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短歌点コミュの短歌点702△「透」

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コミュ内全体

697△お題「フェンス」のバトンを引き継ぎました。一花です。

目に見えぬもの、
もっと上手に詠みたい。。
もがいています。

今回のお題は「透」。

よろしくお願いいたします。

[みずうみを塗っていた筆あらうときしずかに透けてゆく君の声/杉谷麻衣歌集『青を泳ぐ』より]


締め切りは
9月13日あたりに。
またお知らせしますね。


1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。
  50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
4:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選
び、その選出理由を書きこみます。
5:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
6:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。

コメント(64)


オブラート秋の陽に透く指さきに印象派のごとたたむ薬剤
おはようございます。

早いもので
本日締め切り。

予告どおり、0時に。

「透」を浮かべて
くれて嬉しい。

では。
睡蓮の透けゐるさきに八月の独裁者たるをんながひとり
みなさま
ありがとうございました!

少し
緊張しております。。

私の力不足な部分は、
後でわいわいして下さい。

では、読んでいきますね。
>>[1]

透き通る犬のまなこの飴色の琥珀の中に閉じ込めた我

「の」の多いリズミカルな
歌ですね。
透き通るまなこ。
そのピュアな美しさは、
宝石にも匹敵する。。
その中に、私を映して。

綺麗な情景が浮かびます。

そこにあるのは悲しみか喜びか。
気になる。。

どんな心があるのかな。

そこで、「閉じ込める」という言葉をヒントに読みましま。

私もあなたのように純真な生き物になりたい、と。

飴色の琥珀。
もしかしたら、琥珀という言葉で質感と色は見えるので、他の表現があるかもしれません。
>>[2]
ホルベインの透明水彩絵の具赤い箱に並べて満足

ホルベインの真っ赤な箱。
懐かしいです。
絵を描く方ならではの発想。

箱にピッタリとおさまった絵の具の満足感。よいですね。

メーカーの名前が出てくるのも、面白いなと思いました。

「透明水彩えのぐ」とすれば、次の文字の赤が見やすくなりますね。

欲張りを言えば、透明水彩絵の具にしたこだわりみたいのが見てみたい。

あえてこの品にした心模様とか物語があったら、より素敵になるかと思います。
>>[10]
 ゴウゴウと突発豪雨傘も無くブラウスも透けブラの眩しき

透けブラって
ときめくのかな?

眩しくて綺麗だなって目で、私も見てみたくなりました。
しかし、じっと見てはいけない。。

音にこだわってらっしゃる。
せっかく濁音が多いので、
「ゲリラ豪雨に傘もなく」
にしても面白いかも。。

ゴウゴウの音が気になる。
豪雨はゴウゴウかな。

ブラウスとブラの「ぶ」の音は
心地よいです。
「ブラは眩しく」
のほうがブラが強調できるかな。

透けブラの色を入れて詠んだら、花が咲いたようで色っぽいかもしれません。
>>[11]
生き物は夜に孵化する透き通る裸の月の光を浴びて

孵化。
卵生の生物の誕生ですね。
ぱっと浮かんだのは蝉だけど、蝉は羽化となります。

殻を脱ごうとしている。
その頭上には透き通る裸の月。

私は海亀を浮かべましたが、
鳥や魚も発想できます。

月の光は不思議。
夜に孵化する生命の不思議。
不思議そうに眺める瞳は不思議。

月の満ち引きが生命の誕生に
関係していると言いますね。

命のひしめいている夜を体感した気になります。

「生き物は」の出だし。
強くひと呼吸ついてしまうような。私は、少し重たい気がしました。あえてかな。。

裸の月。
何もまとわぬ最初の姿は、
透き通るほど美しく、
平等なのかも。
>>[16]
大っ嫌い死ねバカ阿呆かクソッタレ(透視しやがれ)(抱き締めやがれ)

おお、パンク。
素直になれない姿が伝わってきます。
言いたいことは、「抱き締めやがれ!」ですね。もどかしい。

強い。
読み手はパンチの連弾を受けます。

すべてがツンツンでなく、どこかに女性らしさが欲しいような。。

最後を"もう抱き締めて"とか。

詠み手は、「れ」の音でビンタしたいのかもしれないけど。。

透視という言葉は面白いですね。
透視できたら両想い。。
世の中にあふれているだろうな。

私も、透視してほしい。
>>[17]
違うのにエレベーターの透かしっ屁(屁負比丘尼よここにいたまへ)

これは、照れます。。

科負い比丘尼か。
良家の子女の身代わりになった
尼。。江戸時代には本当にいたんですね。

それにおならの罪を着せようと??

