ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

クイズマジックアカデミー(QMA)コミュのQMA的リレーネタ小説 第8巻

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
いわゆるリレー小説です。

QMAの世界観とキャラクターを使用し、みんなでお話を創ります。
次の参加者は前の参加者のシナリオを読み、直感で思いついた続きを書いて下さい。
ネタに走るのもよし、シリアス路線を狙うもよしです。

第1巻:http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=46124352&comm_id=4223
第2巻:http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=47613139&comm_id=4223
第3巻:http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51109518&comm_id=4223
第4巻:http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=54866074&comm_id=4223
第5巻:http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=57769842&comm_id=4223
第6巻:http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=61444990&comm_id=4223
第7巻:http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=65421239&comm_id=4223

※初めて執筆される方へ
このトピの1〜5レスを必ず読んだ上で執筆をお願いします

1〜5はあらすじや設定の詳細・このトピのテーマ等、991〜1000はまとめと次回予告に使用します。
特に後半10レスは不用意に埋めないように気を付けて下さい

設定詳細等を書きますので、まだ書かないで下さい!

コメント(751)

一方その頃のラスクとユウは・・・

スローマン・ヘッジフォグ・スカイウォーカー・リターンフットの種を貰っていた

ラスク「はぁっ・・・はぁっ・・・種は結構集まったけど、まだあるって酋長が言ってたね」

ユウ「そうだね・・・頑張って集めなきゃ」

ラスク「それに・・・呪いの人形と印集めもしないとね」

ユウ「そうだよね・・・早く見つけて皆の所に戻らなきゃ」

星夜「焦る必要はありません。呪いの人形も印も特定された場所に設置しなければ効力はでません
つまり設置された場所から動くことはないのです。魔法の種を集めながら確実に見つけて行きましょう」

ラスク・ユウ「うん」

魔力こそ消費しないものの、呪いで体力は確実に奪われていく
幼い二人は賢者であるとはいえ体力はそうそうもたない
ヒーラやヒーライで体力を回復しながら旅を続ける二人だが、人形と印は見つかるのだろうか?

さて、ラスクとユウがこうしている間に、ミュークロックと敵対するベルゼバブに動きはあったかな?
「ソノヨウナモノデ解決トハ失望ダナ……。デハ……今度ハソノ小娘ニ”印”ヲ移ストシヨウ……」
 "蠅の王"ベルゼバブがそう言いながら手をかざす。
「……っ!?」
「マヤさん!?」
 すると、驚く間もなく、今度はマヤが黒輪に縛られベルゼバブの手元へと吸い寄せられていった。
「サア、下ラヌ小細工ハ抜キデ、試練ヲ続ケヨウデハナイカ」
 と言った矢先、ベルゼバブの手足にワイヤーが絡みついた。
「コレハ……!?」
「まずは、一発」
 その言葉とともにベルゼバブの身体に流れる電流。術者本体にダメージが入ったからか、黒輪に亀裂が走る。
「マヤさんを今から解放する。手荒かもしれないが、受け止める準備は任せたぞ」
 虚空に浮かぶベルゼブブ……その真下には、ワイヤーでぶら下がったリイトがいた。
ユリ「シャロン、マヤさんを受け止める係りお願い!」

シャロン「え?私がですの?」

ユリ「私はあいつを倒さなきゃならないから!このドリームオーラ、使っていいからさ!」

シャロン「分かりましたわ
マヤさんの為ですものね」

ユリ「それじゃお願いね!
バトルチップ、バルカントリプル仕様!!
プログラムアドバンス!!無限バルカン!!」

ユリはプログラムアドバンスの無限バルカンでベルゼバブに攻撃を仕掛ける

リイト「おい、オレを忘れて貰っちゃ困るぜ?」
ベルゼバブ「……フッ!」
 それは気合の息か、笑みであったか。
 ユリの放った攻撃が、不可視の壁に阻まれる。
リイト「……ちっ……。」
 これだけ近くにいるオレは無視かよ。とばかりにワイヤーを伸ばす。
ベルゼバブ「他愛ナイ!」
 ベルゼバブが再び気を吐き、ワイヤーをあらぬ方向に──。
マヤ「そこまでよ。」
 絡めとられていたマヤの体が光っていた。
マヤ「防御には自信があるみたいだけど──!」
 ゼロ距離からの攻撃は、どう!?
マヤ「バトルチップ!サラマンダー(※)!!」

マヤの纏った炎がベルゼバブを捉える

ベルゼバブ「グオオオオオ!?」

苦痛にも似た声をあげるベルゼバブ

果たしてダメージを与えられたのだろうか?


