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北部九州戦争映画同好群集団コミュの邦画の勧め映画を教えてください

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邦画の戦争物って洋画に比べると数が少ないですよね
当然と言えば当然ですが^^;

ココでは映画に限らずTVドラマとかでも歓迎です
終戦記念番組とか結構良いのが有ったりしますからね
あと、個人的にはドキュメント系も教えていただければと^^

まぁお勧めと言うほどではないけどこんなのも有りますよってのもw

注)勿論、戦争関係ですよw

コメント(44)

>他にもう1つ戦艦物がありましたよね、題名が思い出せない><。
石原裕次郎の戦艦物って何でしたっけ・・・ちょっと記憶にありません。
戦艦を舞台にした作品と言うと、謎の戦艦陸奥か大和系しか思いつかないですが、先日発売された「戦艦大和映画大全」に載ってるかな。調べてみましょう。

ひよこ@おーちゃん様ご紹介の作品は、どれも邦画戦争映画史に残る名作ばかりですね。「最後の弾丸」はラストシーンで思わず涙腺が緩みました。

邦画戦争映画で忘れられないものには、シリーズ物とか喜劇系の作品があります。

伴淳三郎・花菱アチャコの二等兵物語シリーズ、フランキー堺・市川俊幸のあゝ軍艦旗シリーズ、勝新太郎・田村高廣の兵隊やくざシリーズ(若山富三郎主演の兵隊やくざ系列の「兵隊極道」や勝新太郎主演の兵隊やくざ海軍版「海軍横須賀刑務所」なんてのもありました)、フランキー堺の与太郎戦記シリーズ(高島忠夫主演の「陸軍落語兵」もあります)、渥美清の拝啓天皇陛下様二作等々。

喜劇系では、何といってもお薦めは俳優の故加東大介の実体験を基に、当時の人気喜劇人が多数出演した「南の島に雪が降る」です。戦線の移動で後方となってしまったニューギニア・マノクワリ地区に取り残された日本軍の演芸分隊のお話で笑いの中にも戦争の悲惨な現実が上手く表現された作品ですが、後年リメイクされていますが、物語の趣旨が何となく偏向されていて重苦しい作品となっていました。

戦時中ではなく戦後を舞台にしていますが、ハナ肇主演の「馬鹿が戦車でやって来る」もお薦めです。元少年戦車兵が終戦のどさくさに紛れて戦車を実家に持ち帰り?その後、村人たちと繰り広げるドタバタ喜劇ですが、村人社会の縮図が描かれいます。雪上車を改造した豆戦車がチョコマカと良く走り廻ります。

異色中の異色作品としては「グラマ島の誘惑」があります。「アナタハン」の逆バージョン的作品。輸送船が撃沈され、南方の孤島グラマ島に漂着した軍人と女性たち。この軍人というのが皇族出身の海軍大佐と陸軍大尉、そしてお付の侍従武官という設定で、演じるのは森繁久彌とフランキー堺、そして桂小金治というキャスト。女優陣は従軍記者と画家、商社マンの妻、そして従軍慰安婦たちという凄い設定。まさに皇族と軍人をこんなに滅茶苦茶に描き、しかも慰安婦まで登場させるといった、今なら公開しようものなら黒い街宣車がやってきそうな作品です。

シリアス系ですが「独立機関銃隊未だ射撃中」も異色戦争映画です。終戦時のソ満国境の日本軍守備隊陣地の機関銃トーチカを舞台にした一種の密室劇ですが、なんとトーチカの設置された92式重機関銃は、陸自が保有する本物を毎日借り出して撮影し、撮影後は毎日返却したと言ういわくつきの作品です。

昭和50〜60年代に製作された作品は、まだ当時は兵隊経験者や戦争体験者の俳優や製作スタッフがどの映画製作会社にもいた為、軍隊の仕組みや兵隊の所作の描き方が忠実で見どころ満点なところが素晴らしいですね・
天使の機動部隊さん、ほんとに詳しいですね嬉しい限りです
まるで戦争映画専門で何かお仕事をされているようなw
こんなに詳しい方とお近づきになれたとは^^

これまでに挙げてきた作品、確かにメジャー物が多いですね
まずは有名どころから挙げていって、中に少しずつマイナーな物も入れていこうかなとw
その方がココを覗きに来た人も入りやすいかなと思いまして^^;
しかし天使の機動部隊さんとはもっと突っ込んだお話の方が良さそうかなw

<シリーズ物とか喜劇系の作品>
つい先日PCが壊れてしまって、そこに保存していた映画ファイルが吹っ飛んでしまって><。
で、今は手元に無い物が多いのですが
若山富三郎主演の「兵隊極道」
ハナ肇主演の「馬鹿が戦車でやって来る」
「グラマ島の誘惑」
「独立機関銃隊未だ射撃中」は知りませんでした、早速探してみます

渥美清の「拝啓天皇陛下様」は、そのうちここで書こうかなと思っていた作品で
私も好きな作品です笑いとペーソス、日本映画の典型的な作り方で笑いと涙が誘われますね
でも2作目の「続 拝啓天皇陛下様 天皇の赤子たる兵士の戦後」は私的にはちょっと・・・って感じでした
なんか悲壮すぎて・・・辛かったです><。

「陸軍落語兵」も面白かったですね、春風亭柳橋・春風亭柳好・桂南笑等の人気落語家が出て主演の高島忠夫がちょっと浮いてる感じもしましたがw
今で言えばお笑いのぐっさんが出た「Winds of God」と言った所ですかね
ぐっさんの演技の下手さに笑いました^^;
あれなら今井雅之 山口粧太の「Winds of God」の方が数段良かったですw

伴淳・アチャコの「二等兵物語」シリーズも笑えますよねw
異色物としては他に力道山が主演した・・・・ファイルが無くなったので題名が思い出せないのですが
確か元関取の一等兵か何かの役で・・・そんなのも有りましたね

シリーズ物で言えば娯楽系じゃありませんが
鎮魂3部作? 1988年 「TOMORROW 明日」 桃井かおり 監督:黒木和雄
鎮魂3部作? 2004年 「美しい夏キリシマ」
鎮魂3部作? 2005年 「父と暮らせば」  宮沢りえ

明治天皇三部作? 「明治天皇と日露大戦争」    1957年 嵐寛寿朗 阿部九州男 高田稔 武村新
明治天皇三部作? 「明治天皇・皇后と日清戦争」 1958年 嵐寛寿朗 高倉みゆき 高島忠夫
明治天皇三部作? 「明治大帝と乃木将軍」     1959年

勝手に「あゝ・・・」シリーズと言ってるんですがw
「あゝ江田島海軍兵学校物語」    1959年
「あゝ零戦」                1965年  本郷功次郎 長谷川明男 成田三樹夫 二木てるみ
「あゝ同期の桜」             1967年 鶴田浩二 高倉健 松方弘樹 千葉真一 佐久間良子
「あゝ回天特別攻撃隊 人間魚雷」 1968年 鶴田浩二 松方弘樹 千葉真一 梅宮辰夫
「あゝひめゆりの塔」          1968年 吉永小百合 和泉雅子 浜田光夫 遠山智英子
「あゝ予科錬」              1968年 鶴田浩二
「あゝ海軍」                1969年 中村吉右衛門 本郷功次郎 川口浩 藤巻潤
「あゝ陸軍隼戦闘隊」          1969年 佐藤充 藤村志保 本郷功次郎 宇津井健
「あゝ声なき友」             1972年 渥美清、森次浩司、倍賞千恵子、田中邦衛、市原悦子
「あゝ決戦航空隊」           1974年 鶴田浩二 北大路欣也 小林旭
全て名作ですね、「あゝ声なき友」はちょっと渋めでしたが^^;

あ!今ファイルを見てて気づきました^^;
>他にもう1つ戦艦物がありましたよね、題名が思い出せない><。
石原裕次郎の戦艦物って何でしたっけ・・・

↑申し訳ありません石原裕次郎じゃなくて高倉健の「殴りこみ艦隊」でした^^;
次は私の好きな特攻隊物でも挙げてみるかなw
戦争映画について、ネット上の掲示板やSNSコミュニティーなどで同好の志と語り合いたいと思っていても、大部分の方々がプライベート・ライアン以降に戦争映画ファンになられた方ばかりで、多くの場合、古い名作・大作等の話題を語り合えませんでした。ひよこ@おーちゃん様のような同世代のベテランの方と語り合えるのは、私としても大変嬉しい限りです。

「Winds of God」は私も好きな作品です。
私が初めて「Winds of God」を知ったのは映画ではなく、本家の舞台でした。偶然舞台中継のTVを見て、こんな作品もあるんだ・・・と知った訳です。

>異色物としては他に力道山が主演した・・・・ファイルが無くなったので題名が思い出せないのですが確か元関取の一等兵か何かの役で・・・そんなのも有りましたね
「純情部隊」ではないでしょうか。戦時中よりは戦後の戦友たちの交流のお話がメインだったような気がします。

戦死した戦友たちの遺族を訪ねる渥美清の「あゝ声なき友」も戦争の現実を伝える名作ですね。

黒木和雄監督の作品は「TOMORROW 明日」「美しい夏キリシマ」「父と暮らせば」に加え、2006年の「紙屋悦子の青春」を加えて鎮魂四部作と言えますね。

>勝手に「あゝ・・・」シリーズと言ってるんですがw
いえいえ私もそう言ってます(笑

「人間魚雷あゝ回天特別攻撃隊」と「人間魚雷回天」「人間魚雷出撃す」で回天三部作と言っていましたが、今話題?の市川海老蔵主演の「出口のない海」を加えて四部作と言っていいものかどうか迷っております(爆
中尾彬主演で1963年12月にNHKで放映されたドラマ「魚住少尉命中」も中々の力作です。母艦から発進し命中するまで、主人公が自分の人生を回想していく物語なのですが、最後は母艦の水中マイクに「カーン」という敵艦への命中音が聞こえるところで終わりという、とても印象に残る作品です。

高倉健の「殴りこみ艦隊」は私も大好きです。
戦艦大和以外に軍艦をメインに扱った作品は殆どなく、あとは「駆逐艦雪風」くらいでしょうか。「殴りこみ艦隊」は原作が「駆逐艦黒雲一家」とかで、確か「零戦黒雲一家」と同じ作者だったような。「零戦黒雲一家」のTVドラマ版で「ゼロ戦黒雲隊」ってのもありましたね。

>次は私の好きな特攻隊物でも挙げてみるかなw
私も特攻物は大好きです。よろしくお願いします。
力道山の「純情部隊」 そうですこれです、内容はあまり覚えてないのですが^^;

「紙屋悦子の青春」 も同じ黒木和雄監督でしたね
ネットで三部作を調べてる時に見つけたんでした、これもそのうち挙げようと思ってた作品です
なんとものんびりしたと言うか起承転結の無いままに進んでいきますが、なんとなく好きな作品ですw

「出口のない海」 出来としては時代の世相もうかがえて良い作品ですよね、内容もしっかりしてますし
「人間魚雷 回天」の宇津井健は目が今と全然違いますよね、整形してあったのかな^^;

「魚住少尉命中」 う〜ん是非みたいです、全力で探してみます><。

確かに「殴りこみ艦隊」と「零戦黒雲一家」同じノリの作品ですよね
それで勘違いしたんだと思います^^; きっと同じ監督だと思いますw

<軍艦物>私も今ざっとファイルを見たところ同じような感じですね
「不沈艦撃沈」ってのを入手したんで楽しみに見てみたら、銃後の人たちの話で
とある工場で不眠不休で兵器を造りそれで戦闘に勝利したというプロパガンダでしたw

潜水艦物だと「潜水艦1号」「潜水艦ろ号未だ浮上せず」「潜水艦イ・57降伏せず」と言った所ですかね
それと「海軍」 (旧情報局国民映画) 1943年  企画:大本営海軍報道部
これは真珠湾攻撃の際に出撃した特殊攻撃艇母艦の作品です
潜水艦の話は最後の方の少しだけですがw

こうして見ると潜水艦物もあまり無いみたいですね
これと言った活躍が確認されていないからなのかな?
潜水艦物は、あの独特の緊張感が好きなんですけどねぇ

しかしよく内容まで詳しく覚えてますね^^;
私はどんなのだったかな?と、ちょこちょこっと見直したりしてますw
↑「海軍」1943年 補足
1963年に北大路欣也、三田佳子、千葉真一らで撮られた
「海軍」は、これを映画化されたものと思われます
日本の戦争映画の場合、終戦間近の物はだいたい最後には特攻隊が出てくるんですよね^^;
そこで今回は最初から特攻隊やその隊員がメインの物だけをw

「Winds of God」 1995年 今井雅之 山口粧太
前のレス参照w

「あゝ決戦航空隊」 1974年 鶴田浩二 北大路欣也 小林旭
これも前出ですが、鶴田浩二が特別攻撃隊結成を口にし、それを受け梅宮辰夫が受けるまでのシーンが印象的でした、ちょっとやくざ映画の空気が流れていましたがw
それと最後の切腹シーンで流れる有名な「特攻隊の英霊に曰す」で始まる鶴田氏の朗読も良かったです

「月光の夏」 1992年 若林真由美 田中実 永野典勝
私の大好きな作品です、出撃前にもう1度ピアノが弾きたいと小学校を訪れた特攻隊員、舞台は現代に移り、そのピアノから物語が動き出す・・・・そして生きて帰ってきてしまった特攻隊員のその後に話が・・・(実際にあった話から作られた作品です)
ちなみに特攻隊員が訪れてピアノを弾くシーンの舞台は、私が通っていた小学校です^^
かなり古い建物で取り壊す予定だったのを、この映画の話が有り取り壊すのを延期し、撮影終了後に取り壊したそうです
知人も何人かエキストラで出たと言ってるんですが、殆どカットされてるみたいw


「あの遠い夏の日があった」 2009年  -特攻隊、その隠された真実-
原作は「月光の夏」だと思います。物語りもほぼ同じですが私的にはちょっとやり過ぎてきな感じが^^;

「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」 1979年 永島敏行
大学野球伝統の早慶戦、戦況が厳しくなる中最後の試合を決行した野球部員を中心とした学徒出陣等で入隊した若者の特攻隊員として出撃するまでの物語
永島敏行、好きな俳優だったんですが、これを見るとなんと臭い演技をしていたものだとw
「ラストゲーム 〜最後の早慶戦〜」 2008年 渡辺大 柄本明 石坂浩二 藤田まこと
「英霊たちの応援歌」のリメーク版ですが、こちらは試合が行われるまでの苦悩を描いた物で特攻隊自体にはあまり触れていませんでした

「俺は、君のためにこそ死ににいく」 2007年 窪塚洋介 筒井道隆 岸恵子
今の都知事が総監督したんだっけ?w
物語自体は良くできてて胸が詰まるシーンも有りました
が、特攻で有名な数々のエピソードを1人の人間にかぶせてしまって・・・
これまでに造られたこの手の映画の美味しい所だけ繋ぎ合わせたような作品でオリジナル感がまったくありませんでした。欲張りすぎ^^;
いったい何の目的でこれを造ったのか・・・・わざわざ作る必要も無かったような新鮮味の無い作品

「君を忘れない FLY BOYS, FLY !」 1995年 木村拓哉 唐沢寿明
これは原作は非常に素晴らしい話です・・・が^^;  いかんせん脚色が><。
いかにキム拓をかっこ良く見せるか、そのために単に特攻隊を舞台にしたような感が強すぎる
ロン毛を後ろでくくり上官の前でも襟は立てたままでタメ口wそれに十字架のペンダント^^;
現代のちょっと不良っぽいお若者をそのまま特攻隊員に仕立て上げたかっこいいお兄ちゃんw
こんな兵士は居なかったでしょ^^;潜水艦の搭乗員はある程度の長髪は許されていたそうですが
原作者の人は泣いてたんじゃないかとw


