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阿南徹(G#99)を応援しようコミュのオリックス5位・阿南徹「“自信”が導いたプロへの道」

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阿南の見つけたので貼り付けます野球
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php?storyid=3661


2009年、オリックスは前年2位から再び最下位へと転落した。その要因がどこにあるのかは12球団ワーストの防御率4.58を見れば明らかだ。新監督に就任した岡田彰布監督はドラフトで5人全員、投手を指名。再建への構想は既に出来上がっている。その“岡田構想”の一人として選ばれたのが左腕・阿南徹だ。大学時代はプロは遠い存在だったという阿南。社会人3年間でどんな成長を遂げたのか。

―― プロを意識したのは?
阿南: 社会人2年目の頃からですね。日立市長杯でMVPをとったんです。ピッチング自体はそれほどたいしたことなかったんですけど、そこから少しずつ投げさせてもらえるようになったことが大きかったですね。夏には都市対抗の決勝でHondaを相手に完投したんです。その辺からちょっと自信がつき始めました。ただ今年は厳しいなと思っていたんです。予選は良かったんですけど、大舞台であまりいい結果を残すことができなかったので。

―― 指名されたときの瞬間は?
阿南: 会社の寮でみんなでテレビを見ていたんですけど、4位に独立リーグの前田祐二選手の名前が呼ばれた時に「もう、これはないな」と思いました。僕と同じ左投手が3人も指名されていましたしね。だから、諦めてお風呂に入っちゃったんです。その後、部屋で違う番組を見ていて、「ご飯でも食べに行こうかな」と思っていたら、下から同僚が「阿南、かかったよ!」って。もう「ウソだろ!?」って感じでした(笑)。

―― 大学4年の時はプロ志望届けは?
阿南: 出してないです。もちろんプロに行きたいという気持ちはありましたよ。でも、当時はとてもいける力はなかったですね。社会人でやっていけるかなぁって、そんなレベルだったんです。

―― 実際、社会人に入ってからは?
阿南: 1年目は本当にどうしようもなかったですよ。初登板は大学生とのオープン戦。4−0とリードしている場面でマウンドに上がったんですけど、1イニングで7点も失ったんです。特に調子が悪かったわけではなかったんですけどね。次の回は抑えましたが、「これはまずいな」と焦りましたね。当時はコントロールが全くなかったんです。やっぱり社会人レベルにもなると、通用しないなということがわかりました。

―― どう乗り越えた?
阿南: 当然悩みましたけど、途中で吹っ切りました。入社以来、ずっとノートをつけていたんですけど、書いていても全然よくならなかったので、思い切って書くことをやめたんです。やることだけきっちりやればいいじゃないかと思って。そしたらよくなりましたね。やっぱり考えすぎるのはよくないなと、その時改めて思いました。

―― 社会人3年間で一番成長した点は?
阿南: やっぱり自信をつけたことが大きかったと思います。日本代表も経験できましたしね。大学時代にはまさか自分が日本代表になると思っていなかったんですから。すごくいい経験をさせてもらいました。

 内に秘めた情熱

 小松聖、金子千尋、近藤一樹に先発三本柱を始め、オリックスの主力投手には比較的若手が多い。先発もリリーフも全くこだわりをもっていないという阿南は、どのように激戦を勝ち抜いていくのだろうか。今後の課題とともに意気込みを訊いた。

―― リリーフ経験は?
阿南: これまではほとんど先発で、リリーフ経験はほとんどないんです。先発は一番目立ったポジションですし、自分で試合をつくれる面白さがあります。でも、中継ぎもやってみたいなという気持ちはあるんです。ピンチを抑えたら気持ちいいのかなって。それこそプロでは最初は中継ぎで試されると思うんです。そこでしっかりと抑えないと先発には入れてもらえないでしょうえn。

―― 自信のあるものは?
阿南: 右バッターへのインコースへのボールと、スライダー、フォークのコントロールですね。特にフォークは昔から自信があったんですけど、昨年あたりからカウントを取るフォークと三振を取るフォークと、投げ分けられるようになりました。これによってスライダーもうまくいきるようになったんです。

―― ピッチングで一番のこだわりは?
阿南: 勝ち星ですね。いくら防御率が0点台でも負けたら意味がない。プロを見ても勝つピッチャーがいいピッチャーだと思うんです。そのためにも味方が取ってくれた点数をきっちりと守りきることが重要ですね。もちろん運もあると思います。自分自身、昨年は3点くらい取られても勝ちにつながっていて、10勝1敗だったんです。ところが、今年は防御率はよくなっているのに、5勝5敗。そういう意味では昨年の方がよかったですね。

―― 課題は?
阿南: 真っすぐのコントロールです。プロだったら右打者だろうと左打者だろうとインコースのストレートをコントロールよく投げられないといけないと思うんです。社会人だったら打ち損じが多少あると思いますし、低目に投げておけばいいというところがある。でも、プロは低目でもコースに投げないとダメでしょうから、やっぱりコントロールはレベルアップしないといけないと思います。

―― 憧れのピッチャーは?
阿南: いないです。逆につくらないようにしてきました。いいピッチャーばかりなので、この人って決めつけてしまうと、その人だけになるのがイヤだったんです。だからそれぞれのいいところだけを盗んだり……。

―― 参考にしたピッチャーは?
阿南: 右と左で違うんですけど、上原浩治選手の投げ方を時々意識してマネをしますね。上原選手って、最後のフォロースローが飛ぶような感じなんです。それがすごく自分には合っていたんです。

―― 座右の銘は?
阿南: 「能ある鷹は爪を隠す」という言葉が好きです。自分はマイペースで、あまり気持ちを表に出さないタイプ。でも、心の中で思っていることたくさんあるので、自分に合っている言葉だなと。

―― ファンへのアピールポイントは?
阿南: 先発でも中継ぎでも、どこでも投げられるタフなピッチャーになりたいと思っています。その中で、自分の名前がコールされたら「あ、阿南が出てきた。これでもう大丈夫だ」みたいな。そういう信頼のあるピッチャーになりたいですね。

 25歳とは思えないほど、その口調は落ち着き払っていた阿南。だが、入団発表の際には岡田監督への印象を訊かれ「メガネが似合う方だなと思いました」とユーモアぶりを発揮。岡田監督も思わず笑顔になったという。マウンド上では常に冷静な表情とは裏腹に、ボールには内に秘められた情熱が込められている。そんな阿南の人柄、ピッチングにオリックスファンは魅了されることだろう。1年目から一軍での活躍に期待したい。

<阿南徹(あなん・とおる)プロフィール>
1984年7月28日、大分県出身。小学3年で野球を始め、投手一筋。東大阪大柏原高卒業後、城西大学へ進学。4年春には首都大学リーグで最優秀選手賞に輝いた。2007年、日本通運に入社。09年には日本代表に選出され、IBAFワールドカップに出場した。182センチ、74キロ。左投両打。


ドラフト指名のところがおもしろくもあり、現実っぽく納得しました。

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