ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

現用ジェット 戦闘機コミュのF-2 後継機種選定について語りませんか?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
政府は来年の夏(2018年8月ころ〜)にはF-2の後継機種開発の方向性を決めるそうです。
一部では(ロイター通信)次期中期防には盛り込まず決定を延期することを検討するなどの
情報もありますが、みなさんはどのようにお考えですか?

話題は限定せず、自分が考える理想のF-2後継機などなど気軽に投稿して下さい。

公式発表された最新の関連ニュース:

【戦闘機用エンジン要素(その2)の研究試作(コアエンジン)の納入について】
平成29年6月28日: 防衛装備庁
http://www.mod.go.jp/atla/pinup/pinup290628.pdf

コメント(116)

バイデン政権、UAE・サウジへの武器売却凍結 見直しへ [AFP]
https://www.afpbb.com/articles/-/3328758?cx_part=top_latest

これは「売却凍結を見直す」のではなく、トランプ前政権が決めたF-35AのUAE、サウジアラビアへの売却を「凍結して見直す」ことをバイデン政権が打ち出した話なので見出しが間違っていますね。

取り上げているその他のニュース・メディア
Biden admin hits pause on Trump foreign weapon sales, launches review
2021/01/28: Defense News
https://www.defensenews.com/global/2021/01/27/biden-admin-hits-pause-on-trump-foreign-weapon-sales-launches-review/

目バイデン民主党新政権による対外軍事協力と武器販売についてトランプ政権とは異なる方針転換は当然のように日本にも影響しますね。端的に言うと、F-15Jの近代化改修の目玉になるスタンドオフミサイルの運用化の技術協力とJASSM-ERの売却がどうなるか予断を許さない状況になりそうです。それでなくても予算超過問題で先行き不透明感が強くなってきましたが…ふらふら

また、昨年の暮れに協力メーカーがロッキード・マーティンに決まった次期戦闘機開発でもロッキード・マーティンの協力内容について日本側の希望が十分に受け入れない可能性が出てくるかもしれないですね。ここは今後のニュースに注目していきたいですね。

ふらふら過去を振り返ると、アメリカの政権交代による「10コマ戻りの振り出し状態…」に泣かせられた思い出が浮かび上がります。(F-2開発のFBWのソースコード開示など…)
三菱重工「次期戦闘機」の悪寒

間近に迫る本格的な開発。航空機に関心がない経営陣。拙い実績でも「成功」と言い張る現場では日本の空を守れない。
https://facta.co.jp/article/202103002.html

主力戦闘機「F2」の後継となる次期戦闘機は、敵のレーダーに捕捉されにくいステルス性能と高い運動性、そして高度な電子戦システムを持つ「第5世代」と呼ばれるタイプである。2035年に実用化するため防衛省は20年10月、開発主体者として三菱重工業と契約を結んだ。日本政府が日本企業を主体者に指名するというのは一見当たり前のように見える契約だが、防衛関係者にとっては画期的なことだった。それはこんな経緯があるからだ。政府は1980年代後半のF2開発で日本主導を目論んだが、そこに米国から横槍が入り、最終的には日米共同開発となった。F2は出来上がったものの、肝心な先端技術は米国がブラックボックスにしたため、日本には技術的な蓄積が残らずじまいとなった。共同開発だから機体の改修や性能向上などアフターサービス面でも機動力が失われた。事実上、戦闘機開発の敗戦である。だから「F2後 ………

目記事の著者名が最初に書かれていないので判らないですが、文体や日本の大企業を攻撃する主張から推測すると清谷信一先生ですね。まあ、読む価値のまったくない記事ですがこんな所(会員制ブラックジャーナル「FACTA」)でしかもう足を引っ張る事ができなくなったという意味でご紹介しました。ウッシッシ
>>[078]
この書き方はキヨさんでしょうねえ・・・

あ、それと今現在IHIの相馬工場は先日の地震で大変な事になっております・・・げっそり
>>[79]

私もこのIHI相馬工場の震災被害の記事を見て心配していました。げっそり
http://www.jwing.net/news/35317

一刻も早く復旧作業が完了する事をお祈り申し上げます。

しかし、変な意味で10年前の東北大震災と比較してしまいますが、現在のコロナ被害による世界的な需要後退のせいで、今回の震災被害による日本の供給網の寸断による世界的な影響が問題にならないのがちょっと寂しいですね。涙

震災復旧工事もコロナヴィルスの沈静化も早く完了して欲しいです。
【訂正】
>日本の供給網の寸断による世界的な影響が『問題にならない』のがちょっと寂しいですね

誤り:問題にならない…

正しくは:問題として報道などで取り上げらる事がない…

当たり前の話ですが供給網が寸断すれば問題は発生します。しかし現在のコロナによる人の移動が極端に制限された世界経済では産業界に供給制限についての問題提議が起こりにくくなっていますね。

特に航空会社、航空機製造業界はコロナの影響も一番受けてしまった業種と言えるので今回の震災は二重の意味で苦痛を与えられてしまいますね。少なくなってしまっている需要を守るために納期を守る戦い、こんな所で声援を起こる事しかできないですが頑張って下さい。
SJ技術者、次期戦闘機へ転籍 三菱重工が主体、F2後継を開発
2021年2月19日: 中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/204566

目三菱重工業が主体となって開発する航空自衛隊の次期戦闘機の開発チームに、開発を一時凍結したジェット旅客機「スペースジェット(SJ)」の技術者が参加することが分かった。体制を縮小している子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)からの配置転換を進め、半世紀ぶりに「日本主導」を掲げる戦闘機の実現を目指す。
 次期戦闘機は日米共同開発したF2の後継にあたり、二〇三五年ごろの配備を目指す。防衛省は昨年十月、開発主体として三菱重工と契約し、二一年度から基礎となる構想設計を本格的に始める。IHIや三菱電機などエンジンや電子機器を担当する複数の国内企業との開発チームが愛知県内で発足し、三菱航空機の技術者も加わる。
SJの凍結を受け、三菱航空機は技術者らの三菱重工グループ内への配置転換を進めており、戦闘機への転籍はその一環。民間機と戦闘機の開発は機体全体をまとめる統合設計などで共通点も多いといい、関係者は「民間機で得たノウハウを生かせる」と話している。:引用終了

東京新聞とは違いさすが地元紙しっかりとフォローしてますね。指でOK
次期戦闘機はこれから開発フェーズが本格化する段階ですがコロナ禍で航空業界の民需が細る中で優秀な人員を維持するためにも公共投資(軍用機開発と生産)が貴重な事業だという事を再認識させてくれますね。
中国でも知られる「心神」、日本はなぜ開発をやめてしまったのか=中国
2021-03-05 12:12: サーチナ
http://news.searchina.net/id/1697372?page=1

予定していたミッションをすべて終え、2017年にその役目を終了した先進技術実証機X2(通称:心神)。飛行テストは32回だけだったが、なぜ日本は研究開発を終えてしまったのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、その理由について分析する記事を掲載した。「日本政府と自衛隊がためらった結果」だとしている。

 記事は、日本は敗戦後、戦闘機を含めた航空機の研究開発が禁じられたと指摘する一方、それでも練習機などの名目で戦闘機の研究を続けていたと紹介。F2戦闘機の開発を決めた時は「大きな決意」を持って臨んだものの、結局は米国の圧力で日米共同開発という形になったと伝えた。
 その後、戦闘機は「第5世代」の時代を迎えるなかで、日本は米国からF22を購入したかったものの、実現しなかったと指摘。こうした状況のなかで第5世代戦闘機開発のためにX2の研究開発が始まったが、日本はF22購入をあきらめきれず、しかもバブル景気で資金に余裕があったF2の開発時とは異なり、資金的にも厳しいなかでのX2の開発となったため、「多くのためらいがあり、断固たる決意がなかった」と分析している。
こうした環境ゆえに、投入する資金には限りがあり、開発を請け負った企業も先進技術を提供することはなかったと主張。その後、F35の購入が正式に決定したことで、X2を研究開発し続ける理由がなくなり、このまま続けるとどれだけの資金が必要になるかもわからないため、開発を停止したのではないかと考察した。

 ジェット戦闘機の要となるエンジンについては、日本はXF9−1の開発を続けており、米国のF119エンジンに匹敵するとの評価もあると記事は紹介。日本はこの分野での経験が戦後は少ないとはいえ、日本の工業レベルや材料分野での強さを考えると、決して甘く見ることはできないと結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

《この記事のコメントを見る》

匿名
「心神」は、F-22の取得ができなかった場合を考えて開発を進めたもので、実証機はさまざまなデーターを得るために作ったもの。そこで得られたデーターはF-3の開発に生かされる。段階を踏んでの開発をすすめている。F-3の開発にはアメリカとイギリスからの共同開発のオファーがあった。実証機を開発した日本の科学技術力の高さに注目したからだろう。
F-35はF-4Jの代替として導入したが、使用結果がよかったため、近代化改修の難しいF-15Jの代替として追加導入することとなり、さらに島嶼防衛用にF-35Bを装備することとなった。合計147機という数はアメリカに次ぐ数になる。それだけ中国の脅威が増しているということでもある。ロシアも中国と連携するように軍事挑発を続けているからね。

匿名
F2について言及するなら、なぜF1の存在を気にしないのか、中国人のオツムの中が理解できない。

匿名
ただ気になるのは ATD−X 最後まで音速突破のアナウンスはなかった。
そのためにアフターバーナーつけたんだと思うが

匿名
技術検証機って理解出来ないのかな?

匿名
なんか笑っちゃうよな
高校生が大学教授の業績に論評してる感がある
対米圧力の意味もあったんじゃないのか

こうちゃん
(!−ω−)「心神」の開発は止めちゃったのか!! (驚愕…)
装備庁、HPM照射技術について情報提供企業募集
2021.03.09: WING
http://www.jwing.net/news/36052

記事引用:防衛装備庁は3月8日、フェーズドアレイ型HPM(高出力マイクロ波)照射技術に関して、情報提供企業の募集を行うと公表した。
 装備庁は募集に当たっての条件として、第1に日本法人であり国内に製造設備を有すること、第2にフェーズドアレイ型HPMシステムの調査、検討、研究、設計および製造などの技術を有すること、第3に防衛省の文書開示等について適当であると認める企業であること、この3点全てを満たすことを求めている。なお、2点目については下請け企業ないし協力企業を含めて想定することも可としている。
 情報提供意思のある企業は、3月26日17時までに情報提供意思表明書と2点目の要項を確認出来る書類を添付した上で、担当窓口に提出する必要がある。:引用終了

うまい!こういうニュースを見ると興奮しますね。この分野が現在の軍事技術の中でも最も秘匿性が高い様ですね。
空自の次期戦闘機開発 三菱重工業など国内企業8社で共同設計
2021/03/11: 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210311/k00/00m/010/325000c

航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発を巡って、三菱重工業など日本企業8社が共同設計を始めた。防衛省関係者が11日、明らかにした。政府は2035年の配備開始を目指している。日本企業主体で開発することで、国内の防衛産業の技術力維持を目指す狙いがある。
 防衛省は、開発主体として三菱重工業と契約している。20年12月から、開発チームにSUBARU(スバル)、三菱電機、IHI、東芝、富士通、川崎重工業、NECの7社も参加し、共同設計を始めたという。三菱重工が全体を統括し、共同でエンジン、機体、レーダーなどの開発を進める。
一方、敵のレーダーに捕捉されにくい最新のステルス性能などの技術については、米国のロッキード・マーチンの支援も受ける。同社は米軍の主力戦闘機であるF22やF35の開発実績がある。【畠山嵩】

指でOK始まりましたね!
次期戦闘機、エンジンはロールスロイス?日英共同開発へ
2021年7月3日 : 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASP726S4CP71UTFK008.html

次期戦闘機エンジン、IHIとロールス・ロイスが共同開発へ…日英高官が詰めの協議
2021/07/19 ; 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210719-OYT1T50110/

この記事の中で注目したいのは朝日新聞の記事の日本政府関係者の発言部分ですね。

記事引用:日本政府関係者は「エンジンの共同開発によって量産化が見込める。コスト低減や将来の輸出に道が開ける」と話す。:引用終了

この事からF-3とテンペストが共通のエンジンを搭載する方向で日英政府間で協議を進めている事を推測できます。

がまん顔なんとなく不愉快なのは私の心の修行が足りないせいなのかしら…
ロールスロイスはF-35の件でも予算の無駄だのと圧力が掛かって来ていて
大変でしたので、共同開発ならば開発して量産化しないという事は無いだろうと
そういう事なのでしょうが

大量破壊兵器が見つからなかったイラクを空爆して、沢山民間人等も死んでいますからねぇ
英国も使うとなると、その様なミッションに日本と共同開発したエンジンや技術が
使われる訳です。

個別的自衛権の延長線上での集団的自衛権はまだしも、根拠不明な民間人大量殺害に
使われるとなるとねぇ・・・

空対空ミサイルの共同開発については、撃つ相手は軍用機が大半でしょうから
まだ分かりますが、何れにしろ衝撃のあれだけ長期間主張していた根拠なし

複雑な気分ですね

>>[87]

完成後の戦闘機の運用方法についてはよく分からないですが、共同開発についてはロールス・ロイス(英国)側から現時点でコア部分の試作について伝えられていない点が私を不愉快にさせています。

確か、テンペスト用のエンジンの試作機はユーローファイターに搭載されているEJ200のコアを流用し、それに多様な新機軸を盛り込むというコンセプトで開発されているように記憶しています。
これではまるで、「コアは日本のXF9-1のをもらってくれば安上がりじゃね?」とか我田引水な事を考えているのではないかという疑念が浮かびます。

もうやだ〜(悲しい顔)XF9-1の開発にIHIがどれだけ汗をかいてきたかをニュースで見てきた者としては複雑ですね。

※ただし、このニュースを伝えているのは日本のメディアだけで海外のニュースでは今の段階では出ていないです。
Britain inks $200 million contract with Team Tempest for future fighter jet
2021/07/30: By: Chris Martin [Defense News]
https://www.defensenews.com/industry/techwatch/2021/07/29/britain-inks-200-million-contract-with-team-tempest-for-future-fighter-jet/

【英国政府がチーム・テンペストの将来戦闘機の開発に2億ドル(約200億円)で契約】

このニュースは普通ならば「第6世代機」のトピックに入れるべきですが以下の記事に注目して「F-2後継機」の方にしました。

目記事引用:
And earlier this month, Wallace met with his Japanese counterpart, Nobuo Kishi, in Tokyo where they agreed to accelerate bilateral discussions on developing subsystems for the program, including for power and propulsion.

【訳】そして今月の早い時期にウォレス国防相は日本のカウンターパートの岸信夫防衛大臣と東京で会談し、戦闘機への電力供給や推進力のためのエンジンを含むサブシステムの開発での協力を進める相互間の対話を加速させる事で一致した。

考えてる顔この前の朝日新聞と読売新聞の記事の海外からの確認記事が出ましたね。日本のF-3開発はチーム・テンペストの外郭に位置しながら、しかしながら英国政府には高い期待を持たれている協力者という扱いですね。
F2後継の次期戦闘機、開発に英参加…政府方針
2021/12/19: 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211218-OYT1T50247/

目記事引用:政府は、航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機の機体開発の一部に、英国を参加させる方向で最終調整に入った。エンジン部分は既に英国との共同開発の方針を固めており、エンジンと関連性のある機体部分も共同開発することで、数兆円を見込む開発経費の削減を図る。
複数の政府関係者が明らかにした。政府は来年3月までに協力の枠組みを固めたい考えだ。2026年度から試作機を製作し、30年代には飛行試験の開始を目指す。
英国が開発に参画するのは、ジェットエンジンのための空気取り込み口や、排気口付近の部分。推力など戦闘機の性能の良し悪しに直結するため、「エンジンと合わせて開発する方が合理的だ」(防衛省幹部)と判断した。これらの部位は、機体のステルス性能や全体の形状とも密接に関連する重要性も持つ。
政府は、F2の退役が始まる35年頃からの後継機配備を目指す。英国は同時期の導入を目指して次期戦闘機「テンペスト」の研究開発に取り組んでいるため、開発で共通する分野での効率化が期待できる。英国は日本への情報開示に積極的で、配備後の機体改修などで秘匿情報や規制が少ないというメリットもある。
政府は、国内産業育成や改修の自由度を確保するため、次期戦闘機開発は全体として「日本主導」を掲げ、国内8社が共同開発を進める。有事には日米で共同対処を行うことから米軍と高い相互運用性が必要となるため、米企業から機体のシステム部分などの技術支援を受ける方向だ。:引用終了

電球記事によると英国が担当するのはエアインレット(吸気口)とエンジンノズル付近の機体可動部分のようですね。ここは戦闘機のステルス性能に重要な影響を与えるのでBAEシステムを中心にした英国の蓄積された知見に日本の開発陣も期待していますね。

あせあせしかし、今頃、5ちゃん軍板の国産厨が荒れていそう…

(−ω−)結局は共同開発じゃね〜か(笑)とか、煽りに逝こうかな?

やっぱ、貴重な日曜の午後に時間の無駄使いはしたくないから止めておこう。ウッシッシ
次期戦闘機F-X開発、1月からイギリスとエンジン共同実証へ
2021/12/22: Fly Team
https://flyteam.jp/news/article/135316

目記事引用:防衛省は2021年12月22日(水)、次期戦闘機F-X開発とイギリスの「テンペスト(Tempest)」と呼ばれる将来戦闘航空システム(FCAS)開発が共同で技術追求を可能とする取決めに署名したと発表しました。日本の次期F-Xは、航空自衛隊のF-2戦闘機の後継機として、開発が進められています。今回、イギリス国防省と2023年1月から、エンジンの共同実証事業の開始を確認しています。エンジンに加え、サブシステムレベルでの協力の実現可能性も検討を進めます。
7月に来日したイギリスのウォレス国防相は、日英間の防衛協力が新たな段階に入ったと強調し、空母の日本寄港だけでなく、次期戦闘機開発を含む幅広い議論を深めていました。イギリスは「チーム・テンペスト(Team Tempest)」として将来戦闘航空システム(FCAS)開発を進めており、日本のF-X開発との協力深化と実現可能性を検討していました。日英防衛当局は、サブシステムレベルの共通化の程度についても共同分析を実施します。
サブシステムでは、イギリスは「テンペスト」に搭載する次世代電子機器の飛行試験や評価のため、ボーイング757旅客機を改修した機体愛称「エクスカリバー」を導入し、飛行試験プログラムを実施することが発表されています。
次期戦闘機F-Xの国際協力では、ロッキード・マーチンをインテグレーション支援の候補企業に選定し、日米間の相互運用性(インターオペラビリティ)確保のため、2021年度からアメリカと協力して新たな事業を開始しています。エンジン、搭載電子機器(アビオニクス)などのサブシステムは、開発経費、技術リスク低減をめざし、アメリカ、イギリスと協議を続け、協力の可能性を探ってきました。また、将来のネットワークについては、8月から対外有償軍事援助(FMS)で共同検討を開始しています。;引用終了