ちょっと疲れたな^^;
作品を羅列しただけでかなりの数に、続きはまた
天使の機動部隊さんも殆どは見てあると思いますのでお感想など書いていただけると(^ー'*)b
とりあえず私が持ってる特攻物を挙げてみました
艦隊特攻で大和関係も入ってくるんでしょうが、それは戦艦物に回しましょw


「雲ながるる果てに」 1953年 鶴田浩二
「花の特攻隊 あゝ戦友よ」 1970年 監督:森永健次郎 杉良太郎 藤竜也 沖雅也 丹波哲郎
「最後の戦斗機」
「最後の特攻隊」 1970年 鶴田浩二 高倉健
「あゝ回天特別攻」
「特攻 零 ゼロ」  2003年 杉浦太陽 高野八誠 辺見えみり 松田賢二
「雷撃隊出動」 1944年  山本嘉次郎監督 藤田進 (戦時中の東宝作品)
「僕たちの戦争」 2006年 森山未來、上野樹里、内山理名、玉山鉄二
「なでしこ隊」 少女達だけが見た“特攻隊”封印された23日間 成海璃子・成宮寛貴・薬師丸ひろ子
「南太平洋波高し」 1962年  鶴田浩二、高倉健 監督:渡辺邦男
「人間魚雷出撃す」 1956年 石原裕次郎 森雅之 長門裕之
「人間魚雷 回天」 1955年 (新東宝名画傑作選)
「出口のない海」 2007年 市川海老蔵
「あゝ回天特別攻撃隊 人間魚雷」 1968年 鶴田浩二 松方弘樹 千葉真一 梅宮辰夫
「北緯15°のデュオ」 1991年 川谷拓三 烏丸せつこ 阿部寿美子
「ホタル」 2000年 高倉健 田中裕子

まだ有ったと思うんですが消えてしまいました><。
映画ポスターとかも探し出して保存してたんですけどね (T△T)
「魚住少尉命中」はDVDが発売されているので、簡単に見つかると思います。

>こうして見ると潜水艦物もあまり無いみたいですね
>これと言った活躍が確認されていないからなのかな?
>潜水艦物は、あの独特の緊張感が好きなんですけどねぇ

以前は「潜水艦映画に外れなし」と言われていましたが・・・「ローレライ」と「 真夏のオリオン」がありました。両作品とも批判も多いですが、私は好きです(爆汗

「俺は、君のためにこそ死ににいく」は都知事の自己満足映画とも言われてますね。知覧の特攻平和会館の横に、この映画で使用された隼三型甲戦闘機のレプリカが露天展示されていました。記念館の館内には飛燕や疾風の実機が展示されていたのですが、館内撮影禁止だった為、このレプリカ隼だけ撮影して帰りました(泣

「君を忘れない FLY BOYS, FLY !」
確かに、あの演出はないのな〜ッて実感させられましたが、軍事マニアや年輩者にしか受けない特攻映画に、広く若者を動員した戦果は評価できる映画です。

>ちなみに特攻隊員が訪れてピアノを弾くシーンの舞台は、私が通っていた小学校です^^
映画の舞台が母校とは羨ましい。知覧の特攻平和会館を訪問した時「月光の夏」に登場するピアノの同型の物を見学しました(汗

「あの遠い夏の日があった」はソフト化されているのでしょうか。
以前ニュースで上映会の事を報道していたので、是非見たいと思っていたのですが、見る機会がなくて・・・陸軍の特攻帰還兵再教育施設「振武寮」の話ですよね。
沖縄戦を描いた「GAMA月桃の花」と同じく、広く一般公開を主眼としてソフト化しない作品があって、なかなか見る機会がなく残念です。因みに「GAMA月桃の花」は電車を2時間乗り継いで見に行った思い出があります。

ひよこ@おーちゃん様が紹介されている作品の中で「なでしこ隊」はyoutubeで、「南太平洋波高し」はネットの有料動画サイトで視聴し、他はビデオかDVDで視聴しました。

それ以外で私の記憶にある作品は
「壮烈神風特攻隊」1954年
「雲の墓標より?空ゆかば?」1957年
「あゝ特別攻撃隊」1960年
「予科練物語/紺碧の空遠く」1960年
「出撃」1964年

それと「人間の翼 最後のキャッチボール」1996
これは戦時中にプロ野球名古屋軍で活躍した佐賀出身の投手石丸進一氏の半生を描いた自主製作作品ですが、ビデオ化されています。この作品の撮影に使用された零戦は、邦画戦争映画に登場するレプリカ零戦の中でも屈指の出来と言われ、現在でも佐賀県内の自動車修理工場で保管されているそうです。

あと映画ではなく1998年に放送されたTBS系終戦記念ドラマ「二十六夜参り」でしょうか。武田鉄矢の原作を基に、人気絵本作家黒井健が描いた絵本をベースとして製作された陸軍特攻隊に関わった人々の戦中と戦後の50年に渡る悲話を描いたドラマで、ジャニーズの人気アイドルグループ?嵐?のメンバーで「硫黄島からの手紙」にも出演した二宮和也のドラマデビュー作としても知られている作品です。

特攻隊物は内容から敬遠されがちですが、今後も作り続けてほしい邦画戦争映画のジャンルですね。
おっと大事な作品を忘れてました。
「最後の帰郷」1945
なんと戦争末期に製作・公開された陸軍特攻隊を描いた作品です。
公開されたのが終戦間際の1945年7月26日。
出撃が決まった陸軍特攻隊員たちが、出撃を前に帰郷を許可され、各々実家で過ごす最後の帰郷の様子を描いた作品。脚本は、あの文豪菊池寛。
戦時中に特攻隊員をずばり描いた作品として特攻映画史を語る上で非常に貴重な作品です。撮影には陸軍が全面協力し実機の三式戦?飛燕?が登場し、戦闘機マニアにも知られた作品です。

映画ではなくアニメですが・・・
北九州出身の松本零士御大の原作を基に製作された戦場アニメの一本「音速雷撃隊」も特攻映画のひとつとしてご紹介させていただきます。
「ローレライ」と「 真夏のオリオン」
確かに前出の作品と比べると「ん〜」と考えてしまいますが、娯楽映画としてみれば合格です
今やってるキム拓の「宇宙戦艦大和」も同じジャンルと言えますよねw

「俺は、君のためにこそ死ににいく」
2008.08.01〜05 に靖国の遊就館前で奉納された劇のDVDもシンプルで良かったですよ

確かにアイドルや人気者をキャストに加えることで効果は大きいですよね
最近では仲井くんの「私は貝になりたい」なんか大反響でしたからね
中井君も坊主頭にしたりかなりの減量で頑張ってました、あれくらいやってくれると嬉です

「月光の夏」舞台が母校なので時々懐かしくて見てますw
今は新校舎に成り周りの風景も変わってしまって、今は無くなってる近所の煙突なんかも映っていたり
自分たちが使っていた足洗い場なんかも費用に懐かしいです

知覧の特攻平和会館に同じピアノ展示して有りますね、鳥栖には本物?が展示してあって弾けるらしいです

「あの遠い夏の日があった」は知人が持っていたので(^ー'*)b
振武寮内での話はどこまでが事実なのかが分からないのでなんとも言えませんが、演出をもっと考えて欲しかったかなぁと言う感じでした
見る人にどう訴えるかよりも監督の自己満足で作った感が強かったですね^^;

「雲の墓標より?空ゆかば?」は持ってます^^

「壮烈神風特攻隊」1954年
「あゝ特別攻撃隊」1960年
「予科練物語/紺碧の空遠く」1960年
「出撃」1964年
「二十六夜参り」
「最後の帰郷」1945
やはり知らない映画が出て来たな^^探さなくっちゃw

