ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ワカトビダイブリゾートコミュの藻類の中で生活する生き物たち パート1

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
バンダ海の栄養豊富な水が流れ込むWakatobiのサンゴ礁には、‘Halimeda’ という海藻もたくさん生育しています。このハリメダは、多くの異なった魅力的な生き物にとって最適な生息地です。

それでは、この海藻の中にどんな生き物がいるのか見てみましょう。


1. 絶滅の危機に瀕しているハリメダという藻は、微細藻類の緑色植物門に属し、栄養分の豊富なサンゴ礁の生態系の中で、豊富に育っています。

最近になって、ハリメダは熱帯のサンゴ礁を形成する最初の生命体であることが判明し、今まで信じられてきたイシサンゴがサンゴ礁を形成していたという概念は消え去ってしまいました。グレートバリアリーフで行われた調査では、広大なハリメダ地帯では、毎年1平方メートル当り2kgの炭酸カルシウムが作り出されている事が示されました。

藻類の体(葉状体)は、石灰化した緑色の断片で構成されており、最も興味深い特徴としては、急速に成長することと、炭酸カルシウムがその組織に沈殿しているため、ほとんどの草食動物は食べられないことが挙げられます。

ハネモ目(海藻:order Bryopsidale)などの海藻は、個々の組織が2つ以上の核を持つ細胞で構成されています。海藻全体は、個々の海藻から海底にひろがる根でつながっていると考えられています。現在、約30種類のハリメダが見つかっており、その他には化石記録からのみ判明したものが追加でいくつか存在するのみなのです。



2. ハリメダは、砂地から岩礁エリアの海洋生物の生息範囲に繁殖しており、最大150mの水深で発見されたとの報告もありますが、このような光合成に必要な太陽光がほとんど届かない水深で繁殖する能力は、いくつか他の光合成組織と共有して形質を進化させたことを示しています。


写真提供:ワカトビゲスト Steve Miller



3. ハダカハオコゼやその類似種は、ハリメダの寝床に隠れることを好みます。

ハダカハオコゼの体色は緑、赤、白、黄色と多様に変化し長時間ハリメダに隠れていると、彼らは黄緑色に変化する事ができるようです。ハダカハオコゼは、名前の通り葉に模倣するのがとても得意であり、実際左右にゆらゆら揺れ動くことで、この擬態をより高度にしています。

また、彼らの皮膚にはよく染みが見受けられ、これがカモフラージュ効果をより高めています。ときには、本物の藻類やヒドロ虫を、口の周りに付けて、いるものも見られます。ハダカハオコゼは、彼らの獲物から見つけられないないようにカモフラージュをして、待ち伏せている捕食者なのです。


写真提供:ワカトビゲスト Eric Cheng

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ワカトビダイブリゾート 更新情報

ワカトビダイブリゾートのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。