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蝦夷地別件 船戸与一コミュの自己紹介をどうぞ

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コメント(34)

こんにちわ。
管理人のイズミです。

『蝦夷地別件』の魅力というのは、もう、このあの冒頭のシーンからいきなり北海道じゃないでしょう(笑、ふ、船じゃないですか、もう、あのポーランドの、コサックの、セント・エルモの火が(落ち着け)。

世界をはらんで躍動するダイナミズム、虐げられた民族の蜂起、テロリストが形成されるまでの情念が交叉した一大叙事詩。

世界情勢からあんまり関係な〜い、テロとか蜂起って遠い話〜なんて思っていた日本人の背骨にビシィ!と突きつける問題作。また同時に普遍的な世界の縮図とも言える紛争の構図。まさに完璧!

ってキララは菅野美穂でいいでしょうか(笑。
halです。イズミさんありがとうございます。
すばらしいコミュだぁ。 祝!

「蝦夷地別件」を読んだのは、もう9年以上も前かもしれない。
それなのに、ハルナフリといわれると、絵が浮かびます。
小説なのに、絵が浮かぶ。そんなことって・・・

買いに行って読み直します! 即!

映画化しましょう! 映画化!! 
この偉大なる作品を、原作超える作品にすれば、
世界中に日本が誇れる映画になります。
こんにちは。船戸ファンとしては見逃せないコミュなので参加させていただきます。本棚の奥から出して再読しなきゃ。
kikuさん はじめまして。
よろしくおねがいします。

私も、さっき買って来ちゃいました!!
halさん、こちらこそはじめまして。
私もこの週末にでも読み直そうかと思っています。
kikuさんはじめまして!
よろしくお願いします。

相手は長大かつ最強の様子ですので!別に戦うわけじゃないんですが!(笑。じっくり楽しみたいと思っています!
イズミさん<こちらこそよろしくお願いします。
昨晩から再読しはじめています。今読むと当時とはちがった感覚がよみえがえりますね。あ、これ初版だった。
僕の持ってるのは文庫本だったんですが、もうボロボロなんでブック・オフでハードカバー本探して、昨日上巻だけ買ってきました。
若干アイヌ語の表記が変わったらしいです。

僕も初読が数年前だったんですがヨーロッパ情勢とか若干詳しくなってて、思ったより深い話だな、なんて思いはじめてるところです。

資料室、情報ありがとうございました。資料はやっぱりリアル本でないと、ですよね。ネットは検索スピードが速いので便利は便利なんですが…。
再読、完了しました。じぶんのblogにも書きましたが、初読時に下巻の後半部をかなり読み飛ばしていることが判明。おもうにハルナフリと物語の関わりかたがしんどくて、ずいぶん流して読んでいた模様。ファルージャの虐殺がつづく今、再読できてよかった。
はじめまして、メグミルクです。
kikuさまの日記から発見させていただきました。

私は大学の先生にオススメいただいて読みました。
毎日、ハラハラしながら夢中になって読みふけったのを思い出します。

一緒に語り合いたかったので友人にもオススメ。
カフェなどで、「ハルナフリがさー、あーでこーで…」
などと語らうものの、なんの話しだよソレ、
と隣の席から言われそうな程の興奮ぶりでした。
本当に!映画化して欲しい作品です。
>メグミルクさん
こんにちわ。管理人のイズミといいます。

先生、すごいですね。
僕も先生だったら絶対に生徒にススメますが。課題図書かなにかにしてでも無理やり。君たちの夏休みが全部つぶれても先生はかまわないよ、かなんか言って(笑。

ここは「蝦夷地別件」ならまかしとけ、という人たちが集まっております。よろしくお願いします。
メグミルクさん、こちらでもよろしく(^ ^)
共通の話題ができて私も嬉しいです。
呼びかけは気軽に「さん」でいいですからね(^ ^)
こんにちわ、はじめましてサトミと申します。
私はメグミルクからこの本を貸してもらい、
あっという間にはまりました。
よくメグミルクとは蝦夷地の話しで盛り上がりました。

こんなコミニティがあったなんて…
あの感動と興奮が沸々とよみがえりますね。
>ここは「蝦夷地別件」ならまかしとけ

というイズミさんの発言が、

なまらまかしとけ 

にみえたくらい北海道に気持ちが飛んでおりますhalです(笑)

メグミルクさん、サトミさん はじめまして。
ステキな友だちですね。私なんか、蝦夷地別件を共有できる友だちはおりませんでした。
多分、私に蝦夷地別件をもたらした人でさえ、読んでないんじゃないかなぁ。
罰当たりめ!

よろしくです。
サトミさん<おひさしぶりです
ここでつながるとはびっくり!
サトミさん、こんにちわ。
素敵なお友達がたくさんでおうらやましいです。
熱い想いや素朴な疑問等、お話できればと思います。

目下、『蝦夷地別件』を視覚化すべく奮闘中です。ご参考になれば幸いです。
浩然さん、こんにちわ。管理人のイズミです。

『蝦夷地別件』、道内の方々の感想も気になるところですね。やはり実感の湧き方など違うのではないでしょうか。

再読に限らず、ご意見ご感想などどうぞお寄せください!
はじめまして。参加させていただきます。
もう、3度読みました。
わたしは、気に入ると、何回か読む習性なので・・^^(ほんとは、一度よんだくらいじゃ頭にはいらないというか、すぐ忘れるから、何度でもよめるとか、いわれてます。あたってる)。

壮大なストーリーと舞台背景というか、世界史の潮流の中で展開するマツロワヌモノたちの蜂起のものがたり。

砂のクロニクルにでてくる、サミルやシーリーンが、ハルナフリ、ハスマイラににてるようなきがします。今度はイランにいって北海道にいってみます。(ほんのなかで^^)
麻由美さんはじめまして。

何かのエッセイで船戸さんは幼少のみぎり(?)、「先生の話なんかよりもプルターク英雄伝のほうが面白か!」と担任を困らせたそうです。
なので登場人物たちも生身の人間であると同時に、英雄伝・神話の人物たちでもあるようですね。ですから蝦夷地にも西サハラにもベトナムにもサミルやハルナフリたちがいるのですね。

今後ともよろしくお願いします。
会社の上司が「面白い」と言い、
行き着けのパプのお姉さんが「スゴイ」と言っていた
『蝦夷地別件』。
読んでみたらスゴかった。
何よりも驚いたのは、母方のご先祖様である
悪徳商人「村山伝兵衛」が実名で出てきたこと。

僕にとって『蝦夷地別件』は、血のつながりの中の
事件です。
紅の豚さん、はじめまして。

ドキュメンタリーのディレクター経験などもある不肖な私ですが、歴史の再現番組などで時折気にかかるのは…。さる方を一方的な「悪者」として「ストーリーの中」で描写せざるをえないことがままあることですね。その方たちの子孫の方々も当然いらっしゃるワケで…、番組を見てどう思ってらっしゃるのかしら…とか。

『蝦夷地別件』の場合はまず松前藩なわけですが…。伝兵衛さんもなかなかに…。今後ともよろしくお願いいたします。
僕の亡き祖父や、その他の親戚の中には「村山伝兵衛」を祖先として崇敬されている方がいますので、彼らにしてみれば、「伝兵衛」が悪者にされることには、忸怩たるものがあるかも知れません。

しかし、僕個人としては、歴史的な評価は甘んじて受けるべきであると考えています。アイヌの民族的な運動をされている方とお話をしたことがありますが、そういう方と率直にお話をすることを可能とするためには、それは最低限のマナーであり、倫理であると想っています。

村山伝兵衛を始めとした「場所請負人」は、二重の意味で過小評価されていると想います。
ひとつは、このコミュに参加されている方であればご存知のアイヌ民族に対する過酷・非道な所業です。『蝦夷地別件』で描かれたのは、ある意味ではスタート地点でしかないとも考えています。歴史的には、「その後」の状況、つまりアイヌが相対的な自立性をも失い「藩」の体制に完全に組み込まれてからの「奴隷労働制」の方が、「民族」としては深刻であったように想えます。(「奴隷労働」という言葉は、あるアイヌの方が使っていた言葉です。)