※サラマンダー
ロックマンエグゼシリーズに登場するバトルチップ
隣接した相手に炎のダメージを与える
相手が草むら属性だった場合、ダメージが2倍になる
ベルゼバブ「ヌゥ……マダダ……!」

 怒りの混じった声に、一同は身構える。と!

?「そこまでにしたまえ……もう、充分、実力は見たのではないかね?」
 突如、天から声が降ってきた。
ベルゼバブ「シカシ……。」
?「今、彼女達には為すべきことがあるのだ……。これ以上、水を差すわけにもいくまき。」

 天から降り注いだ光が集束し、人のカタチを為す。果たして、それは……、

ウィーズ「ゲェッ、ロマノフ先生!?」
ユリ「え?じゃあこいつ、ロマノフ先生の差し金だったって事?」

ロマノフ「差し金とは人聞きが悪いな、おぬし達の技量を図るためと思ってもらいたいものだ」

ウィーズ「しかし、なぜこんな回りくどい事を?」

ロマノフ「それはな・・・」

ロマノフの口から語られる、ベルゼバブを仕掛けた意図とは?
ロマノフ「実はな……今度、エターナルタウンに、さる身分の御方が訪問されることになったのじゃ。」
ユリ「は?」
 突然の言葉に、フリーズするミュークロック。
ロマノフ「その方が、ミュークロックの大ファンでな。護衛を兼ねて、お主らにガイドを頼みたいと申されてな。」
ルキア「……で、それで何で、こんな展開に?」
 ますます混乱する。
ロマノフ「……ここからは、他言無用じゃぞ。その方には、殺害予告ともとれる、怪文書が届いておるのだ。」
 しかも、その文書を解析したところ、おっそろしく強い魔力の持ち主によるものとわかったのだという。
ロマノフ「……本来なら、教師抜きで実力を見たかったが……。」ウィーズ(ぎく。)
 どうやらウィーズ先生、詳しい事情を聞かずに飛び出したらしい。
マヤ「でも、こんなタイミングでそんなことしなくても……。」
ロマノフ「如何なる状況においても、力を発揮できるか。それを見たかったのじゃ。」
シャロン「むぅ……。」
 特に、今のように浮かれている状態で、とつけ足され、不満げにシャロンがうなる。
ロマノフ「……ところで、アメリア先生はどうした?」
ミュークロック「「「「あ゙。」」」」
 ミュークロックの頭に、大粒の汗が浮かぶ……正直に話したら、アメちん、黒焦げじゃ済まないよーな……。
ミュー「アメリア先生は、暫くは自由時間という事でホテルで息抜きしていると思うです」

シャロン「そ、そうですわ。先生もたまには息抜きしないと体が持ちませんわ」

ロマノフ「では、ホテルに居ると言うのじゃな?」

ユリ「ロマノフ先生、一応言っておくけど、アメリア先生が息抜きしてても怒ったりしないよね?」

ロマノフ「普通に息抜きしているだけなら怒る事も無かろう。だが、物には限度というものがあるぞ?」

ロマノフの言葉にますます冷や汗を浮かべるメンバー

ルキア(ど・・・どうしよう・・・今のアメリア先生を見たら雷では済まないよ・・・)

ユリ(と言っても本人がアレじゃ念話も通じなそうだし・・・)

アメリア先生がロマノフ先生に尋常では済まないお仕置きを食らずに済む方法は浮かぶか?
ルキア(い、言えない…。さすがにあんな状態になってるなんて言うこと言えない)

ユリ「い、今はちょっと出かけてるみたいで」

ロマノフ「どこへいっておるんじゃ?これほどの一大事じゃというのに」

ルキア「さ、さあ?何も言わずに飛び出していきましたので私たちもどこにいるかまではさっぱり」

状況が状況だからか、とりあえずごまかすことにしたようです。





※2年ぶりにこのスレをあげてみます。久々すぎて読み返す余裕もありませんでしたので次の方へ丸投げ!!
 その頃……。

「あぁ……頭が……。」

 酒漬けからようやく生還したらしく、アメリアせんせ、ふらふらと立ち上がった。

(取り敢えず、シャワーでも……。)

 飲んでるうちにはだけかけた衣をとき、シャワーの蛇口をひねる。

(あ"〜……生き返るわぁ〜……。)

 肌だけでなく、ちょっとべたついてた髪にも潤いを……。と!