すでに無実の罪を着せられているのは詠み手の方ですが。

罪をなする連鎖か。
そう考えると面白い。。

しかし、照れますな。。
>>[18]
糸雨 糸雨 糸雨 残りの月が透かしおりコンビニの白き袋なまやか

耳を澄ましたくなるような。
涼しさを感じるような。
五感にうったえる歌。

「糸雨(しう)」も「なまやか」も、心引かれる言葉です。

水滴が煌めいているような。
ちょっと綺麗すぎるかな。。

白い袋のなかはいったい。

「なまやか」は若々しく美しい。
そのせいか、ふっくらと膨らんだ袋を思わせます。

「残りの月」で、明け方のさみしさや疲れを感じさせつつ。
そう、明け方にひとり。

「糸雨」を並べて霧雨が降っているのを描いていると思ったのですが。。
「残りの月」で?となりました。

雨のあとの月かな。

残りの月に何を見透かされたのか。。気になります。
>>[19]

「かぎりなく透明に近いブルー」とか  

 スカした短歌できない私

透明とスカす。
なるほど。。
このスカすは透かすとともに、気取るやすますの意味を持ちますね。

楽しいです。

「限りなく透明に近いブルー」は、村上龍氏のデビュー作。
性や薬物、暴力など、生理的に受け付けない方もいるかと。
しかし、文章の美しさはかぎりなく透明。青い美しさが煌めいていると言う人もいます。

この短歌は、小説を読んでいなくても読めますね。

私は「とか」がひっかかるな。。

つぶやき形式にしてみたり。
何か動作を入れてみたり。
いろいろ出来そうです。

空白の部分は、絵を描くみたいな感覚かな。

ここがばっちり空いている説得力がほしい。

計算されていると思うのですが。
>>[21]
目を見れば何でもわかると言ったってどんどん透けるアイスコーヒー

わからないことの切なさ。

答えのないまま過ぎる時間が、
透けてゆくアイスコーヒーで表現されている。

アイスコーヒー(ブラック)の色が浮かぶのも、よいなと思いました。
コップについた水滴も、歌に透明感を出します。

私は、句またがりや1音多いのは気にならないです。

向かい合っていても
隣にいても
わかりたくても
わからない人。

それは、質問するのが恐いほど、好きな人なのかもしれない。。
>>[23]
跳ねるたび透けてゆくようまひるまの雲の海ってあなただったの

雲の海。
クレーターかな。
月の海のひとつかと。
(ウサギの太ももあたりです。)