もうひとつは、近代の前史における北方への影響力という問題です。村山伝兵衛は、18世紀後半に樺太に渡り漁場を拓いたようです。もし、こうゆう経済活動がなければ、樺太・千島はもちろん北海道も、明治期に「日本」の領土とはならなかったかも知れません。
後年の間宮林蔵など官(政治)の動きが「歴史」の表舞台に出やすい反面、それに先立つ「民」(生活・経済)の動きは記録に残りにくいという面があります。商人たちの動機は「利潤」かもしれませんが、歴史的にみれば、その企業家的側面、冒険家的性格、国益への貢献なども、評価されていいように想います。

最近読んだ研究の中に、蝦夷地産のニシンによる〆粕生産が江戸後期の本州における米や木綿などの商品作物の増産に貢献したという話がありました。文字通り、アイヌの血と汗を搾り出して生産されたものは、特定の商人の利益となっただけではなく、近世後期に胎動しつつあった「草創期資本主義」の基礎となったという話です。とすれば、抽象的な意味での近代国家としての「日本」だけではなく、今日の多くの日本人の生活・生命そのものが、当時のアイヌの犠牲のうえに成り立っているという「評価」も可能かも知れません。

『蝦夷地別件』そのものの話からは少し離れてしまいましたが、「クナシリ・メナシの戦」については、色々な視点から考えてみたいと想っています。
どうも、はじめまして、くまごろうです。
見つけたので参加しました。
船戸作品のなかでも異色の歴史小説「蝦夷地別件」。一般的には賛否両論ありますが、私はとても好きです。船戸作品は2回は読みますが、これは3回以上は読んでいます。

冒険小説としても歴史小説としても、とても楽しめつつ、教科書では教えてくれない歴史の一端を見ることができ、支配する側とされる側を感じることができる作品ですね。

小説としてのスピード感や、船戸作品に漂う乾いた冷たい感じもブレンドされていて、歴史ものが辛い人にも楽しめると思います。

皆さんのように深く語れないですが、皆さんのコメントを読んで、もう一度読み直そうと思いました。
くまごろうさん、はじめまして。

>船戸作品は2回は読みますが、これは3回以上は読んでいます。

おっしゃるとおりだと思います。
この筆力というのか、迫力というのでしょうか、繰り返し読んでしまう力がみなぎっている感じがいたします。

とくに『蝦夷地別件』に関しては船戸作品の海外の紛争地テーマが多いなか、これは日本人につきつけられた刃なのではないかと思われます。

今後ともよろしくお願いいたします。
イズミさん、こちらこそはじめまして。

>この筆力というのか、迫力というのでしょうか、繰り返し読
>んでしまう力がみなぎっている感じがいたします。
そうなんですよね。歴史的に有名な人物は一人として表に出てこないのに、これだけ壮大でかつ引き込んで行くのは、すごいことだと読むたびに感じます。同じストーリーなのに、同じようにドキドキするし、後半のハルナフリには切なくなるし。

>とくに『蝦夷地別件』に関しては船戸作品の海外の紛争地テ
>ーマが多いなか、これは日本人につきつけられた刃なのでは
>ないかと思われます。
私は「刃」という点で共感できるのは、日本は先進国の中では”比較的”先住民に対する抑圧がなかったと、自分たち自身も感じていたことだと思います。でも、お恥ずかしい話ですが自分自身もこの小説を読み、その後歴史の本を読んで、日本人もアイヌ民族を”抑圧”していた歴史があるんだ、ということを再認識しました。
ちょっと回りくどくなりましたが、自分たちも海外の紛争地の問題の原点である欧米諸国の都合のいい植民地支配と同じことを、明治よりも前からやっていたんだということを、認識しました。

こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

p.s.
別のトピックで蝦夷地別件の映画化が話題になっていますね。私も楽しみです。もうひとつ船戸作品を映像化するなら「猛き
箱舟」もしてほしいなぁと思います。なんの目的もない若い子には是非読んでほしいし、映画になったら見てほしい。
はじめまして。香港在住です。船戸ワールドは基本的にすべて好きです。
社会派エンターティメント書かせたらピカ一ですね。

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