 ──アメリア先生、いいかな?

 突然、ロマノフ先生の顔が目の前に。どうやら、言い訳防止用に、直接、顔が見える形式の念話を選択したらしいが……。

「……ッキャ────ッ!!?」

 いきなりヌッポンポンをガン見され、悲鳴をあげる(自称)うら若き乙女。←
ドンドン!!

ボーイ「お客様!!いかがなされましたか!?お客様!!」

ホテルのボーイがシャワー室の扉を激しくノック!
どうやら先程の悲鳴を聞いた隣客がフロントに連絡したのだろう
あまりの緊急事態を想定したのか、マスターキーを使って個室のドアまで開けたのだから
そりゃあれだけの悲鳴を上げれば、当たり前だが

さてアメリア先生、どうする?

(またアップされてて嬉しいです
また昔のように盛り上がって行きましょう
もし自分が邪魔だったら仰って下さい)
アメリア「更にキャーッ!!」
 ボーイにまでサービスシーンを提供する羽目になったアメリアせんせ。
「す、すみません! ご無事なようですね、では!」
 と言い残し、某RPGのメタル系なみの逃げ足で、ボーイは帰っていった。

 少し間を置いて……。

「もう、ロマノフ先生も、タイミング考えて下さいよ……。」
「うむ……すまぬ。」
 部屋に戻って服を着てから、改めて念話を再開する。さっきまでの騒ぎで、酒の酔いもどこかにすっ飛んでしまったようだ。
「……で、どうしたんです?」
「うむ、実はな……。」
 ロマノフは、ミュークロックのメンバーに起こった経緯を伝える。
「100点満点とはいかぬが、彼女達の実力なら、充分に任は果たせるじゃろう。アメリア先生、その際はサポートを頼む。」

 どうやら、ライブの後は護衛兼ガイドをすることになりそうなミュークロック。
一方こちらはラスクとユウ
旅を続け、ミナパワー、ミナハード、ミナウィーク、ミナソフトの種を貰っている

ラスク「はぁっ、はぁっ、結構種集まったけど、まだあるんだね」
ユウ「そうらしいね、はぁっ、あ、あれ、ラス君あそこ見てよ、何か変じゃない?」
ラスク「本当だ、これってもしかして・・・」
星夜「お手柄です、二人とも、これが呪いの人形です。二つあるとは良かったですね
   残りは6つです。頑張って探しましょう」
ウラン「では人形は私が持っておきますね」

やっと最初の呪いの人形を探し出した二人
これからも2つ同時にあるとは限らない為、ヒーラやヒーライの魔法は必須だろう
さて、次はどこに行く?
1.ミュークロックのメンバー
2.ルキア・リック組
3.シャロン・ハルト組
4.ラスクとユウを待つユリとアロエ
5.その他
とりあえず1で。

マヤ「と、とりあえずさ、全員揃ったってことでいいのよね?」
シャロン「ミューさんがいきなりいなくなったときは本当にびっくりしましたわ」
ミュー「一瞬過ぎて、わたしも何が起こったのかわからなかったのです」
ルキア「じゃあ、久しぶりに合わせてみる?」
ユリ「いきなりー!?無理だと思うけどなぁー」

楽器は正直で、1日練習しなかっただけで1週間練習しなかったのと同じといわれている。
ここまでいろいろあり過ぎて練習もまともにできていない5人だが、果たして無事に出来るのだろうか…?
 ドドドド……ジャジャギャァーン……!!

ユリ「……ッふぅっ。」
 と、汗を拭う。何とか、音楽のセンスは保てていたようだった。
マヤ「一時はどうなるかと思ったけど……。」
 心配の種が消えたようで、一安心の前にちん。
と、

?「ぶーっ。見事だぶー!!」
 拍手しながら、部屋に入ってきたのは豚……いや、人……?
 ミュークロックのメンバーは知る由もないが、この豚……こいつが護衛対象である。
ユリ「え、何…?何…?」
シャロン「なんですの…?」
ルキア「変な語尾の人がいる…?」
ミュー「マンガみたいな人…初めて見ます」
マヤ「…(きょとん)」
…まあ、そうなりますよね
(うへあ。久しぶりに執筆したら感覚が鈍っているンデス)
?「誰だ?って顔してるから、名乗るぶー。
 我こそはイノ……イノヒ……?」
 視線が虚空を泳ぎ、ポケットから手帳を取り出して…こいつが。
?「イノブヒーモス・チャールストン13世だぶー。」

 いやいやいや、自分の名前すら言えないのッ!?
ユリ「えっと…イモブリーデス…?」
ルキア「…チャントシロー…」
ミュー「弱酸性?」
シャロン「ヘコー!」
某忍たま乱太郎ばりの聞き間違いをしやがったので思わずコケるシャロンであった
マヤ「で、それで……。」
 マヤちん、何とか言葉を紡ごうとする。と、

?「坊ちゃま、こちらでしたか!!」
 完璧な身なりと身のこなしを備えた、如何にもザ・執事な男性が現れた。
イノブヒーモス「ぶー。事前に挨拶に来ただけぶー。」
 頬を膨らませる坊ちゃま。
ミュー「あ、あのー……?」
 あなた達は?
 問いかけると、執事さん、
「面通しが先になってしまいましたね、実は……。」
 と、身分を明かす。
ルキア「えッ!
 じゃぁ、あたし達が護衛するのって、このぶt……ごふっ。」
 ルキアのセリフを遮る、シャロンのボディブロー。

執事さん「しかし、この方とて、只者ではありませぬぞ!?」
 曰く、このイノブヒーモス、神の舌をもつグルメだという。あの、海原U山と対戦したレシピ当てクイズで、三回勝負が互いに全問パーフェクト解答。延長戦で用意した追加料理5品目でも、お互い、一歩も譲らずパーフェクト。
執事「この度はミュークロックのみなさまと究極で至高の料理を味わいたい、と楽しみにしておられたのです。」
ユリ「つまり……美味しいものが一杯ッ。」
 ユリの目の形が、フォークとナイフに変わっている。ガイドといっても、大方、有名な観光地を適当に見て回るが関の山だろう。それさえ終われば……!
ユリ(美味しいモノ食べれる!)
 ユリのやる気は急上昇していた。
 一方その頃、ジパング某所にて。
「あなたは…」
「応、一段落ついたかよ?」
「クロエさん。無事だったのですか?」
 来訪した執事服に、トーマスが訊いた。
 クロエ――執事四重奏(カルテット)の一人で、普段まともに仕事を行わない執事の屑にして、それでもカルテットに名を連ねる実力者である。あと甘党。
 先ほどはシャロンの雷撃をもろに受けてしまったのだが……
「おかげで服が煤けて着替えなきゃならんかったがよ。まぁご覧の通りだ」
 どうやら体の方はなんの問題もなかったらしい。
「あいつらはLIVEやって、そしたらそのあと豚様のお守りか」
「言い方が……しかしその通りですよ。少しでも円滑に、あの子たちの負担を減らすために俺たち裏方もベストを尽くしていかなきゃ……」
「カッ」
 トーマスの言葉をクロエは鼻で笑った。
「バカ言ってんじゃねぇよ。誰だよてめェ」
「おや…」
 トーマス?の目付きが鋭くなった。いつの間にか操作していた何かの端末から、4、5匹魔物が溢れ出してくる。
 転瞬、クロエは小太刀を抜き、魔物の全てを斬り捨てた。
「鼻が利くんだよ。ガワはトーマスの野郎に似せたつもりでも、匂いが隠れてねェよなァ?」
人形探しを続けるユウとラスク

星夜「あれは・・・人形ですね
しかしまた2体同時とは・・・敵はあまり賢くなかったようですね」

ミナファストとミナスローの魔法の種も貰いながら旅を続ける一行

ラスク「それじゃ、このまますぐ集まってくれるといいんだけど・・・」

ユウ「そうだね・・・でもそう簡単にはいかないと思うよ?」

星夜「どちらにせよ、残りの人形は4体のはずです
気を付けて行きましょう」

ユウ・ラスク「うん」

このまま一気に人形を集める事ができるか!?
「くそ……手を煩わせる……」
 偽トーマスは倒れたクロエを見下ろす。
 意識を奪うことには成功したが、失ったものも大きい。両腕と左足を持っていかれた。魔法で回復させることも可能だが本調子になるためには時間を要するだろう。
 それだけではなく本命のための魔物も大部分を倒されてしまった。
 兵は神速を尊ぶというが、身体の回復、魔物の再編を考えるとこれでは連中を襲撃できるのもギリギリになるだろう。
「こいつを殺してやりたいが仕方がない……使わせてもらうからな……」
 そう言って偽トーマスは、倒れたクロエと共に夜闇に姿を眩ました。

 その頃旅館内、ルキア達の泊まる部屋にて。
「だーから、寝なさいって言ってますの」
「シャロンは気にしなくていいよ」
「あなたのギターがうるさくてわたくしたちが寝られませんのよ」
「ユリとミューは寝てるけど……」
「部屋に着くなり寝た健康優良児を引き合いに出すのをやめなさい」
「ルキア、寝ましょ? 今寝た方がきっと本番ちゃんとやれると思うわ」
「マヤがそういうなら……」
「こいつ……」
そうしてルキアも布団に入った。
 明日はいよいよLIVEだ。それが終われば偉い人の護衛、そして更にそれが終わればご馳走だ。うわぁ、頑張ろう。
「……シャロン、マヤ、マジカルバナナとかしない?」
「「寝ろ!」」
ルキア「ぶー。
 だって、気が昂っちゃって……。」
 一応、布団をかぶりつつも、頬をふくらませる。
シャロン「まぁ、気持ちはわかりますけど……。」
マヤ「あ、寝られないんだったら……。」
 何かを思い出したらしく、マヤちん、荷物をごそごそ。
マヤ「はい、これ。」
 と、ルキアの目の前に出したのは……計算ドリル。
マヤ「遊びに来たんじゃないんだから、時間あるときにやりなさいって、先生が……。」
ルキア「ぐー……。」
 ルキアちゃん、即、寝落ち。←
シャロン「す、すごいですわ…」
思わず布団の上でコケる、シャロン
マヤ「計算ドリルをみただけで眠れるなんて…大したものだわ」
シャロン「…。私達も寝ましょう」
マヤ「そうね…」
と、いうわけで。明日のためにおやすみ!なミュークロックなのでした…

※明日のためにおやすみ!:マンガ「シャーマンキング」の雑誌連載時最終回に載っていたというアオリ
一方その頃、アカデミー某所

リョウジ「お嬢様の指示とは言え、こんなに予算を使っても大丈夫なのか?」
ミサト「大丈夫よ 人類を守るための予算だもの」

リョウジ「で、この施設の名前はもう決まっているのか?」
ミサト「決まってるわ。UGMよ」
リョウジ「何かの略称みたいだが?」
ミサト「Utility Government Membersが正式名称よ」

???「ここまで出来ているのですね。アレは?」

ミサト「アレね、ほぼ完成しているわ」
???「そう、それならいつ問題が起きても問題はなさそうね」

※リョウジとミサト:分かる人には分かる名前 そう、エヴァンゲリオンの登場人物
※Utility Government Members:ウルトラマン80に登場する地球防衛軍の名前

さて、次はどこへ行く?

1.ミュークロックのメンバー
2.ルキア・リック組
3.シャロン・ハルト組
4.ラスクとユウを待つユリとアロエ
5.その他
>>[741]
 取り敢えず、話の腰がぽっきり折れぬよう、1で。

マヤちん(明日はライヴかぁ……。)
 思い返せば、ここに来るまで、色々あった。
 暖かい布団が誘う眠気が、過去を呼び起こす。
 悪魔賢者やら料理大会やら、そして、アキバに来ても大騒ぎ。

 ライヴも無事に終わればいいけど……。

 と考えて、眉間にシワを寄せる。こんなの、どう考えたってフラグじゃないか。
 と、

?(マヤさん……マヤさん……。)

 頭の中に、声が浮かb……いや、これは、念話? しかも、その声の主は……。

 え……カイルさん……?
カイル「先生から聞いたのですが、強い瘴気がそちらに向かっているそうです
ライブが無事終わっても気が抜けないようですので、皆さんで解決して下さい
賢者のユウ君とラスク君がいない今、劣勢に立たされるのは間違いありません
先生の中から誰かが向かうかもしれませんが、油断なさらないように」

下手をしたらライブどころではなくなる可能性が出てきた
応援に来てくれる先生は誰なのか
そして、瘴気がもたらす試練はどのようなものなのか
果たして、一行は無事ライブを終え、護衛を務める事が出来るのか?
余談を許さない状況になってしまったマヤ達はどうなるのか?
それは間もなく起こるであろう試練が全てを決める事になりそうだ
マヤ(う、うーん……。)
 マヤちん、悩む。
 首だけを左右にふれば、そこには寝息(一部、鼾)をたてるメンバーたち……無理に起こすのも気が引けた。
 さっきのカイルの言葉……マヤには引っ掛かっていた。マヤの知っているカイルなら「皆さんで解決」なんて突き放した発言はしない筈だ……となると……。

