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漫画原作コミュの著作権の守り方について

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はじめて書き込みさせていただきます。m(_ _)m

私は今、漫画原作者を目指して出版社に原稿の持込をしているのですが、心配なことがあります。

実は某雑誌社に原作を持ち込み、もう4、5度は打ち合わせをしているのですが、つい先日、妙なことを言われました。


「どこか削る必要もなく、まとまっているけれど、持ち込みを採用するのは敷居が高く、完璧なものでないと会議にかけることはできない。今の作品はそのレベルには達していない」

「ネタとしては凄くいいと思っている。それは前にも伝えたとおり」


ここまでは納得したのですが、問題はその後です。


「既に何度も打ち合わせをして、このネタで漫画をかけるくらいの情報をもらっている」(含み笑い)


これって、ネタを提供しただけで終わるパターンでしょうか? とても不審に思える一言でした。
今後、修正したものをこの編集の方にもっていっていいものなのか、迷っています。

私が持ち込んでいる話は、リアルな歴史モノであるため、脚色はあるとしても、「俺も資料を調べて、それを元に書いた」といわれてしまえば、仮にパクられたとしてもそれを立証はできない気がしています。

一度不審に思ってしまうと、「持ち込みの場合、敷居が高い」と言われたのも、採用する気が実はなくて、単にネタを引き出すための前置きだったのではないかと疑念も生じます。


決して、現時点でパクられることが確定したわけではありません。
しかし、言われたタイミングがタイミングだったので気になっています。


そこで質問です! 持ち込みをする際、パクられないような工夫や防衛をしている方はいらっしゃるでしょうか?
もしいたら、防衛策を教えてください。

よろしくお願いします。


ちなみに、その編集の方、企画書を初めて持って行った際「よいネタですね」と言ってくれましたが、シナリオ化したとき、「これはこれでいいとして、他の武将でも書いてほしい」と言われました。

確かに今回以上に書きたいネタは複数持っていますが、同時に進めてレベルが落ちてはいけないので、今の話しか出していないのですが、もし言われるがまま複数の話を同時に提出していたらと思うと、背筋が寒い思いです。

コメント(7)

 う〜ん、そういうことがあったんですか……。

 実は私も某出版社に持込をして、同じような言い方をされたことがあります。

 その時は、良く使われる言い回しなのかな、とも思ったのですが……。

 失礼ですが、よろしければどこの出版社で言われた事なのか、メッセージ等で教えていただけませんか。

状況が分からないので、あくまでも一般論的なことを。
質問の意図とはちょっとずれますが。

本の著作権に関して、ある出版社の編集者が自分の著作権を主張して認められたことがあります。実際問題として、本作りの段階では積極的な編集だと、自分の意見やアイデアを出しますし、作家の側もそれを取り込んで作品の完成度を高めていきます。場合によっては、原作者は原作を書かず、漫画家と編集者が打ち合わせして作品を作ってしまう場合もあります。具体名は出しませんが、そういうヒット作はたくさんありますから。

普通は、編集者は出版社側から給料をもらう立場ですから、著作権は主張しませんが、作家と揉めたり出版社と揉めたりした時に、そういう権利関係が発生することもあります。ただし、それはかなり特殊な場合ですから、それこそ名前だけの原作者側でも、いちおう著作権は有していますから、「じゃあこの著作物はもう刊行しない。俺に印税が入ってこないが、おまえにも儲けさせない」という覚悟を決めて相打ち自爆戦法にでれば、立場的に編集者は弱いですから。


さて、この場合の「既に何度も打ち合わせをして、このネタで漫画をかけるくらいの情報をもらっている」は、失礼な言い方になりますが、アイデアはいいがそれを物語として展開する面白味やキャラクター造形が良くないと、遠回しに言っただけという場合も考えられます。

通常は、よほど細部に拘らない限りは、2回か3回の打ち合わせで作品の善し悪しはジャッジできますから。原作者抜きで原案という形で編集と作家が話を作ってしまった方が早い、という皮肉とも取れます。編集者はしょせんサラリーマンですから、投稿者とはいえ揉め事の種は好みませんから、直裁的にダメ出しして、2ちゃんねるなどで「あそこの、○○って編集は態度が悪いから持ち込み行っても意味ねぇ」とか書かれるのを極端に嫌いますので。

そういう人種ですから、よほど切羽詰まった状況でもない限り、投稿作などの盗用などのリスクは怖くて冒せません。そのような盗用で揉めた事例はいくつかありますが、だいたいが編集者の評判に日頃から問題行動が見られた場合がほとんどです。常識的に考えれば分かりますが、その作品が大傑作ならば、金の卵を産む鶏は継続的に産ませた方が得であって、一本の読み切りや連載のために雑誌や出版社、自分の身を危うくするようなことは、まずしません。

極論すれば、『ドラゴンボール』の第1話のような素晴らしいアイデアを投稿者が持ってきても、それを盗んではたしてどこまで銭になる商売になるか、ということです。子母澤が書いた短いエッセイから座頭市のキャラクターは生まれましたが、あれは勝新太郎や三隅監督らの才能が、一のネタを百にも千にも育てた結果ですから。

また、比較的安定した職業とリスクを天秤にかければ、キ●ガイでもなければ、滅多にやりません。もっとも、ゲームのアイデアとして投稿作を持ち逃げした編プロの人間はいたようですが。しかし、ゲームシナリオとしてそれが採用されても、盗用がばれたらそこから受ける社会的制裁や経済的損失を考えれば、やったヤツがバカ、ということになります。採用されてもシナリオのギャラなんて一生食える物でもないですしね。


なお、著作権に関しては、明確な証拠はなくてもその編集者と打ち合わせた事実があれば、無許可でネタの流用があった場合、出版社側が知らぬ存ぜぬで押し通しても、裁判所の判断は著作権者側有利に動く場合が多いです。シナリオだけ同人誌などに発表するとかの証拠作りは、基本的にいらないと思います。

どうしても不安というのなら、原作原稿と日付が入った新聞をいっしょにスキャンしてデータ化して、mixiの日記の中にいくつか分散して保存していく程度で大丈夫でしょう。加工の後がなければ、たぶんそれで証拠になります。最悪、近くの弁護士事務所に著作権について相談という形で弁護士に面会して、そのついでに原作自体を見せておけば、相談料は五千円ほどですから、社会的信用がある第三者として文句ないでしょう。著作権についてのレクチャーも受けられますしね。

ただし、気をつけないといけないのは、アイデアの著作権は認められていない、という点です。推理小説のトリックなどのアイデアは著作権の保護範囲外です。そこを知った上で確信犯的に漫画に流用した作品とかありますね。これも具体名は出しませんが。そこを巧妙に突いてくる編集者も居ますので、自分のアイデア部分と著作部分については、分けておいた方が良いでしょうね。

キャラクターや台詞は著作物になりますので、RINさんのオリジナルな物だと認定されたら、その点は大丈夫でしょう。ただし、参考にした資料と類似性があった場合は認められない場合があります。槙原松本裁判がひとつの目安になるのではないでしょうか?
>ヒゲオヤジさん
そうですか。よく言われるフレーズなんですかね?
でもショックでした。

>土岐正造さん
もしかして業界関係者でしょうか?
適切なアドバイス、ありがとうございます。

今回のことで怖いと改めて感じたのは、利用される利用されて、ポイとされてしまうことです。
業界としてそういうこと、多そうですし。

もう少し、今の話を書き続けたいと思います。
私の受け取り方の問題で、編集の方がどういう意図で言われたのか、分からないところもありますし。
とはいえ、完全に不信感がなくなったわけではないですが。

コメント、ありがとうございました。
>>[3]
一応著作権を勉強したものの立場で書かせていただきます。

まず著作権というものはそれが著作物であるかどうかということが
重要になってきます。

RINさんのおっしゃるネタがどのレベルのものかはわかりませんが、
単なるデータや思いつき・アイディア、キャラクター設定などのレベルのものの場合、
著作物性は認められないでしょう。

具体例としては
・主人公は○○の状況に陥ったとき□□の能力を発揮する
・歴史的にこんな事実がある
・決め台詞
・ざっくりとしたあらすじ
こういったものには著作物性はないと判断されます。

よって第三者がそれを無断で使用して作品を作ったとしても、
何の権利侵害にもなりません。
RINさんがたとえ自分が提供したものであるとなんらかの証拠を
残していたとしても、著作権侵害には問えないと思われます。

もちろん、担当さんとの話の中で、相当具体的な物語ができており、
明らかにそれの二次創作と認められる内容のものを勝手に
出版された場合は、十分に戦えると思います。

そういう意味では、きちんとした記録をつけていくことは大事かと思います。
6年も前の書き込みなので、状況の変化について書きますね。

>編集者はしょせんサラリーマンですから、投稿者とはいえ揉め事の種は好みませんから
>また、比較的安定した職業とリスクを天秤にかければ、キ●ガイでもなければ、滅多にやりません。

昔は編集者のほとんどが正社員でした。
でも、ここ最近、編集者の非正規社員率が上がってきています。
「編集者はしょせんサラリーマン」でもなければ「安定した職業」でもないようです。

契約社員だったり、フリー編集者(会社に所属せずひとりで仕事をしている)だったり、編集プロダクション丸投げというのも多いです。

こないだなんか(小説ですが)、いきなりデスクから電話がかかってきて、「レーベル終わります。ボク退職します。それじゃ」でした。

「そんな急に。どうしたんですか?」

「ボク契約社員だったんです」

某社(大手四社のうちのひとつ)のデスクの名刺を持っていたし、契約なんて聞かされてなかったから、驚くばかりでした。

契約社員は正社員の半分以下の年収で、契約期間は一年から三年。そのあいだにヒット作を出したら契約継続、あるいは正社員登用というような条件で仕事をするようです。

そういう社員って(人によりますが)早く結果を出そうとして、無茶なことやってくるときがありますよ。

じゃあ、正社員ならもめ事が起こらないのかというと、それがそうでもないのが困ったところです。

ネタというのが、どの程度のものかわかりませんが、アイデアには著作権はないので、アイデアを盗られても、私は別にいいんじゃないかって思っています。

同じアイデアでも、書く人によってまったく違うものができる。それが個性であり作家性だと思うからです。

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