ｼﾞﾌﾞﾝ？（PUNK&ROCK)コミュのロックとファッションの関係性２

２００１年からディオールオムのクリエーティブディレクターを務め、

現在ウィメンズのジョン・ガリアーノと共にディオールの二本柱と

なったエディ・スリマン（左写真）はロックとゆかり濃しき人物なので、

同名のトピック第２弾として相応しいと思いピックアップしました。

その中でも特にフランツ　フェルディナンドとの縁深く、

彼曰く「フランツ　フェルディナンドのライヴに行って

イマジネーション得てデザインする」というくらい密接な関係にある。

フランツ　フェルディナンドとはイギリスのオルタネイティブロック

バンドで、ダンスホールで流せる踊れるロック的なロンドン流モダン

都会派音楽ぽいオレの解釈。

デザイナーがひとつのバンドを名指しして自分との関係性を

表明するのは珍しいことだ。

ヴィヴィアンは反骨精神というベクトルが同一である為、

音楽と服が一本の線でつながり密接な関係にあったのに対して

スリマンの場合はエネルギー源であるフェルディナンドに対して

受動の立場にスリマンがいるわけなので基本構造が全然違う。

電気と電球の関係みたいなことか。

しかも彼は「ライヴで・・」と言っている。

いくら好きだからといって毎回同じレコードを聞いて新しい服を

産み出すことは難しいと思う。

ライヴは同じ音が二度と繰り返されることはなく、

同じ空間が繰り返されることはない。

その生感や有機的な状況において間接的にイマジネーションを得て

直接的に服に吐き出すのだろう。

フェルディナンドを初めて聞いた後、スリマンの服を見て

なんとなく共通点が分かった。

田舎臭さが根底にありながらも現代的にとらえられるのだと思う。

単に融合というものではなく、いろんな絵の具を使って

真面目に風景を描いたのだが現実とは違ってしまったという

差異に気付き、面白がってやり進めてみるみたいな。

そしてそれは新しいことだったんだ！って感じみたいな。

フランツのセカンドはファーストよりも密度が濃く傑作だと思う。

それが写真右。

スリマンがビールをのみながらライヴを楽しむ情景が浮かぶ。

コメント(6)

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[1] mixiユーザー 05月10日 13:37

Dior hommeのエディが選曲する音楽には、いつも体の中に何か
がはじけるような感じを覚えるのですが。
ここまで、ずっとDior hommeを創造してきて、常に完璧なショーをミシテくれる。
完璧主義者だなと思う。音楽／ステージ／照明／演出／モデル
すべてが完璧で計算され尽くされた３０分間の世界をつくりだされていて音楽はそのなかでも　エディがこだわり続けていて
ギターのカッテッングの音と扉が開く時、ストロボが
と、すばらしいのですが、
僕はThe Rakes の音が心地いいです。
書いてたら切りなくなるね。。。。。
また　書こう

[2] mixiユーザー 05月10日 14:14

うわ！コメントはいってる。しかも素晴らしい。俺はむずかしことはわかんないけどDior hommeカッコイイからすき。

[3] mixiユーザー 05月10日 20:46

こら、終わってるじゃんか。。。。コメント
よっきっき！
明日　オレ　旅立ちます。
スペインいきたいね！

芸術のお菓子の家に住みたいな

[4] mixiユーザー 05月10日 22:07

どこに旅立つというのだ？
まだ東京じゃないよね。

今日ねずっと音楽聞いてた。
ユージが東京来たら激動の一ヶ月間の話をするけど、
色々あって復活してから変化があったんだよ。

エレクトロニクスサウンドが聞ける様になってた。
もともとアコースティクサウンドが好きだったんだけど、
電子機器の精神性みたいなのが理解できる様になって
いままで持ってたレコードの「電子機器さえはいって
なければいいのに」がめちゃめちゃ良く聞こえるんだよ。

弦楽器や管楽器では限界があるので違う表現法法を電子
機器に求めたんだね。
ジャズをやるひとがフュージョンジャズをやるのがわかる。
おもしれーから家にあるの片っ端に聞いて、さっきレコード
買ってきた。
ある瞬間から世界が変わるってほんとにあるんだね。
たぶん服にもでるだろ。

エディスリマンは変わった奴だから色々考察できるけど、
てっちが直感でスリマンの服が好きっていうのは正しいよ。
服なんて直感に働かなきゃだめ、そういう力がスリマンの服
にはあるんだよ。

[5] mixiユーザー 05月10日 23:07

よしきのいってる事わかるよ。。
エレクトロニクスサウンドはMIXしすぎてて、最近オレも聴くのが重かったんだよ。
ストレートにいえば、渋滞してるようにいきずまってて、もっと本来の音楽がストレートだったように、弦楽器や電子音やノイズにたよってるような。誤摩化しているような
決して嫌いじゃないけど、聴く比重はガレージロックやUK,フレンチポップやフォークがいいよね

音楽をきいてその向こうにある扉のステージに自分がいる
その世界がすきだな

生涯　洋服にはこだわりたいし。クリエイテイブでいたいな。。。

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