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短歌点コミュの短歌点743△お題「スーパー」

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コミュ内全体

「耳」から引き継ぎました。
今回は「スーパー」でお願いします。
カタカナの「スーパー」を使ってください。


とつぜんのスーパーアメフラシ父さんの見る海にボクは棲めない(山下一路)

難しいかもですが、お待ちします。
よろしくお願いします!


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。
  50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
4:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選
び、その選出理由を書きこみます。
5:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
6:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。

コメント(56)

かさねあへどもまづしき言葉よ、スーパーカミオカンデに雪ふりはじむ
貴重種の虫を採るなと云う山をスーパー林道伐り裂いて行き
スーパーのカート押す時重力は少し手加減してくれてるの
短冊に「スーパーサイヤ人になる」なれたらいいね七つの真玉

真玉(またま)
空蝉のくだけちるおと耳にしてぼくはスーパーマリオを辞せり
ではではしめきります。少しお時間ください。
超スーパーウルトラミラクル改ごめんおくれたけれどかえってきたよ
(選歌対象外)
>>[1]

君と観た「スーパーマン」のロードショー観たのは君とじゃなかったのかも

「君と観た」とさわやかに言い切ってからのねじれ、「観たのは」からの口ごもり方が上手です。「君」に対する思いも何となくつたわってきて、いいですね。こういう微妙なところの心理を明確にとらえて、ストレートに表現しているつよさがあると思います。どこかさわやかで明るい印象が残るのは、「スーパーマン」というセレクトだからかもしれません。性格よさそうな主体。
>>[2]

告白は低めの棚にあげといてスーパーモルツをクッと飲み干す

「低めの棚」が具体的で、「あげといて」の軽さがよく伝わってきます。が、軽いだけでなく苦みや切なさも滲んできてこちらに手渡されるのですね。ビールを飲まないのでブランドごとの味の違いが分からないのですが、スーパーモルツは「クッと飲み干す」感じなんだなということを想像できるおもしろさ。「は」がよくて、気持ちを引き摺りながら飲んじゃっている(景気付けに飲んでいる面もあるのでしょう)弱さや意地、複雑な心理があらわれています。
>>[3]

同じだよ、太平洋の真ん中のスーパーボールは君からだった

「太平洋の真ん中のスーパーボール」の情景が印象的です。「同じだよ、」「君からだった」がもうすこしだけここにつながっている〈感じ〉が欲しいと思いました。君が思いを託した届きようのないもの、それは同時にわたしが君に託した何かでもあり。何らかの、交流やタイミングや失ったもの、心が描かれているように思うのですが、ちょっともやっと分からなさが残る歌。その分からなさこそがポイントな気もします。
>>[4]

収斂を恐れてスーパーボール散る叫べば済むと思ういろいろ

何かを風刺しているのかなあ。「スーパーボール」が「散る」のが不自然だと思いました。スーパーボールのような「人たち」かもしれません。予算委員会の情景など思い浮かべたのですが、どうでしょうか。「収斂を恐れて」に始まりだんだんやけくそ感やあきらめの空気がにおってきますが、歌のなかでその思いや感覚が完結してしまっている気もします。もうすこし伝えたいことの説明に言葉を割いてもいいのかもしれません。
と書いてきて、もしかして描かれているのは「スーパーボール」そのものかもしれないなあと思いました。そのように読むほうがわたしは好みです。「収斂を恐れて」の必死さが後々心に残ります。ここの良さが自分に浸透してくると、下句のどうにも切ない感じにも愛着を覚えるようになってきます。
>>[10]

眞子さまのおでこのあたり速報の字幕スーパーぽろろんと鳴る

「ぽろろん」が上手。なんか間抜けな、のほほんとした幸福な(世間の)空気感が伝わってきます。よく観察しているところが歌のベースを支えていると感じます。視覚から聴覚への展開が急で、「ぽろろん」が不思議に心に残る。無意識に、「眞子さま」を思い返すときに「ぽろろん」が一緒に思い返されるようになってしまった人もいるのでしょうね。観察力を鍛えるのに、ちょっと意地悪な感覚というか「おもしろがる」感覚は大事だなと思いました。
>>[11]

スーパーにながれるわたしの矢野顕子やさい売り場のトマトがひかる

「矢野顕子」に「わたしの」をもってくる感覚、すごく分かりました。「やさい売り場」「ひかる」のひらがなの感じはとても「矢野顕子」っぽいです。つやっとした都会のひそかなエネルギーや野生が感じられ、なんだかじーんとします。深夜の、道路沿いの、ちょっと高めのスーパーを想像したり。自らの心情への距離感のあやうさ、揺れがよい歌。


(あらしまった、間違って「イイネ!」をクリックしてしまって取り消しました。いいなと思っているのですが今とりあえずそこは示さずコメントを書いていきます)
>>[12]

ひさびさに泣いたのだからもう意味は必要ないよ字幕スーパー

「泣きたさ」ありきで映画を観たのかな。ドライな感覚と軽さの背景に、理知的な性質や虚しさがそこはかとなくただよっています。「泣いたのだからもう意味は」とふわっと山をつくって言い切る感じが良いです。ちょっと文語っぽい気配が漂っているのが個人的に好みです。
>>[13]

みよちゃんを三回噛ます蟹シュウマイ並べなおしてスーパーは凪

「みよちゃん」は犬?みよちゃん「に」蟹シュウマイを噛ませるために並べなおしているのかと読んでいたのですが、違いますよね。蟹シュウマイを並べ「なおす」感覚が不思議でとても惹かれます。「蟹シュウマイ並べなおしてスーパーは凪」の部分がすごく気に入ってしまって、「みよちゃんを三回噛ます」が謎でした。
>>[14]

父さんにもウルトラスーパースペシャルな疾風怒濤の青春はあった

ちょっと古い味わいだなあと思いました。昔のことはもういいんじゃないか、「青春」もダメ押しな感じがします。「ウルトラスーパースペシャルな疾風怒濤の」の勢いに読まされてしまう感覚もあって、インパクトありました。
>>[15]

万引きを了えてオイルの虹色のスーパーを出づ 雨にぬれつつ

「了えて」や「虹色」の表記に惹かれました。「了えて」「オイルの」もですが、「出づ」「ぬれつつ」の引きずり感が音的に時間性を感じさせてきます。(了えて出たんだな、ぬれながら)、と、読むときにここに流れている時間感覚と親密になっていく感覚は、体感につながりますね。「了」えたのだが、同時に複雑な何かが内側から始まっている気配を感じます。「オイルの虹色の」とは雨にぬれた油のことでしょうか。
>>[17]

かさねあへどもまづしき言葉よ、スーパーカミオカンデに雪ふりはじむ

「スーパーカミオカンデは、世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置。」
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/index.html
ここで、VRの試みがありました。実験室の扉に書き殴られている(合成かな、どうなのでしょうか)研究者たちの肉声にどきっとします。「言葉」がここまでの知や興味や、生の発端なんだなと、この歌の力と一緒になってそう思わされました。「雪ふりはじむ」はきれいで果敢なくて似合いすぎる気もしますが、いい歌だからいいよとも思います。言葉に何かを求めてしまう人のまずしさと、「ふ」れてくる雪の合わさったところ、すれ違うところの味わい深さ。饒舌な音数もこの世界に合っているのではないでしょうか。
>>[20]

ひと針をまたひと針と繕ひぬスーパーマンの脱ぎし帷子

そうだった、スーパーマンだってひとりでスーパーマンになったわけではない。
たたかってぼろぼろになった帷子を徹夜して(とは書いていないけれどそういう光景が思い浮かびます)縫ってくれる人がいる(いた)かもしれない。また、今、自分のマントを自分で縫っているのだとしても、かつて繕い方を教えてくれた人はいただろう。普段は見えない姿を誰しも抱えているということ、目立つということには理由やその周囲に目立たない存在があるということに心が動かされ、はっとする歌です。
妙に具体的で雰囲気のある手ざわりが心に残るのは、「帷子」という言葉や手縫い感からかと思います。上句のリズム感や助詞が上手だと思いました。スーパーマンのイメージをちょっと転換してくれる、どこかコミカルであたたかな読後感です。
>>[21]

貴重種の虫を採るなと云う山をスーパー林道伐り裂いて行き

漢字の使い方に、雰囲気やどこか作家性のようなものを感じました。何か一癖ある感覚だ、と。山が、伐り裂く人間たちに云っているのですよね。山自身の感覚になって詠まれているところに興味が湧きます。「自分自身を伐り裂かないでくれ」ではなく「貴重種の虫を採るな」なんですね。そこに、山なのにどこかしら「人間らしさ」と、意外さがあり、「山の想い」としてこちらにじわじわ届いてくるようでもあります。
>>[24]

スーパーのカート押す時重力は少し手加減してくれてるの

なるほど!そうかもしれません。カートをわたしはあまり使わないのですが、なんかふっと思い出せそうになりました(曲がるときが難しかったような感覚とか、動かし始めの抵抗感とか)。作者の価値観やものの見方の自在さが何となく感じられるようで、わたしには新鮮に感じました。「手加減」の人間味が味を出しているところ、軽めの文体があわさってひとつの世界観につながっています。
>>[26]

短冊に「スーパーサイヤ人になる」なれたらいいね七つの真玉 真玉(またま)

下句、人の良さが前面に出過ぎている気がします。「なれたらいいね」は言わないほうがじんわり読み手に伝わるのでは。「真玉」という響きが美しくて惹かれます。この美しい言葉でおさえることで、上句のひとつの祈りへ応えている感覚が感じられました。
>>[27]

空蝉のくだけちるおと耳にしてぼくはスーパーマリオを辞せり

マリオがひゅーんと落ちるあの音と絵を思い浮かべました。スーパーマリオのような便利な役はもうごめんだ、みたいな背景があるのかもしれない、とも思いますが、この歌の雰囲気をそのまま受け取りたい感じです。スーパーマリオと空蝉の取り合わせにうなりました。「くだけちる」「耳にして」「辞せり」といった語の選択が、この意外な取り合わせにムードを与えています。
>>[29]

超スーパーウルトラミラクル改ごめんおくれたけれどかえってきたよ (選歌対象外)

おかえりなさい。と素直に言いたくなる歌。「改」でひとひねり入れて、ここまでの悪意のない言葉の詰め込み方や「かえってきたよ」のどこか切実なメッセージ性には、なにか自分のなかで新しい歌の鑑賞眼が芽生えそうな気もしました。
★お気に入り

収斂を恐れてスーパーボール散る叫べば済むと思ういろいろ(カニパンさん)

眞子さまのおでこのあたり速報の字幕スーパーぽろろんと鳴る(センチネルさん)

スーパーにながれるわたしの矢野顕子やさい売り場のトマトがひかる(笠原メイさん)

みよちゃんを三回噛ます蟹シュウマイ並べなおしてスーパーは凪(オンボロイドさん)

万引きを了えてオイルの虹色のスーパーを出づ 雨にぬれつつ(テキーラ@「鉄火巻」さん)

かさねあへどもまづしき言葉よ、スーパーカミオカンデに雪ふりはじむ(nero.さん)

ひと針をまたひと針と繕ひぬスーパーマンの脱ぎし帷子(はしるさん)

空蝉のくだけちるおと耳にしてぼくはスーパーマリオを辞せり(みやま くはがたさん)



★特に最後まで気になったのがこちらでした。

みよちゃんを三回噛ます蟹シュウマイ並べなおしてスーパーは凪(オンボロイドさん)

万引きを了えてオイルの虹色のスーパーを出づ 雨にぬれつつ(テキーラ@「鉄火巻」さん)

空蝉のくだけちるおと耳にしてぼくはスーパーマリオを辞せり(みやま くはがたさん)


>>[17]

次のバトンは、nero.さんにお願いしたいと思います。

かさねあへどもまづしき言葉よ、スーパーカミオカンデに雪ふりはじむ(nero.さん)

スーパーカミカオンデを映像で体感したのも大きいのですが、いい歌だなあと
じーんとしました。



みなさま、ありがとうございました!
とみいえさん、
お疲れさまです。

スーパーカミオカンデ
知らなかったな。。
とても興味深い。

スーパー。
わたしには、インパクトが強くて難しい言葉。
ときどき今でも、マイルドに出来ないかな〜とぼんやり考えたり(..)

ありがとうございました。
>> とみいえひろこさん
講評・選歌お疲れ様でした。
思いのこもったお優しい講評は素敵でした。
楽しませていただきました。
実は、私…一滴も飲めない下戸です、人の様を見て詠んだ…みたいな歌でした。

>>nero、さん
最優秀おめでとうございます。
次回よろしくお願いいたします。
楽しみにしています。
こんばんは

とみいえさん
講評、選歌お疲れ様でした。
ひとつひとつのおうたを、きちんと大切な場所を捉えて書かれている瑞々しい文章、読んでいて気持ちがよかったしひきこまれました。(生意気いってスミマセン)

拙歌をお気に入りにいれていただき
とても嬉しかったです。

nero.さん
最優秀、おめでとうございます。

カミオカンデがまだ登場しないころ、池澤夏樹の「スティル・ライフ」という短編を読み、宇宙からチェレンコフ光という微粒子が降ってくる、と知りました。
VRをみて凄いことになってるんだな、と驚きました。まづしき言葉を愛おしいとかんじました。

お気に入りのおうたは、はしるさんと
カニパンさんのおうたでした。

叫べば済むと思ういろいろがあたしにもあるらしいです。

はしるさんはスーパーマンを縫ったけど、私はニャン吉とうさんを縫いました。

ありがとうございましたmm
>>[48]

講評と選歌お疲れ様でした。izumiさんが言われた「瑞々しい文章」という表現は、ぴったりだと思います。勉強になりました。

拙歌にもったいない評価をいただき恐縮です。。お題、考えさせていただきます。。

薊さん、izumiさん、ありがとうございます。
>>[49]
スーパーカミカオンデ、わたしもです。。
スーパー、題でなければあんまり進んで使わない言葉ですよね。
字幕スーパーは思いつかなかったので新鮮でした。
ありがとうございました。
>>[50]
味を知っている歌ではなかったんですね。
でも雰囲気すごく出ていました!
薊さん、何となしにいつもコメントくださってありがとうございます。
>>[51]

ありがとうございます!
時間をもらって読んでいると、
それぞれの歌のうちに、志向や大切にしたがっているものがあらわれている感覚を何となく感じることができますね。
瑞々しい、とても嬉しかったです。
>>[52]
ありがとうございます。
気付けばまたnero.さんへお願いするかたちになってしまいました。
この歌の気分にわたしは慰められたような気がします。
素敵な世界観でした。

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