ぴょんぴょん跳ねるたび透けていく。「跳ねる」は、喜びに近いような気もしつつ。。

私は、「あなた」は遠いのだと思いました。

明るい響きに反して、届かぬ人を想っている。
触れられない。
透明なひと。

また、これを雲海と読んでしまうとまったく違ってしまう。
雲海は、山の頂上から見おろす風景なので。

「雲の海」。

月か、雲の姿か、人によって浮かべる絵が違うだろうな。

他の人はどう読んだんだろう。
興味深いです。
>>[24]
綿毛なら飛んだよ路地の茎の告ぐ 地雨のあとの初夏らしく透く

地雨。
長く続いた雨ですね。
最後の「初夏らしく透く」が気持ちいいです。
真っ青な空が見えます。

季節の移り変わりとともに、
このままずっと続くのではと思われていた悲しみが去っていったとも読める。

雨に洗われたあとに残された茎。

綿毛は雨に泣いたんじゃなくて、飛んだんだ。

詠み手の方がそう感じたことに、あたたかくなりました。

心洗われる。
>>[26]
オブラート秋の陽に透く指さきに印象派のごとたたむ薬剤

綺麗。
そして哀切。

オブラートの薄紙が
秋の陽を透かして。。
ゆびが輝く。

「印象派」から光の変化や色彩を感じますね。

包んでいるものは、薬剤。
美しいと気づいた瞬間。

それを取り込んだら体内も
透過してしまいそう。。

ひとつの場面を切り取って絵画へと。
しばらく、眺めておりました。
>>[28]
睡蓮の透けゐるさきに八月の独裁者たるをんながひとり

睡蓮の透けている先。
読み手は誘導されるように追いますね。

そこでびっくりする。
「独裁者」。

睡蓮の花言葉は清純な心。
7月〜8月の花。
ゆえに、蓮が咲いているのだとわかります。
白かな。
薄紅かな。

その花を従えたような独裁者。
対比が面白いですね。

美しい人なんだろう。
圧倒的に心を占めているひと。
それは、神様に近い。

この「をんながひとり」を、私は唯一のひとと読みたいな。
では
発表です!

優勝は。。
パンタタさん。
気づきをもらいました。

オブラート秋の陽に透く指さきに印象派のごとたたむ薬剤


次点は。。
りなさん。
可愛い。

目を見れば何でもわかると言ったってどんどん透けるアイスコーヒー

です。
ありがとうございました。
>>[38]
講評、選歌お疲れ様でした。
そして次点ありがとうございます\(^^)/
嬉しいです。

パンタタ☮さん、最優秀おめでとうございます。
オブラートの真ん丸と秋の陽が重なる映像が美しく、うっとりしました。

蜜柑さんの
大っ嫌い死ねバカ阿呆かクソッタレ(透視しやがれ)(抱き締めやがれ)
がツンデレで好きでした。
>>一花さん
講評、選歌お疲れ様でした。
優しさに溢れながらもしかとした詩人の目での講評はとても素晴らしく憧れます。
小気味好い数々の短編を味あわせていただいた気分です。
ありがとうございました。

>>パンタタさん
最優秀おめでとうございます。
繊細で美しい秀歌、素晴らしいです。
次回よろしくお願いいたします。

>>[043]

講評お疲れ様でした。
たいへん丁寧かつ優しさ溢れる評でした。

パンタタさん
おめでとうございました。
透が活かされた綺麗なお歌だと思います。
>>[43]



とても爽やかなスッキリとしたご講評、ご選歌ありがとうございます。透というお題でしたので目に見えるような爽やかさな短歌や作者の個性光る面白く挑戦的な短歌も数々あってどの作品も読み応えがあって楽しませて貰いました。


パンタタさん、最優秀賞おめでとうございます!素敵でした!印象派がきいてました。印象派とオブラート。いい取り合わせですね!

私のお気に入りです

りなさん

目を見れば何でもわかると言ったってどんどん透けるアイスコーヒー

この短歌をはじめて目にしたとき、気持ちが良く伝わってきて、これはいいな短歌だなぁと思いました。

蜜柑さん

大っ嫌い死ねバカ阿呆かクソッタレ(透視しやがれ)(抱き締めやがれ)

これはもう、江戸弁って感じで小説の一節みたい。好きです。べらんべえって感じで続くんだけど、最初の大っ嫌いに女心が集約されてて後はどこまでも勢いっていうのが面白いかったです。


カニパンさん


綿毛なら飛んだよ路地の茎の告ぐ 地雨のあとの初夏らしく透く

短歌の1番いい形のような、読みたかった短歌っていうか。そう、こんな短歌が読みたかったです。ありがとうございます。


他にも好きなのたくさんあって、透けるブラとか、豪雨に作者の冒険心を見る思いがして、良かったなぁ。



一花さん、
選歌、講評お疲れさまでした。
ずいぶんと短歌点はご無沙汰していたので、
最優秀、いつ以来かなあ。
ありがとうございました。
次のお題、過去のを参照しますので、すこしお時間いただきます。


私がいいなあ、と思ったのはカニパンさんの歌で、
これは地金が優しくないと詠えない。
歌ばかりでなくどんな人だろう?と人柄を想像させる、
飛行距離の長〜い歌でした。