マヤ(一応、念のため……。)
 アメリアせんせに念話を送る……と、

アメちん(あーらマヤひゃん?
 もぉ、消灯時間は過ぎへると思うけろ〜?)
 ……呂律の回ってない返事が。BGMで聞こえる音からすると……多分、あの執事喫茶……いや、喫茶で酒出していいのか?
 とかは置いといて。

マヤ(教え子が翌日、本番ってときに、何やってるだァァーッ!?)
マヤ
「アメリア先生、明日私達本番なんですよ?
飲みつぶれてて良いんですか?
ロマノフ先生に報告してお仕置きしてもらいましょうか?」

どうする?アメリア先生
アメリア「ヒィ!それだけはご堪忍ンンンンン!」
ロマノフ先生のお仕置きは本当にヤバい
生徒時代、何度食らわされたことか。教師になってもバギャドリーンされるなんていろいろとあれだ、超あれだ
かくて、アメリア先生は大慌てでお勘定を済ませ、お宿へと脚を渦巻きにして猛ダッシュしたのでした
※感覚が激しく鈍っている件…orz
マヤ(やれやれだわ……。)
 何か、肩から力が抜けた。
マヤ(でも、ちょっと……リラックスにはなったかも。)
 もしかしたら、一人で色々、背負い込みすぎていたかもしれない。
 気づけば、あたりの皆、寝息をたてて夢の世界。
 だが、明日はその、夢の世界を自分達がつくるのだ。その為にも、今は休まねば。

 ……大丈夫、アメリア先生もいるし、いざとなったらカイルさん達だって……。

 いつしかマヤちんも、力が抜けて、夢の世界へ……。



 ……そして、静かに、夜明けを告げる太陽が、東の空にのぼるのだった。
一方、ラスクとユウは
バンパイア、サキュバス、クロックの種を貰っていた
 
ラスク「はぁっ、はぁっ、結構種集まったね」
ユウ「うん、でも、まだあるんだよね」

ラスク「人形は揃ったから、後は印か
あの時、精霊が捕まってた所に行ってみようか」
ユウ「そうだね、あの・・・デスパレスの跡に印があるかもしれないし」

こうしてデスパレス跡に向かう一行
果たして、印は集まるのだろうか?

さて、本番を迎えるミュークロックはどうなっているかな?
ユリ「ふわぁ……よく寝た……」

 目を擦り、大きく伸びをする。

マヤ「おはようユリ……ってえぇ!?

 あなた……頭がシーモア老師みたいになってるわよ?」

 おそらく寝癖なのだろうが、ユリの髪は蝋で固めたかのように左右に大きな触覚を創り出していた。そうはならないだろう、普通。

ユリ「そんなびっくりするようなことでもないでしょ? ほら──」

シャロン「うーん……あら、マヤさんはちゃんと眠れましたのね」

 そう言って起床の挨拶を交わすシャロンの髪は……

 くるんっ♪ と、見事な縦ロールになっていた。

ユリ「わっはっはwwwすっごいお嬢様みたいになってるよシャロンwww」

シャロン「寝起きからなんか失礼なこと言ってません貴女?」
ミュー「おはようなのです……。」

マヤ(こっちは、アフロ……ッ!?)

ルキア「う、うぅ〜ん……(伸び)。」

マヤ(更に、スーパーサ○ヤ人ッ!?)

 マヤは、目眩をおぼえた。
 皆、毎朝、この寝ぐせをなおして、登校してるワケッ!?
アメリア「みんなおっはよー、よく眠れた?」
あ、アメリアせんせも登場です。
ん?アメちんの寝癖…
ユリ「ぶひゃひゃひゃ、ヒャッハーだ!ヒャッハーだ!」
そう、モヒカンだった…。
マヤ「なんでそーなるの!」
某仮装大賞司会者よろしく、すっとんきょうな声をあげマヤは前のめりに倒れたのであった、チャンチャン。

ログインすると、残り715件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

クイズマジックアカデミー(QMA) 更新情報

クイズマジックアカデミー(QMA)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。