「人間の翼 最後のキャッチボール」
石丸進一氏の事は知っています、たしかどこかの球場に記念碑か何かが有るんですよね
しかし、その映画があるとは・・・・是非見てみたいです

「音速雷撃隊」 持ってます^^ 桜花の話ですよね
他に 「成層圏気流」「鉄の竜騎兵」が有りますね、もっと書いて欲しいです

あと戦争アニメとしては
1944年 桃太郎・海の神兵 (39年ぶりに発見された幻のアニメ) いつ見つかったのかは知りませんw
1990年 クロがいた夏
2005年 ぼくの防空壕    戦後60年アニメ特別企画
      誇り 〜伝えようこの日本(国)のあゆみ〜 (近現代史教育プログラム)
とかが有ります
家人に大顰蹙の趣味部屋です(^。^;)
うはぁ〜 凄いの一言です^^;
一週間ほど泊り込みに行きたいくらいですwww
「北緯15°のデュオ」 1991年 川谷拓三 烏丸せつこ 阿部寿美子
若くして散っていった特攻隊の魂の叫びを聞きたくてフィリピンに降り立った川谷拓三と
旅先で出会った、この地で戦死した甥の墓参りに来たという初老の婦人の戦跡を巡る旅
第二次世界大戦の太平洋戦線において過酷を極めたフィリピン戦線の傷跡をドキュメンタリー形式で辿る
神風特別特攻隊敷島隊で有名な軍第一航空艦隊第二〇一航空隊の兵士達の宿舎や
特攻体当たり攻撃が初めて行われたマバラカットの町を訪れる
最後にちょっとだけ出てくる烏丸せつこの台詞、思わずうなずいてしまいます

「祖国」 2006年 WOWOWオリジナルドラマプロジェクト”ドラマW”で戦後60年企画として作られた作品
山田洋次:原作・脚本 上川隆也, 上川隆也, マコ岩松, 木村佳乃, 森口瑶子, 高橋マリ子

海外出張で偶然知り合ったパイロットが突然東京に訪れ、能登に行くと言ってそのまま姿を消してしまった、それから3年後、その孫娘が訪れてくる そこから物語が始まっていく
孫娘が持ってきた遺書と書かれたノートで彼が元特攻隊員だったことがわかる
そして彼の日本での足取りが書き留められていた、能登から鹿児島の知覧基地、そして・・・・
特攻隊員を送り出した家族の思い、深い悲しみが込められた作品で
「なでしこ隊」  TVのドラマスペシャル物
1枚の写真から作られた物語、素晴らしかったです
知覧の特攻隊出撃基地に奉仕隊として赴いた地元の女学生たち
たった23日間の間に、彼女たちの前を通り過ぎていった109人の特攻隊員達
その特攻隊員達が残していった、彼女たちへのメッセージとは
穴沢利夫陸軍大尉から送られた婚約者智恵子さんへのラブレターや智恵子さんと穴沢さんが着ていた軍服との対面・・・・泣けます 昨今の戦争物の中では秀逸の作品かと(^ー'*)b


「出口のない海」 人間魚雷回天物 2007年 市川海老蔵
今、世間を騒がしてる市川海老蔵の主演作品
時代背景もしっかりしていて、回天の中での孤独感や隊員たちの胸中も描かれていて
学徒出陣等で出兵し夢半ばで散っていった兵士たちを通し、戦争の虚しさを感じさせられる作品
「「雲の墓標」より 空ゆかば」
昭和18年春、大学のいち教室から物語は始まる
大学に通っていた青年たちが学徒出兵で、無理やり軍隊へ
兵学校での生活風景やその後の訓練などを順に追って説明してる感じで、淡々と進んでいく
ラストの方は、特攻に志願しながらも死への恐れや不安との葛藤・・・なかなか見ごたえはある作品

お久しぶりです、ちょっとサボってましたf(^▽^*) ポリポリ
このところ新しい作品の入手が頭打ちになってきまして手持ちの映画を繰り返し観てる感じですw

「人間の翼 最後のキャッチボール」 は、持ってる人が居るみたいでどうにか連絡を取ってお願いしてみようとがんばっているところですw

「壮烈神風特攻隊」はさっぱりです^^;

やはり戦争映画は深く興味を持っている人が少なくて簡単には見つかりませんね
まぁそれだけに手に入れて観た時の感動も大きいですが^^

またこれからボチボチですが書き込みしていきたいと思います^^

こちらこそ御無沙汰しております。
私の方は、最近ではヤフオクに出品される希少作品も殆どなく、過去ビデオ化されていた作品が新たにDVD化された作品をチビチビ落札したり、最近のユーロ安に便乗して、国内版DVDの発売されていない戦争映画の欧州版DVDを購入しまくりコレクションの拡充を図っております。

ところで最近こんな本が発売されましたが、ご存じでしょうか。邦画戦争映画ファンには必需品のオススメアイテムですね。

「人間の翼 最後のキャッチボール」御入手できる様、頑張ってください。
ヾ(*´∀`*)ノ゛ こんちゃ

「日本戦争映画総覧」
は別コミュでどなたかがカキコミされていたので早速本屋さんへ行こうと思っているところです^^

「空戦映画大全」
これも面白そうなのですが東宝って書いてあるのが引っかかります^^;
東宝の映画限定だとちょっと寂しい気もしますね

「人間の翼 最後のキャッチボール」
おおお 持ってあるんですね
色々と調べて発売元は見つけたんですが値段が高くて手が出ず、それ以外で探してたんです^^;
どうにか知り合いが持ってるという人が居て、3ヶ月くらい待っててくれということでした^^

ところで今年の「終戦記念番組」はどうでしたか?

「この世界の片隅に」
広島市内から呉へ嫁に行った女の奮闘記と言った感じの作品でストーリー的には「まぁこんな物かな」と観ていたのですが、何の感慨もなく観終わったという感じでしたw
最後の最後に芦田愛菜ちゃんがちょこっと出てくるんですが、いかにも付けたしって感じであおそこで一気にしらけてしまいました
なんか無理やり彼女を出して話題性を作りたかったんですかね^^; 


「最後の絆 沖縄 引き裂かれた兄弟 〜鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実〜」
沖縄に生まれた兄弟が日米の兵士になって再会する実際にあった物語
なかなか見ごたえのある内容だっただけに、もう少し演出とか頑張って欲しかったかなぁ
ってか、このサブタイトル?と思えるような長いタイトル名はなんとかして欲しい><。

「犬の消えた日」
冒頭の所だけちょっと見たんですが、なんかがっかりしそうだったんでまだ観てないんです^^;

今年あった映画 「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
これも俺的にはイマイチだったなぁ><。
へんに誇張することも無く淡々と描かれていて好きな作り方ではあるのですが
この物語の主人公である大場大尉が何故「フォックス」と呼ばれ恐れられたのかがイマイチピンと来ませんでした
まぁ言わんとする所は分かるのですが、もう少し繊細なところまで描いてほしかったかな・・・

「シャンハイ」
これも作品自体は悪くは無いと思うんだけど、何のメッセージも伝わってこなかった
軍と地元のマフィア?の裏の世界を描きたかったのだろうが、影の部分ばかりの撮影で暗いイメージになってしまっている、これだと部隊は上海じゃなくても良かったんじゃないかとw
当時の活気にあふれた華やかな上海の表の顔ももっと表現してほしかったな
ストーリーもちょっと分かりづらかったし最後まで感情輸入できなかった
こんばんわ

