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サウス・アメリカン・ジャズコミュのジャズ・ミーツ・南米音楽

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ジャズ・ミュージシャンで実はラテン音楽が大好きという人はたくさん居ます。アフロ・キューバンに飽きたらず、南米音楽に強い関心を抱いている人も少なくありません。「リアル・ジャズの中に感じられた南米大陸の息吹」がこのトピックのメインテーマ。いろいろな作品が登場することを期待します。

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Charles Mingus "Cumbia & Jazz Fusion"

ジョニ・ミッチェルやジェフ・ベックがカバーしたことで有名になったジャズベースの巨人(にして毒舌ぶりでも有名)チャールス・ミンガス。

そのミンガスが1978年にリリースした「クンビア&ジャズ・フュージョン」はジャズと南米音楽の邂逅を語る上で外せない1枚だと思います。

実際はオリジナルLPの片面1曲が「クンビア...」でもう1面は映画のために録音された名演の誉れ高い "Music For TODO MUDO"。それに再発されたCDは、1977年リリースの "Three or Four Shades of Blues" なので実質は1/4のボリューム。

ですが、「クンビア&ジャズ・フュージョン」の輝きは今も失われることはまったくありません。

○参加ミュージシャン

Charles Mingus : Bass & Vocal
Jack Walrath : Trumpet
Ricky Ford : Tenor Sax
Paul Jeffreys : Oboe & Tenor Sax
Mauricio Smith : Flute, Piccolo, Soprano & Tenor Sax
Gary Anderson : Bass & Contrabass Clarinets
Gene Scholtes : Bassoon
Jimmy Knepper : Trombone & Bass Trombone
Bob Melons : Piano
Dannie Richmond : Drums
Candido, Daniel Gonsalez, Ray Mantilla, Alfredo Ramirez : Congas
Bradley Cunningham, Ricky Ford, Charles Mingus, Jack Walrath : Percussion

アルバム発売当時はフュージョン全盛期に突入した時期。そんな時に流行の「フュージョン」には目もくれず、サウス・アメリカン・ジャズを予見する作品をリリースしたところにミンガスの心意気を感じずには居られません。タイトルに「フュージョン」と付いているのはミンガス一流の皮肉でしょうか。

サウンド的には、エリントンがクンビアに着目したらこんな作品を作ったかも知れないと思わせる部分が多い。そして、音楽の底に流れるのはエリントンが生涯テーマとしてきた人種差別に対する戦い。コカインを巡るコロンビアとアメリカの関係、そして双方にすむアフロ系の人たちが置かれている状況。

テーマは確かに重いものがありますが、ラテンパーカッション群乗ったエリントン・バンドの演奏を彷彿とさせるビッグバンド風のサウンド、そして骨太のミンガスのベースなど、聴き所の多い作品だと思います。
◎ウェザー・リポート『ヘビー・ウェザー』

ジャズ界でペルー出身といえば、まず最初に名前が挙がるのはアレックス・アクーニャ(Alejandro Neciosup Acuna)でしょう。では、次は誰なのか?という問題は別にしても、ウェザー・リポート他での活躍は特筆すべきものがあると思います。

でも、アレックス・アクーニャがペルー人であることがジャズ界で特段話題になったことがあるでしょうか? そもそもペルーというとどうしてもジャズとは縁遠いフォルクローレの国というイメージが付きまといます。アフロ系の音楽あることなど、それ以上の関心が払われることがあったかどうか。

ただ、アフロペルー音楽にどっぷり浸かってしまった後でウェザー・リポートの『ヘビー・ウェザー』の中の1曲を聴いてみると、思わずムフフとなってしまうから不思議です。

具体的に言うと、CDの7番目(オリジナルのLPではB面の3番目)に入っている「ザ・ジャグラー」という曲。アンデス音楽風のフレージングにリズムはアフロ・ペルーの匂いがプンプンするものが使われている。作曲者はリーダーのジョー・ザヴィヌルですが、曲想やアレンジにアレックス・アクーニャが深く関わった可能性が高いと考えてもよさそう。

まぁ、それも今だから言えることですが、彼がスネアドラムを特別な気持ちを込めて叩いていたと想像してみただけでも楽しくなってきます。

ちなみにライナーノーツ(再発の紙ジャケCD)には、どう書いてあるか。

「どこかメルヘン風で牧歌的なムードを湛えたザヴィヌルのオリジナル。ザヴィヌルは、当時のコンテンポラリー・キーボーディストらしく、最新の機材から得た多彩な音色パレットを自在に駆使し、色彩豊かで立体感あるサウンドスケープをクリエイトしている。」

ジャズ風に洗練されたスタイルにはなっているものの、南米音楽ファンならビビッとくる特徴的なリズムについては一言も触れていない。ジャズ評論家はラテンリズムを「チャカポコ言ってるヤツ」で処理してしまうことも多いので致し方ないのかも知れません。

当時のウェザー・リポートにおける天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスの存在感は圧倒的だったので、ライナーノーツの主役はどうしてもジャコになってしまうのは仕方ない。実際に音を聴いてもやっぱり凄いし。

でも、今やアフロ・ペルー・ジャズで重鎮的存在となっているアレックス・アクーニャにも少しは光があたってもいいのではと(改めて『ヘビー・ウェザー』を聴き直してみると)思います。逆に言うとアレックスを起用したザヴィヌルも偉いということになる。地味ながら「4番目の男」もしっかり仕事をしています。

もし、お手元に『ヘビー・ウェザー』があったら、ラス前の1曲を耳をそばだてて聴いてみてください。
ここへの書き込みでよかったでしょうか…。
マイミクさんに紹介されて聴いてみました。

【Abremente| Homenaje A Luis Alberto Spinetta】

ルイス・アルベルト・スピネッタ(アルゼンチンのロック・ミュージシャン)の曲をカヴァーしたアルバム。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3745837

いろんなジャンルのミュージシャンによる、ジャジーな雰囲気やアコースティックの心地よいサウンド、フォルクローレの素朴さを感じるなど、様々なシーンに吸い込まれました。
イージーリスニング的で癒される作品群です。

1. Plegaria para el niño dormido - Liliana Herrero
2. Credulidad - Rodolfo García, César Silva y Marcelo Torres
3. Cielo de ti - Cecilia Zabala y Quique Sinesi
4. Los libros de la buena memoria - Franco Luciani Grupo
5. Laura va - Carlos Aguirre Grupo
6. Barro tal vez - Marcelo Katz
7. Ludmila - Banda Hermética
8. Jabalíes conejines - F.Lerman, G.Liamgot y C.Rossi
9. Quedándote o yéndote - Adrián Abonizio, S.Sainz y R.Aberastegui
10. Preciosa dama azul - María Elía y Diego Penelas
11. Muchacha - Alejandro Franov
12. Yo miro tu amor - Javier Malosetti
13. Alas de la mañana - L.Epumer, P.Aznar, L.A.Spinetta y C.Judurcha

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