ブックトークオフ――読書会コミュの☆オフ会レポート７月６日（土）ブックトークオフ　

＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜
☆オフ会レポート７月６日（土）ブックトークオフ　
大人な読書会ブックトークオフ　7月のオフ会　久しぶりに神田で本のことを語ろう
＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜

【日時】 2019年７月６日(土)　19時～
【場所】和み屋-NAGOMIYA- 神田本店
【参加者】 6人（男性２人・女性４人）

＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜
凡例：1.お名前　2.紹介した本　3.感想など
オフ会レポート　2019．07．06

1. たか
2. 少女地獄夢野久作
少女達が堕ちていく話ですが、命がけな彼女達の描写が見事です。夢野久作はハードルが高いイメージがありましたが、これは文体も読みやすく論理的にも明快で、とても良かったです。
3. 自分が普段手に取らないような本のお話が聞けて、楽しかったです。

1. 　ソフール山田
2.　紹介作品。アブサン聖なる酒の幻、クリストフ・バタイユ、集英社
禁販となった幻のフランスのリキュール、アブサンをめぐる人間の哀愁、郷愁、幻想を淡々とつづることにより、結果として濃密な印象を残すフランス文学作品。常日頃、理屈ばかり語るフランス人が、一方で、このような心象風景を体内に有していると思うと興味深い。

3.　オフ会感想
アブサンそういえば途中アルゼンチンに舞台移ってました。参加者の知らない作品を持参しようと思っていたのに、当然のごとく知られていました、、、
ちょっと海外文学読書熱に火がつきました。ありがとうございます。まずは、フランス生活中に読もうと思って、パリに持参したのに、未読で日本に持ち帰ってきたナボコフのセバスチャン・ナイトの真実の生涯を読了します。

１　ネギ
２　「グリンプス」ルイス・シャイナー　創元社
60年代ロックSFファンタジイ！！！！という帯のすごさにやられました。中身はロック改変SFと父子の物語が2層になっています。取り上げているのはビートルズ、ビーチボーイズ、ジミヘン。音楽ファンは是非。副読本として「幻のアルバム　失われた音を求めて」もお勧めいたします。
３　ちょうど日本のフェミニズムがどうなっているのか興味があったところなので、北村紗枝さんの本は読んでみたいと思います。現代短歌も平場も面白そうだったり、思わず少女地獄を読み返しました。

1. かもめ
2. 「鼓動のうた愛と命の名歌集」東直子毎日新聞社
3. 和気あいあいとしてとてもいい雰囲気でした。選者が歌人の歌集つながりで、ほかの参加者の方から塚本邦雄「王朝百首」をお勧めいただきました。知らなかったのでとても嬉しかったです。

1.光井
2．推薦のため持参した本は「お菓子とスパイスと爆発的ななにか」
北村紗衣さんのフェミニズム評論入門の本です。
あまりに面白かったので持参したのですが、どんなに面白いかのアピールをすっかり忘れてしまったので、押し直します。

キモくて金のないおっさんの文学論ー「二十日鼠と人間」「ワーニャ伯父さん」

別にあんたのためにツンデレを分析してるわけじゃないー「12夜」シェークスピアを考える

隠れたるレズビアンと生殖ー「わたしを離さないで」

という、見出しの破壊力も凄いけど、彼女、これから日本のシェークスピア研究を背負って立つんだろうな、と思うほどの生え抜きの若い研究者なのに、なにせパンクでカッコ良すぎます。あんなに頭がキレたらそりゃあ、孤独だろうなあ。そりゃ、パンクにもなるよな、と。

30度超えの暑すぎる夜にもおススメです。

1．naoki
2．平場の月　朝倉かすみ
3．オフ会感想　初めてのお店だったけど、なかなか良かった。オフ会をしていて、なかなかアルコール度数が上がらない。居酒屋でする必要があるのかちょっと悩ましいけど、まあ、いいかな。
海外の小説が多かった。読みたい病が高じます。いやはや

----------------------------------------------------------------
次回は、９月　有楽町の予定です。
いつもの梅酒の種類の多いお店を考えています。
残暑が厳しいかな。
では、オフ会で
----------------------------------------------------------------