「日本戦争映画総覧」は読み応え充分で資料的価値もありますが、「空戦映画大全」は、仰る通り東宝作品限定ですので、ちょっと物足りないですな。

さて今年の「終戦記念番組」の評価ですが、この手のTVドラマは年々質が落ちていると言うしかありませんな。
その主な原因は、番組を制作しているスタッフ自体が、邦画戦争映画の低迷期作品を観て育った世代になってしまった事だと思いますが、変に?反戦?だけ謳っていれさえすれば、万事OKと言う様な主義主張しか感じられません。

「この世界の片隅に」
原作が2009年度第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した作品で、中々人気のある作品なのですが、話題作りの為に、主人公とイメージが異なる現在若手人気女優の北川景子を配した事が、まず第一の批判点だと思います。原作を読んでいる読者からすれば、主人公の戦時中ながらどこかおっとり&ほのぼのとした雰囲気が、北川景子の演技からは感じられなかった様で、ネット上でも散々酷評されていました。同じ原作者の漫画を基にし広島原爆のその後を描いた「夕凪の街 桜の国」の方が観応え充分だと思います。

「最後の絆 沖縄 引き裂かれた兄弟 〜鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実〜」
元は沖縄の地元TV局だったかが制作したドキュメンタリー番組がベースになっており、主人公の東江兄弟の弟、東江康治氏は琉球大学の初代学長を務めた沖縄では物凄い著名人ですが、兄弟が日米に分かれて戦うという点に主眼を置いた為か、沖縄戦の悲惨さが余り伝わって来ませんでした。

「犬の消えた日」
原作が児童向書籍の為、演出面で余り強調出来なかったのかも知れません。最後の少女と犬の逃亡に主点が置かれていた為か、終戦で呆気なく終わってしまったのは残念です。同じ戦中の犬をモデルにして以前放送された「さよなら、アルマ」が結構観応えあったので、今回も期待していたのですが。

以上三作の評価が総じて低かったのに対し、結構観応えがあったのが、地上波ではなくNHK-BSで放送された「青い目の少年兵〜知られざる日中戦争の物語〜」でした。日中戦争の秘話を基にしたドキュメンタリー・ドラマでしたが、中国戦線での日本兵の姿や中国人少年兵と日本兵たちの交流など、生存者の証言を交えた演出と、子役の演技力などネット上でも評価の高い作品でした。やはり戦争ドキュメンタリー番組とドラマを作り慣れているNHKスタッフだけの事はありました。

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
私も期待して映画館に足を運んだのですが、最近の邦画戦争映画にしては努力してはおりましたが、映画の半分は米軍視点での演出であり、日本軍の大場大尉が米軍を戦術で翻弄した点よりも、民間人の命を救った点を強調した為、まぁ二時間の尺では仕方ない演出・編集だったと思います。大場大尉の人柄を描くのなら、民放のドキュメンタリー番組で報じられた、戦場の大場大尉が夫人と1000通にものぼる手紙の遣り取りを長年続けていた事、戦死されたと思われていたのが、ひょこり帰国して夫人や夫人に再婚を勧めていた親戚一同を大変驚かせた事、晩年病に倒れた大場元大尉を介護していた老夫人が、大場元大尉の死後僅か20日後に息を引き取った事なども描いて欲しかったです。

「シャンハイ」
どうも興味が湧かずに観そびれてしまいました。渡辺謙が上海での日本軍謀略担当とか言う設定から、どうしても以前製作された織田裕二主演の「T.R.Y.」のイメージがあって、態々映画館に足を運ぶ気が起きませんでした。

「日輪の遺産」
前評判が高かった事と、主演の堺雅人は好きな俳優なので映画館に足を運びました。私は映画至上主義者(笑 なので、極力原作は読まない・・・あくまでも映画の演出を優先する主義なので、この作品はこれで良く出来ていたと思います。ただ明らかに原作を読んでいなければ理解出来ないシーンがあり、未だにストーリーが把握出来ずにおります。堺雅人の陸大出の近衛師団参謀役は最初ちょっと違和感がありましたが・・・良かったのは中村獅童が演じた歴戦の曹長。負傷して後遺症のある足を引き擦りながらも、腰に吊ったモーゼル拳銃を巧みに操っておりました。彼は現在の日本映画界において、最も日本軍下士官役を演じる事が出来る俳優だと思います。
「日本戦争映画総覧」早速予約するかなw
「空戦映画大全」はやはりそうですか^^;

「この世界の片隅に」 全く同意見ですねw
「夕凪の街 桜の国」の方が数段良かったですね
それぞれの役者さんが、地味だけど良い演技をされていて引き込まれてしまいました
前半は敗戦後間もない頃が背景と言う事で、みんな何処かに悲しみを抱えながらも明るく生きて行こうという人間の強さが
後半では、戦争を知らない世代と、未だに引きずっている親とのギャップそして影を落とす原爆の・・・
最後は、この手の映画では珍しくなにかホッとさせられる後味の良い映画でしたね

「最後の絆 沖縄 引き裂かれた兄弟 〜鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実〜」
観終わってただ「へぇ〜」って感想しか残らない感じでしたw

「犬の消えた日」 一応見てみるかなw
「さよなら、アルマ」も持ってるんですが、冒頭部分だけ見てそのままになってるw

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
民放のドキュメンタリー番組のやつを見てみたかったな><。

「シャンハイ」 わざわざ見なくても良いような・・・・w

「日輪の遺産」 はまだ見ていないので楽しみにしています^^
>中村獅童、現在の日本映画界において、最も日本軍下士官役を演じる事が出来る俳優
異議無し指でOK

私も原作は読まない派ですwどうしても原作読んでると物足りなさとかを感じちゃうんですよね^^;
自分の好きなシーンが粗略に撮られていたとかw

あと【聯合艦隊司令長官 山本五十六】【422日系部隊アメリカ史上最強の陸軍】この2本が見てみたい
追伸 
「青い目の少年兵〜知られざる日中戦争の物語〜」見逃した><。
探さなくっちゃw


ついでに昨日見た映画 「日本敗れず」 1954年作品
 (早川雪洲 藤田進 斎藤達雄 山村聡 丹波哲郎 宇津井健)
内容は「日本のいちばん長い日」とほぼ同じでリメイク版かなと思えるくらいでしたw
ポツダム宣言受諾か戦争続行かで意見が纏まらない会議の状況や、録音した玉音を巡る騒動、陸軍将校の暴発等、爆発寸前の日本の危うさと、さらっと決断できないじれったさを描いた「日本のいちばん長い日」と比べ、どこを特に強調するでもなく一連の流れを並べて作ったって感じでした

私が生まれる前の作品でw今の映画と比べるとちょっと間延びした部分もありますが
なかなか良い作品でした
こんばんわ

「夕凪の街 桜の国」はご欄になられていましたか。こう言う良質の作品が、最近ではめっきり減ってしまいました。

「聯合艦隊司令長官 山本五十六」
主演の役所広司が、あの長髪をばっさり切って丸刈りにしたと言うので、気合が入ってそうと期待しております。私としては、山本元帥の戦死の真相を描いた場面が希望なのですが、その辺がどう描かれているか、ちょっと興味津々です。

「442日系部隊アメリカ史上最強の陸軍」
日系二世部隊のドキュメンタリー映画ですね。

私の信条としては?日系二世部隊を描いた戦争映画は、やはり日本人の手でこそ描かれるべきものである?・・・なのですが、未だ日本映画界では、そんな風潮は微塵も感じられません。昨年の夏だったか映画業界の噂として、俳優の渡辺謙の初監督作品として日系二世部隊を題材とした作品が企画されている、との情報が流れたのですが、現在に至るまで続報なく、今では全くのガセネタだったのか、と思っておる次第です。

私は幼少期に望月三起也の漫画「最前線(二世部隊物語)」で日系二世部隊の存在を知り、矢野徹の小説「442連隊戦闘団 進め!日系二世部隊」で多大な感銘を受け、それ以来日系二世部隊については一目置いておるのですが、あれほどの武勲を立てた部隊にも関わらず、長い間日系二世部隊を描いた戦争映画は「二世部隊(Go for Broke!/1951)」だけでした。

