やましろ猛虎会コミュのまだ心理学者になれていない

日曜日は今季初めての阪神戦を観戦しに、東京ドームへ。
阪神は現在3連敗中で、しかも先発が福原ということで、内心どうしようと思ったのですが（苦笑）。

初回、早くも巨人に3点を先制される。
今日はワンサイドゲームになるかなと思っていたら、2回表に新井がライトスタンドに叩き込み、一死一、二塁から福原がバント失敗。福原、昨年バントで故障したのがトラウマになっていますね。「桜井か？うーん」と唸りかけていたら、桜井がレフトスタンドに逆転3ラン。見事なホームランでした（笑）。

福原は危なっかしい投球を続けながらも、5回を3失点に抑えました。6回からアッチソンを投入したのですが、李、阿部に連続ホームラン。久保田劇場ならぬアッチソン劇場でしたが、おそらしくアッチソンで2回投げて、その後ジェフ、球児とつなごうとしたのですが、甘かったということでしょう。帰宅後ネットで確認したのですが、日本テレビで今日は岡田前監督が解説をしていて、岡田前監督の指摘としては、狩野のリードがワンパターンになっていて読まれてしまっていたことと、もっと重要なことなのですが、アッチソンは急に肩を作ったのではないか、つまりベンチとブルペンの連携がうまくいっていないということだと思います。

このまま4連敗するのかなと思っていたら、8回二死二塁から桜井がタイムリー三塁打（笑）。桜井は今日3打数2安打1本塁打4打点3四球と、桜が咲きかけというのか、これがきっかけとなって再ブレークすればよいと思います。ただ、桜井にタイムリー三塁打が出た後、二死三塁で二番平野の場面。昨日、今日と安打が出ていない平野に代打を送らず、平野が初球を打って二塁ゴロで凡退してしまいましたが、代打の切り札である檜山、今岡が残っていただけにもったいなかった。「ここぞ」という場面に代打の切り札を使わないのはどうなのかな。今日は結局6対6と延長12回引き分けに終わったのですが、檜山、今岡は、出番がなかった。真弓監督自身、現役生活の晩年は「代打の切り札」だっただけに、どうだったのでしょうか。
また、9回新井のタイムリーで同点に追いついた後の場面でも、関本のバント失敗、ダブル・スチール失敗と、采配でちぐはくさが出てしまいましたね。
結果論ですが、関本にバントさせずに打たせて、結果併殺打となったとしても、三塁に走者を進めた方がよかったかなとも思います。

今日の試合だけではなく、この開幕9試合を見て、真弓監督自身初監督ということもあるのですが、選手の出し所というのか、選手を気分に乗せて登場させることが出来ていない。誰が言ったのか記憶していないのですが、「優秀な指導者は、優秀な心理学者である」という言葉を目にしたことがあります。まだ、真弓監督は心理学を学ぶ途上にあるのかなという気がしました。

<巨人６-６阪神>