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レビー小体型認知症コミュの幻覚への対応について

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皆さん。こてつです。
“はじめまして”のトピックで幻覚への対応について、先生からお話があり、
非常に有益な課題になると考えましたので、僭越ながらトピックを立てさせて
頂きました。レビーの幻覚は、皆さんも既にご存知の通りリアルなものです。
リアルな幻覚を目の当たりにしている本人に対して、それを根本から否定する
ことは、本人をとてつもない不安に落としいれ、結果2次的トラブルに至ってし
まうことも考えられます。(我が家がそうでした)

こうしたトラブルも含め皆さんとレビーの幻覚について勉強させて頂きたいと
思います。

○何が幻覚を引き起こしているのか?幻覚のきっかけになってる要因はありませんか?
○どんな条件のときは幻覚が少なくなるのか(多くなるのか)
○現在、対応に苦慮されている方のお話もお聞かせ頂きながら
 幻覚の対応についてお話できたら

どうぞ宜しくお願いします。

コメント(52)

レモンバームさん、
ホームでの薬の微調整は、大きなクールで考えるとできなくもないです。
状況はわかりませんが、ホームに契約している医師が診断するなら
まず、その医師にレビーの理解をしてもらうことと、投薬後の変化の
観察をスタッフにもお願いしておく事で、2週間とか1ケ月単位での
調整はいくらでもできます。
悪くならないように、お母様が穏やかであるようにと
周囲にも協力をお願いする事が家族の仕事となるのでは。。
皆様、早々のご助言有難うございます。
皆さまのコメントを拝見して、明日の担当内科医との話し合いにとても参考になりました。
エンシュアという事も知りませんでしたので、明日、是非この事を話してみたいと思います。
皆さまのコメントを見ていて、何だか勇気が出てきました。
又、御報告など致しますので、よろしくお願いいたします。
バイダール二世さん。お疲れ様です。
ホームを介してのお母様の介護。辛く苦しいものですね。お気持ちお察しいたします。
お母様の状況が分かりませんので、うかつな事は言えませんが、服薬に関してはホームの専門医からの処方でしょうか。それともレビーを診断頂いた病院からでしょうか。ご存知の通りレビーは薬剤過敏反応を示す患者さんが多く、薬の種類や量によって陽性症状が強くでたり陰性症状が強くでたり。薬の副作用で寝たきりになっていても年齢相応だからしかたがないと諦めているご家族も多いとか。
>色々あって、この二週間で、食欲がほとんど無くなり
薬も含め食欲が無くなった原因とホームでのお母様の様子など、スタッフ、ドクターとしっかりお話して下さい。食欲低下が改善できうる原因にあることを祈ります。
共に踏ん張りましょう。
こてつsan、有難うございます。
本日、ホームで皆様にご助言頂いた話なども出来ました。
母の服薬に関しては専門医から、担当内科医に紹介状を書いて頂き、引き継いで頂いています。
この二年で二回専門医に診て頂いたのですが、二週間毎に薬を貰ってホームに届け出勤が難しくなり、専門医とも話し合っての事です。
本日、担当内科医の説明では、足の浮腫みがひどかった為、まずそれを改善した為、体内の水分が不足し、薬の量も増えがちだったので、パーキンソンの薬等を一時ストップした為急激に弱ったのだろうという事でした。
そして、考えていた以上にその薬が効いていたので又すぐに処方したと言っていました。担当内科医は、往診日以外も夜などに診に来てくれたりと信頼できる方だと思っています。エンシュアの件も本日からすぐに対応してくれました。
皆さまに、ご助言頂き本当に助かりました。今後の状況は、又ご報告させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
> バイダール二世さん
取りあえずは、主治医の先生と話しが出来て良かったですね。
きっとお母様も元気になられますよ。
ご自身もお勤めをしながらの介護ですから、お身体大切にしてください。
レモンバームさん、有難うございます。
今日も仕事帰りにホームに寄ってきたので、先ほど帰宅しました。
レモンバームさんの温度差や水分補給のお話も参考にさせて頂きます。
自分なりに本等も何冊か買って読んだのですが、
やはり、実際に体験されている方のお話は、とても気持ちに響きます。
本等は、読めば読むほど私の様な医療に関しての素人は混乱してしまって、
ここで、皆様にご助言頂いた事がとても有難いと思っています。
これからも、よろしくお願い致します。
バイダール二世さん レモンバームさん。お疲れ様です。