昨年TBS開局60周年記念ドラマとして放送された「99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜」で日系二世部隊が描かれると知り、非常に期待して観たのですが、主演のSMAPくさなぎ君が目立つばかりで、部隊の事は殆ど描かれておらず、がっかりさせられました。

2006年に米国で日系人監督により「ONLY THE BRAVE」という日系二世部隊を描いた作品が製作されていたのですが、最近になって海外ではDVDが発売されていると知り、態々海外通販で取り寄せました。低予算で製作され戦闘シーンの演出に物足りない部分はありますが、反面「ベストキッド」のパット・モリユキ・モリタ(彼の遺作となった)やタムリン・トミタが友情出演していたりと、小粒ながら頑張った作品です。今年になって国内版DVDが「ザ・ブレイブウォー第442部隊」という邦題で発売されております。
終戦の日の混乱を描いた作品としては「日本のいちばん長い日(1967)」を筆頭に、ご紹介のあった「日本敗れず(1954)」や「大東亜戦争と国際裁判(1959)」「八月十五日の動乱(1962)」「黎明八月十五日 終戦秘話(1952)」そして1980年にTBS系で放送されたテレビドラマの「歴史の涙」(日本のいちばん長い日と同じ原作を基に制作)、そしてアレクサンドル・ソクーロフ監督の露・伊・仏・瑞合作映画として製作された、終戦当時の昭和天皇を描いた「太陽(The Sun/2005)」がありますが、私のお薦めは「ジ・エンド・オブ・パールハーバー(HIROSHIMA/1995)」です。
この作品は米・日・加合作のテレビドラマとして制作された作品で、日本では二巻組ビデオのみが発売・レンタルされました。
ポツダム宣言からミズーリ号上での降伏調印までの期間の出来事を、日米両国の視点から描いた、濃い作りの歴史ドラマです。
松村達雄演じる鈴木貫太郎首相以下、最後まで旧ソ連を頼りにする日本政府の日本の終戦交渉の稚拙さが良く描かれております。原爆投下の準備が淡々と描かれていたり、ポツダム宣言への日本側の回答の真意を図り損ねたトルーマン大統領が、以前大学で日本文化を教えていたが現在ではホームレス同然の研究者をホワイトハウスに呼び寄せ、日本人の真意を尋ねるなど興味深いシーンも多々あります。
日系2世部隊物

私も持っているのは「二世部隊(Go for Broke!」「ザ・ブレイブウォー第442部隊」の2本だけです
「二世部隊(Go for Broke!」を観て大変興味を持ちそれから色々と探してみたのですが見つけることができませんでした^^;
「ザ・ブレイブウォー第442部隊」は何気なく見ていて途中で日系2世部隊物だったんだと気づきました^^;
知人がタイトルを「ザ・ブレイブウォー」としか書いてなかったんで全然気にも留めずに観ていたもので

>?日系二世部隊を描いた戦争映画は、やはり日本人の手でこそ描かれるべきものである?
そう言われれば確かにそうですよね、国籍はアメリカ人とは言え日本人の心を持つ者たちの部隊ですから細かいところは日本人にしか描けない所が有ると思います

「99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜」でも取り上げられたことだし、これを機会にもっと作品ができることを期待したいです
渡辺謙さん、がんばって作って欲しいですね

「二世部隊(Go for Broke!」大好きな作品では有りますが、ちょっとコミカルに作られていましたので今度はシリアスな二世部隊物を見てみたいものです

「442日系部隊アメリカ史上最強の陸軍」 はドキュメンタリー映画と言うことなので大いに期待しています
終戦の日の混乱を描いた作品

やはり代表作は「日本のいちばん長い日」ですかね^^
って言うか先にこれを観たので他のを観ても「日本のいちばん長い日」が頭に浮かんで比べてしまいます^^;
「大東亜戦争と国際裁判」はどちらかと言うと前半分が「軍閥」系で後半が「軍事裁判」物といった感じでしたね

「八月十五日の動乱」「黎明八月十五日 終戦秘話」「日本敗れず(1954)」「歴史の涙」「太陽(The Sun」は観ました、この中では「黎明八月十五日 終戦秘話」が私的には好きだったかな?
随分前に見た奴なので、こんどまた観なおしてみます

そう言えば数年前にあった
「シリーズ激動の昭和〜あの戦争は何だったのか」 第2部 「ドラマ 日米開戦と東条英機」 ビートたけし・阿部寛
もここに入りますね、ビートたけしの演技にはずっこけてしまいましたが^^;

BS ハイビジョン特集であった「日本のいちばん長い夏」
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2010/06/005.pdf
これも非常に興味深い番組でした
実際に開かれた座談会をドラマタッチで再現されたものです

他にドキュメント物ですが
・証言記録・兵士たちの戦争 「昭和二十年八月十五日 玉音放送を阻止せよ」 陸軍近衛師団
当時皇居を守っていた近衛師団の方々の話を交えながらのドキュメンタリー

・鶴瓶のニッポン武勇伝 ◆実録・特攻隊から奇跡の生還 ◆戦争終わらせた玉音放送を守れ
鶴瓶の番組でやっていた物ですが、実際に玉音盤の録音を行った元NHKの録音技師・玉虫一雄さんの話を元に作られた録音現場の状況等の短編のドキュメンタリードラマ

玉音放送は天皇陛下自身の申し出で取り直されたんだそうです
そして録音された玉音盤を巡る騒動・・・・
戦後玉音盤は米軍に没収されたが今私たちが玉音放送が聴けるのはもう一人の局員がこっそり玉音盤のコピーを取っていたからだとかw

・その時歴史が動いた 第062回 「ポツダム宣言・米ソの攻防?」  原爆投下・トルーマンの決断
・その時歴史が動いた 第063回 「ポツダム宣言・米ソの攻防?」  ソ連対日参戦・スターリンの焦燥
・その時歴史が動いた 第230回 「ソ連参戦の衝撃」  満蒙開拓民はなぜ取り残された

「ジ・エンド・オブ・パールハーバー(HIROSHIMA/1995)」
非常に観たい><。がんばって探すかw
「ザ・ブレイブウォー第442部隊」は既にご覧になっておられましたか。
渡辺謙監督作品は望み薄ですが、まぁ気長に待ってみます。

>「二世部隊(Go for Broke!」大好きな作品では有りますが、ちょっとコミカル
>に作られていましたので今度はシリアスな二世部隊物を見てみたいものです

情報によると、実は日系人監督により、もう一本日系二世部隊を題材とした作品が作られております。「LITTLE IRON MEN」という作品で既に完成しているようですが、米国で既に公開済みなのかどうか、詳細は不明です。ちょっと期待しております。

公式HP http://www.littleironmen.com/
トレーラー http://www.youtube.com/watch?v=Q0rRN9KKzNQ

民放の終戦記念ドラマはどれも今一でしたが、ドキュメンタリー物は一部見るべきものがありました。池上彰氏の終戦特番では、8/15の玉音をめぐるクーデター騒ぎを体験した元近衛師団中隊長と東部軍司令官副官の方が登場しておりました。やはり元将校なだけあって、お二人とも矍鑠としてお歳を感じさせないのは大したものだと思いました。

NHKの戦争証言「証言記録 兵士たちの戦争」「証言記録 市民たちの戦争」も観応え充分なものばかりでした。「青い目の少年兵〜知られざる日中戦争の物語〜」もそうでしたが、もう一本BSアーカイブスのハイビジョン特集で放送されたドキュメンタリー・ドラマ「少女たちの日記帳」も良く出来ていました。

「少女たちの日記帳」
昭和20年8月6日、建物疎開の作業中に被爆し、多くの犠牲者を出した広島県立広島第一高等女学校一年生徒223人が記していた日記帳を基に、彼女たちが学校生活や家族、友人等について、暗い戦時下で何を考え、どう精一杯生きていたかを再現ドラマと共に紹介した番組で、生き残った同級生や遺族の証言を加えて重みが増されておりました。

それとETV特集で放送された「おじいちゃんと鉄砲玉」
NHKの女性ディレクターの祖父が亡くなり荼毘にふされたところ、遺骨の中から金属片が発見される。祖父は生前に戦時中に受けた銃弾が頭の中に残っているとだけ話し、それ以外の戦争の話は全くしなかったとの事で、祖父の戦争経験について興味をもった女性ディレクターが、生き残っている祖父の戦友を訪ね、祖父が海軍一式陸攻の搭乗員として激戦の中で生き残った事を知る・・・というお話ですが、ご覧になられたでしょうか。
もし未見ならば、偶然本日2011年10月23日(日)午後10:00から旧NHK教育放送にて再放送されますので、是非ご覧くださいませ。
上彰氏の終戦特番 「終戦の日」ですかね?しっかり見落としてしまったようです><。
元近衛師団中隊長と東部軍司令官副官が出ておられたとか、見たかったなぁ
実際に関わった人間としてどんなことを言われるのか聞いてみたかった

戦争証言 「兵士たちの戦争」 「市民たちの戦争」 「従軍看護婦が見た戦争」等色々と集めていたのですが
http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/jpnews/list.cgi「NHK 戦争証言アーカイブ」
↑こんな所をを教えてもらって、見たら中にほとんど入ってました^^;

「少女たちの日記帳」 「おじいちゃんと鉄砲玉」
探してみたら持ってる人が居たんでさっそく見てみます^^

「「LITTLE IRON MEN」」 「ジ・エンド・オブ・パールハーバー(HIROSHIMA/1995)」
さすがに見当たりません^^;頑張って探してみますw
「おじいちゃんと鉄砲玉」  観ました^^
おじいちゃんの体から出てきた鉄砲の弾がきっかけでおじいちゃんが体験した戦争を調べる孫娘
海軍一式陸攻の搭乗員だった同僚のもとを訪ね周るうちに見えてきたおじいちゃんの戦争
しっかり見入ってしまいました、勲章を幾つも貰い英雄だったはずのおじいちゃんが「途中で爆弾を海に放棄して帰還していた」と聞いた時はお孫さんはちょっとショックを受けてたみたいですね、その後他の同僚の方からの話や遺品から出てきたおじいちゃんの手記から少しずつ感じてきたおじいちゃんの戦争に対する思い
やはり体験者のお話は重いですね、言葉少ななお話の中に人に言えない沢山の思い出とメッセージを感じました
最後に形見の懐中時計の裏に張ってあった、うら若いお婆ちゃんの写真が出て来たとき、幾つもの戦場を渡り歩いてきた歴戦の英雄も、この写真を見ている時が唯一普通の1人の人間に戻れる時だったんだろうなと思わず涙腺が緩みそうになりました^^;

私の父も終戦がもう少し遅れていたら特攻隊として突撃するところだったと聞いています
戦争映画が好きで?よく観ていました、私が戦争映画が好きに成ったのもその影響かもです
でもいつも怖い顔をして観ていた記憶しかありません^^;
戦争の話もほとんど聞いたことはありません、いつか戦争の話を詳しく聞きたいと思っていましたが聞けないままでした^^;
この作品を観ていてつい父や母を思い出しました
「少女たちの日記帳」 良い作品でした
終戦間際の厳しい状況の中、まだあどけさの残る12〜3歳の少女たちの精一杯生きようとする健気な姿が良く分かりほのぼのとして微笑ましかったです、どんな時代に生きようとやはり子供の笑顔は宝物ですね
それだけに余計に1発の原爆がもたらした惨劇が恨めしく思われます
これまでに観てきた原爆物の作品は原爆投下後の悲惨な物語を中心に描かれた物ばかりで原爆物はあまり観なかったんですが、こういった作品なら何度でも観たくなりますし人にも紹介しやすいですね

私の母は彼女たちより少しお姉さんになりますが、私が幼い頃子守唄代わりに時々戦時中の話をしてくれていました、今思えばこの作中で彼女たちが話していた事ややっていた事とと同じような事を話していたように思います
「小さなリボンを髪に付けてもらったのが嬉しかった」とか「妹とこっそり食べた一粒の豆がとっても美味しかった」とか、そんな些細な事で喜んだり悲しんだり・・・
戦争という物が無かったら、この時代の方が貧しいながらも今よりずっと幸せな時代だったのかなとよく思いますw
戦後66年を経て、戦争の記憶を誰にも語らず、自分の心に秘めて鬼籍に入られる方が数多くいらっしゃったのではないか、と思います。
悲惨な記憶を思い出したくないと言うのが、その殆どの理由だと思いますが、一部には、誰にも聞かれなかったから、という理由もあったのではないかと思うのです。特に若い世代は戦争に興味がない場合が殆どなので、その傾向は顕著ではないかと。「おじいちゃんと鉄砲玉」 でも、荼毘に付された祖父の遺骨の中から孫娘のNHKディレクターが銃弾の破片を見つけなければ、このまま歴史の中に埋もれていたのではないかと思います。

>勲章を幾つも貰い英雄だったはずのおじいちゃんが「途中で爆弾を海に放棄
>して帰還していた」と聞いた時はお孫さんはちょっとショックを受けてたみ
>たいですね

このシーンは、私も見ていてちょっと疑問に思った事があります。
通常出撃する爆撃機は、爆弾を搭載する時点で信管を取り付け離陸、爆撃、帰投という行程を踏みますが、目標が発見出来ず爆撃せずに帰投する場合、信管の付いた爆弾を抱えたまま着陸するのは非常に危険です。したがって着陸前に爆弾を投棄するのが一般的なのですが、この爆弾投棄行動の事を勘違いしているのではないか、と思っています。

私の父母、親族には幸いな事に戦死した者はいませんが、戦争体験をした者は大勢います。私が戦争や軍事に興味があったせいもあって、良く戦争の話を聞いていました。中でも記憶に深く残っているのは

?母親の体験
母は戦時中、博多にあった九州帝国大学医学部付属の看護婦養成所の生徒でした。米軍の爆撃下、毎日被災者の看護に追われていましたが、その中で「米軍捕虜生体解剖事件」があった事を戦後知ったのですが、戦犯となった医学部の教授や看護婦長は、看護の授業で講義を受けた方々だったそうです。

?父方の大叔母の体験
大叔母は戦前から満州に渡り、現地で関東軍の軍属事務員として働いていたそうです。戦時中関東軍の医療機関の庶務科事務員として勤務していたのですが、その医療機関の責任者の名前が石井司郎だったそうです。あの731部隊の司令官です。大叔母は石井中将には可愛がられたという事で、戦時中も色んな配給品を貰ったと話していました。また満州から日本に戻る時も、軍属として優遇されたと言っていました。

?母方の大伯父の体験
大伯父は戦争中、予科錬出身の艦爆搭乗員として各地の基地を転々としていました。特攻隊には志願したそうですが、最後まで選ばれなかったそうです。終戦時、大伯父は大分基地おり、宇垣纒中将以下最後の特攻隊出撃を見送ったそうです。

戦争証言「兵士たちの戦争」「市民たちの戦争」で、NHKの取材に対し重い口を開いた貴重な証言が多数残されていますが、今後限られた時間の中で、より多くの貴重な証言が残される事を切に願うばかりです。
>誰にも聞かれなかったから・・・・
確かに聞かれなかったからと言う方も多いでしょうね
ある時顔見知りの方と話していると大刀洗基地で整備兵をされていたらしくて、そこから色々とお話を聞くことができました


>爆弾投棄行動の事を勘違いしているのではないか・・・
作中の証言で言われていた「無駄死にはしたくない」という強い意志があったおじいちゃんですから、天候状況等で攻撃は無理だと判断して帰投する際にとった行動だったとも考えられますね
上官に対する不満で攻撃を放棄するとは考えにくいですからね


一族の中に凄い体験をされた方々が居られるようで
「米軍捕虜生体解剖事件」は初耳のはなしです、なんとなく内容は想像できますが、後で話を聞いてぞっとされたでしょうね^^;
もしかしたらお母様にも容疑とか掛けられてたかもですね

石井中将と言えば満州第七三一部隊(石井部隊)の初代部隊長石井四郎陸軍軍医
また凄い人の所に居たものですね^^;
あまり詳しくは無いのですが、731部隊は細菌兵器の開発とかを手掛けていて人体実験とかもやっていたとかいないとか・・・

それに宇垣纒中将以下最後の特攻隊出撃を見送られた大伯父様^^;
11機の彗星をどんな思いで見送られたんでしょうかね

私の周りにはそんな体験をした者は居ないようで、というか聞いてもいないのですが
戦後60数年、戦争を体験された方々も皆さんご高齢になられています
後世に伝え残さなければいけない真実の証言、どんなに些細なことでも書き留めておきたいものです
それに真実を伝える映画も数多く造られていって欲しいものです
>「米軍捕虜生体解剖事件」は初耳のはなしです
生体解剖は極秘に行われ、立ち会ったのも軍人と一部の医療関係者だけです。母は当時まだ看護学生だったので、そんな事が行われているなんて全然知らなかったそうです。戦後、生体解剖を指示した軍関係者、医学部の医師、解剖に立ち会った看護婦の代表として看護婦長が戦犯として巣鴨刑務所に入れられました。

詳細は↓にて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E4%BD%93%E8%A7%A3%E5%89%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6

この事件を作家遠藤周作が小説化し、それを1986年に映画化したのが「海と毒薬」です。奥田瑛二と渡辺謙が若き医師を演じております。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E3%81%A8%E6%AF%92%E8%96%AC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

当時、九州帝国大学付属病院は激しい米軍の爆撃に晒されながらも、殆ど被害を受けなかったそうです。母が言うには病院の屋上に大きな赤十字が描いていたからだそうですが、他の爆撃を受けた都市では、病院も大きな被害を出しています。ある文献によると、実は病院の近くに西部軍管轄の連合軍捕虜収容施設があったとか。米軍はこの事実を何らかの方法で知り、病院付近を爆撃目標から外していたらしい、という事でした。


>731部隊は細菌兵器の開発とかを手掛けていて人体実験とかもやっていたとかいないとか・・・

戦後、色々と悪行が発覚した731部隊ですが、大叔母の言によれば、石井司令官は至って良い人で、とても可愛がられたとか


>11機の彗星をどんな思いで見送られたんでしょうかね

出撃を見送る隊員たちは至って冷静に状況を見守っていたそうです。戦争が終わったのになんで、と言う感情を周囲の誰もが思っていたとか


亡父の戦時中体験は、勤労動員で農家に手伝いに行った事くらいで、これと言った事はありませんでしたが、ただ終戦後に二又トンネル爆発事故の爆音と炎を目撃したと言っておりました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8F%88%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E7%88%86%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85
「海と毒薬」はこの間入手したんですがまだ観ずにいました
早速観てみようかな

戦時中の特に敗戦濃厚な異常な時代には色々な悪行(平和な時代から見れば)が行われていたと思いますが
どれも上からの命令や国を思う上での行動となれば一概に個人を非難するというのは考え物だと思います
あるドキュメントで特攻兵器の「桜花」を設計した人だったかな?その方のインタビューの中で
「国からの命令とは言え、多くの人間の命を奪うための飛行機を設計した事に今でもさいなまされている」というような事を話されていました
終戦後に特攻出撃された宇垣纒中将もまた特攻隊として出撃命令を出し続け若い命を散らせてしまった自分への罪悪感が有ったのではないかと思います

しかし>宇垣纒中将一行を見送った隊員達は至って冷静だったとは以外でした
まぁ隊員たちからすればやっと戦争が終わったんだとホッとしているところだったんでしょうから、そういう思いになったんでしょうかね

二又トンネル爆発事故は当時近くに住んでいたという方が居まして、幼い頃に話を聞いたことがありまた、子供の頃だったのであまり興味も無かったので内容もあまり覚えていませんが^^;
「戦場のメロディ」  108人の日本人兵士の命を救った奇跡の歌  (2009.09.12 フジTV放映)
薬師丸ひろ子・成宮寛貴・小日向文世・萩原聖人

戦中・戦後の国民的歌手「渡辺はま子」とフィリピンの首都マニラの南に隣接するモンテンルパ市に在る東洋一と言われるニュー・ビリビッド刑務所に戦犯として収容されていた元日本兵の事実を伝える物語

終戦から7年が過ぎたある日、モンテンルパの刑務所で行われた元日本兵の一斉処刑を新聞で見た渡辺はま子、他にも戦犯として死刑囚となった元日本兵が108人も投獄されている事を知る
彼らのために何かできないかと奔走するはま子は1冊のアルバム式オルゴールを収容所に送った

そこから生まれた1曲の歌が元日本兵108人の運命を変えることに・・・
奇跡の歌「あゝモンテンルパの夜は更けて」

こんな事実があったとは驚きで胸が熱くなりました
はま子役の薬師丸ひろ子さん熱演してます、教誨師役の小日向文世さんや死刑囚役の伊嵜充則さん阿南健治さんと脇役人も良い味を出していました
「失われた時の流れを」 1978年   脚本:倉本聰
中井貴一、緒形拳、伊嵜充則、倍賞千恵子、仙道敦子、大地康雄、山口美也子、石丸謙二郎

「少女たちの日記帳」と同じく学童疎開の話
昭和天皇の大喪の日、疎開先でお世話になった恩師が亡くなり幼い頃の疎開時代のことを回想するというもの
子供の目線から見た疎開先での出来事を丁寧に演出されていて、この時代の子供たちがどういう思いで日々を過ごしていたのかが良く描かれている

幼い伊嵜充則さんと若い中井喜一さんの絡みがなかなかでした、伊嵜充則さんは好きな男優さんですが幼い頃から素晴らしい演技をしていたのだなと感心しました

「なでしこ隊」で伊嵜充則さんが鳥浜トメ役の薬師丸ひろ子さんに泣きながら話をするシーンがありますが、この作品の中でも先生役の中井喜一さんに対して同じようなシーンがあるのですが、そのときの演技のルーツを見ることができましたw
「戦場のメロディ」
確か録画したまま埋まってると思います(汗
このドラマの元ネタとも言える「モンテンルパの夜は更けて」も最近DVDが発売されました。しかも1554円と比較的廉価でした。
同じく歌謡曲を題材として製作された作品には「ブンガワンソロ」「夜来香」なんて作品もありますな。

「失われた時の流れを」
戦時下の子供たちや学童疎開、勤労動員を描いた作品では、思いつくだけでも

「みんなわが子」
「ガラスのうさぎ」
「ボクちゃんの戦場」
「少年時代」
「子どものころ戦争があった」
「ほしをつぐもの」
「ホタルの墓」
「瀬戸内少年野球団」
「早咲きの花」
「十六歳の戦争」
「一番美しく」
「白旗の少女」
「ひめゆり部隊」作品

がありますが、どれも子供たちの演技には感心させられます、戦争の悲劇の中で逞しく生きる若い生命力が良く描かれていると思います。また過酷な運命を辿る子供たちのドラマには、思わず目頭が熱くさせられます。
またまた知らない作品がたくさん出てきたなw

「みんなわが子」  「子どものころ戦争があった」  「ほしをつぐもの」  「十六歳の戦争」
は早速入手する事ができました^^

「ボクちゃんの戦場」 が未だ見つかりませんが><。
後は持ってます

天使の機動部隊さんに色々と教えていただいてから手持ち作品が増えてきます
嬉しい限りです
まだまだ知らない作品がたくさん有りそうですねw

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