では、しばらくお待ちください。
ありがとうございます。
お疲れさまと言っていただくと、
ほっとします〜。


俳人の黛まどかさんが本に書かれていたのですが。。

「どんな時に俳句が浮かびますか?」と聞かれて
「締め切り直前に」
と答えたと。
俳句とは感動の編集であると。

私もそうそう!とうなずきました。
感動の蓄積や言葉の貯金が、ずっとあとで繋がって歌になったり。

だから、締め切りがあることは創作の助けのひとつなのかも。

「短歌点」とみなさんに感謝を!
>>[049]

本当にお疲れ様でした。

一花さんの言葉には詩があり、優しさがあります。
ありがとう。
>>[34]
講評と選歌、お疲れさまでした!
すんなりと耳が傾いてしまう素敵な講評でした。

拙歌にパンクのコメント、ありがとうございます(笑)
「れ」の音でビンタ、は、それに近い気持ちで詠んだので何か伝わるものがあってよかったです。
可愛さは滲ませたくなかったのと、伝えても伝えても真っ直ぐに拾われないことへの腹立たしさと、でも、簡単には終わりに出来ない複雑さと、人は時々ややこしいなと思うので、そんな感じを詠みたかったのでした。
取り繕わない気持ち。
悲しみのある怒りは言葉を醜くするような気がしてます。
それもまた悲しい。

パンタタさん、おめでとうございます!
私も大好きな短歌でした。
自分の出した歌の醜さと対極にあるような歌に打たれていました。
やっぱりパンタタさんの短歌はいいなぁ。

パンタタさんの他のお気に入りは、カニパンさんでした。
カニパンさんの綿毛の短歌は、頬をかすめる、みたいなのが以前あったように思うのですが、ちゃんと諳んじることはできないけれど、あの短歌もとても好きでした。
>>[44]
お気に入りに選んでいただいてありがとうございます!
>>[47]
こんな乱れた短歌を気に入ってくださってありがとうございます(^^)
>>[53]

浅田次郎の小説「輪違屋糸里」。新選組の話でありつつお梅という女がかなり印象的なんです。菱家という京都の呉服問屋の旦那が江戸で見初めて京都に連れてきたのがそのお梅、やたらすれっからしで啖呵をきるのはお手の物。そのお梅が旦那について京都へ。そこで自分が二号さんとはじめて知ったものの、愛人女中として住み着きまして、徐々に商売の才覚をあらわしまして。ついに本妻を追い出して自分がその座に収まるところまで行くんだけど。京都はお梅に冷たくてね。踏んだり蹴ったりの日々をお梅は最後まで啖呵はり続けるの。なんか、この短歌はそのお梅を彷彿とさせるものがあって。小説の一節みたいと言ったのはそのことなの。ああ、お梅だなぁと思ったんです。この小説は土方歳三と糸里という芸者の話でもあるんだけど、私はお梅に思いっきり感情移入したな(*´∀`*)

>>[54]
そんなお話が(^^)
何かにリンクするものってあるんですね。
一花さん、はじめまして。
講評、選歌お疲れさまでした。

「限りなく透明に近いブルー」
実はこの小説を読んではいません。
お題が「透」だったので咄嗟に浮かんだこの小説のタイトルを詠み込み
サッと作りました。一花さんの真摯な講評に脱帽です!

皆さん、鋭い感性と技量の持ち主のようで勉強になります。

どうぞ、よろしくお願いします。
パンタタさん、
入選おめでとうございます。
すんなり情景が浮かぶ良い歌でした。
「印象派」・・・どういう絵か分かりませんが言葉が利いていますね。
>>[54]
強がりのなかに弱さがあって、そうしなければ生きられないのに誤解されちゃう。
ひとの見えてる部分ってほんのちょっとだな。。
蜜柑さんの歌のなかにお梅さん。。「抱き締めやがれ」が可愛いなって思いました。
小説のお話し、ありがとうござます。楽しいです。
>>[57]
そうなんですね。
読まれてないのに詠むとは。
大胆(笑)。

これからも、よろしくお願いします。
>>[59]

お梅が言うと啖呵になって蜜柑さんが詠むと短歌になる。面白いねー!
月形さん、パンタタさん、蜜柑さん
過大なお言葉ありがとうございました。

特にパンタタさんの言葉は自分を省みる切っ掛けになりました。少しでもそれに近づけるよう努力したいと思いました。

自分はりなさんの歌が好きでした。

最後になりましたが一花さん選歌講評お疲れさまでしたmm

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