バイダール二世さん。ホームの医師、スタッフによるお母様の観察はそこそこ
良いようですね。まずは脱水、そしてドラックコントロールの改善からお母様
の安定をお祈りいたします。

ただ、ただ疑うわけではありませんが、担当医がレビー患者の中には薬剤過敏性
にある方が多いという認識を持っていらっしゃるか、いらしゃらないか。この
点は大きなリスクとなりますので、ご確認をなさっておかれるべきかと。

薬剤過敏性。逆に言えば極少量でも薬の効果を得ることができると考えてもいま
す。父の場合、成人の服用量を幼児に置き換えた量・・・いやいや薬によっては
乳児に置き換えた量(実際成人の薬は乳児には禁忌です)からスタートしていました。風邪薬や睡眠導入剤などなども。
こてつsan、コメント有難うございます。

実は、私も薬に関しての過敏症などについては、気になっています。
ただ、ホームに往診に来ている精神科医に所謂誤診をされて
少々揉めたという経緯もありますので、
母が、私がホームに対して色々言うのを実は嫌がっています。
当然、私も必至ですので言うべき事は言っているつもりなのですが、
どこまで突っ込んで聞くべきか等、実は手探りの状態です。
でも、先日の担当内科医とお会いした時に、携帯とメアドが記載された
名刺を渡してくださり、いつでも電話なり直接して下さいと言って頂きました。
もう少し様子を見て、状態が良くならない様でしたら、
薬の件についても、聞いてみようと思います。
いつも、私の現状に即したアドバイスを頂き感謝いたします。
バイタール二世さんがレビーではないかと追求されたことで、今のお母様の命が
あると言っても過言ではないかと。少々大げさな表現ですね(笑。
でもレビーの情報はネットでもかなり膨大になってきている中、疑いすら持たずに欝と診断してしまう、更には家族がレビーではないかという問いかけがあっても相手にせず、笑ってごまかす。すばらしいドクターですね。
レビーに関しては家族が主治医です。って受け売りの言葉ですが。
正直なところ、探究心や自浄能力を感じれない医師にはお任せできない病気だと
私は感じます。万一、環境的、距離的に医師を替えることができないのならば家族がレビー医療知識武装して戦わなくてはなりません。

あと数年もすればこうした歪みもなくなるぐらいにレビーの医療方針が確立し、ほぼ全ての医師に情報がいきわたるものと思うし、願うのですが。

>どこまで突っ込んで聞くべきか等、実は手探りの状態です。
とても分かります。私も日々悩んできた事です。
父を看取って頂いた最期の主治医は個人的にもお付き合いのある方でした。
この先生に同じ悩みを打ち明けたことがあります。

患者家族で高齢な方は仕方が無いにしても、肉親の患っている病気、ある程度の知識は持ってもらいたい。

その知識は家族の患者に対する思い入れが感じれる。それだけでも医師はその希望に答えなくてはならないと使命感が沸く。

家族に知識がないから使命感が沸かないとは言わないが、医者も人間だしね。

知識なしになんでもかんでも聞いてくる家族は医師として、最も辛い。

勉強してるな〜っと感じた家族には丁寧に答えるよ、医者も人間だしね。

とおっしゃられていました。
あくまで父の主治医のご意見ですが。

共に踏ん張りましょう!
皆様に、教えて頂きたい事があります。
母は、皆様のアドバイスで、ほんの少しではありますが、食事もとれる様になってきました。しかし、頭がボ〜っとすると言っています。
実は、以前から少し気になっていたのですが、現在母は、アリセプト錠5mgを一日二錠服用しています。
一年前の二度目の専門医の診察でパーキンソンの状態にもあるという事で一錠から二錠になりました。
最近、パーキンソンのメネシットを一日一錠服用しているのですが、その薬はなんだか母の状態を良くしているようです。
質問ですが、頭がボ〜っとしたり、食欲が落ちるのは、アリセプトの量がもしかしたら多いのでは?と思っています。
アリセプトは、やはり取り過ぎてはいけないんでしょうか?
> バイダール二世さん

おはようございますわーい(嬉しい顔)
私の母の場合は、アリセプトは1日5mgを1錠と脳を活性化させる薬と夜に精神安定剤を飲んでいます。(詳しい薬名などはホームに行った時確認してきます)
食欲は今もムラがあります。
頭がぼーっとすると訴えていた時もありました。
続くようなら主治医に相談したほうが良いですよ。アリセプトが多いかも?
あまり役立てなくてごめんなさいお願い
小阪先生に実際どのくらいのアリセプトの量を使っているかを聞いたことがあります。
そうしたら、1.8から2mgとのことでした。
アリセプトは3mgか5mg,10mgが錠剤の規格ですから、粒にしているのでしょうね。

僕も一時期2mgとか3mgとかを使用していましたが(最近まで3mgを2週間以上続けるとおかみから文句をつけられていました。3mgはアルツハイマーを適用とするアリセプトではお試し期間の2週間しか出せないからです)、5mgでもあまり副作用は出ないようです。
ただし、3mgでも、急に幻覚が強くなった患者さんもいらっしゃいます。
個人個人、異なるというのが現実です。

なお、頭がぼーっとするというのは、アリセプトだけでなく、抗パーキンソン病薬による可能性も高いです。マドパー、メネシットなどのL-DOPA剤で、眠気や頭のボーっとする感じを訴えられる方は多いです。でも、運動症状にはこの薬は必須ですので、結局のところ、バランスということになりますね(運動症状と精神症状のバランスを薬の主作用・副作用を考えながら調整するということ)。

患者さんやご家族のかたも、ある薬はいいことばかり起こして、ある薬は副作用ばかりというのではなく、すべての薬をバランスよく考えるというお気持ちを持つというのが現実的にはよろしいのでは、と思います。
今、レビー小体型認知症家族を支える会では小阪先生は アリセプトの少量投与をおっしゃってます。0.25からだったと思います。
もちろん私のお仲間のレビーの方でも5mgでも10mg飲んでもなんともないという方も
いらっしゃいますが、薬剤過敏が顕著なら、アリセプトはあっという間に副作用が
出てきます。興奮、怒りっぽくなる、涎、口唇の振るえ、手の振るえ、眠気、頭痛、
胃の不快感などなど。
うちは医師から渡されたアリセプトの説明小冊子をみるとかなりの副作用が出ていて、
そのうちのひとつでも見られたら知らせるように言われてました。調剤薬局に頼むともらえますので、読まれるといいと思います。
抗パ剤も飲むと動きがよくなるのですが、続けると今度は幻視が増えて来ます。
返って転倒しやすくなったりもします。

アリセプトも身体にたまってくるといろいろな副作用がでてくるし、抗パ剤も同じような感じです、最終的には脳か身体か、どちらを優先するかと選択をしなければならない
こともでてきますが。。

医師や薬剤師は、飲み方を調整するように指導してくれますので、アリセプトも
5mgを四分の一に割ったり、3mgを半分にしたり、一日おきにしたり、
また抗パ剤も一日おきだったり、介護者が観察しながら微調整します。
やはりその方にあったバランスを作ることかと思います。
もちろん変化するので、臨機応変に。

父の主治医(神経内科)はいつも「耳かき程度」と言う言葉で、微調整を言ってました。

またいつも話題にでるのは精神科と神経内科では見解が異なるということですが、
tarasiさんに伺ったほうがいいでしょうか。

家族は「観察」をする事がまず仕事だと思います。


私も思い出しました。
在宅で父が薬の管理をしていた時は、5mgを3つに割って、様子を見ながら飲ませていました。
グループホームに入居を考えた時、ホームではそこまでの管理は無理でした。
お薬をいただいている調剤薬局でも、5mgを半分にするのは難しいと言われてしまいました。
様子を見ながら少しづつ増やして今の5mgに落ち着きました。
3mg、または顆粒状などがあるといいかもしれませんね。

かなり薬に敏感に反応するので、ホームでの生活が難しくなったらまた入院するしかないかなと思っています。
アリセプトですが錠剤だけではなく粉でもありますよ。
父は今はアリセプト中止していますが服用していたときは
1mgを一袋に入れてもらってました。

ただこれは医師と薬剤師がうまく連携してくれないとできないと
思われます。
「アリセプト」の話題になってきたので、参加させてください。

父が「認知症」の初期から処方されており、5年以上飲み続けてきました。
しかし、当初は「唯一の認知症治療薬」という話だったのですが、あらためて調べてみると、「アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」だけが謳われ、アルツハイマー以外の認知症における効能は確認されていないそうです。
(http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1190012.html)

そこで、主治医と相談の上、先月から処方を止めました。
症状にあまり変化がないなら、なるべく薬は投与したくないものですから。
>もと@琵琶湖さん
粉砕できるものなら(できない薬もあります)、薬局で粉砕してくれます。要は、処方箋にそのような指示があるかです。
>がっちゃんさん
アリセプトの効能は(つまり保険で認められているのは)アルツハイマー型認知症だけです。ですが、DLBに効くのは知られているところです。(がっちゃんさんがリンクしているのはアリセプトの効能などが書かれているページです)現在、DLBに対するアリセプトの治験は長期試験に入っています。いずれ、効能に「レビー小体型認知症」が加わると思われます。くれぐれも、効能に書いてないから効かないとは思わないでください。また、効能に書いてあるから効くと思うと、日本の薬の場合は危険です。
 DLBの方の幻覚や問題行動でよく出されるセロクエルなども「統合失調症」と病名をつけて処方しています。そういう病名をつけなければ処方できないからです。制度と薬の効果とは別ですので、誤解なさならいよう、お願いしますね。

なお、なるべく薬は投与したくないというお気持ちは、よく理解できます。
アリセプトはレビーには最初は画期的に効果があると言われています。
小阪先生(レビー発見者、レビー小体型認知症研究会)も認めています。
ただ、アリセプトはアルツハイマーと診断されて出される薬ですから、
レビーでの証明が表立ってでてこないのです。
うちの父も劇的に効きましたが、その効力がいつまで持つかというのは
微調整しながら、個々で異なるのだと思います。

10mg投与を続けて、自我を快復した方の例も出ています。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroka0505/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=12

アリセプト細粒で注意することは、細粒1gでアリセプトは5mg含んでいます。
細粒を出してくださる先生から薬局にそのまた分包をお願いする事も
できる場合があります。

錠剤は割ってくれるだけの薬局もなきにしもあらず。
だめもとでお願いしてみるのもいいですが、その前にレビーの
説明と本を読んでもらい、協力者を増やす事ではないでしょうか。

分包を薬局でできないなら、家族が家で割って、プチビニール袋などに
入れて施設に渡すこともできます。
均等に割る必要はありません。身体にためこみながら効果を出して行く
薬(非科学的な説明ですみません)なので。

レビーはほんとうに多彩な症状をみせますので、アルツ寄り、ピック寄り、
パーキンソン寄り、純粋レビーなど、アリセプトも人によって
必要な場合とまったく効果なしでいらない、副作用が強すぎる、と
いろいろあります。
たくさんの家族に出会うと良く見えてきます。
あまり、一般的なひとつの答えを求めないで、できるかぎり、レビーの方の
観察をして、どのくらいアリセプトが必要か、または不要か
または負担か、良く見てみる事だと思っています。
>tarashi さん

なるほど。よく理解できました。私が見つけたのは“保険制度”上の効能だったわけですね。
治験中ならいずれ効能に加わりそうですね。

ありがとうございました。
バイダール2世さん。日々お疲れ様です。
>一年前の二度目の専門医の診察でパーキンソンの状態にもあるという事で一錠
>から二錠になりました。

一年前の専門医にパーキンソンの状態だからアリセプト錠5mgを1錠から2錠
に増量指導されたと理解しますが。

パーキンソン症状が強まってきたことによってアリセプトを増量するというのは
素人の私が言うのはなんですが間違っていると思います。

私の知りうる範囲の知識です。tarashiさん。間違っていたらご指摘お願いします。
アリセプトは服用は脳のアセチルコリンを増量させ記憶障害などの改善、抑制を目的としています。
これに対してパーキンソニズムは脳内のドーパミンが欠乏することで相対関係にあるアセチルコリンを使う神経細胞が強くなりすぎたことで引きおこると記憶しております。
パーキンソニズムが出てきたからアリセプトを増量するというのは間違いです。
むしろ減らすべきだと思いますが。

素人なのに薬の処方に口をだして申し訳ございませんが、お母様のここ最近の不調をお聞きしていたもので、至急を要するのではと思い立ちました。
申し訳ございません。

皆様、コメントを沢山頂き、本当に感謝致します。
今日も、仕事帰りに母の所に寄って来たので、お礼が遅くなりました。
来週、担当内科医の先生ともう一度専門医の所へ母を連れて行くか相談する事になっています。
実は、前回、皆様のコメントをメモにとり担当内科医とそれを見ながら話しました。
来週は、思いきって、プリントアウトした物を持参して話し合おうと思います。
入居しているホームには薬局もあるので、そういった件も含めて相談してみます。
個々の症状は異なるので観察が必要という事や日々の症状に波があるとは書籍等で読んでいながら、やはり戸惑い慌ててしまいます。
いつも皆様のコメントに勇気づけられ、私も母も、ここに参加してとても幸運だと思います。再度、お礼を申し上げます。
追記です。
プリントアウトを持って行くと言っても
当然、出典先・個人特定できない様にしたものですし、
そのプリントアウトを担当内科医に渡すという事はありません。
ずっと、考えていて、失礼な書き方をした事に気付きました。
申し訳ありませんでした。
>こてつさん
パーキンソニズムがアリセプトで悪化しうるのはその通りです。パーキンソン病はかねてからドーパミンとアセチルコリンのバランスの上に立つ病気と言われてきて、実際に、抗パーキンソン病薬のひとつであるアーテンはアセチルコリンを減らすお薬です。ただし、パーキンソニズムが強くなったからと言ってアリセプトを原則的に減らすかは状況によります。あきらかにアリセプトで悪化したのならそうなるのでしょうが、病気の進行でそうなったのなら、むしろアリセプトは変化せず(増量もあり)、抗パ剤を増量して、ブレーキとアクセルを同時に踏むこともよくあります。このあたりは匙加減です。
 パーキンソニズム、認知症、さらには問題行動などの出方によって、抗パ剤、アリセプト(場合によっては抑肝散などなど)、その他抗精神病薬などをうまく使っていただく(主治医の先生に)しかありません。時々、抗パ剤で、いきなりドーパミンアゴニスト(カバサール、ペルマックス、パーロデル、レキップ、ビ・シフロール、ドミン)などを医師がいますが、DLBではこのあたりは慎重にいかなくてはならないでしょう。
tarashi先生。コメント有難うございます。
状況に応じてのアリセプト量の増量、減量はDLBの千差万別な患者さんとその中には薬剤過敏の方もいらっしゃるので、ほんとうに慎重に行わなくてはならない作業ですね。「匙加減」ですね。

父の場合はやはり増量をきっかけに変化がありました。薬剤過敏もありましたのでアリセプト(細粒)2mg以上に踏み込むことはできなかったです。

特にアリセプトの副作用である「涎」は激しく。直接的な悪影響を及ぼす副作用でないと言われればそれまでですが、本人にとっても苦痛極まりない 『たかだか涎、されど涎でした』

アリセプトを一時休止した期間(微調整再構築の為)休止3日後でそれまで垂れ流されていた涎がピタリと止まったことには驚きを感じました。僅か2mgから
の休止です。

パーキンソニズム悪化は父の場合、アリセプトの副作用とは考えていません。
最大経験量2mgですし、際立ってパーキンソニズムが悪化したという経緯よりも、ゆっくりと進行してきた流れがありますので、そこからの副作用による悪化は考えにくいです。DLBそのものの進行による悪化と考えるのが自然だったかもしれません。

実経験のないところで、知りえた情報だけを元に「バイダール二世さん」に疑問を投げかけたことは勇み足だったかもしれません。バイダール二世さん、御免なさい。

しかし、お母様のここ最近の食欲不振と発語の減少が薬剤のバランスの崩れによる可能性があるとすれば、大いに検証する必要があるのは確かです。

>来週、担当内科医の先生ともう一度専門医の所へ母を連れて行くか相談
>する事になっています。
頑張って下さい。お母様の食欲回復をお祈りしています。食欲は全てのバロメーターであり、高齢者にとって経口で食事を続けることは大変重要なポイントと感じております。普段以上にバイダール2世さんのアイドリングを高めて頂き挑んで頂きたいと思います。今の節目を乗り越える為にも。


「アリセプト」は単独トピックで語られる必要性の高い話題だと感じます。
皆様、如何でしょうか。
こてつsan有難うございます。
実は、亡くなった父が胃ろうを付けて、結局最後まで食事らしい事が出来なかったので、母には是非頑張って食事をとって貰いたいと思っています。
実は、父が胃ろうを付ける時に医師から一度つけると二度とはずせないという説明が無かった為、少し良くなれば、はずせると勝手に思い込んだ事を後悔しています。
母の事は、自分が後悔しない為にも、分からない事は医師にどんどん聞いていこうと思います。
皆さまのアドバイスで何を考えるか、から、どう考えるかに変わったと思います。
バイダール二世さんへ。
患者家族にとって胃ろうは本当に辛い選択の一つですね。
できることなら嚥下訓練をホームでも徹底頂き、口から食べられる喜びを
続けて頂きたいと願うばかりです。

嚥下訓練、口腔ケアーは一過性の食欲低下のこの時期だからこそ特に徹底して頂きたい項目です。経口量が下がり発語が減ると、口腔内の衛生状態も悪化していることが予想されますし。

ガンバです!
>こてつさん
嚥下訓練の効果は御存じの通り、やれば元にもどるものではなく、病状の進行により、嚥下障害も確実に進行します。

もちろん、リハとしての嚥下訓練は重要ですが万能ではないということです。

嚥下障害が嚥下訓練ではどうにもならない状態になったときにどうするかということに関しては、お考えはありますか?

僕は、(ここで言うとお叱りを受けそうですが)
(1)何もしないで緩慢な死を迎える
(2)経鼻胃管
(3)経胃ろう栄養
(4)末梢からの点滴(これだけではいずれ緩慢な死を迎えます)
(5)中心静脈栄養(CVポートを造れば、在宅でも往診医さえやれればできる)
(6)食道気管離断術(気管切開+声門閉鎖)
について、患者さんやご家族に説明して、その時点での選択をしていただきます。

なお、これらの組み合わせもあります。

また、胃ろうですが、リハビリと薬剤の調節で使用しなくなった例も複数例経験しています。(もちろん経口摂取ができるようになったということです)

胃ろうだけでなく、経口摂取以外の栄養の取り方について皆様のお考えをお聞きしたく思います。

なお、こてつさんのおっしゃられる通り、口腔ケアは非常に大切で、誤嚥性肺炎の予防には絶対に必要です。また、食べることをしないと、手足のリハビリと同じで嚥下能が低下するのも確かだと思います。

tarashi先生。栄養摂取のご説明誠に有難うございます。
昨年6月から12月に父が亡くなるまでの間、(1)(3)(4)(5)(6)の選択を家族として悩み抜きました。

>僕は、(ここで言うとお叱りを受けそうですが)
これが現実なのだと痛感しております。
父の病状が初期、中期にあったころ、こうした内容のレポを読みはしましたが
現実的には受け止めず、実際に必要を迫られた時にはじめて、尊厳、延命?の狭間で悩み苦しんでいた自分があります。
深く考え過ぎてストレスを溜めてしまうことは本意ではありませんが、初期、中期で病状進行抑制に努められている皆様にはこの課題を叱責することなく、お考え頂きたく思います。おこがましい発言で申し訳ございません。

tarashi先生、これはこれで独立したトピックを立てられては如何でしょうか。
非常に貴重なお話だと私は感じております。
幻覚のことです。
最近はまた時々幻覚をみるようです。
ドアを押さえられて外に出してもらえないと電話がかかって来ます。
そんな時は電話で話しながらドアを開けてごらんと言います。するとドアも開き気持ちも落ち着いてきます。

母の場合入浴で温まり過ぎると調子が悪くなります。
あとは夕方から夜にかけて悪くなります。
温度変化が一番調子を崩します。
モツ煮込みさん、
はじめまして。
レビー介護経験者のygraciaといいます。

お祖父さまの幻視の内容を見ると、不安感をとても感じます。

幻視の対応は、これまたそれぞれの家族、ほんとうに違う(私たちのアンケート結果でも)のですが、大きな基本は「否定しない」でしょうか。

家族対応の大きな違いのひとつは「レビー小体型認知症」をご本人が告知され、
ある程度、理解しているか、ということ。
その場合は「病気のために、まわりの人には見えないものが見えている」と
説明した上で、家族はその場に合わせて、いろいろな対応をしています。
○同調する、
○否定ではないけれど、病気のせいであると説明して、気分を
変えさせるための家族だけのおまじないや、歌や、他の対応。
○家族の中で本人が信頼できる人を必ず作り、その人が対応する。

これもまた、元々の性格というのは、どうしようもないので、
その性格を良く理解した上で、キレる回数をすこしでも減らす対処方法を
摸索していくことでしょうか。
またキレすぎてしまったら、心配しすぎないで、ほっておくことも。
ただ、これが毎日、長期間に渡ると、体力消耗ばかりでなく、
幻視→せん妄→せん妄状態(妄想の中)
に陥ってしまいますので、早めに薬などでの調整も必要です。

薬は、レビーなら、抑肝散がいちおう効果があるとされていますが、
効かない人もいます。(医師は一日一回から処方することが多いけれど
3回(食間)飲んでもらわないと効果がみれないこともあります、ただ
胃腸が弱い方は続けられない事も多いです)
その場合はほかの薬が処方されます。
セロクエルなど。
サプリメントではフェルガード。

グラマリールも効果があるとして、一般的に処方されますが、
レビーには薬剤過敏症状があるので、グラマリールに反応する人も
多く、要注意。最初は良く効きますが、だんだん動けなくなります。

またアリセプトはこれも人によって様々ですが、
3mgから開始して5mgに移行するころには、副作用の「興奮」
が顕著に出て来る人が多いです。レビーなら。
消化器の副作用が良くいわれるけれど、「興奮」を見逃す方も
多いので要注意。
少量で始める方も多いです。
小阪先生も河野先生も少量投与からの開始を勧めています。
アリセプトはいらないのではなく、その人にあった量があるので
それを見極めながら使うことです。

レビーは多様な症状で、ひとりひとりほんとうに、症状が出て来る時期も
違うので、「あ、同じだ」ということは山ほどあるんですが、
対応となると、他の家族のやり方がいいかというとそれはわかりません。
似たようなことをしてみたり、いろいろ摸索して、対応していくしか
ありません。
でも医療と介護のバランスで、少しは治まってくるので、頑張ってください。

レビーでなくても抑肝散(ツムラ)は処方してもらえると思うので、
早めに精神科医か神経内科医の診察を受けられるか、難しかったら
主治医の内科医にお願いしてみたらどうでしょう。
怒りっぽい症状が強い、ものに執着する、甘いものを多く取るなど
の症状があれば、ピック病の場合もあります。
早めに認知症診断を受けられることだと思います。

ひどい幻視で長く苦しんだ家族は、
やはり「同調」と「気分転換」
音楽療法や、一緒に出掛けるなどしてましたが、
家族の疲弊は計り知れず、それでも薬を調整しつつ、
乗り越えました。

レビーのご本人からもお話を聞くと、「病気だとわかってはいるが、
はっきり見えてしまうから、それを自分で否定しながら過ごすのは
ものすごく疲れる、周りが理解してくれて、一緒にいてくれると
なんとかやり過ごせるようだ」と言います。

お清めだと言って、塩をおいてみたり、
「誰が来たの?」といってみたり、見えない人の分もご飯を用意したり、
悪い相手ならいっしょに闘ったり、
でも私には見えてないんだけね、といいながら、同調する。
こんなことを皆さんしているようです。

参考までに。

お祖父さまの混乱と不安も計り知れませんが、
家族の疲労も気をつけなければなりません。
どうぞ、お気をつけて。
補足です。
錯視といって、周囲にあるものから錯覚を起こし、幻視になることがあるので
周囲にあるもの、洋服などを掛けない、大きなものを置かないなど、環境も
考える事も必要な場合もあります。
夜間は廊下やトイレは明るくしておくこと、だそうです。
42>モツ煮込みさん
>>「今○○がそこにいて、黙って俺のことを見ていた!話しかけたのに黙っているから怒ってやったんだ!!」
>>などと言って一人で興奮しています。
>>「誰も居なかったよ、○○さんも今日は来ていないよ」
>>というと、
>>「俺が嘘を言っているというのか!?人のことを馬鹿にしやがって!!」
>>と猛烈に怒りだします(T_T)

幻視、幻聴には「否定しない」「肯定しない」「同調を示す」と聞いています
この場合は正解かどうかはわかりませんが、廻りを見回して「居ないよ。怒鳴られたから吃驚して、どこかに行っちゃったのじゃない?」のように返すと思います
このとき、知らない相手に見つめられていたという不安感が残っているはずなので、その不安感を解消することを試みるようにします
抑肝散は、黒糖などと混ぜて、少なめに溶かして飲んでもらったり、
コーヒーゼリーにしてみたり、コーヒー味のアイスに混ぜてみたり、
少量、お味噌汁にいれてみたり、いろいろ試してみたらいかがでしょう。
どらやきのあんこの中に少し混ぜちゃったり、、、
なんだかあやしげな事を勧めてますが。。。。
モツ煮込みさん
診察受けられて、お父様も一安心で良かったですね。

ただ、レビー家族からすると、脳の萎縮のみの判断で
アルツであるとするのもちょっと不安ではあります。

レビーに強い医師からは、レビー初期や、若年アルツハイマーでも
初期の段階で脳の強い萎縮を見ることがあると報告されているので、
やはり、判断しがたいなら、心筋シンチや、脳血流の検査が必要かも
しれないと思います。
「強いせん妄を伴うアルツハイマー」としてもこの先、薬剤反応や
パーキンソン症状に気をつけてくださいね。

しかし、レビーを知っていただけて、良かったです。

お父様もご家族もすこしでも穏やかな時間を作り出せますように。
お大事に。
tarashiです。

小坂先生、池田先生、森先生からなる論文をご紹介します。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3504981/pdf/ana0072-0041.pdf

アリセプト(ドネペジル)をDLBの患者に使用して認知症に対してどのくらい有効であったが、また介護度が減少したかを調べた治験をもとにした論文です。
興味深いことに3mgよりも5mgのほうが効果があるようですが、10mgではまた効果が減ってしまうような結果になっています。

なお、研究協力者が最後にずらずらと記載されていますが、私の名前も入れていただいております。
現在30才で28な時にレビー疑いと診断されて昨年11月に検査入院し、心シンチ、能血流やら色々調べて、やはり側頭部と後頭部の血流が悪いとの事でした。

今の処方はアリセプト5ミリ、抑肝散などを飲んでいます。

ストレスを感じている時など幻覚見やすい気がします。

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