歩く世界一周の旅コミュの歩く旅at千歳線（一部）

いつもの如く写真に関しては結構な枚数を撮影したので今回も
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000007667908&owner_id=15958325
にて一括管理をしました
日記と合わせてご覧頂ければ幸いです

〜概要〜

＊試行日：2010年6月21日
＊天候：曇
＊気温：最高20度：最低17度　
＊旅の目的：将来的に北海道の駅を歩いて巡りながら一周するコースから外れた路線を制覇する第１回目。
＊歩いた距離：JR白石駅〜JR千歳駅間（35.2キロ）

〜あらすじ〜
今回の日記は今年の６月に訪れた際の記録。
陽だまりロードを途中歩く。（上野幌〜北広島間）
特に北広島駅以降は周りにはなにもなくただただひたすら歩いた。
途中感動体験もあり、無事に千歳着。

〜本編〜
＊JR白石駅：６時４５分発〜JR平和駅：７時１０分着（2.2キロ）
旅の始まり。本当に歩ききれるか不安な面はあった。この区間はひたすら線路上の側道を進むのみ。閑静な住宅街。

＊JR平和駅：７時１３分発〜JR新札幌駅：７時４８分着（2.9キロ）
この区間は途中で岩見沢方面に向かっていく路線と分岐する。したがって間違い易い。案の定、間違った方面に歩行してしまいJR厚別駅に到着してしまう。若干凹む。気を取り直して新札幌方面に向かって歩く。

＊JR新札幌駅：７時５２分発〜JR上野幌駅：８時４３分着（2.9キロ）
この新札幌駅は札幌市営地下鉄東西線とJR線が交錯する地域なので比較的活発的な街である。駅間の距離に関しては記載の通りだがこの付近は慣れてないので到着するまで時間を要した。住宅街を通過した後で「陽だまりロード」というサイクリングロード的な道に遭遇する。
「陽だまりロード」：正式名称は「札幌恵庭自転車道路」。白石区（東札幌）から北広島まで全長19.7km(厚別区内：約4.7km)。かつて、D51型蒸気機関車（デゴイチ）が走っていた旧国鉄千歳線の廃線跡地を利用して昭和49年8月に作られました。
陽だまりロードの道を途中から歩行。すると次なる駅の上野幌駅を勢い余って通過してしまい大幅に迂回をする。（恐らくはこれで時間がかかったものと考えられる）一旦、このロードから脱出をし上野幌駅に向かって歩行。

＊JR上野幌駅：８時５０分発〜JR北広島駅：１０時２６分着（8キロ）
今回の旅の中での最長区間である。ここからが正念場であることには間違いないと認識する。ただこの区間は先に紹介した「陽だまりロード」を終始歩いたのでさほどきつくはなかった。というのは車の往来はないし札幌近郊でありながら自然の声を聴ける道だからである。年配の方々はこのロードを散歩代わりにしている。マイナスイオン炸裂であった。ちなみにマムシには遭遇していない（笑）８時５５分、北広島市入り。

＊JR北広島駅：１０時３７分発〜JR島松駅：１２時４０分着（6.5キロ）
今、思い起こせばこの区間が一番死のロードだったかもしれない。北広島〜恵庭間を結ぶ道路（北海道道46号江別恵庭線）では燦々と照りつける太陽に力を奪われ、果てしなく同じ風景が延々に続いたのでさすがにダウン。とあるベンチに横たわり２０分程仮眠する。うたた寝時Grant NelsonのSpellboundが頭の中でかかっていた。なぜならこの２日前、Grant Nelson来札のハウスイベントがあったからである。
//ja.wikipedia.org/wiki/北海道道46号江別恵庭線
仮眠後、なんとか気力を持ち直し歩行開始。近くの建設業者の方に島松駅の場所を確認し島松駅へ。

＊JR島松駅：１３時１０分発〜JR恵み野駅：１３時３９分着（2.2キロ）
JR島松駅到着前に恵庭市入り。JR島松駅到着後では疲れもあってかしばしの休憩。休憩後歩行開始。この先はまだ長いが駅区間が短い為気は楽。JR恵み野駅手前で小雨が降ってきたので足早に駅に向かう。

＊JR恵み野駅：１４時１０分発〜JR恵庭駅：１４時４５分着（2.5キロ）
雨が本降りになったので生協で昼休憩とする。雨も上がり休憩後、閑静な住宅街を通過しながら駅に向かう。この辺りから足に悲鳴が聞こえ始める。

＊JR恵庭駅：１５時１０分発〜JRサッポロビール庭園駅：１５時５３分着（2.3キロ）
JR恵庭駅で２度目の休憩。（１０分程横になる）足を労りながら歩行する。サッポロビール庭園の手前で道に微妙に迷い時間をロス。この辺りは目安となる標識がないので苦戦する。砂利を踏むと中々の痛みが伝わってくる。

＊JRサッポロビール庭園駅：１６時発〜JR長都駅：１７時２分着（2.2キロ）
さすがに足に限界がきて座るところはなかったが地べたに寝転がる。すると一組の夫婦が近寄ってきて話しかけられる。
ふ〜一組の夫婦
パ〜パンダ
ふ「どこからきたの？旅の人かい？」
パ「札幌からですが各路線の駅を歩いて回っている旅人です」
ふ「泊まるところはあるのかい？」
パ「弟夫婦が千歳に住んでいるのでそこまで歩きます」
ふ「ご飯は食べたのかい？」
パ「お昼もしっかり摂取したので問題ないです。お心遣いありがとうございま　　　す」
パ「長都駅まで行きたいのですが足が疲れ過ぎて立てず休んでいました。ちなみ　　に長都駅まで行くにはどうしたらいいでしょうか？」
ふ「途中まで一緒に歩くかい？」
パ「心強いです。感謝します。」
ととても優しき方に巡り合えて色々と道中会話しながら歩いて頂きましたお別れ時、「頑張ってください」と感動の言葉を頂きました。長都駅に向かう道中、思わず涙してしまいました旅の醍醐味ですね

＊JR長都駅：１７時１５分発〜JR千歳駅：１８時８分着（3.5キロ）
ようやくここまできたかと感慨に浸る。歩き始めて１１時間強。ここからはひたすら線路上と並歩するのみ。住宅街を抜け千歳駅中心街を間の当たりにした時はかなり気分上々↑になりステップをしだす（笑）無事に千歳駅に到着した時は木の長椅子に倒れ込んだ。

ちなみにこの旅は翌日も続き弟夫婦に貸してたチャリを返して貰い千歳から逆に３６号線をひたすらチャリで漕ぎながら帰宅。
３６号線北広島付近の景色がサイコーだったので撮影する。
帰りだけでも７時間はかかった。

〜編集後記〜
日記を書き進めていくうちに記憶が次々と甦る。全般的にきつい旅ではあったが人の優しさに触れる事も出来よかった。千歳駅まで弟の嫁が迎えにきてくれ助かった。
次回はJR富良野線のレポを書きます。

長々とお読みいただきましてありがとうございます