残夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。 さて、この度、第4回となります50期の会特別公演を開催させて頂ける運びとなりました。「和楽器 DE アジア音楽探訪〜もしも鹿鳴館でアジア音楽の音楽が演奏されていたら?」と題し、和楽器でアジアの民族音楽を演奏するという企画公演です。50期の会とはNHK邦楽技能者育成会の第50期生による有志の会で、箏や三味線、尺八、笛、囃子などの演奏家が集い、一年に一度公演を行っております。 ご縁があって、携わる事が出来た現代邦楽ですが、会を重ねるごとに、立ち止まり、考え、模索して参りました。今回はその1つの提案として、西洋文化が急速に流入した躍動の明治時代に立ち返り、その只中にあった「鹿鳴館」をテーマとし、「日本の音楽」を考えてみたいと思い、企画致しました。又、今回は世田谷区芸術アワード飛翔を頂戴し、実現出来る事になり気を引き締め取り組んでおります。曲目は以下になります。
演 奏 曲 目 一 ヨハン・シュトラウスII 「春の声」waltz Johann Strauß II“Frühlingsstimmen” 一 韓国「玄琴散調」Korea“knhmoongo sanjo” 一 マレーシア サペ(サンベ)二重奏「ジェンペン・レトー」Malaysia sape(sambe)duet“Jempen letoh” 一 ミャンマー サインワインアンサンブル「イェイギン」Myanmar Saing Orchestra (hsaing waing) “Yeigin” 一 ミャンマー ビルマの竪琴「サウン・ガウ独奏」Burmese Harp“Saung Gauk Solo” 一 中国仏教音楽中堂組曲垂絲釣より「金五山」Chainese Buddhist music of the ming dynasty“Jin Wu Shan” 一 中国 経典音楽「豊収鑼鼓」China ChineseOrchestra“The Rich Harvest Drum”