井から下がったロープに固定され、身動きを奪われる絶体絶命のピンチ。リンを演じる深田恭子が目の保養になりました。でも彼女のキャラはルパン三世の不二子そっくりなんですね。主人公をまたまた裏切るラストになんて、パクリだと思ってしまいました。パクリといえば、ミッション:インポッシブルの火薬に火がつけられる冒頭シーンそっくりな場面も(^^ゞ

  結局ブラックノートの重要性が新型爆弾というだけで、わかりつらかったため、争奪戦にいまひとつのめりこめない気持ちが残りました。最後は少々強引な決着の付け方で、ちょっとデジタル処理臭かったです。まぁ゛も全体としては楽しめましたよ。

 深キョンは現代ッ子過ぎて、戦前の女スパイという雰囲気が皆無。ひとりで雰囲気をぶちこわしているのです。もう少しらしくできなかったかなぁ。

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