戦闘システム・インテグレーション用の「エクスカリバー」はF-22の時に使用したのと同じボーイング757なんですね。日本のF-3用に使用する機体はC-2の試作機CX-2を改造して戦闘システム・アビオニクスを搭載するそうです。
このニュースは英国でも報道されています。

目Japan, UK to build joint engine demonstrator for future fighters
2021/12/23: Flight Global
https://www.flightglobal.com/defence/japan-uk-to-build-joint-engine-demonstrator-for-future-fighters/146947.article

考えてる顔英国防省でも日本との広範囲での協力を発表したそうです。最終的にはF-3とテンペストは同じエンジンを搭載する事になるのかしら?
目『英国と日本による5年間に渡る戦闘機用レーダー開発、プロジェクト名「ジャガー」立ち上がる』

UK, Japan launch five-year fighter radar development project named Jaguar
By Craig Hoyle15 February 2022 [Flight Global]
https://www.flightglobal.com/defence/uk-japan-launch-five-year-fighter-radar-development-project-named-jaguar/147531.article

ウッシッシ『ジャガー』ですよ、ジャガー。日本のF-3用に配備される時はレクサスに名前が変わるのかしら?(笑)

目レーダー開発は本年度(2022年)4月から開発が始まると2月15日に発表されたそうです。
それにしても、エンジンに続きレーダーまで英国と共同開発となると日本も事実上『チーム・テンペスト』に国ぐるみで参加しているようなものですね。レーダー開発の日本の三菱電機に対する英国側のカウンターパートはレオナルドUK(Leonardo UK)だそうです。

電球忘れてはいけないのは、英国はすでに日本との共同開発する戦闘機用エンジンの試作機製造と開発に3億1,100万ドルの予算を計上しています。ケチな財務省が予算を渋る日本の防衛省にとっては頼りがいのあるパートナーですね。

ウッシッシでも、5ちゃん国産厨を煽るには絶好なネタ投下になりそう…
イタリア、戦闘機共同開発に関心 空自F2後継―防衛相会談
2022年04月12日: 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041200744&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

記事引用:岸信夫防衛相は12日、イタリアのグエリーニ国防相と防衛省で会談した。両国の防衛協力促進で合意。グエリーニ氏は航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発に関し、イタリアも共同開発国として参加することに関心を示した。:引用終了

ウッシッシイタリア政府のリップサービスであって欲しい。(笑)
これはもう、F-3開発は『拡大・チームテンペスト』に埋没しつつあるようです。

(−ω−!)う〜〜む、複雑…
防衛産業、基盤強化に本腰 相次ぐ撤退に危機感―政府
2022年05月05日: 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050400399&g=pol

記事引用:自衛隊の装備品を生産する防衛産業から企業の撤退が相次いでいる。背景には、低い利益率や調達数の減少があるが、これらの企業は有事に際しても装備品の維持・整備を担うため、撤退は日本の防衛力低下に直結する。政府は防衛産業を「防衛力の一部」と位置付け、対策に本腰を入れ始めた。:引用終了

素人考えですが、F-2の調達数を当時の石破防衛大臣が正面装備と教育隊向けだけにして予備機などの調達を打ち切ったあたりから、防衛装備品生産業者の政府に対する不信感が増したように思います。やはり政府がある程度は「手厚く保護」をして事業継続を安心して行える様にするべきですね。
他人の不幸につけ込む様に感じられるかもしれないですが、今回の『プーチンによるウクライナ侵略』により日本国内でも防衛装備品を可能なかぎり国内生産でまかなえる様にした方がよいという意見が広がりを見せているようなので、この機会を逃さずに防衛予算の増額を前提に防衛産業界に対する手当を増やす事を制度的に確立して欲しいですね。

最後に大事な事ですが…
私が「防衛産業」で働いている利益関係者ではない事をここで断言しておきますね。^^

電球【トピ主題】に話は変わりますが、日英首脳会談が行われたので双方の次期主力戦闘機(F-3とテンペスト)の開発における協力に関する話もでてきそうですね。ただ、世の中が物騒になりウクライナ防衛への日英協力や、対中国を睨む太平洋地域での英国のプレゼンスの増加などに世間の耳目は集まり向かうので、我々の様な一部のマニアしか「次期戦闘機」の話題を期待していないでしょうね。あせあせ
(−ω−!)来ましたね…

<独自>次期戦闘機、日英共同開発へ BAEと協力、伊も参加
2022/05/14: 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20220514-O7FEJWGHTFKXDCXYQDCFAIAOZU/

記事引用:防衛省が航空自衛隊のF2戦闘機の後継機について、英航空防衛機器大手BAEシステムズと日本の三菱重工を主軸とする日英での共同研究開発事業とする方向で調整に入ったことが13日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。5日の日英首脳会談に基づき、年末までに正式合意する。次期戦闘機は米ロッキード・マーチン社から支援を受ける方向で検討されていたが、事実上の方針転換となる。
機体は三菱重工とBAEシステムズが参加し、エンジンは造船重機大手IHIと英ロールスロイスが協力する形で検討。イタリア企業やロッキード社も一部参加する可能性がある。日英防衛当局は昨年12月に次期戦闘機のエンジン開発を共同研究することで合意し、主要部品についても共同開発の可能性を探っていた。
次期戦闘機はF2を共同開発したロッキード社から支援を受け、三菱重工が主導する形での開発を模索していた。しかし、ロッキード社との調整が難航し、米政府からの理解を得た上で主軸を英国へ切り替えることにした。ただ、相互運用性の観点から米国との連携は続け、無人機による戦闘支援システムは米国と共同開発する。
米国とは旧式戦闘機の退役時期が重ならず、コスト面での問題があった。また、ロッキード社が米国本土で機体改修を行うなどの秘匿性の高さが「ブラックボックス」として技術共有の面で課題になっていた。
防衛省は令和17年頃の運用開始を目指し、4年度予算には開発費858億円を計上。同省幹部は「米国以外との本格的な共同開発は前例がなく画期的だ」と話している。:引用終了

(−ω−!)やはり! 日英共同開発に落ち着いてしまった!!

