栢野忠夫 体幹内操法コミュの練習会　体験者の声

　先日(10月10日)に、私達が学んでいる『体幹内操法』の第1回目の練習会を浜松町のシーバンスホール（4階）にて開催しました。

▼▼詳しくはこちらをご覧くださいね。
http://tango-lesson.at.webry.info/201010/article_1.html


　この練習会（『骨トレ練習会』といいます）には、タンゴ関係者のみならず、身体操作法（体幹内操法）に興味を持っている様々な方が集まり、ご自身の身体能力を向上させるべく、練習に励みました。

　その参加者の中から、社交ダンスをなさっている方が感想を送ってくださいましたので、掲載させていただきます。
（ご本人の了承を得ています。）

　この方は、私達のブログ『としゆき＆まきこのタンゴレッスン』の愛読者でもいらっしゃいます。
栢野コーチの本『動く骨』は読んでみたけれど、実際に体験するのは今回が初めて。
たった１回の体験で、この方はどんな実感＆感想を得られたのか・・・？？？？？
皆さんの参考になればと思います。



　『骨トレ練習会』参加の感想ですが、
ダンスがプロの踊るＤＶＤだけを見ていてもなかなか上達しないのと同じように、実際に皆と一緒に練習会で身体を動かしてみると、自分の身体を動かす時の癖や、自分が思っていた程身体を動かせていないということが分かり、とても良い機会を与えて頂いたと思います。

特にトレーニング器具NT-boardを使った練習は、
思ったより難しかった反面、平地に立った時に自分の身体のバランスが改善されたという実感があり、しかも遊び感覚でトレーニングできるので、一家に一台あっても良いかなと思いました。
パートナーである家内は今回初めての参加でしたが、やはり体幹内操作法の効果を実感できたようで、家で早速基本操作を練習しています。

骨トレを始めてから、社交ダンスの動きがどのように変わったかについては、
例えばこれまでラテンの基本ムーブメントにおけるアームの使い方が、見よう見まねで動かすだけで、今ひとつ理解できずにいたのですが、前回ワークショップに参加させていただいてから、体幹部とアームの動きが連動する感覚を多少なりとも体感できるようになりました。
スタンダードの動きについても、これまでは股関節がほとんど使えていなかったので、上体が固い板のようになってしまい、脚部の操作に頼った動きになっていました。

骨トレを始めてからは、教室の先生の言っていることがよく理解できるようになり、自信を持って踊ることができるようになってきたと思います。

骨トレの内容は、たぶん教室で１０年２０年教わっているうちにようやく分かってくる「身体の動きの要素」を、初級者のうちから先に教わっているようなものだと思いました。

このような練習会に参加する人が多くなれば、ダンスの上達が早くなるのはもちろんですが、ダンスの根底にある「身体を動かす快感、楽しさ」を知ることができ、ダンスを楽しんで踊る人が増えてくるのではないでしょうか。

体幹内操法が普及して、日本のスポーツ全体のレベルが上がると良いですね。
正直ライバルには教えたくないですが（笑）。



　社交ダンス愛好家の方々の中では、この体幹内操法が徐々に浸透していっているようですね。
（社交ダンスの元モダンチャンピオンのルカ・バリッキさんが、栢野コーチの本『動く骨』の最初の推薦文を書いていますし、ルカのDVD『ダンスバイブル』にも「栢野さんの理論を使っている」と公言していますので・・・）

ただ、きちんと習わずに本を読んだだけで自己解釈していると、せっかく大きな効果を得られるものでも、その半分以下の効果しか得られないかもしれません。
（解釈によっては全く違った方向に行ってしまうかもしれませんね）

実際、私達がこの本を読みだしてから栢野コーチのプライベートコーチングを受けるまでに２ヶ月半かかりましたが、「ずいぶん自己解釈していたなぁ」
「いや〜、実際に見てもらってよかったね。あやうく変な練習を続けてしまうところだった・・・」
なんて思いました。

ちょっとでも引っかかるものがあって『動く骨』を手に取った方。
偶然にもこのブログを見た方。
練習会に参加してみてください。
気に入らなければやめればいいのです。
ただ、『体験してみない』というのは、あまりにももったいない気がしますよ。

今後の練習会は
１０月１９日（火）　　　２０：００〜２２：００　
１１月　３日（水・祝）　１３：００〜１５：００

どちらも浜松町のシーバンスホール４階です。