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史跡コミュの定林寺跡

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 奈良県高市郡明日香村大字立部(タチベ)32

 1966年02月25日指定

 浄土宗立部山定林寺は立部寺とも呼ばれ、寺伝によると聖徳太子が推古天皇8(600)年頃に建立した四十六ヵ寺の一寺とするが、詳細は不明である。
 江戸時代後半建立の伽藍を持つ現在の定林寺の西側の春日神社(祭神;武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神)境内に塔跡をはじめ土壇や礎石等の建築遺構があったため、昭和27(1952)年に発掘調査が行なわれ、塔の心礎を確認、さらに朔像の菩薩の残欠や素弁蓮華文の瓦片などの出土があって、飛鳥時代創建の寺院である事が確かめられた。また昭和28(1953)年に行われた日本考古学協会の発掘調査では、塔跡と廻廊跡の発掘調査が実施された。
 その結果、塔跡では地表下約2mの位置に円形柱座を掘り込んだ心礎が検出された。また地表面から心礎までの空洞を埋めたなかに朔像片・古瓦片等が遺存していた。また廻廊についても一部発掘が実施され、桁行約2.48m・梁間約2.7mの建物であったことも確認された。講堂跡と思われるものもある。
 史跡指定に伴い、春日神社の社殿は東側に移転された。

コメント(2)

今の定林寺はこじんまりとした寺院です。春日神社の社殿は綺麗に整備されていました。

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