ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

短歌点コミュの短歌点△703お題「犬」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コミュ内全体

こんにちは、きくさんよりバトンを頂きましたサワオです。
年末年始、楽しくわいわい出来たらと思います。

お題は「犬」でお願い致します。ワン!
よろしくお願いいたします。


ゆるくスウィングしながら犬がこっちくる かみつかないでほしいと思う(永井祐)


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。
  50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
4:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選
び、その選出理由を書きこみます。
5:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
6:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。



コメント(70)

円盤犬(フリスビードッグ)のごとく清武のパスを追いたる永井謙祐
皆様、出詠ありがとうございます!ここで締め切ります!!
では、歌の鑑賞に入っていきます。

誤字脱字、読み違え等あるかもしれません(あるにちがいない 笑)が、それらは選歌後のワイワイで!!
◯犬の目は甘露飴にそっくりでカラコロ舐めればおそらく甘い

猫の目は悪戯っ子のよう。犬の目は優しい。
とろりとした目は確かに飴のようですね。
気付きの一首!
◯我が犬よ優しい顔で眠る仔よ夢をみている?私は出てる?

眠る犬の夢の中に、ご主人様がでてきますように。あたたかい暖炉に当たりながら寝息を立てる大型犬が浮かんできました。
◯おすわりとおてとおかわり習得し仔犬は私より昇格し

犬を褒めて、自分を卑下しているようにも読めますが、飼い主の親バカっぷりも感じられる。
家族愛ですね!

◯繰り返す「愛してるよ」に『ボクも』だと応えるこの仔は犬で無く人

よく人を動物に例えて「〜のような」と言う事ありますね。
犬のような人、、、決して裏切らない慈悲に満ちた感じでしょうか? 犬に例える事で気持ちの強さを感じました。
◯月よそう優しく照るな老犬が水ばかり飲むお手ばかりする

そのまま読むだけで涙腺が緩む歌ですね。
下句の“水ばかり飲むお手ばかりする”が、老犬の不調さ、ご主人に対して元気に見せようとする健気さが感じられます。
シンプルな作りで、感情を揺さぶられる。
短歌っていいなー。
◯その昔だいと呼びにし犬在りき祖を北方にせし美丈夫なりしが

ダイくん、秋田犬かな?
キリッとした目と、強そうな姿勢の良さが浮かびます。美丈夫とあるので、イケメンだったんでしょうね。
新年会でみんなして懐かしがっているような雰囲気が浮かんできました。炬燵に入りながら、ね!
あたたかい一首。
◯犬。嘘つき。唾せずに君出てゆきぬ頭の熱き赤ん坊に冬

赤ちゃんが熱で寝込んでいるのでしょうか?
唾せずに部屋出て行ったのが犬かな?
嘘つきと繋がらなくて一読から悩んでいます。。

繋がればパッとピピッと来そうなんですが。皆様とワイワイで更に鑑賞出来たらと思います。
膨らませましょう!
◯あなたより見知らぬ仔犬がやさしくてわたしの右手を舐めてくれてる


振り向いてくれないあなた、または関係があまりうまく行っていないあなたよりもたまたまやっできた仔犬の方が優しい。
なんとも切ない一首です。
もし「犬=気にかけてくれる男性」だとしたら、
優しい人になびいてしまいそうな心理とも読めて、読後感がガラッとかわりますね。
◯ほんとうは犬を飼いたかったのだ優しいキスで起こすな山猫

恋人についての歌と読みました。
優しくて、言う事を聞いてくれる人が良かったのに、、イタズラ好きな猫タイプに惹かれてしまった。。。
ラブコメ読みしてしまいました。
◯ちぐはぐな会話成り立つ父母にリードひかれて犬はかすがい

「子はかすがい」と良く言いますが、お父さんお母さんに取って今は「犬がかすがい」なんですね。
不器用な昭和男なお父さんが、散歩をきっかけに、お母さんと話をしようと頑張っているようにも読めて、なんか良いです。
◯正月の日向をまろび年寄りを引く犬 窓に眺めつつ猫

お年寄りを散歩“させる”犬を窓から見ている猫。
結句で出てくる猫のおかげで視点が変わり、映像を観ているようです。
正月の澄んだ空気を連想させてくれて、なお映像的。
◯蓄音機 ニッパーという犬覗く「ただいま、僕のいい子はどこだい?」

ビクターのワンちゃんですね。
女性ボーカルのレコードのお気に入りをナンパ気分で物色しているのでしょうか。
“僕のいい子”と言う語り口が昔の映画の言い回しのようでいいですね。

おなじみのビクターマークもこの歌のイメージで見ると可愛いなぁ。
◯そういえばいつから野良犬はいなくなったのだろう僕はいるのに

野良犬達が街から次第に消えて行った事で僕がさらに際立ってくる。
一読して溢れる孤独感に胸がギュッと締め付けられます。
後ろから僕を抱きしめてあげたくなる。

確かに最近野良犬は見なくなりましたね。。。
◯来客に身を低くして見得を切りここぞとばかり吠える柴犬

怪しい人が来たら吠える。
番犬としての仕事に誇りを持っているんでしょうね。
凄いでしょ?とアピールしてるワンちゃんが浮かんできて微笑ましい歌です。
◯猟犬の目は透き通る空のように冬の水面を静かに見ていた

音のない森の湖畔で、じっと獲物を待つ猟犬。
透き通る空の様と読まれた瞳に、アスリートのような張り詰めた緊張感を感じました。
競技が始まる前の張り詰めた感じ。
◯臨月のわたしのまへをゆつくりと犬横切りぬ二十年前

何気ない事だけれど、やけに記憶にこびりついている事柄ってありませんか?
こちらの歌は、まさしくそんなタイプの記憶を詠んだ歌なのでは?と感じました。

「この子がお腹にいた時に、稲が横切ってね。なぜかよく思い出すの。」

お子様は新成人になられたのでしょうか。おめでとうございます!優しいお母さんの歌だ。
◯円盤犬(フリスビードッグ)のごとく清武のパスを追いたる永井謙祐

ぴゅんと投げたフリスビーに向って一目散に駆けていく犬を、サッカーのパスに見立てた秀逸さ!

サッカーと言う種目を詠み、さらに著名な選手名まで入れ込んでいる事で、更に味になっていると思います。
スポーツの速度を詠んだ歌ってありそうでない気がする。 一読好きになった一首です。

お気に入り選です。


月よそう優しく照るな老犬が水ばかり飲むお手ばかりする

そういえばいつから野良犬はいなくなったのだろう僕はいるのに

臨月のわたしのまへをゆつくりと犬横切りぬ二十年前

円盤犬(フリスビードッグ)のごとく清武のパスを追いたる永井謙祐

パブロフの犬となりゆくこひごころけふの便りもしらぬ人より
次点です。

月よそう優しく照るな老犬が水ばかり飲むお手ばかりする
(ふみまろさん)


短い言葉で感情を揺さぶられる。
短歌っていいな、と思わせてくれました。
最優秀です。


円盤犬(フリスビードッグ)のごとく清武のパスを追いたる永井謙祐
(やませばG2さん)

ボールのスピード感や、犬の見立てなど見事だし、とても僕の好みでした!


お年玉になるかどうかですが、やませばさん、バトンタッチお願いいたします!

さぁ、ワイワイ始めましょ!
あけましておめでとうございます。
最優秀にとっていただきありがとうございました。
今年は原点に戻って短歌に注力していきたいと思っておりました矢先のことで
大変うれしく存じております。
>>59 そうですね、ロンドン五輪の男子代表試合です。
とんでもないところに向かって蹴りだしたかのように見える清武のパスに、あれよあれよという間に追い付いて攻撃を組み立てる永井は、その時確かに世界の注目の的でしたが、残念ながら足元の技術やシュート力に欠けるきらいがあっていまだA代表になれておりません、今シーズンは名古屋からFC東京に移籍とのこと、腹立つくらいに美人の奥さんのためにも奮起を期待したいところです。

閑話休題。

◯犬。嘘つき。唾せずに君出てゆきぬ頭の熱き赤ん坊に冬

鑑賞です。
私は「犬。嘘つき。」が出てていった「君」の捨て台詞。
残された自分を自嘲気味に描写したのが「頭の熱き赤ん坊」であると解釈しました。
別れ際とはいえ自分の想い人を「犬」呼ばわりするまでには、いったいどのような修羅場があったのでしょう
か?
私としては「犬」と「嘘つき」のイメージがうまく重ならないのですが(だって犬は嘘つかない動物でしょう?むしろ嘘つきにふさわしいのは猫じゃないかと。しかし、「犬」は悪罵になっても「猫」は悪罵にならない。いぬにはどうじょうのよちがありますね。)
>>[57]

講評・選歌お疲れ様でした。
犬と暮らし犬と語り犬を思い、犬無しの人生は考えられない私です。
かわいいお題で嬉しかったです。
優しい講評ありがとうございました。

>>やませばG2さん

最優秀おめでとうございました。
カレー楽しそうですね。
よろしくお願いいたします。
サワオさん、お疲れさまです。
ありがとうございましたぴかぴか(新しい)

犬という響き、難しかったです。
円盤犬かぁ。なるほど。。
パブロフの犬、柴犬、老犬。。
勉強になります!

私も、ユッコさんの歌に惚れました(^^)
>>[065]

ありがとうございました。
私の犬は16年で亡くなりましたが、茶色い瞳は最後まで甘そうでした。
サワオさん、ありがとうございました。

ヤマセバG2さん、ジョジさん、わたしの歌に言及してくださってありがとうございます。
わたしも犬は好きでも嫌いでもなくて、罵倒の言葉として使ってみたくて作りました。
言及してくださっているような感じで作りましたが、語順の工夫などでもっとへんなもやもやが残らない歌にできたなと思いました。
「犬は嘘つかない動物」は、言われてはっとしました、そうですね!これは観察不足だなあと。


お気に入り
月よそう優しく照るな老犬が水ばかり飲むお手ばかりする(ふみまろさん)
そういえばいつから野良犬はいなくなったのだろう僕はいるのに(ぼんぼりさん)
猟犬の目は透き通る空のように冬の水面を静かに見ていた(ふくちゃんさん)
愚直なる犬こそ今宵哀しけれ猫はそもそも「約束」を知らぬ
>>[42]
遅くなってくまいましたが、講評と選歌、お疲れ様でした。
私のトピがなかなか進めずにいたので、サワオさんのトピのお陰で助けられました。

私の短歌への講評もありがとうございます!!

ヤマセバG2さん、最優秀おめでとうございます。
サワオさんに選ばれてうらやましいです(笑)
私には詠めない切り口の短歌でした。

私のお気に入りは
ユッコさん、ふくちゃんさん、でした!!

サワオさんのトピックはいつも楽しいです♪

ログインすると、残り40件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

短歌点 更新情報

短歌点のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。