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まぼろし映画館コミュのLAST BLOOD

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監督:クリス・ナオン
キャスト:チョン・ジヒョン、リーアム・カニンガム、小雪、マイケル・バーン、コリン・サーモン、コンスタンティン・グレゴリー、倉田保昭

http://lastblood.asmik-ace.co.jp/

【あらすじ】
セーラー服に身に包み、孤独とともに生きる16歳の少女サヤは、父親を殺したオニゲンへの復讐を胸にたった一人で生きてきた。今はオニ殲滅のために作られた組織、カウンシルの協力を得ながらオニの処刑人としての日々を送っていた。カウンシルのリーダー、マイケルは、サヤをアメリカ軍基地内の高校に潜入させる。そこでは、女子生徒に化けた2匹のオニがクラスメイトのアリスに襲いかかろうとしていた…。


プロダクションIGのアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を実写化した作品。

鬼の血を引き、刀を武器に戦う主人公サヤ。
どこかで見たような設定だなぁと思ったら、これってまさに女版「BLADE」じゃない。
あっちは吸血鬼だったけどね。
予告編で見た、刀を振りかざして戦うセーラー服姿のチョン・ジヒョンに「GOGO夕張だ!!」と一目惚れし、映画館に足を運んだんだけど、この「制服と凶器」っていうギャップのある組み合わせがいかにもアニメっぽくて好きなのよね。
振り返ると、学生が銃器をブッ放して殺し合う「バトルロワイヤル」もそういう荒唐無稽な所に惹かれたのかなと。

日本を舞台にしてるんだけど、どちらかというと中国とか香港に近い独特の雰囲気。
回想シーンでの着物姿は完全に「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」とか向こうの時代劇だもの。
その上セリフは英語なので、「一体ここはどこ?」と妙な感じだった。
外国映画が描く日本って大体違和感あるじゃない?
黒メガネをかけたサラリーマンもやっぱり登場して、これだけ情報化社会なのに未だに日本人ってこういう印象なのかとなんだかやるせなかった。
でも、ビルが立ち並ぶネオン街のフィクショナルな風景は嫌いじゃなかったなぁ。

予告で見る限り絵面はなかなか面白げな雰囲気だったんだけど、実際見てみると期待を大きく裏切られる内容。。
まず、CGがチープ!!
ここ最近のCGと言えばもう実写と区別が付かない程クオリティーは上がってるというのに、この映画においては素人同然の出来。
とにかく酷かったね。
そして、一番楽しみにしてた肝心のアクション・シーン。
「プライベート・ライアン」以降よく見られるようになった荒い粒子の手ブレ映像でカッコ良く見せてるつもりが、なぜかコミカルな仕上がりになっててガッカリした。
細かいカット割りも見づらくて、一連のアクションの動きがスムースじゃないのよね。
いかにもワイヤーで吊られてるのがバレバレなのも気になった。
予想に反して完全にB級作品でした。。
チョン・ジヒョンも小雪(ボスなのに意外とあっさり殺られちゃう!!)も素材としては決して悪くないだけに、もったいない。。


※ 評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆ 4点(10点満点)

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