ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

史跡コミュのロシア兵墓地

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 大阪府泉大津市春日町20

 2004年03月24日、泉大津市がふるさと文化遺産(史跡)に指定。

 明治37(1904)年2月の日露戦争勃発により多数のロシア人将兵が捕虜となったため、陸軍第4師団司令部は同年11月に堺市浜寺の海岸に仮設テントを設けて30000人を収容、さらに翌明治38(1905)年1月には泉北郡高石村浜寺に俘虜収容所が建設され、28000人が入所した。
 同年9月の戦争終了後、捕虜は順次ロシア帝国へ送還され、明治39(1906)年2月に収容所は廃止されたが、この間、89名の将兵が死亡したため、泉北郡大津村の住民達が自らの墓地のうち600?を提供し、ロシア兵墓地が造られた。
 89基の墓石が全て現存し、将兵の宗教を表す紋と所属部隊の下に自国語と片仮名で名前が刻まれている。 
 また、墓地の中央付近にはロシア帝国政府によって建てられた五稜の石造慰霊碑があり、その下部にはロシア語・アラビア語・ドイツ語・ヘブライ語の5ヶ国語「御霊よ、安らかなれ」と刻まれている。慰霊碑の上部にはロシア語で「死せるロシアの戦士達へ 旅順港の戦友より 1905年」と刻まれており、慰霊碑東側には、捕虜収容所長の漢文による墓地建設由来を刻んだ石造記念碑も建つ。
 今でも時折、将兵の母国の人々が墓参に訪れている。

コメント(2)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

史跡 更新情報

史跡のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング