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励まし合って読書会。コミュの2018年4月 課題本 『アラブ、祈りとしての文学』 岡真理

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コミュ内全体

Amazon内容紹介より

もしもパレスチナの難民キャンプで傷付いた子どもの傍らにいたなら、
私たちはその手をとるだろう。ベツレヘムの街で自爆に赴く青年が目の前にいたら、
彼の行く手を遮るだろう。
だが私たちはそこにいない。

小説を書き、読むという営みは理不尽な現実を直接変えることはない。
小説は無能なのか。悲惨な世界を前に文学は何ができるのか。古くて新しい問いが浮上する。

ガザ、ハイファ、ベイルート、コンスタンティーヌ、フェズ……、様々な土地の
苛烈な生を私たちに伝える現代のアラブ文学は多様な貌をもつ。しかし
各作品に通奏低音のように響く、ひとつの祈念がある。
「「かつて、そこで」起きた、もはやとりかえしのつかない、痛みに満ちた
出来事の記憶。もう帰ってはこない人々。[…]作家は、頭蓋骨に穿たれた
二つの眼窩に湛えられた深い闇からこの世界を幻視し、彼岸と
此岸のあわいで、起こらなかったけれども、もしかしたら起こりえたかもしれない
未来を夢見続ける死者たちの息づかいに耳を澄ます。」

小説を読むことは、他者の生を自らの経験として生きることだ。
見知らぬ土地、会ったこともない人々が、いつしか親しい存在へと変わる。
小説を読むことで世界と私の関係性が変わるのだ。
それは、世界のありようを変えるささやかな、しかし大切な一歩となる。
世界に記憶されることのない小さき人々の尊厳を想い、文学は祈りになる。
「新装版へのあとがき」を付す。

コメント(32)

お当番さんお疲れさまです。
残念ながらご近所の図書館に所蔵されていなかったので、取り寄せお願いしてきました。
届いてからの参加になります。
「難しそう」腰が引け気味ですが、途中で断念することなく完走したいと思います。
ダメそうだったら励ましてくださいー
よろしくお願いします。
お当番おつかれさまです! とても読み応えがありそうで、このコミュにふさわしい選書になったように思います。
わたしも挫けないように頑張りますー!
お当番お疲れ様です。
以前から気になっていたので
大変そうですが頑張ります!

よろしくお願いします〜。
さっそくのコメントありがとうございます。励みになります。こちらこそよろしくお願いしますー。

今もう本は手元にありまして、確かにちょっと難しそうな気もします…。でも文章そのものは全然硬くなく、読みやすそうな印象です。
冒頭を少し読んでみて、誠実さの伝わる言葉たちだなぁ…と感じました。
短い章で区切りは付けやすいと思います。気負わずゆっくり読むとしますね。
4月に入りましたので、とりかかっています。
第1章「小説、この無能なものたち」が胸を打つ内容で、がっつり掴まれました。
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』に言及している箇所も、とてもよかったです。

ぐんぐん引き込まれていくので、意外と読みやすいかも…ですよ。
さすがに新年度、なかなか取りかかれません(汗
中旬くらいに手をつけられそうです!
後から追いかけますわー!!
>>[6]
やはり4月は忙しい方が多いかもですね‥。
ぼちぼち先に行ってます。追いかけてくださいなー。
りなっこさん、第1章読みました。
わたしもガッツリ掴まれて、今胸が痛いです。
「わたしを離さないで」をわたしは好きじゃなかったけれど、今その自分の読みの浅はかさに打ちのめされています。
祈りとしての文学、その祈りについて、今ぐるぐると考えています。
これ、すごい本ですね。
>>[8]
うん、すごい本ですね。
打ちのめされるし、言葉を失うようなことを知らされて愕然とするけれど、だからこそ読まねば‥‥と。
今週は後半へ読み進めようと思います。むんっ。
本が今日届きました!
なかなかに読み応えのありそうな感じですね。
ドキドキです。
私も昨日から読み始めました。
集中してがっと読める感じではないので、時間がかかりそうです…。
>>[12]
わ、まいまいさん、参加されてたのですね〜 o(^-^)o
「読めてよかった」と言っていただけて、何よりうれしいです。
私もそろそろ追い込みかけて読みます〜。

そうそう、辛い内容ではあるけれど、読みにくい…ということはないですね。沁みるように言葉が入ってくる感じがします。
読了いたしました。
最後までこちらの胸を抉ってくるようなすごい本でした。
「ナクバ」という言葉を今まで知らずに来ましたが、これからはけして忘れずに
いようと思います。

