ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

法然 1133〜1212 浄土宗コミュの『無量寿経』を読み語り合いましょう。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
私が聞いた所では、ある時、尊き師でいらっしゃるブッダはマガダ国の首都ラージャグリハの霊鷲山に、たくさんの偉大な弟子と普賢菩薩、文殊菩薩、弥勒菩薩など、出家と在家のたくさんの菩薩たちといらしたそうです。
ブッダの説法を聞くために集まったそれらの菩薩たちは皆それぞれブッダの生涯の八つの時期にあたるお姿を示していらっしゃり、
しかも智慧と慈悲の二つを具えておられ、生きとし生けるものたちを救うための菩薩行においてパーラミターを実現されている方々だったそうです。
そこでアーナンダ長老が坐から立ち上がってブッダに合掌し、こう質問なさったそうです。
「尊き師よ。あなたの六根は清浄で顔色も肌の色もまことに清らかで黄色に輝いています。
まるで秋の雲か炉から取り出されたジャンブー河産の金塊のようです。
これまでに一度も尊き師のこのようなお姿を拝見したことがありません。
思うに、本日尊き師はブッダの境地、勝者の境地、一切智者の境地、大竜の境地に入られて、三世のブッダたちを念じていらっしゃるのではないでしょうか?」
「アーナンダよ。その通りです。あなたが私に質問したのはたくさんの人たちの利益と幸せを願ってのことでしょう。大悲の実践者であるブッダたちが現れたのもまさにその目的のためなのです。
アーナンダよ。あなたの質問もブッダの計らいに他なりません。アーナンダよ。心して聞きなさい。まさに私はあなたのためにお話しましょう。」
「ありがとうございます。」

コメント(3)

原始教団がいくつもの部派に分裂し、各地の各部派の中で、亡き釈尊の教えを深く研究するアビダルマが盛んになってゆくと、
それに取り残されたままの在家の民衆のことをもっと考えるべきだという大乗の運動が各地で生まれるようになった。
そして亡き釈尊への思慕によるストゥーパ崇拝では飽き足りない庶民の思いは、今もよその仏国土で生きていらっしゃるさまざまなブッダへの信仰をおさえ難いものにしていった。
西方の仏国土にいらっしゃるという阿弥陀仏への信仰もこうして大乗仏教誕生の極々早い時期にインドの民衆の中に生まれることになった。
(『無量寿経』の続き)

「量り知れないほど遠い昔にディーパンカラ・ブッダがこの世に現れて、たくさんの人々を教え導き、お救いになりました。
このブッダの前には光遠ブッダ、さらにその前には月光ブッダというように過去に53人のブッダが出現なさったのをさかのぼることができるその先に、
ローケーシヴァラ・ラージャ・ブッダのいらした世に記憶力、理解力、精進力、智慧力のすぐれたダルマーカラ菩薩がおりました。
彼はローケーシヴァラ・ラージャ・ブッダの教えを聞く修行僧だったのですが、ブッダの前でブッダの徳を讃え、もろもろの菩薩行を実践して衆生を救おうという願いを起こして、
この願いがかなうまではたとえ地獄のような悪い境涯に生まれても決してこの心をひるがえさないとその決心を表明しました。
このようにです。
『無量寿経』の続き

「『ブッダの輝くお顔は気高く、その威光は際限がありません。
ブッダの放たれる光は随一のもので並ぶ者がありません。
日月の光も如意珠や珠玉の光もそれに比べれば炭くれに過ぎません。
ブッダのお姿は誰よりも優れたもので、悟りを開いたその声は高らかに十方に響き渡ります。
戒行、多聞、精進、心統一、智慧などの徳は他に比べようもありません。
深く、そして明らかにもろもろのブッダの教えの海を念じていらっしゃり、その深奥も奥底も究めていらっしゃいます。
貪瞋痴の三毒はブッダにおかれては断滅されています。
まこと、獅子のごとくその偉大な徳は人々の中のおさであり、量り知れません。
その功徳は広大で、智慧は深妙です。
ご威光は大千世界に響き渡っています。
願わくは、この私もブッダ、目覚めた者と成って教えの王として、迷える衆生を救い、解脱させることができますように。
布施、心の統御、戒行、忍耐、精進、心統一、智慧によって完全なる菩薩行を修めたいと思います。
私は誓います。
この願いを是非かなえて、ブッダと成ってすべての迷える衆生に大いなるニルヴァーナを与えたいと存じます。……』」

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

法然 1133〜1212 浄土宗 更新情報

法然 1133〜1212 浄土宗のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング