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Richard Rortyコミュのアンチ「基礎付け主義」としてのローティ

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 ローティにとって、ヨーロッパ哲学の歴史と伝統は、偶然や経験、歴史主義の前に立ちはだかる、いわゆる「基礎付け主義」としての形而上学の歩みにほかなりません。そしてその「基礎付け主義」は、ヘーゲル以降の若干の修正、さらには、ハイデガー、ニーチェを経由した「脱構築」の試みにもかかわらず、なおかつ連綿として継続しているとされます。

 ローティにとっては、レヴィナスの「他者」、デリダの「レスポンシビリティ」、そして、直接触れてはいないものの、J・Lナンシーの「分有」などといったものをも、カント的な普遍原理へのノスタルジーに過ぎないとして拒否されます。

 そして、そうした基礎への回帰志向こそが政治にとっての桎梏であり、政治はそうした理念とは無関係なプラグマティックな要請への対応に専念すべきだとされます。

 ローティと同様に、ヨーロッパ哲学の伝統を総括した次元で政治を考えた人にハンナ・アレントがいます。この二人は、ともにいわゆるリバティを志向するのですが、その政治という概念の差異には大きいものがあります。
 この二人を並べていろいろ考えてみたことがあります。

 ここはローティについてのコミュですから、アレントはともかくとして、ローティの政治思想、ヨーロッパ哲学の総括の仕方、などについての諸氏の見解などお聞きしたく、このコミュに参加いたしました。

 以後、よろしくお願いいたします。

 

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