生まれた時から難民として、すべてが八方ふさがりの状況で、
食べるもの、住む場所、病気、空爆、虐殺、生きること自体が困難な中で、
文学に何ができるのか。
そこに祈りとして、という、フィジカルに救うことができずとも
確かに救いが、文学の役割があることに心が震えました。

ナショナル・アイデンティティがある限り、排他的な残酷さは終わることがなく、
性的な乱交という意味も含むプロミスキュイティを生きることに呪縛を解く答えは
あるのではないか。
それはこの国を含むすべての国に言えることなのではないかと思います。

重い話はそれとして、紹介されるアラブ文学にも魅了されました。
わたしは「千夜一夜物語」くらいしか読んだことがないので、
これを機会にぜひ、アラブ文学にも親しみたいと感じました。
いっそ5月の課題本はアラブ文学にしようかな???

りなっこさんがこの本を挙げてくれなければ、
手に取ることはきっとなかったと思います。
手に取れて、この本を読むことができて、本当によかったと思います。
私もひそかに参加しております。
読み始めてすぐにいろいろなことで打ちのめされ衝撃強すぎてなかなか読めなかったんですが、
気を取り直して読み始めたところです。
実は未読な『わたしを離さないで』とはそういう読み方ができる物語なのかと、
今更ながら読まなくちゃという気持ちになっています。
綴られる言葉が強くて、いちいち読む手を止めて文章を書き写したいぐらいです。
読書に戻りますー

読みました!(早めにとりかかったのに追う立場になっておりました…)
素晴らしい本に出会えたことの嬉しさと、知らされることの重みで胸がつぶれそうな苦しさと、上手く交じり合わせられない2つの気持ちでぱんぱんになりました。
揺さぶられる度にそこでしばし立ち尽くし、自分の中に受け止めようとした。知るのに遅すぎることはない…と静かに言い聞かせる。そんなことが幾度も。
私は「アンネの日記」が好きなので、アンネが彼女自身の言葉で綴った理想や願い、その祈りとなんてかけ離れてしまった未来だろう…と、遣り切れない哀しみも押さえられませんでした。

祈りは無力であり、小説もまた無力である。今日を耐え忍ぶ人々を支えるような、魂の救いになることもほとんどない。
では、祈ることは無意味なのか。その問いの先に、「人が死んでなお、その死者のために祈ることに「救い」があるのだとしたら、小説もそのようなものではないか」という文があり、私はこの言葉に確かに救われたけれど、その灯はどれほどの闇を照らすことが出来るだろう…と考えて、また気が遠くなってしまう。でも、祈るしかない。
理想を謳えば嘲笑されかねないこの国に生きていて、あらためて「本当に、祖国って何…」という思いも。


また書きに来ます〜。
読み終わりました。
「ナクバ」はもちろん、中東を舞台にした政治情勢もなんとなく知ってるようが気がしていたけど、実際は何も知らなかったんだ、そしてこうしている間にも無辜の人間が殺されているんだと思うと、打ちのめされるようななんとも言えない気持ちになります。
日本で生まれ育ち子供を産んで育てそしておそらく日本を故郷として死んでいく私には、複数のアイデンティティがある、というのは想像もつかないことで、そしてそれを容認されることなく
悲願だったのかもしれないイスラエル建国は、結局のところ誰も幸せにしなかったししないんじゃとさえ思ってしまいます。
とにかく「ホロコーストの被害者が一転してナクバの加害者に」が衝撃でした。

政治的背景が重くて重くてやりきれなくて感情を揺さぶられ、涙拭きながら読んでいたのですが、それとは別に具体的に紹介されるアラブ文学がとても魅力的で、どれも読んでみたくてたまらなくなりました。そういう意味では最強の作品紹介だったのかも。
イブラーヒーム・ナスラッラー「アミーナの縁結び」、ガッサーン・カナファーニーの作品、アフラーム・モスタガーネミー「肉体の記憶」、アントン・シャンマース「アラベスク」などなど。
どのくらい翻訳されているのか不明ですが、せっかくなので少しでも多くの作品を読んでみたいです。
ここでも私が知らないだけで(突き動かされる動機が哀しすぎるけれど)豊潤な小説世界があったのだと目からウロコが落ちるようでした。

私が読んだのは2008年刊行の本でした。単行本の刊行からさらに10年が経った2018年となっても状況は明るい光が見れるどころか、ますます泥沼化しているようにも思えます。
何が起きているのか、ちゃんと知ろうとすること。
それが私にできる唯一のことなのかなとも思います。

