モンド（路上で唄う柴犬）コミュのボクの友達の話

いきなり出てきて紹介してなかったけど、友達のテンテン君の話をします。
ボクの友達のテンテン君は犬ではなく、鼬（イタチ）っていう種族です。
ちょくちょくボクの家に遊びに来ます。
一度、家に遊びに来ているところをアイボウが見つけて、
「なんだ、ありゃ？？？」という事になり、
後日、町内一斉清掃の時に、近所のあばあちゃんがアイボウに、
「そりゃ、テンだな・・・、昔はこの辺にもたくさんいたんだ・・・」
という経緯があり、ボクが勝手にテンテン君と呼んでます。
テンテン君はウチの近くの浄水場にある溜め池のほとりにお爺ちゃんと住んでます。
そのお爺ちゃんはものすごくいろんな事を知っています。
ボクが知っていることの大部分は、テンテン君がお爺ちゃんから聞いてきてくれたことです。
初めてテンテン君が遊びに来たときはビックリしたけど、
ボクのご飯をちょっと分けてあげるといろんな事を教えてくれるので、
今は毎日、テンテン君が遊びに来てくれるのがとても楽しみです。
テンテン君専用のお家（別宅）は米軍施設の中にあります。
なぜ知っているかというと、一度、アイボウと自転車で散歩している時にたまたまテンテン君に会っちゃいまして、
ついつい嬉しくて、アイボウの綱をグイグイ引っ張って追いかけちゃいました。
人間の前では知らないﾌﾘをすることになっていたのを忘れて・・。
テンテン君は猛ダッシュで米軍施設の金網をよじ登り、
巣穴へ入っていきました。
それを見てアイボウはボクに
「おい、モン。アイツ、おまえの友達だろ？ここに住んでるって事はアイツ、アメリカ人か・・・。シブイな、賢いよな、アイツ、ここはめったにヒト来ねーしよ、日本人は立ち入れねーし、な。」
その後、テンテン君が怒って「なんで人間の前で追っかけたりするんだよ？？？」
って言いにきたので、別宅がすごく安全な場所だ、という事を教えてあげて許してもらいました。