Ｔ－１～青春の熱い握りこぶし～コミュの『第一回ＷＡＡＣＫサイドレポート』

優勝

『みずき』
（ユニバーサル東海、ＡＳＯ－ＣＯ．）

準優勝

『Ｓｉ４』

おめでとう！！！

記念すべき第一回となったワックサイドは約３０人のエントリー。
ロックと比べると少ないがそれでも第一回にしたら集まったものだと思われる、まず参加者全員に拍手を贈りたい。

予選は前評判どおりのツワモノが順当に勝ち上がりを見せる。中でも数少ない男性参加者、特にまさかの活躍を魅せたのは『ハマー』。ロックとは打って変わったそのスタイルは先日行われたＪＰＯＰサイドを彷彿とさせた。
とてもスタイリッシュとは言い難いが下馬評を覆し見事予選を突破。
そしてもう一つ、ラストサークルとなったＨブロック。
ここで一発抜けしたのは『みずき』。対して延長に『Ｓｉ４』と『ナベ』が残るという事態に。

あわや『ナベ』が行くかと思わされたが、そこはさすが、見事オーガナイザーの期待に応えた噛ませ犬っぷりを発揮、勝手に潰れて順当に『Ｓｉ４』の勝ち上がりとなる。

そしてベスト１６、神戸から参戦の『麻央』、そして急遽エントリーの『トモ』がまさに当時を彷彿とさせるダンスを披露。
ベスト８で注目のカードとなる。
膨大な知識と空気から構成される『麻央』のスタイルに対して、年季と独特の間、そしてミラクルムーブを入れつつも全てがナチュラルだった『トモ』、軍配はフロム神戸『麻央』！！
ジャッジも『事実上の決勝戦』と言うほどの一戦だった。

ここまでトーナメントを消化して一生懸命踊ろうとする女の子の姿が印象的な大会模様となったが
そんな模様はベスト４以降覆ることとなった。
ベスト４以降の壁は参加者も感じたと思われる。
そして最後まで残ったのはソウルフルさと気持ち、上腕二頭筋を武器にここまで来た『Ｓｉ４』、そしてニンジャスタイルをＮＹで学び、美しいシルエットと上腕二頭筋を武器に勝ち上がった『みずき』。

奇しくも体育会系な気持ちでぶつかりあう白熱のバトルとなり、延長戦を制したのは最後まで安定したスキルと気持ちを発揮した

『みずき』！！

『ソウルが苦手』と言ったコメントとそのスタイルは東京ワックシーンに衝撃を与えた事だろう。

終わって悔しいと口々に言う参加者が続出、第二回が一体どうなっていくのか、これからが楽しみな第一回ワックサイドとなった。