衝撃が大きすぎて、感じたことの半分も言い表せていない気がするんですが、みなさんの感想を読んでは「そうそうそうそうそう!!」激しく共感しています。
素晴らしい読書経験をさせていただいて、課題本として選んでくださったりなっこさんに感謝です。
アラブ文学読んでたら「ふふふん」とでも思ってください。
胸を抉ってくる凄い本、「ナクバ」という言葉とともに私にも忘れがたい一冊となりました。
以前から読みたかったのにぐずぐずしてて、自分で課題本に選ばなければまだ読めてなかったかな…と思うと、お当番してよかったです。

紹介されるアラブ文学、私もとても惹かれました。以前カズオ・イシグロが、「素晴らしい小説なら短い文章に纏めるだけでも心打つものがある(あらすじ以上のものになる)」というようなことを言っていたのを思い出しました。『アーミナの縁結び』とか、まさにそんな作品なのでは…と。
「記憶のアラベスク」の終わりの方で、“『千夜一夜物語』を踏襲している”という言葉があるのを見てますます『アラベスク』読んでみたくなったし、なぜヘブライ語で書かれたのかという観点にも感じ入りました。
翻訳待ち(翻訳されて欲しい〜)の作品が多そうだけれど、次の本へ繋げたい、広げたい、という気持ちになりますね。あと、シオニズムについても更に知りたくなりました。
みなさんが深く読み込んで感想を述べあう中、私は一人挫折しそうです…。すみません。
>>[21]
あら・・( ω-、)   通勤読書などにはあまり向かない本かと思うので、実はちょっと気になっていたのですが。
どのあたりまで読まれたのでしょう?

1/3ぐらいでしょうか。
こういうことをちゃんと知らなきゃいけないというのはあるんですけど、それよりも読んでいて辛いの方が勝ってしまい…。
ちょっと弱っている時などは辛いかもですね。マイペースでぼちぼち、でいいんですよ〜
紹介されている作品はどれも、純粋に文学として面白そうなものばかりです。辛みも最初の衝撃よりは少しずつ緩和されている気がしますので、「これでもか」ということにはなりません。
気楽に、のんびり、お待ちしています♪
たった今読み終えました。

最初から圧倒されてなかなかよみすすめられませんでした。
一回読んだだけではまだまだ理解が足りなく
これから何度も読み返すことになりそうです。
気にはなっていたけれど
なかなか手に取ることが出来ずにいたので
今回この本を選んでくれた
りなっこさん、
ありがとうございました!


>>[23]
うん…。りつこさん、1/3ぐらいということは、かなりきつい箇所を既に読まれてしまったということですね…。
でも辛くなり過ぎるなら、それはもう離れてみるしかありませんしね。
では私も、のんびり、お待ちしています♪
>>[25]
いえいえ、私も読書会のお蔭でやっと読めましたから。

本当に、序盤から圧倒されてしまう本でしたね。
いつかまた読み返す時には、一章ずつ理解を深められるようにしたいと思います。
読了、お疲れさまでした (^-^)
ありがとうございます。励まされました…。
少しずつ読んでみます。
読んでいてしんどくて「無理!」と投げ出しかけましたが、励ましの言葉をかけてもらって気を取り直しどうにか読了しました。

アウシュビッツを扱った小説はいくつも読んできたのですが、被害者側が今度は加害者になること、悲願であった独立を勝ち取った後に今度は革命を起こした側からの迫害が始まることなどの救いのなさに無力感…見たくないものをこれ以上見たくないという気持ちにかられました。

こういう事実を前にして、本を読むことになんの意味があるのかという思いにかられますが、本を読まない人が政治を行う怖さも感じます。

たまたまシリアの作家の「酸っぱいブドウ・はりねぐみ」を伴読していたの
ですが、フィクションという形で読めるありがたさを感じました…。
>>[29] わあ! 読了されたのですね、おめでとうございます。
本当に世界は目を覆いたくなるような現実に溢れていて、でも、目を瞑ることが加害に繋がってしまうことがあるのですよね。
「知ること」、「自分が知らないということを知ること」、すべてはそこからしか始まらないなあ、と思います。
「酸っぱいブドウ、はりねずみ」、わたしも読んでみたいです。
>>[31] 「無知、無関心」は私たちが責を負うべきものですね…。すべてのことに興味、関心を持つことは難しいですが、だからこそ、わたしたちは自分が無知であることには自覚的でなければならないなあ、と思います。
こういう本があること自体わたしは今回初めて知って、そういう意味でも、自分では出会えない本に出会わせてくれる読書会はとても大切な場だと思っています。
これを機会に、少しずつでも、アラブの世界に触れる機会を増やしていきたいなと思います。

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