日本側がF-2で実績のあるロッキード・マーチン社との提携を止めて英国BAEシステムズとの協業に主軸を移した最大の理由は、

『ロッキード社が米国本土で機体改修を行うなどの秘匿性の高さが「ブラックボックス」として技術共有の面で課題になっていた。』:引用終了

ここの部分ではないかと思います。

(−ω−)国産厨は今頃大騒ぎをしているかな? まあ、どうでもいいか…
すみません。国産厨です。大変失望しております。
>>[96]

あせあせあせあせ(飛び散る汗)私の心ない言葉が不愉快にさせてしまいました。ごめんなさい。

しかし今回の共同開発はF-2の時のように既存の機体(F-16)の技術を提供され完成しても一世代前になる共同開発ではなく、技術提供をする英国も主力戦闘機として使用する機体の開発を共同で行うので技術的には最新のものが手に入る点が救いになりそうです…

まだ具体的な作業分担の話が伝わらないので早いですが、出来るだけ日本の技術の顔が分かるものを開発して欲しいですね。
ここで、私の個人的な次期戦闘機に対する思いをお伝えしたいと思います。「お前の気持ちなんかどうでもいい!」そうお思いでしょうがご容赦を。

日本はこれまで単独で戦闘機を開発するのに十分過ぎるくらいの技術開発を行ってきました。例えば戦闘機用のエンジンとして十二分の基本性能を達成している…
目XF9-1 試作機
https://www.ihi.co.jp/ihi/technology/review_library/review/2020/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2020/06/30/07_ronbun1.pdf

また、戦闘機開発と製造が可能であることを証明したデモンストレーター…
目X-2 戦闘機概念実証機
https://ja.wikipedia.org/wiki/X-2_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC)

などの計画は全て成功させています。
また、戦闘機である以上は飛行機を作るだけでは不十分なのでその戦闘機が将来どの様な状況で戦う事になるかを研究する事業も十分に行っています。

目i3Fighter
https://www.mod.go.jp/atla/soubiseisaku/vision/future_vision_fighter.pdf

しかし、現代の戦闘機が単に運動性などが高性能な飛行機に強力な武器を搭載すれば良いというものでは無いことが示し、戦闘機開発が莫大な量の開発分野が必要になり、日本単独では開発仕切れない事を現実として今回の報道が突きつけてきたと思いました。
これは、これまでのF-2の開発の時のようにがまん顔「エンジンが…」とかもうやだ〜(悲しい顔)「機体制御用のFBWのソースコードが…」が日本に無い技術だから外国(アメリカ)から提供してもらうしかないというレベルではなく、戦闘機に要求される技術分野があまりにも多岐に渡り主にソフトウェアを中心に開発する分野が多すぎるので協業せざるを得ない状況なのではないかと思います。

また、BAEシステムズ、R.R(ロールス・ロイス)などが世界に張り巡らす販売、メンテナンス業務、などの力を利用して完成品の世界市場への販売により日本のメーカーにも日本を守る道具としての営業以外の利益を与えたいという(敢えて言う…)親心ウインクが政治判断に影響を与えたと思います。

うれしい顔最後に、私の個人的な希望としては、完成した戦闘機がスタイリッシュなイケてる事を祈ります。
US-2 救難飛行艇開発物語

航空機開発の困難さがわかる良いマンガ
こういうニュースの時はニュースソースを一つにしないで他の新聞や通信社の記事も併せて見る必要があることを忘れていました。目

自衛隊F2戦闘機の後継機、日英が「共同開発」へ…エンジンやミサイルシステムなど
2022年5月14日: 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220514-OYT1T50139/

記事引用:航空自衛隊F2戦闘機の後継機について、英国の航空・防衛大手のBAEシステムズが主要な構成品の共同開発に参画する方向で日英両政府が最終調整していることがわかった。エンジンは、英ロールス・ロイスとの共同開発が固まっており、事実上の日英共同開発機となる。政府は年末までに開発の全容を決定する。:引用終了

次期戦闘機、日英共同開発で調整 政府、米ロッキードは限定協力に
2022年5月14日: 共同通信
https://nordot.app/898170352965451776?c=39546741839462401

記事引用:航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機を巡り、機体の主要部品の開発に英国の航空・防衛大手BAEシステムズが参加し、事実上の日英共同開発とする方向で調整していることが分かった。年内にも開発の全体像を決める。技術情報の提供企業に選ばれていた米ロッキード・マーチンは限定的な協力となる見通し。複数の政府関係者が14日、明らかにした。
今後、機体設計に向けて、開発主体の三菱重工業とBAEが担当する構成部品について調整を本格化させる。エンジン開発には英ロールスロイスの参加が決まっており、日英が開発の主軸となる方向性が強まった。:引用終了

<独自>次期戦闘機、日英共同開発へ BAEと協力、伊も参加
2022年5月14日: 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20220514-O7FEJWGHTFKXDCXYQDCFAIAOZU/

記事引用:防衛省が航空自衛隊のF2戦闘機の後継機について、英航空防衛機器大手BAEシステムズと日本の三菱重工を主軸とする日英での共同研究開発事業とする方向で調整に入ったことが13日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。5日の日英首脳会談に基づき、年末までに正式合意する。次期戦闘機は米ロッキード・マーチン社から支援を受ける方向で検討されていたが、事実上の方針転換となる。:引用終了

次期戦闘機、英BAEシステムズと共同開発へ 政府調整
2022年5月14日: 日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA142MG0U2A510C2000000/

気がついたのは産経新聞が最も日英共同開発の印象が強く、読売新聞と共同通信の記事では『BAEシステムズとの”主要部品”の共同開発』とモジュール構造の機体に中の構成部品の共同開発による経費節減というニュアンスが強くなりますね。産経新聞のこのテーマーでの記事にはやや、離米親英傾向が強いというのが「5ちゃん軍板」のマニア達の定評(あせあせ当てになるのか?)なので少し割り引いて見る方が良さそうです。あとは、英国系の専門メディア、jane's や Flight Global などが日本の記事を引用しながらどのような伝え方をするかが興味深いですね。

目日英共同開発の具体的な中身は今年の年末くらいには公表されるそうです。MHI や IHI が「チーム・テンペスト」に入る事はまず無いでしょうけど、いや、判らないですね。
>>[97]
こちらこそ誤解を招く書き方をしてごめんなさい。本気で機嫌を損ねたわけではなく冗談ぽい言い方をしたつもりだったのですが、活字だと口調が伝わりにくかったですね。がっかりしたのは確かですが、一昨年データリンク装置を米国製にすると決まった時点で国内で開発する意義はほとんど失なわれてしまったに等しいと思い、すっかり気が抜けてしまっていたので、その時程のダメージはありませんでした。
>>[99]
航空機の新規開発が大変なのは分かっていますが、経験の豊富な他国と共同で開発すれば失敗のリスクを減らせるかといえば、必ずしもそうとは言えない気がします。最近の事例を見ると、国際共同開発の機種の方が上手く行っていない場合が多いような印象があります。
>>[101]
>一昨年データリンク装置を米国製にすると決まった…

これは日本独自のデーターリンクシステム開発を行わないという事ではなく、全体を網羅するアメリカのアセットと併用出来るローカルネットワークは開発するという方に私は我田引水解釈をしています。ウッシッシ

なぜかと言うと、F-3の様な第6世代戦闘機は対抗してくる敵戦闘機がある程度のステルス性が高くなる前提なので、これまでのレーダーアクティブホーミング・ミサイルでは敵をロックオン出来ない可能性が高くなりそうなのです。そこでF-3から放射されるレーダー波が敵機に当たっても乱反射で逸らされてしまってもその電波を受信する無人機との間で、その敵の位置情報をミサイルへ送り誘導するバイスタティック(マルチスタティック)システムを構築する事になるので日本独自か英国と共同開発するローカルネットワークが必要になると思います。(あせあせ何か、AMRAAMからスパローの時代に退行している気がしますね。笑)

ただ、これもアメリカがオーストラリア空軍向けに開発しているロイヤル・ウイングマンなどで先行しているのでドローン・ファイターと込みで丸々購入する事になる可能性は否定できないですが… げっそり

ウッシッシとりあえず、今は根拠のない楽観論にすがって生きていこうと思います。
二日遅れで時事通信の報道がありました。

次期戦闘機、日英共同開発へ F2後継、年内合意へ―政府調整
2022年05月16日: 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600912&g=pol

記事引用:政府は、航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機について、英国と共同開発する方向で調整に入った。複数の関係者が16日、明らかにした。岸田文雄首相は今月5日にジョンソン英首相と会談した際、共同開発の全体像に関し年末までに合意することで一致。今後、防衛当局間で具体化に向けた協議を急ぐ。
日本側は三菱重工業が開発主体として設計・開発を進める。同社が英航空防衛大手BAEシステムズと機体を中心とする構成品の共同開発に当たる。ただし、エンジンはIHIが英ロールス・ロイスと共に開発を担う方向だ。
英国は主力機「ユーロファイター・タイフーン」の後継機開発に着手しており、日本の次期戦闘機と同様、2035年ごろの就役を目指している。共同開発を通じて技術や部品の共通化が進めばコストダウンにつながるため、防衛省幹部は「全面的な協力につながればいい」と期待を示す。
開発に当たっては、日英の同盟国である米軍との円滑な連携を実現する観点から、米ロッキード・マーティン社からも一定の支援を受ける方向だ。:引用終了

目エンジンについてはXF9-1のコアエンジンをベースにすると思うのである程度は日本側(IHI)が主導権を握れると思います。ここからの注目点は日本が独自の試作戦闘機の開発製造を行うか、行うとしたら当初の予定通り2026年ころの初飛行を実施出来るのかという点ですね。
次期戦闘機、日米→日英共同開発に転換する理由
日英共同開発にメリット、4つの理由
2022年5月17日: 高橋 浩祐 [東洋経済 Online]
https://toyokeizai.net/articles/-/589560

目高橋浩祐氏はjane’sに投稿するなど世界でも評価されている軍事ジャーナリストです。今回の記事も筋の通る納得がいく内容となっていますね。
この記事の中で、岸田総理がすでにアメリカのバイデン大統領にロッキード・マーチン社からBAEシステムズへの乗り換えに関して「仁義を切って」理解を得ていると書いてあり、その点は素直に受け入れて安心させてもらいました。ロッキード・マーチン社がF-35の売り込み以外は興味がなく、日本が主導権を持つ=旨味が少ない…日本の次期戦闘機開発に事業パートナーに選ばれた後でも乗り気ではない点は日経新聞など日本の新聞の記事の書き様からも伝わってきていました。また、トランプが今でも大統領だったらすんなりとは認めず、代替案としてのアメリカ製兵器購入を要求してきたと考えられそうです。この点でも戦闘機の売り込みになんか興味を持っていなさそうなバイデンが大統領でよかったのかもしれないですね。わーい(嬉しい顔)これらを考え合わせると概ね高橋浩祐氏の取材内容の通りだと思います。

それにしても、ジワリジワリと「次期戦闘機が日米共同開発から日英共同開発へ移行」というニュースが拡大拡散されてきましたね。

(−ω−)ここは、5ちゃん軍板を煽りに逝くべきかきな? 
あせあせそのネタはもういいって…)
Japan May Switch F-X Integration Support Contractor
May 16, 2022 : Aviation Week
https://aviationweek.com/defense-space/aircraft-propulsion/japan-may-switch-f-x-integration-support-contractor

記事引用:Japan is considering switching the contractor providing integration support for the F-X fighter development from Lockheed Martin to BAE Systems of the UK, according to news reports citing several unnamed government sources. Japanese Prime Minister Kishida Fumio met British Prime Minister Boris... :引用終了

(−ω−!)残念ながら記事全体は読めないです。
しかし、この冒頭部分でAviation Week の記者は日本がF-3開発のインテグレーターの協力企業をロッキード・マーチン社からBAEシステムズ社へ変更した事への驚きが感じられますね。

ふらふら'あの’日本がまさか!そんな事をするとは思わなかった… みたいな^^!
昨日のBSフジ「プライムニュース」の中で、佐藤正久議員が「次期戦闘機の日英共同開発で欧州諸国や世界中に輸出されるテンペストも日本の技術でエンジンを押さえる事が出来る!」という趣旨の発言をされていました。あっかんべーかなり強気なので少し安心しました。XF9-1 スゲー!! (笑)
目英国系メディアの報道を確認しました。

Japan in talks with BAE on development of F-X fighter
27 MAY 2022: by Akhil Kadidal [Jane’s]
https://www.janes.com/defence-news/defence/latest/japan-in-talks-with-bae-on-development-of-f-x-fighter

【日本がBAEシステムズと次期戦闘機開発と公表】

Tokyo scopes out UK, USA as wingman in F-2 replacement programme
27 May 2022: By Greg Waldron [Flight Global]
https://www.flightglobal.com/defence/tokyo-scopes-out-uk-usa-as-wingman-in-f-2-replacement-programme/148826.article

【日本政府は英国を視野に、アメリカをF-2後継機開発計画では後衛へ回す】

あせあせたらーっ(汗)見出しくらいしか見ていないのでなんですが、日本の報道をほぼそのまま伝えている様に見えるJane’sに比べて、「アメリカをwingmanの位置に追いやった!」手(チョキ)的な見出しを打ったFlight Global(※あくまでもGreg Waldronさんの個人的な見解です)の喜びが伝わりますね。ウッシッシ
目もう一つ、見過ごす訳には逝かないニュースが入りました。

防衛装備の輸出緩和 戦闘機も検討、豪印など12カ国対象
【イブニングスクープ】
2022/05/27:  日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA250G30V20C22A5000000/

記事引用:政府は今年度内にも防衛装備品の輸出に関する規制を緩和する。戦闘機やミサイルなど大型の装備品でも、個別に協定を結んだ国なら提供できる案を検討する。現時点でオーストラリアとインド、欧州、東南アジアの12カ国が対象になる。対中国を念頭に関係国と協力して抑止力を高める。
ロシアのウクライナ侵攻後、アジアでも安全保障環境は厳しさを増す。日本製の装備品が周辺国に広がれば、各国と日本との安保面の協力関係が一層... :引用終了

(−ω−)そう来たか…
この戦闘機にはモスボール予定のF-2だけでなく当然F-3(開発中の次期戦闘機)も含まれますね。英国との共同開発を進める上で後に問題が発生しそうな要素をこの際(ウクライナ紛争の恐怖…)を利用し、全て出し切り解決してしまうつもりみたいですね。
指でOKやるじゃないか!岸田さん(笑)

また、F-3が配備される時期に退役する事になるF-2を廉価で戦略上日本が重視する発展途上国に輸出(ただ同然のリース契約でも可)出来る事になるのも日本の安全保障に貢献しますね。
それにしても、岸田総理はぴかぴか(新しい)「抜本的な防衛費の増額」を打ち出し、今回は電球「抜本的な兵器輸出原則の改定」へ踏み込み、しかも協定批准国など特定の条件の元とは言え、豪州、欧州、インド、東南アジア12カ国など多数の国を視野に入れた防衛装備品の輸出先を考えています。『日本の防衛産業の活性化』うまい!は口先だけの社交辞令では無さそうですね。ちょっと安心しましたよ。

さらに付け加えるならば、この政策変更の延長線上には当然NATO(北大西洋条約機構)の様な「集団的安全保障の枠組み」に日本も参加するという事があります。

あせあせそれにしても、リベラル派を自認しているメディアや論客が岸田さんに期待していた『鳩派的政治…』はプーチンの『ウクライナ侵略』で吹き飛ばされてしまいましたね。(笑)
いまでは、彼らが「蛇蝎のごとく嫌う…」アベ元総理が現役時代に出来なかった領域にも軽く踏み込んでしまっています。

(−ω−)日本の安全保証の為には非常によい事だな…
日英、新戦闘機の輸出模索 第三国へ、コスト削減狙い
2022年8月20日(土): 共同通信
https://nordot.app/933658122097704960?c=39546741839462401

記事引用:航空自衛隊F2戦闘機の後継として英国と共同開発する方向の次期戦闘機について、日英両政府が第三国への輸出を模索していることが分かった。生産数を増やし、開発コストを削減する狙いがある。日本政府は輸出を可能にするため「防衛装備移転三原則」の運用指針の見直しも視野に入れる。複数の政府関係者が20日、明らかにした。
現行の指針は、攻撃用装備の輸出を認めていない。緩和すれば、日本製の武器が攻撃に使われ、紛争を助長しかねないとの懸念が生じそうだ。
政府は次期戦闘機について、F2の退役が始まる2035年ごろの配備を目指す。:引用終了

英国との広範囲での協力が決定した時点で「次期戦闘機の輸出」は既定路線だと考えていたのは私を含めた少数派ですかね?

それにしても、まだ…

>緩和すれば、日本製の武器が攻撃に使われ、紛争を助長しかねないとの懸念が生じそうだ。

こんな事を言っている人がいるなんてね。あせあせ
日英、 戦闘機の機体共通化へ、 F2後継コストを抑制
2022年08月18日: 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081700799&g=pol

政府は航空自衛隊F2戦闘機の後継機について、英国が開発中の戦闘機と計画を統合し、共通の機体とする方向で調整に入った。双方の技術力を生かすと同時に生産コスト抑制につなげる狙い。複数の関係者が17日、明らかにした。8月末にまとめる防衛省の2023年度予算概算要求に関連事業を盛り込んだ上で、こうした方針を年末に決定する考えだ。

日本の次期戦闘機は、00年に配備が始まったF2が退役する35年ごろの運用開始を予定する。英国も空軍主力機「ユーロファイター・タイフーン」の後継機「テンペスト」について同時期の就役を目指して開発に着手しており、日英は協力の可能性を探ってきた。協議の結果、高いステルス性や航続距離、機体の大きさ、搭載するエンジンの数などについて要求性能がほぼ一致。英側が情報開示にも積極的で、将来的な改修の自由度も確保できることから、防衛省も計画の統合に踏み切ることにした。
日本側は三菱重工業、英側は航空防衛大手BAEシステムズが開発主体となる。加えて、エンジンをIHIと英ロールスロイス、レーダーを三菱電機とイタリアの防衛装備大手レオナルドの英国法人が開発する構図が固まっている。自衛隊と英国軍は、いずれも米軍と共同の作戦に当たることが想定されるため、米軍との相互運用性の確保について米側から支援を受ける方向。イタリアも英国の戦闘機開発への参加が決まっていることから、日英共同開発に加わる可能性がある。
 ただ、秋に予定される英国の首相交代が不安要素として残る。現職のジョンソン首相は日英の戦闘機共同開発に前向きだが、後継首相の姿勢によっては計画の修正もあり得る。日英は年末の合意に向け、詰めの調整を続ける方針だ。:終了

(−ω−)結局こうなったか…

次期戦闘機、日英伊で初の共同開発 米国も「支持」
3カ国が正式合意 35年の配備目指す
2022年12月9日: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08D5R0Y2A201C2000000/

