ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

史跡コミュの長者原廃寺跡

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 奥州市衣川区下衣川

 1957年年07月19日、岩手県が史跡に指定。

 長者原廃寺跡は、衣川流域平坦部に位置し、南方約1kmのところに中尊寺があり、西に衣川が流れている。
 この遺跡は、1958年の調査で、四周土塁跡・南門跡・本堂跡・西方塔跡が確認された。
 四周土塁は、南辺59間(約107m)・北辺62間2尺(約117m)・東辺48間2尺(約87m)・北辺48間4尺(約88m)で、土塁の高さは高いところで約15尺(約4.54m)、基底部の幅は14尺(約4.42m)であった。
 南門跡は南辺土塁のほぼ中央に礎石10個を発見し、桁行3間・梁間2間の規模であった。
 本堂跡は礎石34個を確認、正面5間・奥行5間の建物であった。
 西方塔跡は、本堂の西方に礎石13個を確認し3間四方の方形建物であることが分った。
 遺物は土師器十数個の破片を発見した。
 このうち7個は台付容器の台部であり、その他は糸切底の坏の破片である。
 従来、金売り吉次の屋敷跡と伝えられていたが、礎石の配列や建物の配置および出土した土師器などから、平泉藤原氏時期かそれ以前の重要な寺院跡と推定される。
 近隣に衣川舟運の船着場がある。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

史跡 更新情報

史跡のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング