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シューマンのピアノ曲♪コミュの17 幻想曲

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1836-1838年作曲
冒頭にロマン主義文学の闘将フリードリッヒ・フォン・シュレーゲルの詩を掲げている。
「色とりどりの大地の夢の中で
 あらゆる音を貫いて
 ひとつの静かな音調がひそかに
 耳をそばだてる人の中に響いてくる」
クララに対するシューマンの心情と結びつけていたとみられている。
この美しい大作☆についての話題大募集!

コメント(30)

あゆこです。
ご挨拶してからなかなか書き込みできなくて。

幻想曲! いちばん好きな曲です。いや「いちばん好きな曲」はたくさんあるけど。

最初の音が鳴り響いたときから、アクアマリンの大海にぽーんと投げ出されたような気がします。彼は海は嫌いだったのかもしれませんが、私にとってはどうしてもこの第1楽章は「アクアマリンの海」、そこに船で漕ぎ出していく、と言う風に聴こえるのです。。

第1楽章と第2楽章はとても手に負えないのですが、第3楽章だけはなんとか弾けるので、よく弾きます。静寂と祈りとがだんだんと昇華されていくような感じ。

途中、分散和音が何度も転調しながら色を変えていくところは、いつ弾いても気がとおくなるほど美しいですね。シュレーゲルの言葉そのものですね。そして最後の分散和音、はるか高みを目指しながら、なにか未完成のまま、というところに深い余韻を感じます。

私は彼の音楽には「未完成さ」のようなものをすごく感じるんです。成熟してしまうことを永遠に拒否するような、永遠の春のようなもの。五月の朝、開いたばかりのばらの花びらのようなものを。。。

あゆこ
あゆこさんのイメージ素敵ですね(≧▽≦)

>第1楽章は「アクアマリンの海」、そこに船で漕ぎ出していく、
>と言う風に聴こえるのです。。
分かる気がします!!
私も一楽章のはじめは、広〜い広〜い大海原を
船が航海しているようなイメージがあります!!

幻想曲は1楽章の印象が強いので、
2.3はどんなだったっけ!?(^^;)と改めて聴きました。
3楽章、いいですね(ため息)
どこか切なくてロマンス情緒たっぷりの曲想に、
心臓がキューとなりました(><)

>彼の音楽には「未完成さ」のようなものをすごく感じるんです。
>成熟してしまうことを永遠に拒否するような、永遠の春のようなもの。
>五月の朝、開いたばかりのばらの花びらのようなものを。。。
あゆこさんのその表現すてきです…
そして同感です!
私もローベルトの音楽には、夢、憧れ、はかなさ、若者の心…
というようなものを感じています。

幻想曲もいつか弾いてみたいです。
この曲との出会いは 僕が高一の時。カルナバルと格闘中 学友の従兄 楊麗てい(ていの字が思いだせない)のリサイタルで出会った。第一楽章のGから始まるアルペジオに魅せられ音楽に引き込まれたのを覚えている。二つの魂の対話。魂の間を揺らめく音の流れ。ソナタ形式を踏襲した まさに 幻想の世界。演奏は技術的にも 内面的にも難易度の高い 傑作だと思う。
幻想曲とクライスレリアーナがシューマン音楽の
極北だと感じています。

彼は言わば半天才であり、
ショパンのように職人ではなかったがゆえに、
あゆこさんおっしゃるように常に「未完成」であり、
ピアニズムのオブラートに包まれることなく、
素直にロマンを吐露できたんだろうなと思います。
みなさまこんにちは〜
あゆこです。
なかなか書き込めなくて。。

CHOPINさんの「半天才」、ちょっと笑ってしまいました...って失礼ですね、すみません。
それって「技術的に少し足りないところが」ということですよねきっと。たしかに「なんとなくディレッタント的」なところがあると思う。

ただ、「(作曲の)技術が優れていること=天才」ではない。。

私は吉田秀和の「世界の中には、自分がたった今、ここに生きているということをまったく独特の非凡な形で表現できる人間がいる」という言葉が好きです。この通りではありませんし吉田さんはローベルトのことを言ったのではありませんが、これが天才の意味だと思うのです。

ちなみにローベルトに関しては「天才とは才能の量の問題じゃない。根元的な、初発的な存在感をぼくらにあかす人だ」と言ってます。まったく同じ意味だと思います。

とか書いて「あばたもえくぼ」なのかもね〜とか、自分で思う ((^o^

私、ショパンも単に「アルチザン」とは思わないです。好きな曲はけっこう偏ってるけど(^^;

あゆこ
はじめまして。今、この幻想曲を練習中なので、思わず書き込みしちゃいました!
月並みな言葉で申し訳ないのですが、本当にものすごく情熱的な曲ですよね。なんていうか、とても密度の濃いかんじの・・・。
私は「伝説の音調で」のあたりが特に好きです。この曲は、廃墟という副題もついているらしいのですが、このあたりにかんじますね。

左手とシンコペーションに四苦八苦しています;
シューマンコミュニティ参加させていただきました!

幻想曲は、私の今まで弾いた曲の中で、
お気に入りベスト2に入ります。
最初にこの曲に出会ったのは、確か大学3年生の時ですが、
その時は先生から、
「この曲を随分気に入ってるみたいだから、ただの試験曲にするのはもったいないから、卒業試験用に残しておきましょう」
と言われて、その時は、お蔵入りにしてました。
結局卒試では、他の曲になってしまったのですが(涙)、
新人演奏会と、ウィーン夏期セミナーの修了演奏会で
念願かなって演奏することができました。
(ただ、いずれも1楽章だけです。^^ゞ)
曲の素晴らしさもさることながら、私にとって思い出に残る場で演奏できたので、恐らく一生大切にしたい曲になります。
全楽章通して弾いてないので、私的にはまだ未完です。
いつか、弾いてみたいです。o(^^)o

他に好きな曲は、先日まで弾いていた「ショパン:ソナタNo.3」になりますね〜。
どちらの曲も、何度弾いても、新しい発見のある曲だと思います。
一度は弾いてみたい。
いや、一生のうちに弾けるようになりたい一曲です。

一楽章のはじめ、調性のあいまいなところがまたたまりません(^^)
ウッチーさんこんにちは。
たぶん第3楽章が一番弾き易い、かつ、おすすめです。私でもなんとか弾けますから♪
もちろん第1楽章も弾きたいですけどね〜 私には高嶺の花(^^;

わたしには、右手が二分音符、左手が三分音符のところ、泣きそうでした。しかもそうしたRobertの意図が痛いほど共感できるような気がしましたから絶対気が抜けなかったし。
分散和音が次々に転調していくところ、ほんとうに気が遠くなりそうに素敵です。。

あゆこ@愛こそすべて
はじめまして☆
亜ゆみサン同様、今練習中で書き込みさせてもらいました♪
卒業試験で2月初めに弾くのですが練習を始めたのは12月・・・。間に合うのか私・・・(泣)
曲想も大好きですが何より中身が濃い!!
シューマンの秘めた情熱を表現できるようになりたい〜!
こんにちは♫♫
現在大学4年です! 音大でピアノを専攻しています♫♫
卒業試験曲はもちろん「幻想曲」(✿ฺ^-^✿ฺ)
ゆっくり時間をかけて丁寧にさらっていこうと思います♡
この曲にベタ惚れ中ですヾ(♥o♥o)ノ
やりました、この曲〜〜〜!!!
高校生のときに先生に「これやりたいです」
って言ったらOKしてもらえて( ´∀`)
これやる前にもソナタの2番やっていて、
シューマンラブ(笑)がはじまったばっかりの時期だったので、
やたらシューマンの曲ばかり聴いて探して、を
やっていましたなぁ〜…なつかしい。
暗譜が苦手なので、覚えるのに苦労しました。
(これはどの曲でもそうですね^^;)

シンコペーションはシューマンの十八番だとしても…
合わせるのにあぁぁ、苦労しました…
もうあんなに指は動かないです…(´A`)
3楽章に『棕櫚』という副題がついていますよね??それって木の名前らしいのですが、なぜそのような副題がつけられたのか、ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい!
廃墟、トロフェンはわかるのですが、棕櫚だけは理解ができません…。
よろしくお願いします!
ホルヘ・ボレットの追悼盤『謝肉祭』のカップリングだったのがきっかけで聴くようになりました。

全くの個人的意見で恐縮ですが、第一楽章は、ベートーベンの「ワルトシュタイン」第三楽章を連想しました。

川の清流のような躍動感と、中間部の深く切ない味わいは逸品です。
>>17 みおっちさん
3楽章の副題である「Palme」は、ドイツ語の辞書を引くと「棕櫚、椰子」という日本語にあたるようですが、同時にそれは「勝利の象徴」を意味するらしいです。「勝利の象徴」なら2楽章の「Trophän」からの流れで納得できるかなと思います。また、2楽章は「凱旋門 Siegesbogen」、3楽章は「星座 Sternbild」と呼ばれていた時期もあったみたいです。
そんな3楽章が大好きです☆
出だしの左手について誰か教えてください。専門的にピアノや音楽を勉強したわけではありませんが、ピアノ好きシューマン好きなので、Op.17幻想曲を鳴らしてみています。

理論にこだわるわけでは全くないのですが、それでも、まず最初の左手、
 ソラソファレレソファ レラソファレレソファ レラソファレレソファ
を和声的にどう理解したらいいのかわからなくて、毎回心の中でひっかかっています。

この、?(主和音)とも、?(属和音)とも、?(下属和音)ともつかない、トニックでもなくドミナントでもなくサブドミナントでもない、「もわっ」とした感じを、「もわっ」という以上に何と言えばいいのか?和声的な説明の仕方があるのか?例えば、何が主たる和声の要素で、何が従たる要素なのか?

ご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください。
ドミナントになるのでは? と思います。
隣接する音は、修飾音になりますので、実質的な和音構成音は、跳躍している音、、、 となると、基本は、G,D そして、第3音Hが3小節目に出てきて、確定されるのだと思います。
この第3音が出てくるのが遅いため、また、特に2小節目の内声で第7音と第9音が先に出てくるため、、、また、依音、経過音の嵐のため、、、 独特の浮遊感があるのではないか、、、と思います。

また、ドミナントの解決としては、13小節目の?の和音で、、、 それも、幻想の世界を醸し出していますね。
C:dur主和音が出てくるのは、61小節目?(数え間違えている???)かな。。。


よく、シューマンのファンタジーと、リストのロ短調ソナタと比べて、シューマンのファンタジーは構成がしっかりしていてソナタっぽいのにファンタジーというのは、ドイツ的な気質からか、、、と言われているように思いますが、、、この調性の浮遊感は、当にファンタジーの特徴と思います。(ちなみに、あれほど好き勝手やっているようなリストのロ短調ソナタも、アナリーぜすれば、がっちりした構成、まさにソナタの風格が感じられます。。。)
この調性の浮遊感、、、 例えば、モーツァルトのハ短調のファンタジーなどは、本当に最後のコーダ部分になるまでハ短調の主和音が出てきません。また、ドミナントでもの凄く主和音の期待感を煽らせておいて、、、というのも、モーツァルトで出てきています。(すみません、他のファンタジーは、、、あまり勉強していないので、、、 でも、バッハの半音階的幻想曲とフーガの幻想曲は、、、しっかり調性が確立していますね、、、そういえば・・・)


今、練習中で、もしかして間違えている??? かな???  と心配ですが、、、 もしお気付きの点がありましたら、ご指摘ください。 
幻想曲の1楽章、いま弾いてますが、
冒頭はC-durのドミナントでしょう。
この曲の1楽章は、C-durの曲でありながら最後の最後まで
C-durのトニックが現れないというところに
シューマンの意図があるようです。

この曲、ライトモティーフ的(例えば絶望、ヴィーク、クララ、教会の鐘)
という解釈はできますか?
反応遅れてすみません。

確かに、思いっきりソを打ち込んでその上に組み立てている以上、ドミナントなのでしょうね。「ラソファ」というのが、サブドミナントっぽくもあって、トニックに解決しないままさらにドミナントを拡張していこうとする原動力になっているような・・・なんとも不思議です。モーツァルトのハ短調幻想曲もそうなのですね。

シューマンの場合、時間の断面で和声の分析をしてもわからないことが結構多いのではないか、常に横の線の中で対位法的に動いている動きの方が勝っているのではないか、という気がしています。その中で和声的にも様々な輝きが放たれるわけですけど・・・。もっともこの幻想曲は横の線が明確なわけでもないので、ほんと不思議ですね。

この曲のアナリーゼ例をご存知の方がいらっしゃったら、どなたか教えていただけませんか?
冒頭の和音は属9かと思われます。(^-^)いくつかの解説書で同じことが書かれているのを読みました。
それにしても素晴らしい名曲ですよね。。。アナリーゼ難しいですが、やればやるほど奥が見えて鳥肌が立ちます。
アマチュアの学習者です。

幻想曲の第一楽章が終わって、第二楽章と第三楽章の譜読みを並行しています。

第一楽章だけでも、演奏時間13〜14分。

非常にドラマチックで大曲感があり、随分苦労しましたが
第二楽章の広域和音と執拗なリズム、複雑な構造に溜息・・。

幻想曲は通しで弾くと30分超の大曲ですが
これだけのボリュームがあると宇宙的な起承転結を感じます。

第一楽章は、5月に人前演奏の機会がありますが
全曲通しで披露できる機会が訪れるか・・楽しみです。

シューマンの音楽は、親しみやすいのか、人を寄せ付けないのか
時々解らなくなりますが、それでも私を惹きつけてやまないのです。
3月位までは全曲レパートリーの範疇でしたが半年以上弾いてないのでもう弾けないだろうな。

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