記事引用:日本と英国、イタリアの3カ国は9日、2035年の配備を目指し次期戦闘機を共同開発するとの首脳声明を発表した。各国の技術力を集めて共通の機体をつくり共に生産する。高度な装備品の調達を米国に頼ってきた日本が米以外との開発に本格的に乗り出す。米国にとっても同盟国と装備品開発で役割分担できるようになる。米側が持つ軍事技術・情報が他国を通じて流出する懸念も少なくなる。米国防総省は9日、防衛省と発表した声明で「支持する」と表明した。
3カ国は新たに「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」を立ち上げた。日本の次期戦闘機構想と、英国とイタリアがすでに着手していた戦闘機「テンペスト」の開発計画を統合する。共同開発によりコストを下げる。24年ごろまでに機体のコンセプトやGCAPの体制を決める。開発費用の分担は課題となる。日本はF2戦闘機、英国とイタリアは現在の主力戦闘機「ユーロファイター」の後継機にする。各国が持つ計300機規模の現有機を順次置き換える。日本は将来的な海外への輸出解禁を織り込み、英国やイタリアが持つ販路に期待する。:引用終了

名前こそ『グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)』となっても実質はテンペストに日本が参加する様なものですね。現状では日本の開発製造した戦闘機はアメリカなど同盟国を除くと輸出する事が出来ないですが、このGCAPのパッケージで英国を中心に第3国への輸出をしていただけるとその構成機材に日本製が含まれても問題なく輸出可能になるという裏技を考えているみたいですね。

もうやだ〜(悲しい顔)何んとなく不愉快な気分になるのはなぜ?だろう… 
日英伊の次期戦闘機開発、日本人トップに共同機関設置へ…35年度配備へ民間連携
2023年9月26日: 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230926-OYT1T50047/

記事引用:日英伊3か国は、次期戦闘機を巡り、共同開発機関を来年秋頃に発足させる方向で最終調整に入った。本部を英国に置き、組織のトップには日本人が就任する方向で調整しており、年内に正式合意する見通しだ。2035年度の配備に向け、民間の共同企業体(JV)と連携し、事業を加速させる狙いがある。複数の日本政府関係者が明らかにした。3か国は、本部所在地などを盛り込んだ共同開発機関の創設に関する条約を締結し、日本政府は来年の通常国会に条約案を提出する方針だ。:引用終了

民間の共同企業体(JV)とはユーローファイター・コンソーシアムみたいなヤツを日英伊3カ国の防衛企業を中心にその他の国からチームテンペストにすでに参加している企業が加わる形になりそうですね。しかし、一番重要な点は…

記事引用:日本政府・与党は、共同開発機関の設立にあわせて、防衛装備品の輸出制限緩和の議論を進めている。現状では、共同開発した戦闘機は日本から第三国への輸出ができないためだ。輸出が可能となれば、生産コストの低減につながるほか、輸出先の国との安全保障協力を強化できる利点がある。:引用終了

開発した戦闘機の第3国への輸出を可能にするこの部分を緩めないと3カ国による共同開発が上手く機能しなくなる可能性が高いですね。
時期戦闘機の共同開発パートナー国以外の第三国への輸出を可能とする決定を岸田政権が決めましたね。

(−ω−)やるじゃねえ〜〜か岸田!! 優男の仮面を被って以外と鷹派だね。素晴らしい!

目まずは航空業界専門紙のニュースをお読み下さい。

日本政府、GCAPの第三国移転が可能に
2024/03/26: WING (航空新聞)
https://www.jwing.net/news/76594

個別の閣議決定で規制、与党協議も確保

 日本政府は3月26日、イギリス・イタリアと国際共同開発を進めるGCAPに関連する防衛装備移転三原則ついて、完成品を直接第三国へ移転できる閣議決定を行った。それに伴って9大臣の国家安全保障会議で三原則の運用指針を改正する。今後、次期戦闘機を日本から第三国へ直接移転する際には、個別の案件ごとに閣議決定を行うとともに、移転決定前に与党での協議を確保することとした。
 政府は2022年12月に決定した「防衛力整備計画」に基づいて英・伊のパートナー国と次期戦闘機の共同開発を進めてきたところ。パートナー国以外の国へ完成品の移転を可能とする仕組みを持たなければ、今後パートナー国と同等にGCAPへ参画できる立場を確保できなくなり、日本の安全保障環境に必要な性能を満たせなくなる可能性がある。日本の防衛に支障を来たさないようにするため、第三国へ移転できる仕組みを持つという結論に至ったとした。
 この運用指針の改正による第三国移転が認められるケースとしては、日本の防衛力整備上の必要性から参画する案件であり、かつ日本からの完成品の第三国移転が必要となる国際共同開発・生産に限定する。その上で、今回認められるのはGCAPに限定する。さらに移転先が国連憲章に適合した使用を義務付ける国際約束を締結した国に限定すること。今、まさに戦闘が行われている国には移転しないこと。この3つの限定を付けるとした。
 現在、移転した防衛装備品を国際連合憲章の目的と原則に適合した使用を義務付ける防衛装備移転協定などを締結している国は15カ国で、米国・英国・イタリア・フランス・ドイツ・スウェーデン・オーストラリア・インド・シンガポール・フィリピン・インドネシア・マレーシア・ベトナム・タイ・UAEとなっている。:終了
この時期戦闘機を指す GCAP とは、Global Combat Air Programme (地球規模の航空戦闘プログラムとでも訳しますか?)のイニシャル記号です。そしてこの日本発のニュースは早速英国の航空専門誌でも速報されています。

Tokyo eases defence export rules for GCAP
By Greg Waldron (Flight Global): 26 March 2024
https://www.flightglobal.com/defence/tokyo-eases-defence-export-rules-for-gcap/157518.article

以前に「つぶやき」で思わず自民公明の「出来レース」とつぶやいてしまいましたが結果はやはりその通りになりましたね。まあ、いいですが、 Flight Global の記事に懐かしい F-3 という名前を見つけて凄く嬉しいですね。日記で言いたい結論としては日本もようやく世界の常識の範囲に入る防衛計画を立てる国になりましたね。

では次期戦闘機の次のニュースでおあいしましょう! またね(笑)

ログインすると、残り76件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

現用ジェット 戦闘機 更新情報

現用ジェット 戦闘機のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。