但馬の神社コミュの■女代神社（兵庫県豊岡市九日市）

＜女代神社＞(式内社・旧社格は村社）
　　　　　　豊岡市九日市（ここのかいち）上町460-1

<祭神>　高皇産霊神 <習合神号>女代大明神

延喜式神明帳に載する城崎郡二十一座の一社。
円山川と出石川合流の西窪地田圃に囲まれた九日市上町に鎮座。

御祭神は造化三神（天御中主神・神産巣日神・高皇産霊神）と賛えられ、高天原に存せられし神である。
往古祝融の災害により創立年月詳ならずといえども古社たる事明らかなり。

仁寿元年正月正六位（文徳帝御宇・西暦８５１年）
往古境内地五町四面なりしと伝えられる。当社御稜威の赫々たる事は古人のひろく知るところにして、往古浮島明神と称せられ神殿が田圃の低地にあるといえども、円山川氾濫に際して未だもって階段に浸水せしことなく浮島の名称空しからず。

豊岡領主・京極家は家臣をして洪水に際し詣拝せしめ実地測量せしめし事、天和・元禄年間等一再ならず、僅かに数間の距離に於いて数尺の水の高低あると伝え聞く。

しかるに、天正五年（安土桃山時代）社頭没収せられそれがため祭祀衰えかつ寛永六年（江戸時代初期)神主住宅に社務所・宝庫焼失し当時の古文書ことごとく鳥有に帰し史料空し。
その後、明和三年（徳川時代中期)古社大破せるを改築す。

文化五年（徳川時代後期)神祇伯白川資延王殿より社号の染筆を賜る
（由来神祇官西院に八神殿を設けられ宮中を始めて崇敬者篤かりしが神祇官荒廃後には、白川・吉田家において共に八神殿を建てて奉斎せられしこと史実に明らかなり。当社の祭神は八神殿奉斎の御一座にあらせられるがため現在の御本殿掲載の社号の染筆を賜わったものなり）　　　（御由緒書より）

コメント(4)

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[1] mixiユーザー 07月13日 18:29

全但バス九日市バス停のところから、下へ降りる道があり、降りるとすぐ目の前が女代神社です。

私が訪ねた日がちょうど夏の大祓いの日だった。（写真左：鳥居）
ひっそりと静まり返った境内の中央に萱（かや）で作られた大きな輪が構えてあり（写真中）、宮司さんに聞くと、今日（6月30日）がちょうど年に二回の大祓いで、特にこの「夏の大祓い」の時だけ、青青した萱で輪を作ることが出来るとのこと。夕方から輪くぐりとお祓いの神事でにぎわうそうだ。

（写真右：茅の輪）

[2] mixiユーザー 07月13日 20:05

写真左：拝殿
写真中：本殿
写真右：神輿堂と船

[3] mixiユーザー 07月13日 20:08

写真左：社務所の蟇股（かえるまた）
写真中：狛犬
写真右：狛犬

[4] mixiユーザー 07月13日 20:14

本殿は修復中なのか鉄パイプで補強されており、近くには入れなかった。ガラスのケースに入っただいぶ古い時代らしき木製の狛犬が見えた。彩色が施してあり珍しい感じのするものだったので後から宮司さんに訊ねたところ・・・
先代の宮司さんが自分で色を塗ったとの事（＞＜）

写真左：ガラスケースに入った木製狛犬
写真中：「正一位稲荷大明神」
写真右：お稲荷さんのキツネ

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